2010年1月25日

少年サンデー編集部による添削会に芸大生が参加!!

    

会場は京セラドーム大阪!!

 1月17日の日曜日、大阪芸術大学芸術学部キャラクター造形学科4年生4名と3年生1名、大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科2年生3名が、小学館出張編集部に作品を持ち込みました。

 小学館出張編集部が設置されたのは大阪市西区の京セラドーム大阪で開催された『次世代ワールドホビーフェア’10』のゲーム&ホビー会場。

『添削指導室』ならぬ『生徒指導室』!?

 8名の学生たちの持ち込み先は『少年サンデー』ブース。今回は同誌の人気連載漫画『ハヤテのごとく』に出てくる白皇学院をモデルにした“少年サンデー漫画エリート学院Z”の生徒指導室で添削会が行われました。

 学生たちは午後2時から順次、副編集長やデスクの方たちに添削指導をして頂きました。中には少年サンデーが毎月行っている新人まんが賞『まんがカレッジ』に投稿するように勧められた学生もおり、日頃の成果を十分に発揮してくれました。

今後の作品づくりに生かしてくださいね!!

 また、今回は残念ながらいい結果に繋がらなかった学生も、次に役立つ貴重なアドバイスを頂くことができ、充実した一日になりました。

投稿者:キャラクター造形学科・林日出夫准教授


2009年12月30日

天王寺動物園ビデオポッドキャスト完成発表会

   

apple store shinsaibashiにて行いました!!
 12月15日(日)大阪市心斎橋にあるapple store shinsaibashiで天王寺動物園ビデオポッドキャスト完成発表会が行われました。
 この発表会は天王寺動物園のアフリカサバンナゾーンアジアの熱帯雨林ゾーンの映像をビデオポッドキャストとして配信するもので、大阪芸術大学のサークルTV-CM研究会The10%のメンバーが映像制作を担当。今回のプロジェクトが実現しました。
 

TEN ZOOで調べるとこの画面が出てきます!!
 天王寺動物園には30円を入れると動物の説明が聞けるガイドマシーンという機器が各動物舎の前に設置されています。しかし、新しい動物がやってきてもすぐに内容を変更するとなると、一から録り直さなければならず、なかなか最新の情報を提供することができませんでした。時代の変化と共に、サービスとしてもっと手軽に、そして最新の情報を映像と共に提供できないかと思案していたところ、今回のプロジェクトが考案されたそうです。

撮影はいろいろと大変だったそうですよ!!
 映像制作はThe10%のメンバーが映像を、そして南野佳美さんが代表を務めるNANNO&COMPANYが英語のナレーションの翻訳を担当。このビデオポッドキャストでは日本語版だけでなく、英語版でも配信されています。

 授業や学園祭で忙しい合間を縫っての取材。天王寺動物園では野生展示を取り入れているため、「動物たちが思った通りに動いてくれない」と悪戦苦闘したようです。

可愛らしいキャラクターも登場します!!
 22時間寝ているコアラがいつ見に行けば起きているのか?なぜアシカはメスが複数いるのにオスが一頭しかいないのか??などなど、天王寺動物園で飼育されている動物たちの秘密も教えてくれます!!

 このビデオポッドキャストはインターネットでTEN ZOOと検索すると映像をご覧頂けます。早速ダウンロードして、映像を見ながら天王寺動物園を楽しんでみてはいかがですか?
 
天王寺動物園のホームページはこちら!!
天王寺動物園ビデオポッドキャストTEN ZOOはこちら!!


2009年12月28日

キャラクター造形学科1年生・住吉峻さんが手塚賞佳作受賞!

      

 芸大は冬休みに入って一週間が経ちますが、皆さん風邪を引いてはいませんか?体調管理には十分気をつけて下さいね★☆
 芸大ブログは大晦日まで更新しますよ!!今日のブログはキャラクター造形学科の林先生からの投稿を頂きました!!

授賞式の様子

 今月14日、平成21年度手塚賞・赤塚賞の授賞式が、東京都千代田区の帝国ホテル二階孔雀の間において行われました。

 特に本年度上期の第77回手塚賞は受賞作の多いレベルの高い審査となりましたが、その中で本学キャラクター造形学科1年生・住吉峻さんの『PEACE』が見事、佳作に選ばれました。

あの鳥山明先生の評価は自信に繋がりますね!!

 手塚治虫先生の名を冠したこの『手塚賞』は日本漫画界の登竜門として1971年に創設。毎年半期に一度、審査会が行われています。

 週刊少年ジャンプで連載されている『バグマン』の小畑健先生、『HUNTER×HUNTER』の冨樫義博先生、『ONE PIECE』の尾田栄一郎先生、『賢い犬のリリエンタール』の葦原大介先生も手塚賞を受賞してデビューされた先生方です。

住吉さんの作品!!是非読んでみたいです!!

 応募作397編の中から厳しい選考を通過した住吉さんの『PEACE』は、審査委員を務められた鳥山明先生から「独特の魅力を持っている」と高く評価され、18歳という将来性も加味されての受賞となりました。

 キャラクター造形学科からは卒業生・菊田タクミさんに続いての受賞です。ジャンプSQ2(→ローマ数字)でデビューされた菊田さんに続く、住吉さんのデビューが待ち遠しいところです。

投稿者:林日出夫(キャラクター造形学科・准教授)


2009年12月17日

ウォール・アート・フェスティバル

 

ん~どうやって描こうかな~?

 11月22日(日)、JR京橋駅前の京阪京橋商店街で、関西の芸術系大学・専門学校の学生が腕を競い合うウォール・アート・フェスティバル(主催:京阪京橋商店街振興組合)が開催されました。

 今回のイベントは同商店街振興組合が町おこしの一環で募集した、京橋の思い出やPRを詠んだユーモア川柳の中から、厳正なる審査で選ばれた十数点の受賞作を、約100メートルの壁画に漫画で表現するというものです。

一度描き始めるとそう簡単にペンは休めません!!

 大阪芸術大学からは池本衣里さん、方山貴絵さん、駒井亜弥さん(キャラクター造形学科4年)と片岡摩衣子さん、秦友希さん、濱岡真未さん、山口未月さん(キャラクター造形学科2年)の7名。大阪芸術大学短期大学部からはデザイン美術学科2年生2名と1年生2名、大阪美術専門学校芸術研究科漫画コース3人とキャラクター造形学科卒業生1名を加えた計15名が大阪芸術大学グループとして参加しました。

どんな絵が完成したんでしょうか!?続きは現地で!! 

 前日に各校の先生方が下絵を描き、当日朝10時から先生方の指示の元、 学生たちがイメージした色を塗って漫画を完成させていきました。いわば先生と学生とのコラボ作品です★☆
 
 完成した壁画は京阪京橋駅付近の高架下で見ることができます!!京橋の名物スポットなので、迷ったら地元の人に聞いて見て下さいね。

投稿者:林日出夫(キャラクター造形学科准教授)


2009年11月30日

朗読と音訳との違いとは?

  

なんと説明をして下さった久保田さんも芸大の卒業生!! 先日、社会福祉法人・日本ライトハウスの方々が大阪芸術大学に来校されました。

 社会福祉法人・日本ライトハウスとは、視覚障害者の方々の福祉サポートを行っている団体で、視覚障害リハビリテーション事業や盲導犬を訓練したりと様々なサービスを提供しています。

 今回来られた日本ライトハウスの久保田さん、梅原さんは、目の見えない方にも様々な情報を得られるように、録音図書や拡大写本の製作・提供サービスを通して、目の見えない方・見えにくい方の生活をもっと楽しく、豊かにしようという活動をされています。
ノートパソコンで簡単に音声を取り込むことが出来ます!!
 そこで、その視覚障害者の方々の為の録音図書の製作に放送学科アナウンスコースの学生たちが協力し、『録音ボランティア』としてに参加することになりました。

 視覚障害の方なら点字を理解できると思う人も多いと思いますが、実態はかなり違うようです。糖尿病や緑内障などで、人生の途中で視覚障害を発症された中途視覚障害者の方が視覚障害者の方の8割を占めていて、年齢的に触圧が弱まることで、なかなか点字を習得するのは難しく、点字識字率はまだまだ低い傾向にあるそうです。

小学生の教科書なんて何年ぶりだろう!?エヘッ!!
 今回録音ボランティアをするに当たって重要なのが『朗読音訳の違い』。皆さんわかりますか?
 簡単にいうと、『朗読』は読む人の解釈を入れて、気持ちを込めて読むこと。『音訳』は読む人の解釈がなるべく入らずに、活字を音声に置き換えて読むことだそうです。

 学生に細かく説明して下さった久保田さんも、実は大阪芸術大学の卒業生!!しかも放送学科アナウンスメントコース(当時)に在籍されていたそうです!!どおりでわかりやすい説明だなぁと思いました!!

日頃の実習の成果を発揮してくださいね!! 音訳を録音するパソコン操作の説明を理解するのにみんな四苦八苦…。
 それでも、OUA-TVでニュースキャスターも務めた渋江美和さん(放送学科3年)は「最初から最後まで教科書を読むこともそう多くはないので、是非チカラになれるように頑張ります!!」と、意気込み十分のコメントを頂きました!!

 初めは小学生の社会・理科・算数の教科書を音訳するそうですが…。いかに聞く人にわかりやすく伝えられるか、その表現力が重要になってきます。

 それにしても、算数なんてどうやって音訳するんでしょう?

 こうして普段勉強していることが社会で実践できる環境を大切にして、頑張ってほしいです!!