2011年3月17日

打楽器アンサンブル演奏会開催!!

皆さんこんにちは、ゲイブルです!
今日は、19日に行われるちょっと変わった演奏会の話題をお伝えします。ゲイブルがこのブログを書き始めて早1年・・・昨年もカメラ片手にこの演奏会の取材をしたことを思い出します・・・。

こんなにたくさんのマレットが! 3月19日、大阪芸術大学芸術劇で、演奏学科の打楽器専攻生たちによる、打楽器アンサンブル演奏会が行われます。この演奏会で使用される楽器は「打楽器」のみ!!えぇっ!?と思った方、打楽器には実はたくさんの種類があるんですよ。金管楽器や木管楽器がなくても、十分に多彩な音を表現することが出来るんです。
主に音階を担当するのはマリンバやグロッケン。しかし、楽器をたたくマレットというバチの種類を変えると全く違う音が!!一つの楽器からやわらかい音や固い音など、様々に出すことが出来るんです。
だから、一曲の中で、何度も違うマレットに持ち替えます。3本や4本持って、和音を演奏することも・・・動きの速さについていけません!

さらにびっくりしたのがティンパニ!音程の幅が広い曲では、ティンパニを2台使って高さを分けて演奏するんだそう!!つまりひとつのフレーズの中に、たたく音とたたかない音が存在するということ。そんなのゲイブルは考えただけでこんがらがっちゃいます。
こんな風に練習の様子を見ているといつも思うのですが、同じような音版(鍵盤のようなもの)が並んでいるのに、どうして目的の音がどの音版かが分かるのでしょうか・・・?ゲイブルは小学生の時、ドレミファソラシドと油性マジックで記されているマリンバしかきちんと演奏できなかったんですもの・・・。やっぱり凄いですね!さすが大阪芸術大学演奏学科!!

専攻生に話を聞いてみました。「打楽器にはいろいろ種類があるので、一通りなんでも出来るように練習しています。でもやはり好きな楽器、得意な楽器があるので、それぞれ自分のやりたい楽器で演奏しているんです。とっても楽しい演奏会なので、たくさんの人に聞いてもらってもっと打楽器の良さを知ってもらいたい」と森早弥加さん

奥原光先生が指導をされています。

是非お越しください!!

大阪芸術大学演奏学科打楽器専攻生がお送りする、打楽器のファンタジー!是非ご覧下さい!!
皆さんのお越しをお待ちしています!!

大阪芸術大学演奏学科打楽器専攻
Percussion Ensemble
日時:2011年3月19日(土)
場所:大阪芸術大学芸術劇場
入場無料


2011年3月9日

本番、迫る!!

      

 みなさんこんにちは、ゲイブルです!!
先日は卒業認定者の発表も行われ、晴れて卒業が決まった卒業生たちは、春からの新生活に向けてより一層ウキウキしていることでしょう!
芸大は春休みとなので、授業も行われておらず、少しさびしいキャンパスなんですが、今日は何やら芸術劇場の方が騒がしい様子・・・。さっそく私ゲイブルは、カメラ片手に取材に行ってまいりました。

本格的なセットに期待も高まります! 3月12日に行われる大阪芸術大学第32回オペラ公演「魔笛~全2幕~」。今日はその仕込みが行われていました。さすがオペラ公演・・・仕込みも大掛かりです。舞台上にシートを張ったり、照明を調整したり、もう大忙し!今日は、学生たちだけでなく、芸大生たちの舞台をいつもサポートしてくれているスタッフの方もたくさん出入りされていました。
魔笛の舞台は古代エジプト。神殿の柱のようなセットがどんどんと建てられていきます。周りにぷら下がっている帯状のものもセットの一部なんだそう。本当に本格的で、豪華なセットですよね!!この状態から、照明の加減や転換などで、また雰囲気も変わってきます。本番がとっても楽しみです!!

生演奏にもご注目ください!

 大阪芸術大学の誇る芸術劇場には、オーケストラピット(通称オケピット)もあるんです。オケピットとは、舞台の手前にある穴のような空間のことで、本番はこの場所でオーケストラが生演奏をします。今日は譜面台などが置いてあるだけでしたが、楽器や人を乗せてから、ピットを下に下ろすんだそうです。実は結構深いんですよ!!
本番はぜひ、舞台上の歌や演技だけでなく、大阪芸術大学管弦楽団による生演奏にもご注目ください

客席から客観的に舞台を見ることも大切です!
 今日の仕込みには学生たちも参加していました。このオペラ公演では、芸大の学生たちが裏方の仕事を手伝うインターンシップも行われているんです。
今日参加していたのは、舞台芸術学科2年の宮山あかねさん、上田瞳さん、映像学科3年の山根翔子さん。女の子ばかりだったのでゲイブルはビックリ!この後、照明の位置を合わせる「シュート」という作業をするそうで、いそがしそうに走り回っていました。

 10日には、公開リハーサルも行われます。入場は無料ですので、皆さん是非お越しくださいね!

皆様のお越しをお待ちしています!

大阪芸術大学第32回オペラ公演
魔笛~全2幕~

日時:3月12日(土) 午後12時半開場/1時開演
場所:大阪芸術大学芸術劇場
入場無料(要整理券)
指揮:藤川敏男
演出:浜畑賢吉

公開リハーサル
日時:3月10日(木) 午後1時半開場/2時開演
場所:大阪芸術大学芸術劇場
入場無料(要整理券)


2011年3月8日

キャラクター造形学科四回生8人が『100×148展』を開催中!

     

 皆さんこんにちは、ゲイブルです!!今日は投稿ブログを紹介します!!

 長居公園の南、前庭のあるギャラリーキットハウスで、3月4日(金)からキャラクター造形学科四回生によるグループ展『100×148展』が始まりました。
 出展メンバーは上田早織、上野千世、桜井綾香、高見奈緒、秀島由樹、福島衣規、渡辺あゆみ、和田紗織の8人です。
 今回のグループ展のテーマはポストカード。100センチ×148センチに込められたカラフルでファンタスティックな世界が、ギャラリー全体を彩っています。
 また、ポップな色使いと8人の個性で描き分けられたポストカードは、1枚50円で販売もしています。

カラフルでかわいい!!使うのがもったいないですよね・・・

『100×148展』
ギャラリーキットハウス

〒558-0004 大阪市住吉区長居東3-13-7
TEL 06-6693-0656
8日までは午前10時~午後7時。9日は午前10時~午後5時

是非遊びにいらして下さいね!部屋に飾っておくだけでも楽しい気分になります!

投稿:キャラクター造形学科 林日出夫先生


2011年3月3日

前川多仁展 -KITSCH-

    

 みなさんこんにちは、ゲイブルです!今日は投稿ブログを紹介します!
本物の毛皮を使っているんだそうです!!

 大学院博士課程(後期)の前川多仁と申します。染織工芸の分野で作品制作をしております。
今回、2月23日から3月13日まで、東京南青山にあるギャラリー「neutron tokyo」にて個展「前川多仁展 -KITSCH‐」が開催されていますのでお知らせさせていただきます。

 昨年の5月末から6月にかけて、京都の同ギャラリー「neutron kyoto」にて同じテーマで個展を開催しましたが、今回はそれをさらに進化させ、新作やあたらしいシリーズも加えた個展になります。

■ギャラリーコメントより

 盛り上がる一方の若手陶芸界を横に見やりながら、同じく伝統工芸と先端美術の狭間で「染織」の分野から気鋭の作家が立ち上がる!
コンピュータジャカードやインクジェットプリントといった最先端の技法と、ろう染めの様な古くからの技法を組み合わせ、子供の頃に夢見たヒーロー像のファンタジーと現実の様々な要素を渾然一体と織りなす唯一無二のタペストリー
崇高と世俗の間に生まれる「キッチュ」を追い求め、おおいなる野望が今明らかになる!!

おぉ!!ゴージャスですね!!
 「neutron tokyo」は住空間を意識した構造になっているギャラリーで、ホワイトキューブとはまた違った空間になっています。今回の個展では、この住空間ということも考え、作品を展示しました。
それだけに、かなり難しい展示でしたが、よく考えてみると、私がテーマとする「KITSCH」や染織工芸はかつて大衆の生活の中で培われたものであり、思いのほか、ギャラリーの空間にカチッとはまったと思います。
 
 1Fはこの住空間ということを強く意識して、日本家屋の部屋として見立てた展示になっています。

なんだか物々しい雰囲気です・・・

 2Fでは、私がモチーフにしているヒーローの背後に潜む呪術性をより意識した展示になっています。
ギャラリーの特徴的な吹き抜けに、巨大なヒーローを描いたタペストリーを展示しています。
 

新しいモンスター!?

 また、ポリエステル特有の科学的な光沢に着目して制作した新シリーズ「プルトニウムモンスター」も今回初公開になります。

 

ギャラリーHP(下記URL)にて今回の個展コンセプトなど掲載していますので是非ご覧ください。
http://www.neutron-tokyo.com/gallery/schedule/1102/MAEKAWA_KAZUHITO/index.html

 

「前川多仁展 -KITSCH-」
 場所:neutron tokyo
     東京都港区南青山二丁目17-14    
    Tel&Fax 03‐3402‐3021    
    HP  http://www.neutron-tokyo.com
 会期:2011年2月23日(水)~3月13日(日)    
    11:00~19:00(最終日は18:00まで)

期間中お近くまでお越しの際は、是非お立ち寄り、私の提示する現代染織工芸を体感してみてください!!!

投稿:大学院博士課程(後期)前川多仁
 


2011年2月26日

11人の個性あふれる絵師たちによる「四季彩展」開催中!

   

皆さんこんにちは、ゲイブルです!今日は投稿ブログを紹介します!

手作り感に溢れていてとっても素敵! 今月24日から上本町七丁目の光陽堂画廊で、キャラクター造形学科在校生有志による“四季彩展~いたずらな季節達”が始まりました。

今回この展覧会に参加するのは三回生・塚本玲新谷瞳岩垣孝幸城明憲二回生降旗駿山下明里神原貴行久保田千尋金井亮介古園大祐、一回生・清水里美の11人。いずれも個性あふれる絵師ばかりです。
今回のテーマは「無邪気な子供」。水彩やコピックのカラー原稿やボールペンを使ったモノクロ原稿などの平面だけでなく、立体造形もあり、各自がそれぞれ腕によりをかけた自信作がスペース一面にずらりと揃っています。
光陽堂画廊へは地下鉄谷町線・千日前線「谷町九丁目駅」または近鉄大阪線・奈良線「上本町駅」の地下連絡口10番出口から、上町筋を南へまっすぐ。上本町七丁目交差点を越えたローソンの隣です。
展示期間は3月1日まで。時間は午前10時から午後6時(最終日は3時)まで。学生たちによる心温まる作品を、是非見に来て下さい。

電車のようなちょっと変わったギャラリーなのです。なんとなくアットホームな雰囲気ですね!

四季彩展
場所:光陽堂画廊(TEL 06-6771-5053)
期間:2月24日~3月1日 10:00~18:00(最終日15時まで)

投稿:キャラクター造形学科 林日出夫先生