2025年2月5日

大阪府警察富田林署・防災啓発ポスターを作成しました

大学のある地元、大阪府警察富田林署からこども向けの災害に関する対策や防災の広報のためのポスター作成の依頼を頂きました。
作成にあたっては、デザイン学科「グラフィクデザイン研究」(非常勤講師・高田雄吉先生)の授業で取り組み、デザイン学科グラフィクデザインコース3年の岸本真唯さんの作品が採用されました。


1月27日(月)に大阪府警察富田林署において感謝状贈呈式が行われて、岸本さんと高田先生が出席しました。富田林警察署長の髙岡廣次様から岸本さんに感謝状が手渡されました。感謝状贈呈式には、警察関係者の他、協賛していただいた太子ロータリークラブの村元宏様と淺岡義彦様も出席していただきました。
岸本さんは、緊張した面持ちでしたが、今回の作品について「子どもたちにもわかるように、コミック風でひとめでわかるように仕上げました。」と語ってくれました。
このポスターがたくさんの子どもたちの目に止まり、災害対策や防災の意識が高まり行動してくれると嬉しいです。

感謝状授与

記念写真
(左から)富田林警察署副署長尾方様、署長髙岡様、岸本さん、高田先生、太子ロータリークラブ村元様、太子ロータリークラブ淺岡様

 

(報告者 就職課 川村良広)


2025年2月4日

髙島屋大阪店・新春イベントとして「雅楽演奏」を披露しました

㈱エー・ティ・エー(髙島屋グループの総合広告会社)様から依頼を頂き、1月12日(日)に髙島屋大阪店で「雅楽演奏」を披露しました。

髙島屋大阪店3階ローズパティオを会場として、午後1時と3時の2回公演を行いました。2公演ともたくさんのお客様に来場いただき、雅楽の音色を楽しんでいただきました。
本学学生、卒業生16名と音楽学科・出口実紀先生、廣瀬信夫先生の総勢18名が出演して、楽器のみによる合奏「管絃」と華やかな装束で舞う「舞楽」を披露しました。管絃からは雅楽曲の中でよく演奏される機会の多い「平調 越殿楽」を、舞楽では新春を寿ぐ意味を込めて「左方 萬歳楽」を選ばせていただきました。また、途中で廣瀬先生から雅楽や楽器についての解説をしていただきました。
本学の入学式、卒業式では雅楽を披露していますが、2019年に新調された舞装束を学外でお披露目するのは今回はじめてとなります。

 

 

本学としましても、今後もこのような活動を続けていきたいと考えています。


 

(報告者 就職課 川村良広)


2024年10月8日

今年も「赤い羽根共同募金運動」はじまりました!

10月1日(火)から、「赤い羽根共同募金運動」がスタートしました。

「赤い羽根共同募金」は、高齢社会や人口減少社会が進行する今日、地域では子ども・障がい者・高齢者など誰もが安心していきいきと生活できる住み良い町づくり、ささえあう共生社会の実現が求められています。こうした状況の中、共同募金は、地域福祉を財源面から支える大切な役割を果たしています。

昨年に引き続き今年も、「赤い羽根共同募金運動」ポスター、芸大生がデザインしました。今年は、デザイン学科3年生・沼口 直人さんの作品です。ポスターは公共施設や鉄道駅などに掲出されています。ポスターだけではなく、クリアーファイル、「共同募金会だより」表紙や、各種チラシに活用されています。

募金箱は、学内11号館・第一食堂、総合体育館・第二食堂、11号館事務局学生課に設置していますので、ぜひ皆さんの善意を入れてみませんか。


 
(報告者 就職課 川村良広)


2024年5月25日

学生によるピアノ演奏会

4月21日、日曜日の午後、梅田にあるザ・フェニックスホールにて「学生によるピアノ演奏会」が開催されました。

 

 

出演したのは演奏学科及び音楽学科の学生あわせて7名と、博士課程(前期)芸術制作専攻の大学院生2名です。
2月に学内で行われたオーディションにより選出された出演者たちです。
若いピアニストたちは本番2週間前には3号館ホールでの「ドレスリハーサル」も経験しました。
本番と同じ衣装をつけてのリハーサルにおいて、ドレスでの歩き方、ステージマナー、もちろん肝心の演奏についてもピアノコースの教員たちから愛あるアドバイスが飛び交います。


 

 

当日のプログラムに載る曲目解説も演奏者自身で書きます。
こうして、さまざまな角度から楽曲の研究を重ねてから、本番を迎えます。
ようやくコロナ禍を脱して、客席にもお客様が大勢いらしてくださっている中での演奏会、人前で弾くことの緊張感と何よりもその喜びを同時に感じる本番となりました。
コンサートでは、それまでの努力が実ること、うまくいかない事などを経験します。演奏会を通じてしか学べない大事なことを、これらの体験を通じて学生たちが感じ、更に成長していくことを見守っていく、これが教員としての喜びそのものです。

 

なお当日は、あいにくの横なぐりの大雨という悪天候だったのですが、それにもかかわらずコンサートにいらしてくださいましたお客様に、心より感謝申し上げます。

投稿:演奏学科合同研究室


2024年4月13日

尼崎市商業施設“アマドゥ”メインサインのデザインを学生が行いました

兵庫県尼崎市にある商業施設“アマドゥ”のメインサインのデザインを、株式会社オートバックスセブン様より依頼を頂き、昨年度のデザイン学科の授業「デザインプロジェクト」(森 和弘先生)で取り組み、このほど完成し設置されることになりました。
授業では、14名の学生が作品制作を行い、今回、最優秀賞1点と優秀作品5点が選ばれました。最優秀賞の作品がメインサインとして掲出されています。メインサインは、縦4.1m、横8mの大きなものですので迫力があります。

↑メインサインの実物を見ると大きさが実感できます
 

最優秀賞     孫 元昊さん デザイン学科4年

テーマ熱帯の穏やかな一日

コンセプト:尼崎の美しい海岸と観光の特徴を表現しました。情熱的な熱帯をテーマに選び、人々に楽しいショッピングの気分を呼び起こすようにしました。深い青い空は、強烈な太陽光に照らされても非常に高い視認性があり、“refresh ama do”のコンセプトに沿ったイラストを制作しました。


 

審査員賞     古橋 緋夏さん デザイン学科4年

テーマ:良い日

コンセプト:家族連れが多いイメージを受けたので、楽しそうな家族とオアシスをイメージしてデザインしました。アマドゥの外観を崩さないよう、建物の雰囲気とマッチするような色味で構成しました。


 

審査員賞     野間 ちひろさん デザイン学科4年

テーマ:南国のまち

コンセプト:穏やかで、明るい場所になるようにという考えから、カラフルな南国の鳥たちを描きました。人が遊びにくる愉快な場所というイメージです。


 

エスポワール賞  平田 圭亮さん デザイン学科4年

テーマ:出発

コンセプト:車は、目的地に行くために使用します。目標、目的に向かって走ってほしいという願いを込め、車がアマドゥの惑星に向かって走っている構図にしました。また、他国では戦争などがあり、平和に向かってほしいという思いで、車のナンバーをPEACEにしました。車とアマドゥの惑星に目がいくように、配色にしました。


 

サステナブル賞  宮崎 華鈴さん デザイン学科4年

テーマ:未来のアマドゥ上空

コンセプト:未来のアマドゥ上空をイメージしました。ファミリー層を意識して、感覚的に楽しそうで動物メインのイラストにしました。どんな動物も一緒に過ごしている様子に、人間も差別なく過ごせると良いなという思いを込めました。


 

フェイバリット賞 木村 哉太さん デザイン学科4年

テーマ:南国の海辺

コンセプト:アマドゥの雰囲気に合うように南国風のデザインにしました。あえてレトロ感を全面に出していつまでも使えるようなデザインにしました。


 

3月31日(日)に現地にて除幕式と表彰式が行われ、受賞した学生と森 和弘先生が出席しました。
今回掲出されたメインサインが末永く、アマドゥを訪れるお客様の目にとまれば有難いです。

↑表彰式会場にて(写真提供:企画広報室)

↑表彰式会場にて(写真提供:企画広報室)
 

(報告者 デザイン学科 森 和弘・就職課 川村良広)