今日はキャラクター造形学科フィギュアアーツコースの授業をご紹介します!
キャラクター造形学科には、漫画、アニメーション、ゲーム、そしてフィギュアアーツコースの4つのコースがあります。
フィギュアアーツコースは、昨年度開設されたばかりの新コース!!
フィギュア文化の担い手となる人材の育成を目指し、造形技術の基礎、素材の特性や材料の使い方などの技術を学びます。
昨年度はこのブログで「フィギュア制作論」という講義を紹介しましたが、今回は「フィギュア制作実習Ⅰ」という実習科目にお邪魔してきました!
講義では、フィギュアの世界背景や知識などを学んできた学生たち。
この授業では、実際に手を動かしてフィギュア制作に取り組みます!
私が取材させて頂いた日は、大山竜先生による指導のもと、ファンドと呼ばれる石粉粘土を用いた制作を行っていました。
課題内容は「女の子」。
骨格や筋肉の付き方など、女の子らしい身体を表現していきます。
どこか一つでもおかしなところがあると一気に女の子の印象ではなくなってしまうので、人体の構造をよく理解しておくことが大切です。
作品を360度チェックしながら、削ったり付け足したり…とても細かい作業が要されます!!
ちなみに同じ手法で制作した完成作品がこちら!
もちろんこれも学生の作品です。
色はフィギュア用の塗料を使って着彩されています。
仕草も女の子らしくてとっても可愛いですね…!!
そしてこちらが大山先生の作品!!
人気漫画「進撃の巨人」のキャラクターを制作されたそうです。
髪の毛のなびかせ具合や表情など、躍動感がありますね!!
制作期間は約1ヶ月ほどだそうです。
学生たちの作品も、これからこのレベルに近づいていくのでしょうか…!楽しみです。
この授業で制作した作品は、7月27日(日)に幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル」というイベントで展示される予定です!
実際に作品をみなさんに見て頂く発表の場があると、学生たちもより制作に熱が入るようです!!
投稿:島田(OUA-TV)