今日は、14日(木)と15日(金)に行われた舞台芸術学科特別公演「真田風雲録」の模様をお届けいたします♪
何度かブログでも稽古風景を紹介しましたので、みなさんもうご存知ですよね!
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「真田風雲録」のあらすじ
時は慶長5年(1600年)、関ヶ原の戦いのシーンから物語が始まります。
そこで出会った少年たちが、後の「真田十勇士」。
そして関ヶ原の戦いが終わって14年後の慶長19年(1614年)、大坂の陣が勃発しようとしていました。
豊臣秀頼を大将とする西軍が絶対不利の中、姿を現したのが真田幸村と十勇士たち。
十勇士を引き連れた幸村は、「カッコよく死にてぇ」を合言葉に、敗北を覚悟しながらも、大軍である東の徳川軍と大阪城で対峙することになります。
果たして、どんな結末が待っているのでしょうか…?!
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本番前、楽屋口から会場に入らせていただいたのですが、舞台の裏側には、お芝居で使用する衣裳や小道具がずらり!
また、衣裳の着替えやメイクなども学生たちで行っていました。
そして、いよいよ本番!!
今回の舞台で特徴的なのは、場面転換の仕方。
暗転して舞台セットを入れ替えるのではなく、演者がお芝居の一環としてセットの岩や石垣の配置を変えたり、袖から出し入れすることで場面転換する作りになっています。
岩の扱いも、死に対する苦しみを表すために担いだり、または戦いの武器として押し合ったり、工事現場の作業の小道具としてだったりと、シーンに合わせて効果的に活用されていました。
歴史上の出来事を元にしながらも、フィクションも多く盛り込まれたストーリー。
シリアスなシーンの連続ではなく、途中にショートコントを挟んだりと、時にはユーモアも交えながらの舞台に、見ている方も飽きない工夫を凝らしていました。
また、幸村が大坂の陣で倒れていくシーンは、ダイナミックな演出!!
実は幸村、そばにあった死体につまづいて、敵の刀に刺さってしまい、「カッコ…悪い」と残して倒れるのですが、私はこのシーン、とってもカッコいいと思いましたよ!!幸村さん!笑
本番までの数ヶ月、みっちり稽古に励んでいた学生たち。
私もブログ取材でずっとその姿を追っていましたので、本番での成果を見て、とても感動しました。
出演された学生のみなさん、お疲れさまでした!
ご来場いただきましたみなさん、ありがとうございました!!
投稿:島田(企画広報部事務室)