今日のブログは、放送学科声優コースの話題!
アニメのキャラクターボイスや外国映画の吹き替え、ナレーションなどで活躍する、「声優」というお仕事。
若者たちの将来なりたい職業としても常に名前が挙がる、今人気の花形職業です。
声優コースには、声優・ナレーター経験の豊富な先生方が多数いらっしゃり、学生たちの指導にあたっています!
私がお伺いしたのは、声優に必要な知識や技術を学ぶ1年生の授業「声優学概論」。
授業を担当されている佐藤正治先生は、「ドラゴンボール」シリーズの亀仙人役、「キン肉マン」イワオ役など、名脇役を幅広く演じられています。
そして今回、この授業の特別講師として、声優の田中秀幸さんがお越しになりました!!
田中さんは、「ドカベン」の山田太郎役で初主演を果たし、「キャプテン翼」ロベルト本郷役、「CITY HUNTER」槇村秀幸役、「キン肉マン」テリーマン役など数々のキャラクターを担当されてきました。
現在は、「ONE PIECE」ドンキホーテ・ドフラミンゴ役で活躍するお声が印象的です。
左:佐藤正治先生/右:田中秀幸さん
授業では、佐藤先生との対談形式で、ご自身の生い立ちや、声優としてのエピソード、心構えなどが語られました。
5歳からラジオに出演していたという田中さんですが、声を仕事にしていこうと決められたのは、「ドカベン」がきっかけだったそうです。
若い頃は、テレビタレント、映画俳優、舞台役者…演者としてやりたいことはたくさんあり、その中で一番自分に向いている表現方法が「声」だったとのこと。
現在、声優の仕事は多様化し、演技力だけでなく、歌も踊りもトーク力も必要な時代になりました。
その分、声優の活躍の場も増えていますが、同時に声優志望者も増加しており、デビューしても残ることがまた大変なのだそうです。
また、「名探偵コナン」では、工藤優作役を20年以上担当されている田中さん。
長く続く番組のキャラクターは代えがきかないので、健康には人一倍気を遣うことも話されました。
授業の最後に質疑応答のコーナーが設けられると、次々と学生たちの手が挙がり、絶え間なく質問が飛び出しました。
声優としてのテクニックの話はもちろん、特定のキャラクターについての質問も。
ドフラミンゴの声で「大阪芸大を全部おれのモノにしてやる~!」と叫ばれると、突然のサービスに学生からは歓喜の声が上がりました。
田中さん、素敵な講義をありがとうございました!!
そして…引き続き、大物声優の先生が授業にお越しになる予定です。
また改めて取材し、紹介させていただきますので、お楽しみに♪
投稿:島田(学生課)