2008年7月3日

映像作家・紀里谷和明 氏 がやってくるっ!

紀里谷和明さんをご存知でしょうか?
名前は知らなくても、彼の手掛けた作品はみなさんご存知だと思います。
紀里谷 kiriya 紀里谷和明 宇多田ヒカル キャシャーン
最も有名な監督作品の1つ、映画「CASSHERN(キャシャーン)」(主演:伊勢谷友介・麻生久美子)で、その類まれな映像美で脚光を浴びました。
またPV(プロモーションビデオ)では、あの宇多田ヒカルの「FINAL DISTANCE」「光」、「traveling」や、THE BACK HORNの「空・星・海の夜」を、その他にも浜崎あゆみ、サザンオールスターズなど豪華アーティストのジャケット写真を手掛けています。現在は映画「GOEMON」(主演江口洋介)の制作中です。ちなみに公開は2009年予定。

そんな紀里谷和明さんをが明日、大学にやってきます。
第一線で活躍するトップクリエーターをお見逃しなく!

□TV-CM研究会the10%主催:
「映像作家・紀里谷和明ワークショップ」

7月4日(金)1810?・会場:9号館201教室
明日昼休みに整理券を配布いたします。

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2008年7月1日

サルヴァドール・ダリ版画展

               サルヴァドール・ダリ マルドロールの歌 Daliサルヴァドール・ダリ マルドロールの歌 Dali  
既に学内のあちこちの掲示板に張られている白と黒の縦長のポスター。「おっ!」って目を引くポスターですよね。白パターンまたは、黒パターンそれぞれ1枚ずつ掲示している場所もあれば、2枚を横に並べたり、縦に並べたりして貼られているかと思えば、壁の角に沿って右側と左側に1枚ずつ貼られたりしています。それが今回取材をした「サルヴァドール・ダリ版画展」のポスターです。デザイン学科3回生汐見友里さんのデザインによるものだそうですが、注目度が高くて好評です。その効果もあって、本日初日より沢山の学生さんが入場していました。
          サルヴァドール・ダリ マルドロールの歌 Dali
ダリといえばシュールレアリスムの画家として知られていますが、さまざまなメディアで創作活動を展開していました。今回の本学所蔵品展は、その一端である長編散文詩『マルドロールの歌』の挿画として制作された連作の版画を紹介しています。
          サルヴァドール・ダリ マルドロールの歌 Dali
散文詩『マルドロールの歌』からインスピレーションを受けて描かれた作品には、ダリ特有の幻想的な世界が広がっていますが、よく見るとそこに、ダリの絵画作品にもよく表現されている特徴的なモチーフを見つけることもできます。是非、みなさんもじっくりと時間をかけて観賞してみてください。そして、興味を深めた人は、奇しくも本学所蔵品展と時同じくして「ダリ」展を開催しているニューヨーク近代美術館へも足を運んで見るというのはいかがでしょうか?

サルヴァドール・ダリ版画展[マルドロールの歌]
会期:2008年7月1日(火)→7月21日(月・祝) 
時間:午前10時―午後4時 入場無料
会場:大阪芸術大学 地下展示室[芸術情報センター地下1階]
休館:日曜休館 [但し、7月20日(日)は、開館]
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2008年6月30日

8000 shoot!!

本日は午前中、さえないお天気でした。昨晩降った雨のせいか、ちょっとジメジメ。
こういう日は必ず生えているんです。例のアレが・・・。これはチャンスだと思い、総合体育館芝生広場へ。写真は例の小さなキノコです(お昼頃から日差しもあり、キノコの傘が閉じ気味。ちょっとお疲れの感じです)。
キノコ きのこ kinoko 芝生広場 お昼休み
皆さん思い思いのスタイルで芝生広場にて休憩中です。うつぶせ寝で、本当に眠ってしまっている人もいれば、みんなで昼食という方もいます。

さてその広場横の体育館ギャラリーでは現在「8000 shoot!!」という展覧会が開催されています。うまく撮影できなかったので掲載していませんが、5号館の壁面にカッコいいポスターが掲示されています。ヴェルディかセルティックのようなグリーンのユニフォームを着て、シュートする瞬間の連続写真。モデルの方はどこかで見たことのあるような・・・。在校生?
8000 shoot!!
展覧会のコンセプトには「来場者がサッカーボールで、私たちの試合にシュートを決める。」という設定だと書かれていました。ここで疑問が・・・。誰がボールを蹴るの?来場者は、誰かに蹴られるの?来場者の意思とは関係なくシュートが決まるの?決まらないの?まぁそんな屁理屈はさておき会場の中へ。
8000 shoot!!

全体にビートのきいた音楽が大きめの音量でかけられており、単なる展示ではなくグルーヴを感じながら奥へ奥へと冒険していくような空間構成です。5つに仕切られた空間はそれぞれ、試合前、前半、ハーフタイム、後半、などの意味を持たせたているのそうです。
8000 shoot!!
写真はゴールの瞬間、ボールがゴールネットを揺らす様子を再現したような作品です。躍動感がありサッカーをテーマにした展覧会らしい大きな作品です。
フィギア 8000 shoot!!
個人的にはフィギアの作品が本当に良くできているなぁと感心しました。プロっぽい。
●「8000 shoot!!
2008.6.30(mon)
07.04(fri)総合体育館ギャラリーにて

さて、いよいよ明日71日から受験講座の受付がスタートします。
受験講座 受験対策 入試対策 実践指導
受験希望の方々には既に申込方法をチラシなどでお知らせしておりますとおり、まずパソコンか携帯電話から希望講座と個人情報を入力頂き、その後、受講料をコンビニエンスストアでお支払いいただくという流れになっています。詳しくは受験講座のページを参照してください。
申込みは722日(火)までとなっています。定員制の講座もありますので、ご希望の方はお早めに!!

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2008年6月28日

甘ずっぱ展

「甘ずっぱい」といえば、みなさんは何をイメージしますか?
レモンやいちごといった果物をイメージする人もいれば、胸をキュンっとしめつけられるような恋愛感情をイメージする人もいるでしょう。
そんな「甘ずっぱい」をデザイン学科コミュニケーションコース3回生の学生6人グループのcoccolo(コッコロ)が各々にイメージし、作品に表したのがこの「甘ずっぱ展」です。

6/28(土)まで大阪芸術大学のギャラリーにて開催中!
まず入り口で出迎えてくれたのはかわいいレモンちゃん!
会場に入ると、中庭にもレモンちゃんが!!
6人がそれぞれ一体ずつ作った自分の分身だそうです(笑)
   

この作品の「PommeVert」とは、フランス語で青りんごのこと。
伝えられない自分の気持ちと理解できない相手の気持ち。
せつなさともどかしさをイメージしたものだそうです。

鮮やかな色で描かれた女の子、何のドレスを着ているかわかりますか?
これは披露宴などで女性を綺麗に着飾るカラードレスを甘ずっぱい食べ物であしらった「食べ物ドレス」です。
この写真の他にもみかんやぶどうのかわいいドレスが飾られていましたよ。

この作品は「気になる木」
かわいい二人の妖精のいろんなシーンがたくさんつまった実がなっています。
なんだか二人のちょっとドキドキした気持ちが伝わってきて、こっちまで恥ずかしくなってきちゃいそう。
 
一言で「甘ずっぱい」と言っても、人それぞれ感じるものがこんなにも違うんですね!
あなたの「甘ずっぱい」は何ですか?

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2008年6月26日

謎の数字

現在、学内で噂になっている「謎の数字」のこと、ご存知ですか?
「謎の数字」といっても、ドラマ『LOST』に出てくる「4815162342」のような全く意味のわからないものではありません。
謎の数字 LOST 金額
各学科の校舎の入り口あたりにコルクボードで示してある数字。何かの金額を示しています。しかも次に見たときにはその額面は変わっています。ドレミの広場にも、銀河系広場の写真学科の前、建築学科の前、放送学科の前・・・学内のあちらこちらにあるこのボード。
謎の数字 LOST 金額
偶然、この金額を更新している方を見つけたので聞いてみました。そしてこれが芸術計画学科の方が現在体育館ギャラリーで開催している「TRoom」という展覧会の一部だということを教えてもらいました。(この数字の謎はこのブログの最後に・・・)

この「TRoom」、芸術計画学科の有志のグループで行われている展覧会で、芸術計画学科の様々な可能性の模索と芸術計画学科を理解してもらいたいという思いを形にしたものだそうです。
会場で配布してもらったパンフレットによると、
「私たち芸術計画学科の学生は主とする表現メディアを習得しているわけではありません。しかし、芸術や表現をすることについていろいろな考え方を持っています。そこに着目し、テーマから各自が最適と思う表現方法を考え、作品を生み出していきました。

 私たちは、日常ですらアートになりえるのではないかと考えています。表現をする必要がない私たちがなぜ表現をしようとするのか。なぜ表現をしたいと思うのか。その根源が日々の日常の中にあるのではないかと思うのです。それが作品として成り立つかを実践し、それを実際に観客に見てもらい、どの様に思い、感じるのかを私たちは知りたいのです。」
とあります。

「名は体を現す」といいますが、学科名を聞いてもその深いところまではすぐにはわからないといわれる芸術計画学科。大学の広報に携わる者としても、もどかしいところです。学科名を聞いて興味を持った人の「能動的な姿勢」があってこそ、その魅力にたどり着くことができるような学科なんだろうと思います。今回はそんな「芸術計画学科」だからこそ、生まれて来た企画なんだろうと思います。「表現とは何か」を深く考えるキッカケになる学科名だって考えれば、カッコイイです。皆さん是非会場に足を運んで、あなたが感じた芸術計画学科の意見を残してください。

さて、謎の数字。この数字の企画をした杉浦正和さんにお話を聞いてみました。
この数字は「授業料」を表しているそうです。施設設備費を除く授業料の額面を通常授業のある日数で割り、更に1日5時限あるので「5」で割り、412日の授業開始日から累計した金額を時限ごとに更新していっているのだそうです。
例えば、芸術計画学科の場合、授業料91万円。今年度通常授業が行われる日数168日。
910,000
(円) ÷ 168(日) ÷ 5(時限) = 約1,083(円)
となり、1時限ごとに1,083円の額面が累積されます。ううん、リアルです。
謎の数字 LOST 金額
いつもこんな掲示が学内にしてあったら、皆さんもっと緊張感をもって一つ一つの授業を受けることにつながるかもしれませんね。私も大学生の時にある先生の授業で「学費を卒業所要単位数で割って、更にその科目の単位数をかけて・・・」とその授業の一コマの金額を先生自ら算出して学生に示してくださったのを覚えています。学費を納めていただいている例えば保護者の方々のありがたさを感じるための良い機会かもしれません。皆さんやってみてはいかがでしょう?
TRoom 芸術計画学科 展覧会
ということで展覧会「TRoom」は628日まで、体育館ギャラリーで開催されています。
私にとってひときわインパクトがあった杉浦正和さんの展示は、展示会場の5つ目の「のれん」をくぐったお部屋です。

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