2010年11月4日

アニメ・漫画教室

 10月17日と24日の両日、河内長野市立高向公民館で小学生と中学生を対象としたアニメ・漫画教室が行われました。
 講師を務めたのはキャラクターサークル仕事人(部長・篠原愛/キャラクター造形学科)の学生部員たちです。

自分で描くのは初めてという子も多いのでは!?みんな真剣です!上手に描けたかな?!

 今回のアニメ・漫画教室は、高向公民館では初めての試みとあって小・中学生たちの反応が心配でしたが、17日は小学3年生から6年生までの児童20人、24日は中学生18人が参加してくれました。
 両日とも朝9時半から11時半まで。漫画原稿用紙やつけペンを使って、さまざまな等身やポーズなどキャラクターの描き方を部員たちから学びました。 

投稿:林日出夫先生(キャラクター造形学科)


2010年11月1日

キャンパス見学会でつながる・・・

       

 9月19日(日)・20日(月・祝)には、大阪芸術大学 キャンパス見学会2010第3回、第4回が開催されました。
今日は、キャンパス見学会での学生と卒業生の活躍ぶりをご紹介させていただきます。

芸大紙袋やパンフレットでもお馴染みですね!! 芸術情報センター1階展示ホールでは、7月18日、19日の第1回,2回に引き続き、個別相談会と同時に今や芸大広報の顔!?とも言うべきZAnPonさんのイラストの原画や携わられた作品などを展示したZAnPon Exhibitionが開催されました。そして、なんと作品展示だけではなく、卒業生であるZAnPonさんが4日間とも会場に来てくださって、実際にその場で、作品の制作も行ってくださいました!お友達も多く、後輩思いの明るく優しいお人柄で、高校生の皆さんや保護者の方々とも気さくに会話をされていました。学生時代から作家活動を行っていたというお話もされていました。

制作風景が見られるなんて…感激です!!
  話をしながら無造作に描かれているように見えますが、まるで機械で描かれたかのような美しい放物線が続々と描かれていきます。彩色の作業は、今回残念ながら見られませんでしたが、色鉛筆を研ぎ澄まし、薄く塗り重ねていく手法ZAnPonさんならではです。きっと間近で展示作品を見ても色鉛筆とは思わなかった方もおられるのではないでしょうか。今回のオリジナルグッズである3種類のZAnPonさんTシャツも大人気でした。そのTシャツにも気軽にサインをしてくださるので行列ができたり、とても盛り上がっていました。ZAnPonさん、本当にありがとうございました!!

明るい雰囲気で話もしやすいですよね!
  そして、個別相談コーナーの展示を行ってくれたのは、Art Project(キャンパス見学会学生企画)の25名の学生たちです。
2007年から始まったキャンパス見学会での学生企画のプロジェクトは、今や伝説となった「展-TEN」の代表 中谷吉英さん(本学大学院芸術研究科芸術制作専攻デザイン領域 2009年修了)が、4年生の12月に「キャンパス見学会で配布されるT-シャツは誰が制作しているのですか?」という素朴な疑問を入試課の職員に尋ねたことから始まりました。

現役の学生たちも頑張ってくれていました!!
 2007年, 2008年の2年間はGOODS DESIGN PROJECT=G.D.P.と称して、中谷吉英さんを中心にコンペ形式で広く学生にデザインを募集し、Tシャツやクリアファイルを作成しました。続く2009年には、それまでスタッフとして参加していた田原拓真さん(本学デザイン学科2010年卒業)前原緒璃艶さん(本学芸術計画学科2010年卒業)が中心となってタンブラーのデザインコンペを行い、評判を呼びました。そして、2010年の今年は、デザイン学科3年生の鎌田愛さんを中心に学科や学年を越えた25名の学生たちが展示にもアイデアを駆使し、とても見やすくきれいな会場を演出してくれました!

来場者たちも興味津々!!  色々な学科や学年が入り交じった学生スタッフ同士のつながりが深まるようにとネームプレートにはそれぞれの愛称が書かれていました。そのおしゃれなデザインは、田中晋弥さん(デザイン学科2年生)です。学生企画がずっと続くようにと願いながら卒業して行った中谷吉英さん田原拓真さんは、第1回,第2回にそれぞれ東京と京都からわざわざ駆けつけてくださいました。鎌田愛さは、「1年生の時に『展-TEN-』の活動やG.D.P. そして、ZAnPon さんが在校生とのコラボで展覧会に参加してくださった「TEXAHEDRON(テキサヘドロン)」を観て触発されていたので、今回そのご本人たちに実際にお会いできて、とても感動しました。」と話してくれました。

アートを通じて繫がっているんですね!
 中谷吉英
さん田原拓真さんキャンパス見学会での学生企画がすごく良い形で続いていることをとても喜んでくださいました!そして、来年もデザイン学科2年生のメンバーを中心に頑張ってくれるそうです。2010年からは、G.D.P.(グッズデザイン学生企画)から、Art Project(キャンパス見学会学生企画)という新たなカタチで、「学生企画」のバトンはしっかり受け継がれていきます!!在校生の皆さんはもとより、今回のキャンパス見学会をご覧いただいた高校生の皆さんの中から来年Art Project(キャンパス見学会学生企画)に参加してくださる方が生まれたら、それはとても素敵なことですよね。ぜひ、ぜひ、お待ちしています!!!

                                                             
写真:杉山寛高さん(本学写真学科2年生)LIBRARY DESIGN LAB.

 

 


2010年10月29日

大阪芸術大学学園祭「Hey!!you!!」開催!!

 みなさんこんにちは、ゲイブルちゃんです!
 最近めっきり寒くなってきましたね・・・。いつコートを引っ張り出そうか悩みどころです。しかし、OUA-TVではOUA-TVパーカーなるものがあるので、私ゲイブルは、いつもぬくぬくと仕事をしております。裏地がもこもこしてあったかいんですよ!!

今年は昨年よりもさらに盛り上げますよ! さて、今回は、今週末に行われる大阪芸術大学学園祭「Hey!!you!!」のご案内です!!
 大阪芸大の学園祭は、毎年素敵なイベントタイトルがつけられていますよね。ここ数年だと、2009年度は、第6感をも越える感覚に訴える刺激を発信していこうという思いで「!!!!!!!」というタイトル。2008年度は、心の底から“もうちょっといたかったなぁ”と思えるくらい楽しい時間を過ごした後の、センチメンタルな感情にかけて、「おセンチ何センチ?」。2007年度は、芸術を用いて、心に一生残るような思い出を来場者に与えたい、という想いから「HeartfulでArtfull~アナタの壁を崩壊する!?~」。

 どの年度も、なるほど!!と、思わず頷いてしまうような、実行委員会自慢のキャッチコピーが印象的です。さすが芸術大学です!
今年のテーマは「Hey!!you!!」。誰かと仲良くなる為の初めの一歩、魔法の言葉である「Hey!!you!!」学園祭を通じて、自らの相関関係を広げてほしい、という思いからきているんだそうです。

凄い人出でした・・・
 芸大の学園祭は、やはり芸術大学の特性を生かした、他大学とは一味違った学園祭ですよね。学生のころ、関東の大学に通う友達を案内したことがあるのですが、うちの大学と全然ちがーう!!と、ビックリしていました!!
まず、天の川通りの賑やかさ!!学生たちの衣装に度肝を抜かれたようです。メイドさんに、チャイナドレスボーカロイドピエロヒーローに・・・ここはどこぞのゲームの中ですか!?と・・・。ロールプレイングゲームだとものすごく強いパーティー編成が出来そうです。

手作りだけどクオリティが高い!!

 フリーマーケット手作り横町には、既製品ではなく学生自身の手作りの作品が並ぶのも芸大ならでは。アクセサリーや小物など、かわいい作品がいっぱい!!しかも値段が安いので、ついつい財布のひもも緩んじゃいます!!ゲイブルも学生時代、可愛いアクセサリーを身に着けていた友達に、「それどこで買ったの?」と聞いたところ、「学園祭の手作り横町だよ」との返答が・・・。一点物じゃぁどうあがいても学園祭後に手に入れることはできません・・・トホホ。

今年は何を食べようかな?? メインステージも学園祭の大きな見どころの一つ!今年度はMAIN STAGE10 ~PAZZLE~と題し、プロのアーティストの方々にも演奏して頂きます!出演は→Pia-no-jaC←、QUATTROVOLA&THE ORIENTAL MACHINEserial TV drama、SHAKALABBITSPE’ZVJ学生バンドなどなど!!さらに今年は、宝塚大学(旧宝塚造形芸術大学)とタッグを組み、ファッションショーも開催されるんです!!芸大の学生は、普段からファッションにこだわりを持っている人が多いですからね!!どんなすてきなショーが見られるのかとっても楽しみです!!ゲイブロくん、どんなかわい子ちゃんが登場するのかが気になってしょうがない様子です!

 今年のメインステージは、総合体育館第1アリーナに設営。盛り上がること間違いなしです!!今年度の学園祭の様子も、大阪芸大テレビや、OUA-TVのホームページで紹介しますので、楽しみにしていて下さいね!!

 今週末、10月30日、31日は大阪芸術大学学園祭「Hey!!you!!」へ!!!


2010年度大阪芸術大学学園祭
「Hey!!you!!」
詳細はコチラ



2010年10月27日

大人気教授の授業がラジオで!?

   

 皆さんこんにちは!!ゲイブルちゃんです!!最近はゲイブルくん制作のブログや、投稿ブログの割合が多いですね・・・どうもすみません・・・。しかし、私ゲイブルは、芸大のブログ女王の座を誰かに譲る気は毛頭ございません!!これからもみなさんにエンターテイメント溢れるブログを届けますので、お楽しみに!!

プロの現場の雰囲気に学生たちは緊張ぎみ・・・

 さて、この秋からABCラジオで、大阪芸術大学グループの新番組が始まったことを皆さんご存知ですか??放送学科教授平野啓子先生が、昨年まで「語りの世界」という番組をABCラジオで担当されていました。10月から、この「語りの世界」をさらにパワーアップさせて、装い新たにみなさんにお届けしようというわけです。その名も「大阪芸大 平野啓子と 語りの子たち」!!

人の心を動かす朗読、を目指して!
 この番組には、平野先生だけでなく、先生のゼミに参加している学生たちも登場!!でも、いざマイクを前にすると、声が震えてしまったり裏返ってしまったり、練習の時のように上手くはいかないものですよね。緊張って怖い・・・いくら手の平に人って書いて飲み込んだって、気休めにもなりません・・・。だけど学生のうちからリアルな現場の雰囲気を体験できる機会なんて、なかなかありません!!

 さらにこの番組の最大の特徴は、平野先生授業がラジオで受けられるということ!!学生が行った朗読を受けて、平野先生のワンポイントレッスンが行われるんです!

 
平野先生の授業がラジオで受けられるんです!
 平野先生の授業は芸大でも大人気!!台河ドラマドキュメンタリーでもお馴染みの、平野先生の耳心地の良い声は、聴いているだけでとっても癒されます!!いったいどこからα波が出ているんでしょうか・・・。
 そんな平野先生と学生たちのラジオでの授業、朗読や語りのスキルを磨きたい方はもちろん、本を読むのがちょっと苦手だなーと思っている人にもぴったりです!活字ではなく、耳から入ってくることによって、抵抗感なく文学を楽しめますよね!
さらに、朗読だけでなく、学生たちの生の声や、キャンパスでの授業の様子など、普段は聞けない芸大の裏話が聞けちゃうかも!?月曜の夜は、ABCラジオに周波数を合わせて下さいね!!

 みなさんも、ラジオの前で学生たちと一緒に朗読にレッツトライ!!


1008kHz ABCラジオ
「大阪芸大 平野啓子と 語りの子たち」
毎週月曜日 21:15~21:30



2010年10月25日

芸術散歩2

     

 皆さんこんにちは、ゲイブルちゃんです!

 さて、今日は前回に引き続き、体育館ガーデンギャラリーの話題をお届けします。
 美術学科の学生を中心に展示を行っている「移り変わるもの」
 移り変わっていく時をテーマに、一人一人が思う「時の流れ」を表現!!ギャラリーは、個人個人でスペースが分かれており、それぞれのスペースでは全く違った世界を味わうことが出来ます
 デザイン学科2年生の岩本光平君は、おもに、人物をテーマにした作品を展示。
「自分の好きなヒップホップや、NBAの選手をモチーフにしました。どちらも時の流れの中で変化し続けているもの。移り変わる時の中で、何を感じるかは人それぞれ。統一感はないけれど、幅の広い楽しい展示になっていると思います。
 

 いろんな画法で描かれていました。それぞれが思う、移り変わるもの。

     

 OUA-TVに一番近いスペースで行われていたのは、デザイン学科の学生が中心になって行っている「シャングリラ」
シャングリラは「理想郷」という意味。秘密基地」をテーマに、なんとなく懐かしい、ほっとするような空間を作り上げています。扉は宇宙をモチーフにしたデザイン!!吸い込まれそうな群青に星がきらめいてとっても綺麗ですよね!宇宙という異次元の空間の扉を開くと、そこに広がるのは「理想郷」という名の、また違った異空間。異次元から異次元へ、タイムスリップした気分を味わえます。
部屋の中も何だか懐かしく、居心地がいい…。そういえば中学生くらいの自分の部屋もこんな感じだったかなぁ?と、思わず何年も前の自分を思い出してしまいました!来てくれたお客さんも、「かわいい!」といった反応をする方が多いんだそう。女の子は可愛いものが大好きですからね!まさに乙女の「理想郷」でした!

異空間から異空間へ。小物ももちろん手作りです!

 体育館ガーデンギャラリーでの展示は、これからも取材をしていきますので、皆さんお楽しみに!
(現在は、今回紹介したものとは異なる展示が行われています。)