2011年8月3日

2011年度キャラクター造形学科 シンボルキャラクター決定!

kyarazou001.jpg2011年度キャラクター造形学科シンボルキャラクター展が
7月5日(火)から11日(月)まで情報芸術センターのギャラリーで行われました。

 来場者の人気投票で選出された上位20作品の中から厳正な審査の結果、キャラクター造形学科1回生・
小宮山美波さんの“パレッタ”が「完成度の高いデザインに仕上がっているし、デジタル画の実感が
こもっている」(里中満智子学科長)と高く評価され、本年度のグランプリに決定しました。

 

kyarazou002.jpg 授賞式は7月26日(火)午後1時20分から9号館001教室で行われ、グランプリに輝いた小宮山さんの
ほか、優秀賞を受賞した重松和樹さんの“Qット・ペロー”、西谷優花さんの“Uペン”、
中野利章さんの“ペンイチロウ”(以上キャラクター造形学科1回生)の4名に、シンボルキャラクタ
ー展実行委員長・日野日出志先生より賞状と賞品が授与されました。

 

kyarazou000.jpg シンボルキャラクター展は今年で7回目。第1回グランプリの川上雄太さんは『IAAF世界陸上2007
大阪』公式マスコット“トラッフィー”を考案するなど、毎年この受賞を契機にクリエイターとしての
第一歩を踏み出しています。

 最近も第6回受賞者の東山恭子さんが天王寺学館高等学校マスコットキャラクターで優秀賞(キャラ
クター名・“マナビー”)を受賞。第5回受賞者の住吉崚さんは第77回手塚賞佳作を受賞し、今月12日
(金)発売のジャンプNEXTでデビュー(作品名・『MAG?愛を求めて?』)が決まりました。

 受賞した人はこの賞を糧に、受賞できなかった人は悔しさをバネに、クリエイターとして羽ばたいて
ほしいと思います。
 
投稿:林日出夫先生(キャラクター造形学科)
 


2011年5月24日

緊急開催 紀里谷 和明 ワークショップ

緊急開催 紀里谷 和明 ワークショップ

映画監督、映像作家、フォトグラファーとして世界で活躍するクリエイター
紀里谷 和明(きりや かずあき)監督が3年ぶり来校、全学生対象のワークショップを開催!

kiriya000.jpg整理券を5月25日(水)昼休み 9-201教室前で配布します。
整理券をお持ちの方の優先入場となり満員になり次第入場不可となります。ご注意ください。

監督の作品

[映画]
CASSHERN,GOEMON

[PV]
宇多田ヒカル–誰かの願いが叶うころ、traveling、Deep River

投稿:田中伸吾(環境デザイン)
 


2011年5月9日

キャンパス見学会改め、オープンキャンパス開催!!

こんにちは!ゲイブロくんです!
ここでちょっとお知らせ。

geidai000.jpg来る、2011年5月29日(日)
大阪芸術大学のオープンキャンパスが開かれます!
開催時間はAM11:00からPM4:00まで。もちろん入場無料です!
来て下さった皆さんには、素敵な大阪芸大オリジナルグッズをプレゼント!
アンケートに答えてゲットしちゃいましょう!!

個別相談会や進路説明会はもちろん、各学科の体験実習や模擬授業、施設見学も行っているので、
「大阪芸術大学に行きたい!」「大阪芸術大学に興味がある」と思っている方は是非参加して、
この日は一日芸大生になってアートに触れてみて下さい!!
自分の知らない、アートの世界が見つかるかもしれませんよ!
みなさん是非お越しください!

くわしい情報はこちら>>>
http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/shingaku/kengakukai/


2011年5月8日

本学卒業生 山下敦弘監督 最新作試写会のご案内

5月28日(土)に公開されます映画『マイ・バック・ページ』(主演 妻夫木聡、松山ケンイチ)の
先行試写会を本校映画館にて開催します。

日程:5月25日(水)
場所:本校映画館(7号館1階)
 

上記作品は、本校映像学科卒業生である山下敦弘監督の最新作です。
 

当日は特別講師として山下監督のトークショーも予定しています。
詳細はGW明けにアップする予定ですので、ご期待下さい。
 

山下敦弘監督主な作品: どんてん生活(1999年)
        リンダ リンダ リンダ(2005年)
                 天然コケッコー(2007年)

 

投稿:小森茉季(映像学科)


2011年4月30日

HOT展 2011 Part4 GALLERY H.O.T

上村和夫先生(大阪芸術大学元教授)と卒業生を含むグループ展が4月4日から16日まで行なわれました。卒業生出品者は中田憲男さん(美術学科02卒)、丸山陽子さん(芸術制作研究科終了05)、井上真希さん(芸術制作研究科終了06)です。

blog0012.jpg
uemura03.jpg このグループ展での特徴は領域間の越境が見られることです。丸山さんの作品は、日本画の顔料を使用し半抽象的なイメージで構成されており、画面には着色した紙をはり作品にレリーフ的ふくらみを作っています。日本画の顔料を使用しながら日本画という意識を超えて作品があります。色彩の薄くなったところには顔料の粒が漂い、鮮やかな色相の中にも物質性を感じる瞬間があります。また横に長く延ばされたキャンバスは、移動しながら物語を見るような絵巻物の展示のようでもありました。

uemura02.jpg井上さんの作品は3つに分けら
れた画面に、後ろ姿の少女のセンチメンタルな心を表すような作品でした。イメージの構成はどれも絵画的な構図ではなく、写真の被写体の構成であるようで絵画のフレームの外の世界と交信させるような表現方法になっています。この3つの視点により観者はこの世界を立体的に感ずる事ができます。

uemura01.jpg 中田さんの作品は水平線を遠くに捉え茫洋とした海と空が描かれています。海と空は正面から捉えられ、それ以外情景を映し出すものは無くただただ観者の視線は表現された波に漂い、視点が定まる事はありません。

uemura00.jpg 上村和夫先生の作品は白い画面にグレーでイメージを作られているようです。しかし近づくとグレーの色に見えたものは数字が規則正しく描かれています。先生は「イメージと記号の関係」の絵画の探求をされていたと思います。イメージと記号と云えばネオダダのジャスパー・ジョーンズを思い浮かべますが、彼の作品は、標的や国旗等絵画からイリュージョンを消し、物質化する事にあったと思います。しかし、先生の作品は物質性は消去され、絵画の平坦性を強く感じられます。背景の喪失によりイメージは浮き上がるものですが、イメージを構成している数字がそれを押しとどめているようです。

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室