昨日、梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで行われた舞台芸術学科第15回定期公演『日陰でも110度』に行ってきました。今回初の演目で興味津々でした。初日はA班の公演です。 |
昨日、梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで行われた舞台芸術学科第15回定期公演『日陰でも110度』に行ってきました。今回初の演目で興味津々でした。初日はA班の公演です。 |
みなさん、大阪でアートフェアが開催されることはご存知でしょうか? この「ART OSAKA 2008」は、もともと2002年から天保山の海岸通ギャラリーCASOを会場に開催されていた「ART in CASO」がルーツとなっていて、昨年より会場を堂島ホテルに移して開催しています。今回は関西を中心に東京、名古屋のギャラリーから韓国、台湾のギャラリーも参加して、計47のギャラリーが一堂に集結する大規模なアートフェアです。これらのギャラリーがホテルの客室を展示ブースに見立て、通常とは違う展示方法で取扱の作家を紹介し作品の販売をするという企画です。 このアートフェアに参加する作家の方々は、そうした可能性を秘めている作家としてギャラリーにプロモーションされています。そしてこの場での作品の販売によって、作家とギャラリーの評価がなされる厳しい現場でもあります。 卒業生がどのように活動しているのを見るだけでなく、今の美術界の流れがよくわかるイベントでもあります。関西でこれだけ多くのギャラリーが集まることはこのアートフェアしかありませんので、 入場料はかかりますがアートの最前線を実際に目にすることのできる絶好のチャンスです。なかなか学内だけでは知ることのできないアートの現場を、是非この機会にしっかりと学びとってください。 |
最近、近鉄あべの橋駅改札口(HOOP側)に貼られたポスターをご覧になられましたか? 週末金土日と、劇場にふらっと足を運んでみてはどうでしょうか? □大阪バンガー帝国・第3回公演 会場:ロクソドンタブラック チケット: ・チケットお問い合わせ(担当=森) ●大阪バンガー帝国HP |
今回は期待の卒業生を紹介します。名前は池西朝美さんです。 今年3月に美術学科油画コースを卒業したばかりの方です。今回、現代美術センターでの個展が決まりました。現代美術センターでは画歴がないと個展はなかなかさせてもらえないそうなのですが、画歴が全くない池西さんの作品を現代美術センターの人が見て即展覧会を行うことが決まったのだそうです。 その池西さんに少し話を伺いました。 池西さんは見た目とても明るそうな感じの方なのですが、話を聞くと「話すのが苦手なんです」と少しはずかしそうに答えてくれました。池西さんは「絵をつくるという感じで描いています。学生時代から絵を描くということに専念していて、大学はアトリエであって、大学の授業を受けているという感覚はあまりありませんでした」ということでした。 そばで話を聞いていた先生は「この子はキャンバスと会話をしていて、会話のいいところで絵を描いているんですよ」とおっしゃっていました。 また、学生生活で良かったなと思うことは何ですか?の質問には「美術学科のすばらしい先生方に出会えたことが本当によかったです」と切々と答えてくれました。美術学科で指導する教員の方々と学生との信頼関係が在学中に大きく築かれていたのだなと感心しました。 お話が苦手なのにたくさんのコメント本当にありがとうございました。 池西さんの展覧会は6月30日から始まります。ぜひ現代美術センターに足を運んで見て下さい。今後の活躍を期待しております! |
西天満のGallery wks.で、6月2日(月)?6月14日(土)「安井源太×北村章」展が開催されていました。 安井源太さんは、ご自分の絵画を一つずつ丁寧に解説してくださいました。自分の絵を語れるというのは、とても必要なことだと思いますが、さすがですねと話したところ、最初から語れるわけではないけれど、展覧会で展示をしている中で、色々な方々と話をしているうちに見えてくるものもあるので、だんだん語れるようになってくるとおっしゃっていました。とてもきれいな色調ですねと話したところ、やはり、色にはかなりこだわっているとのことでした。
安井源太さんに学生時代に印象に残っていることなどをお聞きしました。 展示をするにあたり、二人の個性がぶつからず、同じ空間に共存できるようにとかなりの時間を掛けて展示の配置等を考えられたそうです。その苦労の甲斐があって、とても自然で心地よい空間になっていました。もし、間に椅子などあったら、くつろいで、長居してしまいそうな、癒しも感じる見飽きない絵画たちです。また行きましたというリピーターの方がいらっしゃるのもうなずけます。 北村章さんの今回のテーマは「旅」です。 北村章さんは、自分でまだまだこれからだと思っているので、ほめられるよりも率直な感想を聞きたいとおっしゃっていました。とても謙虚で前向きな方だと思いました。その素直さで、きっと色々なことを吸収して成長して行かれるだろうなあとこれからがとても楽しみです。そこで、敢えて言わせてもらえば、迫力のあるものを立体的に描いているので、迫力のある画面になっているのはある意味当然の部分もあるので、またこれから、描写力に一層磨きをかけてもらって、絵画そのもののバワーも見せて欲しいと思います。 北村章さんに後輩の皆さんへのメッセージをお聞きしました。 今回、お二人との出会いはとても嬉しいものでした。頑張っている人たちの作品には、とても魅力を感じて元気をもらう気がします。また、次の機会に期待がつのるばかりです。 本学芸術計画学科講師の渡辺直人先生は、授業の一環として学生さんたちをたくさん引率して来てくださったそうです。今回の写真は、渡辺先生にご提供いただきました。 次回(7月28日?8月9日)Gallery wks.では、本学大学院生岡村基展「日常から妄想へ…」とのことで、また、楽しみです。皆さんも是非、展覧会に足を運んで本物の作品に接してください。 Photo by渡辺直人/大阪芸術大学 芸術計画学科 講師 安井源太 ブログ http://blog.livedoor.jp/gentayasui/ ●安井源太×北村章 展 投稿者:図書館事務室 |