2014年9月10日

JPPA AWARDSで受賞した学生作品が地上波で放送されます!!

突然ですが、みなさんは「少年記」というバンドをご存知ですか?
2011年に活動を開始し、今ブレイク中の若手ヴィジュアル系バンドです!
実はこのバンドメンバーに、音楽学科ポピュラー音楽コース(現・演奏学科ポピュラー音楽コース)の卒業生がいます。
そんな少年記が、14日(日)の大阪芸術大学オープンキャンパスで限定ライブを行います!!
もうすでに問い合わせも殺到しており、Twitterなどでも話題になっています。
ポップス、ジャズ、クラシックとさまざまな演奏を披露していますが、V系バンドのライブを開催するのは大阪芸大でも初のイベント。
ライブハウスさながらのド派手なパフォーマンスが芸大で見られるのでしょうか?楽しみ!!!

 

さて、今日は映像学科から投稿ブログを頂いたのでご紹介します。

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平成26年5月30日に「第18回JPPA AWARDS」贈賞式がありました。

JPPA AWADSとは、日本ポストプロダクション協会が毎年開催しているコンクールです。
学生部門では「映像技術」「音響技術」ともに、【ドラマ部門】と【その他部門】それぞれに、『ゴールド賞』『シルバー賞』『奨励賞』が贈られます。
ポストプロダクション業務で、優秀な技術を持って作品を制作したスタッフに贈られる賞です。

今回、厳正な審査の結果、見事大阪芸術大学の学生が入賞しました。
以下に今年度の受賞者を掲載致します。


■2014学生映像技術部門入賞作品
カテゴリー【ドキュメンタリーその他】
シルバー賞 『兄 ~おにい~』  米田愛子

以上の学生が受賞しました。

また、これをきっかけに受賞作品が
日本テレビ網 地上波にて放送予定となっております。

【放送予定日】
・9/14(日)24:50~「NNNドキュメント’14
日本テレビ網 地上波
【再放送予定】
・9/21(日)11:00~ BS日テレ
・9/21(日)18:30~ CS「日テレNEWS24」

是非ご覧ください。

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この作品は、筋ジストロフィー患者である米田さんの実の兄を追ったドキュメンタリー。
病気であるにも関わらず、いつも明るく前向きなお兄さんの姿がそのまま描かれています。

米田さんにとっては初のドキュメンタリー作品。
感想を伺うと、「今まで映像を作る時は、どうしてもすでにある作品の真似になっていました。
でも、今回初めて、自分自身がしたい自分だけの表現ができた気がします。」と述べてくれました。

44年続く「NNNドキュメント」で学生作品が放送されるのは初めてのことだそうです!!
純粋な米田さんの想いが込められた作品を、多くの方の目に留めて頂きたいです。

投稿:島田(OUA-TV)


2014年9月9日

美術学科の松浦ともこさんのデザインTシャツが学生賞を受賞!

14日(日)に行われる大阪芸術大学オープンキャンパスの開催まで、あと5日。
今年度ラストチャンスとなりますので、ぜひ多くの人にお越し頂きたいです。
学内の至るところで作品展を楽しむことができるのも、芸大オーキャンの魅力の一つ!
写真学科と文芸学科の学生によるコラボ展では、写真作品に素敵な文章が添えられ、写真と文芸が織りなす創作世界が展開されます。
また、「若手作家合同作品展」では、芸大から羽ばたいていった卒業生たちの作品を一挙に公開します!
その他にも、各学科の学生たちの作品が色んなところに展示されていますよ。

今日のブログは、前回のオープンキャンパスで展示されていた作品の話題です。


こちらのTシャツは、美術学科版画コースの松浦ともこさんがデザインしたもので、グローバルTシャツデザインコンペティション「graniph Tshirt Design Award 2014」(詳細)で学生賞を受賞した作品です!
なんとなんと、世界各地で7100点の応募があった中から選ばれた10デザインの一つ!!
このTシャツは、「Design Tshirts Store graniph」の店舗、オンラインショップで購入することもできます!
松浦さんが自分が着たいと思うものを素直にデザインしたそうです。
男女国籍問わず、着こなしやすそうな優しいデザインですよね。

松浦さんは、現在イラストレーターを目指して、版画コースで学んだ”版を重ねる”表現も活かしながら、イラスト制作に取り組んでいます。
とっつきやすい、愛されやすいイラストを描いていきたいと話してくれました。

投稿:島田(OUA-TV)


2014年7月30日

JFN学生ラジオCMコンテストで最優秀賞!!

みなさん、テレビ東京系列で放送中のドラマ、「アオイホノオ」はご覧になっていますか?
先日の第2話でも、大阪芸術大学のカットが印象的に使われていましたね。
ところで、物語に登場する大勢の学生たちが着ている「大阪芸大」と書かれた深緑のジャージ、気になりませんか?
調べてみると、このジャージは今から20年ほど前までは大阪芸大の指定ジャージとして着用されていたそうです。
しかし、学内のどこをあたってみても、もう持っている人がいないとのこと…。
このブログを読んでいらっしゃる卒業生のみなさんの中で、どなたか大事に保管されている方がいたら、ぜひお知らせください!

さて、今日は大阪芸術大学の学生が作品で賞を取った話題をお伝えします!!

放送学科広告コース3年生の井上望伯(みのり)さんが、JFN学生ラジオCMコンテスト2014で、なんと最優秀賞を受賞しました!!

このコンテストはJFN38局と日本の次世代を担う全国の学生がタッグを組み、学生自身の学び舎をテーマに、自由な発想と表現力の発露の場を設けるという趣旨で行われています。
テーマは、「あなたが通う学校を20秒、40秒のラジオCMコピーとして自由にPRしてください」というもの。

井上さんは、“お母さんに広告をプレゼントする”というストーリーで、40秒のラジオCMを制作しました。
井上さんの実体験をもとに制作されたCMです。
これまで、自分が広告について学んで来ることができたのは、大学に通わせてくれた両親のおかげだからと話す井上さん。
私も井上さんの作品を聴かせて頂きましたが、とてもシンプルに大阪芸術大学に通って学んだことをストーリーとして表現していました。
実際に感じた想いを形にしたことで、作品からリアルさを感じます。

井上さんから受賞した感想を聞きました!

はじめに受賞の連絡があった時には、まだ実感がありませんでした。
でも、今月17日(木)に開かれた表彰式では自分の席が用意されていて、そこに座って初めて実感が沸いてきました。
一番最初に名前を呼ばれて表彰されたのですが、その時に私の作品が会場に流れました!
頂いたトロフィーと表彰状には「最優秀賞」と自分の名前が書いてあったので、それを見て、本当なんだと感じました。
この経験をもとに、これからもさまざまな広告作品制作にチャレンジしたいと思います。

井上さんのラジオCMは8月1日から1ヶ月間、JFN38局で放送されますので、ぜひ聴いてみてくださいね!!

>>JFN学生ラジオCMコンテスト2014(入賞作品)

投稿:島田(OUA-TV)


2012年12月18日

マイ・スタイル -ビッグ・アイ ピアノコンサート-

12月9日(日)、国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)多目的ホールにて『マイ・スタイル-ビッグ・アイ ピアノ コンサート-』が行われ、演奏学科の学生が参加しました!
「国連・障害者の十年」記念施設ビッグ・アイは、障がい者の国際交流及び社会参加活動の拠点として、厚生労働省が2001年大阪府堺市に設立しました。障がい者と健常者の相互理解と共生社会の実現、障がい者の自立支援・自己実現を目的に事業を行っています。

bigeye.jpgプロピアニストの舘野泉さん、山崎理恵さんらと共にコンサートで演奏を披露したのは、演奏学科2年生の床次佳浩さん。
床次さんは小学校4年生の時に脳の手術で右上下麻痺になりましたが、その後旧のじぎく療育センターで左手だけでピアノが弾けることを知り、ピアノ演奏を再開しました。
障害があっても音楽を心から愛し、方法を変えて表現するピアニストたち。
この公演で同じように芸術の世界を目指す人々に勇気を与えたのではないでしょうか。
公演を終えた床次さんにコメントを頂きました。

「当日、来て頂いたみなさん、ありがとうございました。
私は、緊張やプレッシャーからか、(当日から)3日前から体調を崩し、頭痛や腹痛で困りました。
本番当日には、体調も戻り、演奏に支障をきたすゆなことなくできたことには、うれしく思っています。
しかし、今回のコンサートには、舘野泉さんからもわかるように、私以外、皆、プロのピアニストの方々で、
その点で、当日も緊張し、良い演奏が出来なかったと思います。
今回の経験を活かし、今後より良い演奏にしていきたいと思います」

床次 佳浩 (トコナミ ヨシヒロ) 自己紹介
 1992年兵庫県神戸市生まれ。大阪芸術大学芸術学部演奏学科ピアノコース2回生。5歳の頃から楽譜を読めるぐらいにと親の薦めでピアノを習い始める。2003年1月14日、小学校4年生の時に脳の手術で右上下麻痺になる。旧のじぎく療育センターで左手だけでピアノが弾けることを知り、ピアノ演奏再開。第1回ピアノパラリンピック出場 Aコース(課題曲)入賞、2007年12月に、アメリカにあるUnited Nations(国際連合本部)内、Dag Hammarskjold Auditorium(ハマーショルドホール)、Carnegie Hall(カーネギーホール)で演奏、2009年10月カナダのVancouver(バンクーバー)での第2回ピアノフェスティバルinバンクーバー出場。2012年3月26日第7回I.P.D全国大会Aコース(課題曲)銀賞、2012年10月、2013年度国際障害者ピアノフェスティバルの宣伝促進のため、台湾の台北と台中で演奏。現在、大阪芸術大学に在学。宮前勝代教授に師事。

投稿:山口(OUA-TV)


2012年12月12日

×Design デ 中小企業 ノ モノヅクリ ヲ 変エヨウ 会ギ

naniwaza01.jpg11月21日(水)大阪市住之江区の名村造船所跡地にあるアート複合スペース・クリエイティブセンター大阪にて『×Designデ中小企業ノモノヅクリヲ変エヨウ会ギ』が行われ、
大阪芸術大学デザイン学科2回生・北田圭祐さんと劉啓陽さんの2人が参加しました!

naniwaza02.jpgこれは独立行政法人中小企業基盤整備機構近畿本部(中小機構近畿)が産経新聞社と共同で行っている、中小企業を応援する「がんばれ!!ものづくり日本」キャンペーンの一環として、
中小企業の技術力をアピールする新商品の開発を目指す「NANIWAZA」プロジェクトをテーマにしたシンポジウムです。

学生2人は事前に中小企業の生産現場へ取材に行き、“大阪土産”をコンセプトに各々で新しい“大阪土産”を企画しました。
そこで得た成果をNANIWAZAワークショップ「大阪芸術大学 × ものづくり中小企業」 と題して、シンポジウムで報告しました。

naniwaza04.jpg劉 啓陽さんは3Dパイプカット技術を利用し、ガラスのコップとLEDライトを合わせることで新感覚のコップを提案。
水面にあたかも月が映っているかのように演出され、それがさらに満ち欠けするという発想は情緒を感じさせるものでした。
実際に商品化されれば、皆さんの手の中に月明かりが灯りとても美しいものになるだろうと思いました。

 

naniwaza03.jpg北田圭佑さんは、劉さんと同様にパイプの3Dカット技術を生かし、3Dジグソーパズルを提案しました。
この商品はご当地土産に利用でき、幅広い用途の可能性を感じさせるものでした。
もっとブラシュアップしたら子どもから大人まで幅広いニーズも見込めそうで、ヒット商品になるのでは!?と期待が持てました。

 

naniwaza00.jpg2人にこのプロジェクトに参加した感想を聞きました!
「求められたものに応えようと一生懸命努力しました。
商品企画をするのが昔からの夢だったので、実際に企業と関わる場に参加でき、貴重な経験をさせていただきました。
参加できてとても楽しかったです。今後はデザイナーになりたいです。今回のように楽しく仕事ができるといいですね」と語ってくれました。

若い感性がこれからどんどん、「ものづくり」の力になれる環境ができるといいですね。
そして是非芸大生らしい発想力を発揮してもらいたいです!

投稿:佐野(OUA-TV)