2013年12月12日

文字のお話

昨日のブログでご紹介した「クリスマス週間」。
夜になるとぐっと雰囲気が変わって、とてもロマンティックです!!
20号館下ピロティにあるクリスマスツリーもイルミネーションで飾られていて綺麗ですよ。
授業が終わった後は、是非一度足を運んでみてくださいね。

さて、突然ですがみなさん、今日は何の日かご存知ですか?
12月12日は、「漢字の日」。
財団法人日本漢字能力検定協会が1995年に制定した記念日で、毎年その年の世相を象徴する「今年を表現する漢字(今年の漢字)」が発表されます!
今日発表された2013年の漢字は、「」!!
日本中が「輪」になって歓喜にわいた年、人とのつながりの「輪」を感じた1年、そして未来に向けた更なる「輪」を実感した年という理由からだそうです。
たった一文字でこれだけ様々な意味を含むことができるなんて、なんだか文字って不思議です。

現在、総合体育館ギャラリーではそんな文字にまつわる展覧会が開催されています。

見ると文字」と題された今回の展覧会は、大学院生によるグラフィックデザイン作品展です!
会場に入ると…見えてきました!様々な文字!!
本来の文字が持つイメージからデザインされた作品もあれば、グラフィックから自然に文字が浮かび上がってきたかのような作品もあります。
ただの文字だと「読む」という感覚ですが、この展覧会では文字を「見る」「感じる」ことができます。

この展示は今週14日(土)まで
みなさんも是非、神秘的な文字の世界をご覧ください。

投稿:島田(OUA-TV)


2013年12月5日

Q展!!

今週火曜日から、総合体育館ギャラリーのガラスに汽車が走り出しました!
現在こちらでは、キャラクター造形学科の2年生による「Q展」が行われています。
「Q展」というのは学科1期生の代から行われている、毎年恒例の展覧会。
キャラクター造形学科では2年生から各コースに分かれて実習を行うのですが、1年目の実習での作品発表の場が、この「Q展」です!

まずは漫画コース
入ってすぐ目に飛び込んでくるのは2色印刷の原稿!

みなさんがよく読んでいる一般的な漫画は、黒のインク1色で印刷されたモノクロ印刷の原稿。
そしてフルカラーのイラストなどは、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(キー・プレート=黒)の4色で刷られています。
2色と言っても、2つのインクを上手く混ぜあわせることでとっても表現の幅が広がるんですよ!
勿論、4色刷りのカラー漫画も展示されています!

続いて、アニメーションコースです!
こちらでは、学生のアニメーション作品の上映が行われています。

アニメーションと言っても、作り方は実に様々。
パラパラ漫画のような感覚で絵を描いて動かすことも出来れば、粘土の人形を少しずつ動かして作るクレイアニメなどもあります。
座席も用意されているので、座ってじっくり見るも良しです!!

そしてこちらがゲームコース!!

2年生の実習では、ボードゲームの制作をします。
今や映像が3Dになっていたり、世界中の人とネットを介して対戦できたりと、どんどん進化するゲームの世界。
ですが、ゲームの元祖と言えば、やっぱりボードゲームですよね!
説明書もちゃんと用意されていますので、お気に入りのゲームを見つけて遊んで帰りましょう♪

投稿:島田(OUA-TV)


2013年11月26日

世紀のダ・ヴィンチを探せ! 入賞作品展開催中

みなさんは「ジャネーの法則」というのをご存知ですか?
時間の心理的長さは年齢の逆数に比例するという説です。
この説によると、10歳の1年に比べて30歳の1年は3分の1に感じることになります。
これは、新鮮な経験をする程時間も長く感じ、歳を取ればそれだけ経験することがなくなってしまうからだそうです。
私は毎日芸大で多くの刺激を貰っていますが、やっぱり10代の頃は今以上に毎日が新鮮だったんだなぁ…。笑

さて、今日のブログは毎日がフレッシュな経験に溢れた高校生の話題です!

現在、大阪芸術大学芸術情報センター展示ホールでは、「世紀のダ・ヴィンチを探せ!高校生アートコンペティション2013」の入賞作品展が行われています!

このコンペティションは、ルネッサンスの巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチに続く“世紀のダ・ヴィンチ”を探そうと、大阪芸術大学グループが2007年度から高校生(満15-19歳/高等専門学校生含)を対象に作品を公募して開催しているものです。
7年目となる今回は、全国315校から2073点の作品が集まりました。

会場に入ってまず目に飛び込んで来るのは、今回のダ・ヴィンチ大賞を受賞した「アトリエ」という絵画作品。
サイズの大きな作品でありながら、細かいところまでしっかりと描き込まれた緻密な表現に驚かされます。

展示されているのは大賞から入選作品までの作品で、約150点あります。
芸大生が行っている展覧会とはまた少し違い、10代らしい感性から生まれた表現に沢山出会うことができます。

若きダ・ヴィンチたちの才能溢れる作品の数々、みなさんもお見逃しなく!

「世紀のダ・ヴィンチを探せ!高校生アートコンペティション2013」 展覧会【入賞作品展】
日時:2013年11月25日(月)~12月14日(土)
開館時間:10:00~16:00(日・祝休館)
場所:大阪芸術大学 芸術情報センター
主催: 大阪芸術大学グループ

投稿:島田(OUA-TV)


2013年11月20日

キャラクター造形学科副手展2013

先日このブログで紹介した、芸大キャンパスのイチョウの様子です。
1週間でご覧の通り、綺麗に黄葉しました!
今が一番見頃だと思いますので、みなさんも実際にご覧になってみてくださいね。


BEFORE

AFTER

さて、今日は21号館で行われている「キャラクター造形学科副手10人による作品展示 2013副手展」を紹介します!
キャラ造の副手展が開催されるのは、今回で3度目。
学生時代に学んだ知識や技術、そして副手での業務を通して様々な経験を積んできた10人の個性豊かな展示会になっています!


展示スペースには、漫画やイラスト、アニメーションなど、様々な作品が並んでいました。

こちらの作品は、1本の針金から出来ているそうです…!!
今年度からフィギュアアーツコースもスタートし、学科の可能性の幅が広がっていくのを感じます。


そしてなんと、学科の先生方から集めた学生たちへのメッセージも展示されています!
学科長の里中満智子先生をはじめ、豪華教授陣の熱い直筆メッセージは必見です。

副手展は22日(金)まで
学生のみなさんの制作意欲を掻き立てる、先輩たちの力作の数々、是非ご覧ください!!

投稿:島田(OUA-TV)


2013年11月14日

アンリ・カルティエ=ブレッソン展

最近になって、キャンパスの花壇にパンジーが植えられました!
パンジーは寒さに強い植物として有名で、日本では秋に植えられて冬から春にかけて咲く花です。
降雪で株が雪に埋まっても負傷せず、雪が解けたら植物の活動を再開するくらい頑丈なんだそうですよ!

さて、今日のブログでは、大阪芸術大学芸術情報センター地下1階で開催されている「大阪芸術大学所蔵品展 アンリ・カルティエ=ブレッソン」の模様をご紹介します。

アンリ・カルティエ=ブレッソンというと、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
20世紀を代表するフランスの写真家で、ライカという小型カメラを使って世界中の決定的瞬間を捉え続けた方です。
そして大阪芸術大学博物館が所蔵する「アンリ・カルティエ=ブレッソン自選コレクション」は、生前にブレッソン自らが厳選した作品411点で構成されており、世界に4つしかない貴重なコレクションです。
一度に見て頂くにはとても数が多いので、博物館では毎年テーマを決めてそれに合わせた作品を紹介しています。

今回は、「小さきものへの眼差し」と題し、前期<子供たちの世界>後期<人と暮らす動物>の二部制で開催されています。

現在は前期のテーマで開催中です。
会場には、様々な子どもたちの姿を写した写真が展示されています。
彼の作品を見ていると、なんだかその時代のその地へタイムスリップしたような気分になります。

写真家を目指す学生のみなさんは勿論のこと、他分野での芸術を志す方にもとても刺激を与えてくれると思います。
独特の鋭い感性と卓越した技術を結晶させた写真表現、みなさんも是非ご覧ください。

「アンリ・カルティエ=ブレッソン 小さきものへの眼差し」
前期<子どもたちの世界>
11月11日(月)-22日(金)
後期<人と暮らす動物>
11月26日(火)-12月7日(土)

時間 11:00-18:30(11月22日は14:00まで)
場所 大阪芸術大学博物館 地下展示室(芸術情報センター地下1階)

投稿:島田(OUA-TV)