2015年6月24日

JPPA AWARDで今年も映像学科の学生たちが受賞!

今年も、「JPPA AWARD」で本学映像学科の学生が受賞を果たしました!!

JPPA AWARDとは、日本ポストプロダクション協会が開催しているものです。
ポストプロダクション業務で、優秀な技術を持って作品を制作したスタッフに賞が贈られます。
これまでにも、多数の学生たちがこのコンクールで受賞を果たしています。

<ポストプロダクションって…?>
映画、放送、CMなどの撮影終了後の作業の総称。
編集はもちろん、音編集や色調整、納品形態への書き出しの全てを含みます。

受賞の報告に来てくれたのは、映像学科4年生の萬代健士さん。
学生部門【ドラマ部門】の「映像技術」で、なんとゴールド賞を受賞しました!!


萬代さんの作品は、「部屋が女のたまり場になっている」というもの。

幼い頃から幽霊を見ることが多かった主人公は、今の部屋に住むようになってから、なぜか女の幽霊しか見えません。
常に1人…多いと5人くらいの幽霊たちが同じ部屋にいるという日々。
ある日、その中の1人の幽霊とコミュニケーションを図ろうとしますが…?
というようなストーリーです。
>>現在、OUA-TVのホームページでも動画を配信しています!


この「部屋が女のたまり場になっている」というワードをインターネットで検索すると、スレッドが出てくるかと思います。
萬代さんはこのスレッドを元に、2年生の「シナリオⅠ」という授業でシナリオ化、3年生の実習「制作Ⅱ」で映像にしました。
初めに書いたシナリオは、ペラ128枚(200字詰めの原稿用紙のことで、60枚で30分程度の映像になります)にも及んだそうですが、修正を重ねて、30分程度の作品に仕上げたのだそうです。
映像学科のスタジオやキャンパスを活かして、ほとんど学内で撮影を行ったそうですよ!
今回のコンクールでは、カット割の仕方や幽霊の演出が評価されたとのことです。

現在、4年生の萬代さんは卒業制作に取り掛かっているみたいです!
卒業制作も、感動系のヒューマンドラマに仕上がる予定だそうですよ?!
来年2月頃に行われる卒業制作上映会で披露されるのが楽しみですね!

そして、映像学科4年生の田中健太さんの作品「風和里 ~平成の駄菓子屋物語~」も、学生部門【ドキュメンタリー部門】の「映像技術」ゴールド賞を受賞しました!


<あらすじ>
昔懐かしの駄菓子屋「風和里(ふわり)」。
そこには親の離婚や学校でのイジメなどの問題を抱え、生きづらさを感じた子どもたちが集まってくる。
そんな子どもたちを時に厳しくも、時にはやさしく、まるでお母さんのような愛情を持って接する松本明美さんとその娘よしえさん。
この映画はそんな風和里での子どもたちの3年間の成長を描いたドキュメンタリー作品です。

田中さんは以下のようにコメントしてくれました!

JPPA AWARD授章式では、プロの方々の作品や制作過程についてのお話を聞けたのが、非常に勉強になりました。
特に審査員である宮林さん、白川さんから作品に対する姿勢や構成に関して、聞きながら、自分自身との力の差を感じ、大いに刺激を受けました。
次回作の制作にも取り組んでいるので、その作品にも、ここで学んだことを活かしながら、より質の高い作品作りを目指して行きたいと思います。

萬代さん、田中さん、本当におめでとうございます!!
これからの2人の活躍にも期待しています!

投稿:島田(OUA-TV)


2015年2月4日

デザイン学科の学生たちがデザインしたホスピタルアート

昨日と今日、大阪芸術大学では一般入学試験が実施されました。
いつもはキャンパスのあちこちで絵を描いたりダンスの練習をしたりしている学生の姿を見かけますが、入試の日はがらっと空気が変わってキャンパス一帯に受験生たちの緊張感が広がっています。
一般入試の合格発表は2月16日(月)
受験生のみなさん、この緊張感の解放までもうしばらくです!

さて、みなさんは「ホスピタルアート」というのをご存知でしょうか。
医療現場というのは、どうしても無機質になりがちで、不安感をあおられる患者さんも少なくありません。
病棟内に芸術作品を飾ると空間にあたたかさが生まれて、患者さんの心を和らげる効果があると言われています。
そのような芸術分野のことを「ホスピタルアート」と言い、現在多くの病院で実施されています。

あべのハルカス22階にあるハルカス東野こどもクリニックの壁面・天井には、本学デザイン学科の学生たちが制作したイラストが施されています。

この企画に参加したのは、デザイン学科2年生の5名。
ビジュアルアーツコースの榎阪綾子さん、江﨑栄花さん、グラフィックデザインコースの大谷綾華さん、太田美波さん、金子稚奈さんです。

デザインはA3サイズのイラストボードに描き起こし、実際の壁のサイズに拡大して転写しました。
拡大しても画像が荒れないギリギリの解像度などを計算して作業を行ったそうです。

イメージは”お伽話”。
大きなポットや靴、フォークなどが散りばめられた壁は、まるで小人になったかのようなファンタジーな空間を演出しています。


こちらの天井には、可愛い動物たちの姿が…!!
見ているだけで和やかな気持ちになってきます。


さらに、待ち時間も退屈しないよう、絵しりとりが描かれた壁もあります。

学生たちに制作のポイントを聞いてみると、
「みんなで会議をしてイメージは統一しましたが、それぞれが得意な絵柄でとにかく楽しく描きました。」
「病院にある”死”とか”苦”とか”痛”といったイメージを感じさせないよう、パステルカラーを中心に使い、ソフトな印象を与える絵にしました。」
と話してくれました。

投稿:島田(OUA-TV)


2014年12月16日

キャラクター造形学科の在校生&卒業生が受賞!!

11月&12月とキャラクター造形学科の在校生と卒業生が相次いで大きな賞をいただきました。

12月8日(月)午後6時半から帝国ホテル本館2階孔雀東西の間で手塚賞・赤塚賞受賞記念懇親パーティが開催され、2014年度上期・第87回手塚賞の準入選作『超人馬場ババ子伝説を描いた卒業生の濱岡幸真さん(PN)も出席しました。
濱岡さんの受賞はジャンプSQ.の第13回SC大賞seasonⅡでの審査員特別賞以来2度目。
またキャラクター造形学科からの手塚賞を受賞するのは第73回の佳作を受賞した菊田匠さん、第77回の佳作を受賞した住吉崚さん以来3人目の快挙です。

『超人馬場ババ子伝説』は講評で尾田栄一郎先生から「振り幅の広さとセリフのキレが見事」、鳥山明先生から「ベタな設定と展開がちゃんとほどよく面白い」とお褒めの言葉をいただきました。

11月21日(金)午後6時から東京都千代田区にあるアルカディア市ヶ谷4階鳳凰で、第7回えむぞぅくん健康漫画原作大賞の授賞式が開催されました。
この賞は日本医学交流会医師団が「より多くの方に健康に対して関心を持っていただきたい」という趣旨のもと、同団体のキャラクターである“えむぞぅくん”を使用した漫画の原作(ネームまたは文章)を一般から募集。
今回は500作品を越える応募作品の中から、1回生・養道礼子さんの「健康のための食品のマークについて知ろう!」が大賞、同・真昼寝さん(PN)の「真夏の我慢の選び方」が審査委員長特別賞を受賞しました。
大賞は第5回の同賞で『疲労回復にアイシングだぞぅ』を描いた深田豪さん以来、2年ぶり2度目です。

また今年で6回目を迎えた『高円宮殿下記念根付コンペティション』の表彰式が12月5日(金)午前11時からあべのハルカス24階にあるスカイキャンパスで行われ、応募総数154点の中から3回生・甲田妃佳梨さんの作品『まごころ』が高円宮賞の栄誉に輝きました。
キャラクター造形学科の学生が受賞するのは今回が初めてですが、甲田さんのお姉さんも工芸学科在学中に学長賞を受賞しており、年度は異なるものの姉妹で受賞という珍しいケースになりました。

『第6回高円宮殿下記念根付コンペティション記念展』はスカイキャンパスセミナールーム1で今月23日(火・祝)まで開催しています。
午前11時から午後6時半まで、入場無料。
みなさんも是非見に来て下さい。

投稿:林 日出夫 准教授(キャラクター造形学科)


2014年9月10日

JPPA AWARDSで受賞した学生作品が地上波で放送されます!!

突然ですが、みなさんは「少年記」というバンドをご存知ですか?
2011年に活動を開始し、今ブレイク中の若手ヴィジュアル系バンドです!
実はこのバンドメンバーに、音楽学科ポピュラー音楽コース(現・演奏学科ポピュラー音楽コース)の卒業生がいます。
そんな少年記が、14日(日)の大阪芸術大学オープンキャンパスで限定ライブを行います!!
もうすでに問い合わせも殺到しており、Twitterなどでも話題になっています。
ポップス、ジャズ、クラシックとさまざまな演奏を披露していますが、V系バンドのライブを開催するのは大阪芸大でも初のイベント。
ライブハウスさながらのド派手なパフォーマンスが芸大で見られるのでしょうか?楽しみ!!!

 

さて、今日は映像学科から投稿ブログを頂いたのでご紹介します。

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平成26年5月30日に「第18回JPPA AWARDS」贈賞式がありました。

JPPA AWADSとは、日本ポストプロダクション協会が毎年開催しているコンクールです。
学生部門では「映像技術」「音響技術」ともに、【ドラマ部門】と【その他部門】それぞれに、『ゴールド賞』『シルバー賞』『奨励賞』が贈られます。
ポストプロダクション業務で、優秀な技術を持って作品を制作したスタッフに贈られる賞です。

今回、厳正な審査の結果、見事大阪芸術大学の学生が入賞しました。
以下に今年度の受賞者を掲載致します。


■2014学生映像技術部門入賞作品
カテゴリー【ドキュメンタリーその他】
シルバー賞 『兄 ~おにい~』  米田愛子

以上の学生が受賞しました。

また、これをきっかけに受賞作品が
日本テレビ網 地上波にて放送予定となっております。

【放送予定日】
・9/14(日)24:50~「NNNドキュメント’14
日本テレビ網 地上波
【再放送予定】
・9/21(日)11:00~ BS日テレ
・9/21(日)18:30~ CS「日テレNEWS24」

是非ご覧ください。

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この作品は、筋ジストロフィー患者である米田さんの実の兄を追ったドキュメンタリー。
病気であるにも関わらず、いつも明るく前向きなお兄さんの姿がそのまま描かれています。

米田さんにとっては初のドキュメンタリー作品。
感想を伺うと、「今まで映像を作る時は、どうしてもすでにある作品の真似になっていました。
でも、今回初めて、自分自身がしたい自分だけの表現ができた気がします。」と述べてくれました。

44年続く「NNNドキュメント」で学生作品が放送されるのは初めてのことだそうです!!
純粋な米田さんの想いが込められた作品を、多くの方の目に留めて頂きたいです。

投稿:島田(OUA-TV)


2014年9月9日

美術学科の松浦ともこさんのデザインTシャツが学生賞を受賞!

14日(日)に行われる大阪芸術大学オープンキャンパスの開催まで、あと5日。
今年度ラストチャンスとなりますので、ぜひ多くの人にお越し頂きたいです。
学内の至るところで作品展を楽しむことができるのも、芸大オーキャンの魅力の一つ!
写真学科と文芸学科の学生によるコラボ展では、写真作品に素敵な文章が添えられ、写真と文芸が織りなす創作世界が展開されます。
また、「若手作家合同作品展」では、芸大から羽ばたいていった卒業生たちの作品を一挙に公開します!
その他にも、各学科の学生たちの作品が色んなところに展示されていますよ。

今日のブログは、前回のオープンキャンパスで展示されていた作品の話題です。


こちらのTシャツは、美術学科版画コースの松浦ともこさんがデザインしたもので、グローバルTシャツデザインコンペティション「graniph Tshirt Design Award 2014」(詳細)で学生賞を受賞した作品です!
なんとなんと、世界各地で7100点の応募があった中から選ばれた10デザインの一つ!!
このTシャツは、「Design Tshirts Store graniph」の店舗、オンラインショップで購入することもできます!
松浦さんが自分が着たいと思うものを素直にデザインしたそうです。
男女国籍問わず、着こなしやすそうな優しいデザインですよね。

松浦さんは、現在イラストレーターを目指して、版画コースで学んだ”版を重ねる”表現も活かしながら、イラスト制作に取り組んでいます。
とっつきやすい、愛されやすいイラストを描いていきたいと話してくれました。

投稿:島田(OUA-TV)