みなさんこんにちは、ゲイブルです!今日は投稿ブログを紹介します! 卒業制作展と同時開催で大阪芸術大学所蔵品展「本学ゆかりの作家展」を芸術情報センター地下展示室で開催しています。 1964年の開学以来、様々な分野の作家たちが本学の教壇に立ち、教員として学生の指導に当たってきました。博物館にはそんな先生方の作品が収められています。
開学当初活躍された、初代芸術学部長兼美術学科長を務められた鍋井克之先生、4代目美術学科長を務められた泉茂先生、グラフィックデザインの早川良雄先生、客員教授として、ヨーロッパ構成主義のデザイナーであり作家でもあったヨゼフ・ミューラー=ブロックマン先生、バウハウスの流れをくむウルム造形大学の学長を務め、デザイナーであり作家でもあったマックス・ビル先生の作品。1986年から1995年まで美術学科助教授を務められた日本画の川端健生先生、今年度末で定年を迎えられる現美術学科長の石井武夫先生、今年度前期に工芸学科非常勤講師を務められたガラス工芸のバンドゥ・ダンハム先生の作品。合わせて17点の作品を出品しています。本学の造形教育を担ってこられた先生方の作家としての側面と本学の造形教育の歩みを感じ取っていただければ幸いです。
芸術情報センター1階、展示ホール向かいに設置している立体作品「黄金分割による7つの部分を持つ柱」はヨゼフ・ミューラー=ブロックマン先生の作品、同じくアートホール壁面のタペストリーは早川良雄先生のデザインによるものです。他にも学内には、11号館エスカレーター前とスクールバス乗り場前の銀杏の際に工芸学科(陶芸)の教授を務められた林康夫先生の作品が設置されています。合わせてお楽しみください。 大阪芸術大学所蔵品展
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カテゴリーアーカイブ: アートイベント(学内)
卒業制作2010 造形系学科 優秀作品展
みなさんこんにちは、ゲイブルです!今日は投稿ブログを紹介します! 卒業制作展出品作品の内、造形系学科(美術、デザイン、工芸、建築、環境デザイン、写真、キャラクター造形)の優秀作品展が芸術情報センター1階展示ホールで開催されています。
投稿:大阪芸術大学博物館
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OSAKA UNIVERSITY OF ARTS 2010
皆さんこんにちは、ゲイブルです!!
一つ一つの作品に、この大阪芸術大学で過ごした4年間の全てが詰まっているような気がしました。どの作品も素晴らしいのはもちろんなのですが、言葉では言い表せないような、情熱のようなものが伝わってくるんです。作品を見て回りながら、私ゲイブルはそんな学生たちの作品に込められた思いを感じてちょっと泣きそうになってしまいました。この作品を製作した卒業生たちは、もうすぐこの大阪芸術大学を巣立っていくわけですが、この卒業制作は「集大成」ではなく、これからの長いアート人生の「出発点」なのだと思います。
大阪芸術大学卒業制作展は、今日から27日まで芸大のキャンパスで開催されています。みなさん、是非お越しくださいね!! なお、学科によって、展示期間や、演奏会の日時が異なりますので、下の会場一覧でご確認ください。会期中はスクールバスも運行しています。OUA-TVのモバイルサイトでは、芸大スクールバスの運行表を見ることが出来ますので、ぜひ利用して下さいね!
大阪府南河内郡河南町東山469 学内マップgakunai_map.pdf
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ただいま準備中!!
皆さんこんにちは、ゲイブルです!!2月も半ばを過ぎ、暦の上ではもうすでに春のはずなんですが…ぶり返してきた、この真冬並みの寒さ!!ゲイブルの家は築年数が古いので、毎日隙間風に震えております…。 さて、芸大はすっかり春休みだというのに、ここ最近のキャンパスはなんだか学生たちの姿で賑わっていました。というのも、2月18日から行われる大阪芸術大学卒業制作展2010の準備で大忙しなんです!!卒業制作展と言えば、芸大にとって一年で最も気合の入る、重要な行事だと言っても過言ではありません。なにしろ、展示されるのは学生たちが4年間芸大で学んできたことの集大成ともいえる作品です。中には、1年以上もかけて制作された作品も!!どの作品にも、学生たちの魂がこもっています!! 総合体育館では、学生たちが最後の仕上げや展示に走り回っていました。作品が出来上がったら終わりなのではなく、展示ももちろん自分たちの手で行います。作品の見せ方もアートの一部なんですね!広いアリーナでは、パネルに釘を打ちつけるトントントン…という音が、至る所で響いていました。 大きな作品になると一人では運べません。学科やコースの仲間と協力して仕上げていきます。思えば、長いようで短かかった大学生活の最後を飾る展示会、仲間とこうして作業をするのも最後かもしれないんですね…。写真を撮りながら、ゲイブルはなんだかしんみりしてしまいました。
大阪芸術大学卒業制作展覧会/演奏会/論文発表会 2010 会場:大阪芸術大学キャンパス 問合せ 大阪芸術大学 会期中は土日もスクールバスが運行しています、是非ご利用下さい。 |
夢が、あふれだす。9つのエピソード
みなさんこんにちは、ゲイブルです!!今日は図書館から投稿ブログを頂きました!! かつてスピルバーグの映画『E.T』で、少年とE.T.(イーティー)が互いの人差し指の先をつけて心を通わせるシーンに、多くの人が感動を覚えました。映画をご存知でない方のために説明しますが、主人公のE.Tはダークな色調のボディとS極とN極のように離れ目を持つ、リアルでグロテスクな風貌をした地球外生命体です。今人気のひこにゃんのような”ゆるカワイイ”キャラクターとはお世辞にも言えません。おまけに、地球人との会話ができないE.T。しかし、少年エリオットとの交流によって人間的な感情が表れ、ジェスチャーや簡単な身体の動きで人間とコミュニケーションができるようになっていきます。そしてついには、二人の間に固い絆が生まれたのでした。 ダウンライトの柔らかな光に照らされて、和やかな表情を見せるロボット。フレンドリーなロボットたちが醸し出す空気は、集まった人を温かく包みます。そんな空気感が、頭も身体もリラックスさせるのでしょうか。課題や論文で煮詰まっていたのが、ふうっと和らいだ感じ。と言ってくれた学生がいました。 写真でもおわかり頂けると思いますが、ロボットと聞けば、まず機能性が重視された業務用ロボットを思い浮かべる方が多いと思います。役立つけれど、どこか冷たい。無機質なイメージですよね。ともだちロボットには、そんなイメージを拭い去るような親和性があります。未知の扉を開ける時のドキドキ感やワクワクした気持ちが湧き、アートを生み出すエネルギーの素をくれた気がします。自分も人の気持ちを和ませるロボットや、快適な環境をつくるロボットを作ってみたいと意欲をかき立てられた人もいて、ロボット研究会の活動内容を紹介したパネルを熱心に見ていました。 開催初日から、学生たちの間で評判になり、日を追うごとに見に来る人が増えました。 ロボットの技術者でなくても…未来をデザインする感性とコミュケーション力そして自由な発想があればできる!! ←ロボットと友達になっちゃってます! ロボットたちはそれぞれエピソードを持っています。一つ一つのエピソードに、学生のロボットデザインに懸ける熱い思いが込められ、こんな素敵なパンフレットになりました。 凍てつくような寒さにも動じない若きクリエーターたちの夢が、閲覧室いっぱいにあふれています。どうぞ皆さん、9つのエピソードを訪ねてみませんか。書架の近くで、のびのびと未来への夢を体現しているロボットに会いに来て下さい。 ロボット研究会のメンバーの一人、デザイン学科3回生の徳尾野 仁さんに研究会の今後の抱負を聞きました。 |