2012年7月2日

測量演習!

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7月に入りました!
そろそろ本格的に暑くなってきますね。
私は暑いのは苦手ですが、夏のくっきりした青空と白雲は大好きです。
先週の木曜日もまさに夏!と言った天気でした。
晴れた空の下、建築学科の測量の授業が行われていたので、少しだけお邪魔してきました!

kenchiku001.jpg『測量演習』は建築学科の授業。様々な機器を使って距離や長さ、面積などを計測します。
この日は情報センターから体育館までの地面の高さを測っていました。
見慣れない道具を覗きこんで、遠くにいるポールを持った人に合図を出しています。
私もこの道具を覗かせてもらったのですが、中に十字線があって、ポールを合わせて印をつけて行くんだそうです。
これはオートレベル(水準儀)という道具で、地面の高低差がわかるらしいんですが……難しそう!
教室で講義を受けるだけでなく、実際に体を動かして実習に取り組めるのは芸大ならではですよね。

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最近いろんな学科にお邪魔して学生たちの話を聞くんですが、それぞれに違った特色があって本当に面白いです!
また別の学科にも取材に行きたいと思いますのでお楽しみに!


2012年5月8日

第一回 声優・アフレコ実習!

ar003.jpg以前新しく放送学科の声優コース用にボイススタジオが完成したことをお知らせしましたが
先日そのボイススタジオで第一回目の授業が行われました!
今回行われた授業は「声優・アフレコ実習」。
この授業は放送学科アナウンスコース3年生を対象にしたもので、
声優として大活躍されている先生方が実際の現場の経験談を交えつつ
「声で表現すること」を指導して下さいます。

ar000.jpg初回を担当してくださったのは放送学科教授の杉山佳寿子先生。
杉山先生は『アルプスの少女ハイジ』のハイジ役など、数多くの人気作で
キャラクターを演じられています。

今回は初回の授業ということもあり1分間の自己紹介を録音しました。
限られた時間の中で自分を表現することは文章の構成だけでなく、
体内時計の正確さも求められるので学生たちの表情も真剣そのもの!

ar002.jpg練習を終え、録音に臨む学生たちは
初めて使うボイススタジオに最初は緊張した様子でしたが、
杉山先生のアドバイスやお話を聞いているうちに
次第にリラックスして録音を楽しんでいるようでした。

今回の授業を受講した学生は
「ずっと憧れていた先生の授業を受けられて嬉しかったです!」
「現役で活躍されている先生に実際に自分の声を聞いていただけるだけるだけでも光栄なのに、
アドバイスもいただけたのでとても勉強になりました!」と笑顔で話していました。

 

ar001.jpgちなみにこの「声優・アフレコ実習」は後期には
「声優・吹き替え実習」という授業に変わり
より多くのジャンルを学べるようになっています。
どんどんパワーアップしていく授業に豪華な先生方。
授業に参加している学生たちがこの授業を通して
自分の新しい可能性を見出せたら素敵ですね!
 


2010年12月22日

吉野山での1コマ 2

 こんにちは、ゲイブルちゃんです!!今日は先日に引き続き、美術学科課外授業レポートをお送りします!

 やっと辿り着いたところで記念写真をパチリ! 
 ゲイブルを含め、美術学科の学生たちが必至に吉野山を登り、やっとのことで?辿り着いた金峯山寺。(実際には大した距離ではなかったようです・・・)平城遷都1300年祭を記念して、金剛蔵王権現像特別開帳が行われていました。

 ところがここで私ゲイブルに最大のピンチが到来!!奈良や京都など、仏閣ではよくあることなんですが、何と国宝の蔵王堂内では撮影が禁止されていたんです!!そんな!!私には学生たちの学習の様子をカメラに収めるという大切な使命があるのに・・・!!

 金峯山寺の方と交渉した結果、秘仏などにカメラを向けず、学生たちの様子のみの撮影ならば、ということで、OKをもらいました!!・・・しかし、何度係の人に「カメラは禁止ですよ!!」と怒られたことか・・・。一応、腕にPRESSの腕章をつけていたんですが・・・。水戸黄門のように、この腕章が目に入らぬかー!!とやりたくなってしまいました・・・。

残念ながら秘仏の撮影は禁止でした・・・今回ご開帳されていたのは、金剛蔵王権現三体釈迦如来千手観音菩薩弥勒菩薩の三体なのですが、これらの仏は変化身であり、(つまり簡単にいえば、一つの神様が姿形を変えて仮の姿で現れるということ)それぞれ、釈迦如来=過去、千手観音菩薩=現在弥勒菩薩=未来の3世に渡って私達を守って下さる守護仏なのです。
みんなしっかりと手を合わせて拝んでいましたが、一体何をお願いしていたんでしょう??困った時の神頼み、なんてよく言いますが、頼ってばかりっでは神様も大変、山のような願い事を一つずつ叶えていくのも骨が折れるでしょう。いくらお賽銭を奮発したって、自らの努力を怠ってはいけないということですね

しっかりと手を合わせています・・・いいインスピレーションが湧くといいですね!

金峯山寺本堂「蔵王堂」です

 さらに、この金剛蔵王権現像は、国宝である蔵王堂のご本尊として400年以上も鎮座されている日本最大の秘仏なんです。美術的な価値ももちろん非常に高く、学生たちはこの貴重な機会を逃すまいと、しっかりと目に焼き付けていましたよ!!昨年の卒業制作展でも、仏や仏教の話をモチーフにした作品が多くみられたように、今回のこの経験を日々の制作活動にしっかりと生かしてほしいですね

 今日は午後からの出発だったので、あまり散策の時間はとれず、せっかくの紅葉をスケッチブックに納めることはできませんでした・・・。次は桜の季節に、スケッチブックを持って、今度はゆっくり吉野の山々を見て回りたいですね!!
 


2010年12月21日

吉野山での1コマ

      

 皆さんこんにちは、ゲイブルちゃんです!!
先週は、あまりブログを更新できなくてごめんなさい…。芸大ブログ女王である私ゲイブル、実は熱を出して仕事をお休みしていたのです…。何事も体が資本ですからね、皆さんもインフルエンザノロウイルスマイコプラズマ肺炎・・・そんな病原菌に負けないようにしっかりと栄養をつけてこの冬を乗り切りましょう!

貸し切りバスで向かいます、なんだかテンションも上がっちゃいます!!
 さて、私ゲイブルは先日、美術学科の課外授業に同行し、奈良県の吉野まで行ってきました!!美術学科って、ただ絵を描いているだけではないんですよ。自らの殻に閉じこもっているばかりでは、いいインスピレーションは湧きません。自然や、他分野の芸術に触れ、自らの創造の幅を広げようというのが、今回の授業の目的なのです!!

チョコレートをもらっちゃいました!

 貸し切りバスで学校を出発!!気心の知れた仲間との遠出ということもあって、バスの中は賑やか!!こーんなにお菓子を買い込んできている学生も!!なんだか遠足みたいで楽しいですね!!ゲイブルもチョコレートを分けてもらいましたよ!!どうもありがとう!!

しんどい・・・芸坂よりもキツイ!!
 吉野山の観光駐車場に到着。ところが着いてすぐに、綺麗な景色や歴史ある仏閣が拝めるというわけではありません。ここから、辛く険しい山登りのはじまりはじまり・・・。普段事務局の机に座ってパソコン作業ばっかりしている私ゲイブルにはキツイのなんの・・・。
でもやっぱり学生たちは元気ですねぇ・・・。そしてさすが美術学科というべきか、歩きながらも見ることが出来る吉野山の峡谷の様子や、暖色に変わりつつある木々の様子を、しっかりとカメラに納めていました。まだ少し紅葉の見ごろには早かったようですが、学生たちがキャンバスに描く吉野の山は、秋色に真っ赤に染まっていることでしょう!!

 もう限界かも・・・という頃にようやくたどり着いたのは、修験道根本道場総本山「金峯山寺」
実は、今日の課外授業の大きな目的は、この金峯山寺の秘仏を見学することだったんです!
平城遷都1300年祭を記念して、日本最大の秘仏である金剛蔵王権現蔵が、百日間のみ、特別にご開帳されていたからなんです!!
金峯山寺の本堂である蔵王堂で、金剛蔵王権現蔵の説明をして頂きました。その際に、パンフレットと一緒に護摩木をもらいましたよ!!みんなそれぞれの願い事をしっかり書いています!!この護摩木はストラップにもなるようで、さっそく携帯につける学生もちらほら・・・ちょっと大きすぎない??
それに護摩木って、護摩を焚く際に投げ入れるものじゃなかったかしら・・・?ストラップにしちゃっていいのかしら・・・??

一部の木は、こんなに綺麗に赤く染まっていました!なかなか見られるものではありません!願いは叶うかな??

 っと、今日はここまで!!
次回は、美術学科課外授業金峯山寺編をお伝えしますのでお楽しみに!!


2010年11月2日

コマニメ特別講義

    

話し方によって印象が変わってしまうんです! 10月25日(月)4~5限目、コマニメの特別講義が行われました。
 聞きなれない言葉ですが、コマニメとは四コマ漫画アニメの造語です。わかりやすく言えば、少ないコマ数の漫画を深く読み込み、声や効果音、音楽を付加する“動画的”なコンテンツのこと。
 コマニメの企画はまだ始まったばかりですが、将来的にはキャラクター造形学科の学生が描いた4コマ漫画と、第一線で活躍するクリエイターとのコラボレーションによるコマニメを、インターネットなど様々な媒体で発信していく予定です。
 今回はメディア界の最前線で活躍するナレーターの畑中ふう氏をお招きし、4限目は原作演習1を履修する一回生、5限目は漫画制作実習1を履修する二回生を中心に、入れ替え制で行われました。
 同じ四コマ漫画でも違う人が台詞を喋り、音楽を変えれば印象がまるで変わってしまうのもコマニメの面白さ。暗転になってからも余韻を残す作品もあれば、テンポ良く展開する作品もあり、初めて経験するコマニメの世界に引き込まれました。
 コマニメ上映の後、畑中ふう氏からクリエイターとしての経験談もお話しいただき、内容の濃い90分×90分になりました。

コマニメとは??これからどんな作品が生まれるんでしょうか!?クリエイターとのコラボレーションも楽しみですね!

投稿:林日出夫先生(キャラクター造形学科)