2010年6月14日

スーパーキャラクター

 キャラクター造形学科の4回生がグラフィック社の『スーパーキャラクター実践セミナー』でイラストデビュー!!

 キャラクター原論や原作演習1などの参考書『スーパーキャラクター実践セミナー』(グラフィック社)のカバー原画と本文イラストを、本学の在校生が描いてるってこと知ってました?
 イラストは全部で約80点。それをキャラクター造形学科4回生古澤由貴さんが一人で担当しています。

 きっかけは2回生の時。「菅本順一先生から『グラフィック社がイラストを描ける人を探しているんだけど、応募してみない?』と声をかけていただいて、ダメモトでとりあえずポートフォリオを提出してみようと…」
 腕試しのつもりが、ペンタッチがいいとほめられ、昨春『スーパーキャラクター実践セミナー』の挿画を担当することが正式決定した。

みなさんも目にする機会があるかも!古澤さんのイラストです! 「嬉しいというよりも、びっくりしました。大丈夫なの、私? って感じでしたね(笑)」
 思いついたものを好きなように描くのではなく、原稿を読んでイメージを膨らませ、ビジュアルを描く難しさ。『こんな感じで』とラフを指定されるのも初めての経験だったという。
「いい勉強になりました。講義や演習の時間に先生がおっしゃっていた意味はこういうことだったんだ、みたいな感じが多かったですね」
 実は古澤さん、入学するまであまりつけペンを使ったことがなかったという。
「Gペンや丸ペンの使い方を漫画制作実習1と2で基礎からしっかり学べたことが大きかったです。
今回、ペンタッチがいいとほめていただいたのも、実習の先生方のおかげです」
 
 目に見えて、初めてのスキルといえるだけに、やはり在学中の実績は大きい。
「今、就活中ですが、挿画の仕事をさせていただいたことを伝えると、企業も興味を持って見てくれます。この経験を将来に役立てることができるように頑張りたいです」

 まさにこの大阪芸術大学で夢への一歩を踏み出している古澤さん
 在学中でもこのような大きなプロジェクトに関わることで大きな自信に繋がりますね!

記事投稿:キャラクター造形学科 林日出夫先生


2010年6月9日

異才きらめき!展 IN 大阪

 86年文芸学科卒の村林真哉さんが理事長を務める、障がいのある芸術家を支援する団体・NPO法人希望の園が展覧会とコンサートを開催します!皆様ぜひご来場ください!!

異才きらめき!展IN大阪 入場無料
会期:2010年7月10日(土)~15日(木)10:00~17:00コンサート※最終日15:00まで
会場:應典院1F・2Fウォールギャラリー
「異才きらめき!IN大阪」が開催されます!!
異才きらめきコンサート 
日時:2010年7月11日(日)15:00~
会場:應典院本堂ホール
出演:
希望の園
2ndアルバム「ドリームキャッチャー」も好評な20人のチャレンジドアーティスト集団。

RAMO
全国でLIVE活動展開中の自閉症の子どもとお父さんのデュオ。1stアルバム「どうしたら震えてる君を助けられる」も好評発売中
   
DAISUKE MASK
呼吸器を着け、リクライニング車椅子でリーディングラップする、筋ジストロフィーのHIPHOP語り人

チケット:前売り800円 当日券1000円
※チケットご希望の方は「希望の園」までご連絡ください。

まつさかチャレンジドプレイス 希望の園
三重県松阪市小阿坂町2253番地2 TEL/FAX 0598-67-0486
http://www.kibounosono.com/ E-MAIL hello@kibounosono.com

應典院
大阪市天王寺区下寺町1-1-27 浄土宗應典院
TEL06-6771-7641
http://www.outenin.com/                  


2010年6月8日

駄菓子屋さんちのコンテナアート

懐かしい気分になりますね!
 5月12日(水)大阪府羽曳野市郡戸にある『こんどーさんちの駄菓子屋』がオープンしました。

 コンテナをお店として使っている『こんどーさんちの駄菓子屋』ですが、入り口のシャッター一面とコンテナの背面いっぱいに大きな絵が描かれています
 実はこの絵、大阪芸術大学のサークル『仕事人』がオーナーさんの依頼を受けて製作しました。
 オーナーのデザインをもとに、部員たちは縦2.5メートル横6メートルの大きなキャンバスに下絵を描き、ペンキで色を塗りました。
 

制作中も笑いが絶えませんでした!

 参加したメンバーは柴田ひかりさん板垣翔子さん渡辺彩佳さん庄内啓佑くん(キャラクター造形学科4回)上野智洋くん(キャラクター造形学科3回)安田周平くん(映像学科2回)町田勇哉くん(音楽学科1回)の7名。
 作業は土日に行われ、制作中は集まった近隣のこども達に興味津々で話しかけられたりと、現場には終始笑い声が絶えませんでした。

 そして5月9日(日)にコンテナアートが完成。部員みんなのがんばりで開店に間に合わせる事ができました。

みなさんも是非お越しください!
 「最初は足並みが揃うか不安で、部員同士もギクシャクしてました。外に向けての活動は今回が初めてでしたし。 でも、皆で一つの作品を作っていく内に距離が縮まって仲良くなれました。一緒に作業をして一緒にご飯を食べて、とても楽しかったです」と、柴田ひかりさんは笑顔で語ってくれました。

 近隣に住んでる人もそうでない人も、是非足を運んでみて下さい♪
 キャラクターサークル『仕事人』は今回の学外活動のほかにも、漫画原作や漫画の勉強会なども行っています。気になった方は大阪芸術大学キャラクター造形学科までお問い合わせください!

記事投稿: 篠原愛(キャラクター造形学科4年)
 
 
 


2010年5月11日

ワンダーシード2010

 

ワンダーシード2010

 公募展「ワンダーシード2010」(3月6~20日、主催:(財)東京都歴史文化財団、トーキョーワンダーサイト)に芸術計画学科4回生・河村啓生さん(2010年3月現在)の作品が入選、彼の作品は国連大学職員の方が購入されました。
2003年に若手アーティストの支援を目的にスタートした「ワンダーシード」は、今年も2週間の会期中に101点の展示作品中、約70点が購入され、成功裡に終了しました。

SLIDE

「SLIDE」
(素材:合成漆、グルー/サイズ:50×51cm/2009年)

 そんなフロアの中で、河村さんの作品は異彩を放っていました。いわゆる平面/立体の区分を無効にする形態と、摩訶不思議な輝きは、全展示作品のなかでも目立っていました。今後は作品自体から醸し出される質感と共に、作家名およびタイトル表記も含めたメッセージ性に、より一層磨きをかけていってほしいですね。

トーキョーワンダーサイト渋谷 
 
 会場となった「トーキョーワンダーサイト渋谷」の外観です。カフェも併設され、現代アートの情報発信基地、コミュニケーションスペースとして機能しています。

  展示最終日の土曜の昼下がり。好奇心旺盛な若者や
カップルを中心に、多くの人が思い思いに作品に目を留めていました。

写真・レポート:宮崎 励
(芸術計画学科卒業生、編集者)
 


2010年5月10日

展示会『Jabber wock』 開催中

在学生の皆さんは新しい学期に、新入生の皆さんは新しい学校にそろそろ慣れてきたころでしょうか?
GW明け7日~12日までガーデンギャラリーにて本学美術学科3回生二人による展示会『Jabber wock』開催中のお知らせです。
総合体育館ガーデンギャラリーにて開催中です!!『Jabber wock』とは不思議の国のアリスの著者であるルイス・キャロル氏の詞で鏡の国のアリス作中で鏡文字として登場します。

”たわごと”を意味する言葉『Jabber wock』。
他者から見ると”たわごと”のような世界。
その世界を瞬間的にまたは永遠的に読み取ることはなかなか難しいでしょう。

個性あふれる二人の世界。
交わることのない独り言のようなこれらの世界を同じ場所にとどめるこの二人展の名前には
まさに『Jabber wock』はふさわしいと思います。

6日間だけ見ることのできるこの不思議空間をちょっぴり覗いてみませんか?

なお開場時間は10時~17時半となっていますが、
土曜と最終日は15時に閉まってしまうのでお気をつけください。

Jabber wock
5月7日(金)~5月12日(水)
総合体育館ガーデンギャラリー