2015年5月22日

デザイン交流会&さて、今週の大阪芸大テレビは?

このブログでもご紹介したデザイン学科の新施設「プロジェクトラボ」!
今日は、このラボで大阪芸術大学と台湾の高雄師範大学によるデザイン交流会が開かれました。


高雄師範大学では、卒業制作・研究の一環として、海外でのプレゼンテーションを行うそうです。
台湾の学生約20名がプロジェクトラボに訪れ、高雄師範大学と大阪芸術大学の学生たちが各6チームずつプレゼンを行い、その後ディスカッション。
国際交流を通じて、互いのデザインについて刺激しあっていました!!

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、「INTAC2015 国際交流写真展」の話題からお伝えします。
INTACとは、International Art Collaboration(国際芸術交流)の頭文字。ベルリン芸術工科大学(ドイツ)、オンタリオ芸術大学(カナダ)、タンペレ工科大学(フィンランド)、中央大学(韓国)、そして大阪芸術大学(日本)の学生たちが交流し、それぞれの学生の写真作品が展示されました。
普段の芸大生だけの作品展示とは、ひと味違う展示内容になっています!お見逃しなく!

 

続いて、大阪芸術大学の学生たちが制作した映像作品をお届けする、「OUAシアター」のコーナーです。
今回は、DAIGEI FILM AWARD 2015で上映された作品の中から、吹田有規さん監督作品「ひーろー(仮)」を紹介します!
とっても一途でダサすぎるヒーローが登場します!!
ぜひ、ご覧ください!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時55分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
5月22日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:55から ※今週から放送時間変更
5月23日(土)
テレビ和歌山 22:45から


2015年5月14日

財津和夫先生の作詞ゼミでは…

ふわふわゆれて あなたのとなり
くるくるまわって それでもとなり
わたしの気持ち ゆらゆらゆれて
あなたの気持ち この手の中で失くなって
あれどうしたんだろう 同じ夢を見ていたはずなのに
あれどうしたんだろう まるでわたし忘れられてるみたい
・・・


黒板に書かれた詞、タイトルは「くらげ」…デザイン学科の学生が作詞したものです。
話されているのは、演奏学科教授の財津和夫先生です。
財津先生はポップスグループ「チューリップ」として、デビュー以降、「心の旅」「青春の影」「サボテンの花」など数々のヒット曲を生み出したほか、コンサート活動、楽曲提供、プロデュース、講演会など、幅広く活躍されています。

以前このブログでも告知した、財津先生の『「歌詞の創作」を指導するゼミ形式の特別講義』。
今回は授業の様子をご紹介します。

この授業では、学生たちが作ってきた詞を発表し、先生が添削しながら指導されます。
また、作詞した学生の制作意図を聞く前に、他の学生たちに感想を募ります。
良いと思う人もいれば、ダメ出しをする学生も。
一つの詞に対してさまざまな意見が飛び出しました。

先に紹介した「くらげ」という詞については、受講生の半数が「失恋のうた」だと感じたみたいです。
しかし、作詞した学生に話を聞くと、実は失恋ではなく、恋心全般…どちらかというと片想いに近い心情を表現しているのだそう。
詞は、言葉だけで完結するものではなく、メロディに乗せた状態で聴き手に届きます。
「言葉遊びをしすぎると、理解が難しくなってしまう」と財津先生は話されます。
ありきたりな言葉を並べては面白くないけれど、凝り過ぎた表現にすると、作詞者が意図したことが伝わらなかったりして…作詞って難しいですね!

財津先生からの指導に加えて、同じ教室にいる学生同士でも意見交換することで気付ける改善点がたくさんあったようです。

「言葉は生き物。時代と共に言葉の意味も変化する。”新しい言葉をつくろう!”という気持ちで作詞していきましょう」と話される財津先生。
今後、授業の中で素敵な詞が生まれたら、その詞をもとに曲をつけて、歌が完成するかも…という話もされていましたよ?!

次回の授業は5月26日。
飛び込み参加も大歓迎です!!
気になる学生のみなさんは、5限目の時間に9-304教室へ!

投稿:島田(OUA-TV)


2015年5月12日

舞台芸術学科卒業生で教授の内藤裕敬先生「公演実習」

いよいよ今週末、大阪芸術大学のオープンキャンパス第1回が開催されます!
そこで!このブログでもオープンキャンパスに向けて見どころを少しずつご紹介していきますね。

大阪芸大のオーキャンと言えば…まずはLIVE
学生たちによるさまざまな公演・上映会が開かれます。

 

映像学科では、日本を代表する特撮技術監督、故・川北紘一先生を偲び、先生の遺作となった『装甲巨人ガンボット』の上映会を行います。
この作品、昨年度のオープンキャンパスでは公開ロケを行って制作されました。
メイキング映像も同時上映されるほか、撮影で使用したスーツの展示や、スーツアクターによる演技も間近で見ることができちゃうらしい…?!

 

そして、舞台芸術学科では、舞踊・ミュージカル・ポピュラーダンスを学ぶ学生たちによる舞台公演を予定しています!
演者はもちろん、舞台美術から照明、音響に至るまで、学生たちによって作り上げます!
舞台芸術学科を志望していない人も、一見の価値あり!!

 

さて、今日のブログ本題は…そんな舞台芸術学科について!
今年4月から舞台芸術学科の教授として、南河内万歳一座座長で演出家の内藤裕敬先生が就任されました!!
内藤先生の名前を聞いて、「あれ?」と思った方、いつもブログをチェックしてくださっていますね?笑
ラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」のパーソナリティでもある内藤先生は、このブログではお馴染み。
私はラジオ収録で何度も内藤先生の話を聴いてきましたが、いつもテンポ良く軽快でキレるトークをされる方なんです。
内藤先生が担当される授業はラジオ同様、きっとエキサイティングに違いない…!
そんな期待を膨らませて、さっそく授業を覗いてきましたので、ご紹介します。

先生が担当されているのは、3年生の「公演実習」という授業。
実習ということだから、お芝居の練習か何かをしているのだと想像してレッスン室に入ってみたのですが…

学生たちの前に並べられたのは、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「モナ・リザ」。
モナ・リザの左側と右側に、学生たちがそれぞれ言葉を書いています。
左には「にっこり」「長髪」「麗しい人」「黄金比率」「貴婦人」「瞳」といった単語が並びました。
そして右には「何?」「限界です」「よく言われます」「ちょっと待ってて」「こう?」などが挙げられています。

実はこれらの言葉、左は「この作品に別のタイトルを付けるとしたら?」
右は「ダ・ヴィンチの横に誰かが立っていて、その人がモデルのモナ・リザに対して何か話しかけたとする。モナ・リザが言い返した一言は?」
という質問からイメージした言葉です。

左側に書かれたものは、いかにもこの作品を説明しているタイトルですね。
でも右側がもし作品のタイトルだとしたら、なんだか想像力が掻き立てられませんか?!

内藤先生は、「思考するより、遊ぶことが大事。あとで考えたセリフは、この絵画で遊んだ結果生まれた言葉だから、「モナ・リザ」のことを説明しているのではなくて、表現しているよな」と話します。
「台本を読む時も同じ。思考して読むのではなく、遊んで読むことで、表現の可能性を広げることができる」のだそうです!

続けて、3枚の絵を並べて、「今から流す音楽はどの絵で流れている音楽か?」という”遊び”も始まりました。
ブログでは残念ながら音楽をお聴かせすることはできませんが、流されたのはリズミカルなピアノの伴奏曲です。
音楽を流し終わったあと学生たちに挙手を求めると、ちょうど3分の1ずつくらいに意見が分かれ、興味深い結果になりました。
そして、何故その絵を選んだのか、一人ずつ理由を発表していったのですが、中には1本お芝居の台本ができてしまうのではないかと思う程、壮大な物語を話した学生もいました!

実はこれ、戯曲創作の一つの手法なのだそうです。
戯曲創作には、テーマ主義とモチーフ主義というものがあって、モチーフ主義では、こうして何かをモチーフにしてストーリーを考えるらしいです!
客席に座る人を楽しませるためには、その人たちが想像もつかない展開にしなければいけませんが、頭の中だけで考えるのには限界がありますよね。
そんな時は、こうして絵と音楽でイメージを膨らませると、自分でも思いつかなかった発見に出会え、さっきまで有り得なかったものを感じることができると内藤先生は話されました。
最初の「モナ・リザ」で話された”思考より遊ぶこと”の大切さの話が、ここに繋がってきます。

この3枚の絵と音楽を使った”遊び”は、このあと何回か題材を変えて繰り返されましたが、その度に学生たちのイメージもより鮮明なものになってきました。
この”遊び”の訓練は、お芝居に限らず、さまざまなジャンルの芸術表現にも使えることだと思いました。
全く新しいものを生み出すことはかなり高度なことですが、今あるものをモチーフにして遊んでいれば、そこから派生したものが新しいものになったりしますよね。
私もブログを担当して3年目…毎年同じような記事にならないように、新しい伝え方を見出したいなと思いながらメモを取っていました。

“遊び”を大切にする内藤先生の授業、今後どんな展開になっていくのか気になります!

投稿:島田(OUA-TV)


2014年12月24日

文芸学科特別講義「小説を書き続けること」

12月12日(金)、文芸学科で特別講義「小説を書き続けることが行われました。
講義を担当するのは、文芸学科の卒業生でもある、小説家の綾崎隼さん。

綾崎さんは大学を卒業後、2009年に「夏恋時雨」で第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞!
「蒼空時雨」に改題して2010年にメディアワークス文庫よりデビューしました。


小説は、映画や舞台と違い、紙とペン、もしくはパソコンやスマートフォンがあればすぐに書き始めることができますよね。
長さについても規定はありませんし、頭の中に浮かぶものを文字にして表現すればいいので、私にも書けるかも…?なんて思ってしまいそうです。
でも、文章だけで人々の心を掴むって、とても難しい表現の世界だと思います。
ことばから景色や音、声色、感情、匂い…あらゆるものを想像してもらえなければなりません。
私はブログを書く時、いい表現が思い浮かばなくて、よくつまずいてしまうんですよね…。
実際に活躍されている小説家の方は、一体どのように作品を生み出しているのでしょうか?

今回の講義では、綾崎さんの学生時代の話やデビューまでの道のり、小説を執筆する環境、そしてそれぞれの作品についての制作意図や狙いなどが語られました。
綾崎さんの作風は、恋愛を主題としながらも、全編に伏線を張り巡らせたミステリー的な要素を含むものが多いのが特徴です。

改題したというデビュー作「蒼空時雨」は、物語の冒頭から読む人の心を掴むために、あえて最初の方でトリックを披露してびっくりさせるという展開を描いたと言います。
また、女性読者の割合が高くなると推測した担当編集が、何人かの女性編集者にリサーチを行い、ヒロインの描き方に変更を加えたそうです!
やはり、いくらストーリーが魅力的でも、登場人物が愛されるキャラクターでなければ、読者の共感は得られませんものね!!

図書館を舞台にした「吐息雪色」の話も興味深いものでした。
幼い頃に両親を亡くし、妹と二人きりで生きてきたOLの女性が主人公で、ある日、市立図書館で司書に恋をするというあらすじです。
漫画や雑誌のコラムを読んでいて、”こんな作品が書きたい”と思い付いて表現した小説だそうです。
どうすればこんなに複雑な人間関係を繊細に表現できるのか?!と思うような設定も、上手くまとめられています。

また、上下巻ものになっている「赤と灰色のサクリファイス」、「青と無色のサクリファイス」は完全ミステリーもの。
この作品の工夫は、まず上巻で推理に必要な材料を全て出しておいて、読者に推理してもらうというもの。
さらに、犯人を当てるだけで終わりそうなミステリーものですが、実はもう一つタネを仕掛けたそうです!!
うーん、気になる!!!ぜひ、私も読みたいと思います。

講義を通じて感じたのは、綾崎さんの作品は単純なストーリーではなく、何重にも重なった物語の運びがループして、何度も読み返したくなる作品なのだなということです!!
あらすじがわかっていてもまた読みたくなる作品が、本当に良い小説ですよね。


教室には、綾崎さんの小説を何冊も持ち込む熱烈なファンの学生もちらほら!!真剣な眼差しでした!!
今はまだまだ読む側の学生たちも、これからどんどん書く側へと移っていくんだろうなと思うとワクワクします。
どんな作品が生まれるのでしょうか…?

投稿:島田(OUA-TV)


2014年12月18日

放送学科声優コース 実習発表会!

台風並みの寒波が大阪にも到来し、大学近隣も天候が荒れていました。
とても寒いですが風邪などひかないようにお気をつけください。
今年も残りわずか!!元気に年を越したいですね!!

さて、放送学科ではそれぞれのコース(制作、アナウンス、広告、声優)ごとに、学生たちが勉強してきたことを皆さんに発表する実習発表会というものがあります。
今日は声優コースの実習発表会におじゃまいたしました。

中に入るとお客さんがたくさんいる中で、10月に開催された本学主催のシンポジウム「朝日・大学シンポジウム 声優学概論 声は時代だ。」でも話題となった「金庫破りと刑事」が上演されていました。


オー・ヘンリーの短編小説「よみがえった改心」に脚色を加えたもので、市長となった元天才金庫破り・ジミー・バレンタインとそれを追う刑事・ベン・ブルースの物語です。
声優コースの発表は朗読劇となっており、普通のお芝居とは少し違います。
舞台の上にはマイクが三本。台本を持った学生達がかわるがわるマイクの前に立ち、音読するスタイルで役を演じます。
とてもテンポが良く、学生たちが次々と役を演じる様子は観ていて楽しいです。

舞台後半、誤って金庫の中に入ってしまった少女を救うよう、市民たちが市長に詰め寄るシーンがあります。
学生たちの息のあった声が鬼気迫るものでとてもリアルに感じました。
お芝居を学んでいる最中の大学生とは思えない素晴らしい芝居力でした!
寒い日に心暖まるお芝居を観に行くのもいいですね!

投稿:田中(OUA-TV)