4月21日(火)、富田林警察署交通課より講師をお招きして、学生対象の交通安全講習会を開催しました。 授業期間中につき、昼の休み時間での開催になりましたが、講習をとおして、安全運転への理解を深め、少しでも学生の交通事故が減ることを願っています。 |
4月21日(火)、富田林警察署交通課より講師をお招きして、学生対象の交通安全講習会を開催しました。 授業期間中につき、昼の休み時間での開催になりましたが、講習をとおして、安全運転への理解を深め、少しでも学生の交通事故が減ることを願っています。 |
ベンチに腰掛け、じっと眺めていた夕映えの空… 。 優しさが込上げてくるようなどこか懐かしい風景を木彫りの作品で表現された齊藤秀樹さん。 図書館(4階閲覧室)ではただ今、彫刻家 齊藤秀樹さんの作品を紹介しています。 齊藤さんは1993年 大阪芸術大学美術学科彫刻コース専攻科修了後、1997年3月まで本学美術学科彫刻コースの副手を勤めておられました。
もともと動物の生態に興味があったと言う齊藤さん。「自然と人との関わり」をテーマに、カエルやカタツムリ、果実や草花など身の回りにある小さな自然を作品にしてこられました。 どの作品もすべて木でできていますので、木特有のぬくもりと優しさが滲み出ています。思わず、ふれてみたくなるような…。手作りの引力!フィギアではこの風合いは出ませんよね。木にこだわり続ける齊藤さんの思いが伝わります。 閲覧室の書棚に小さな訪問者。本の上をゆっくり歩むカタツムリは、ゆるやかな時間の流れを私たちに思い出させてくれます。慌しく過ぎていく日々の中で、なるほど、インターネットは手っ取り早く情報をキャッチすることができるでしょう。しかし、それだけでは人は感動しません。素晴らしい本や映画との出会い、そして人と人とのつながりが、人が成長する糧になり、芸術が生まれる原動力になると信じます。 この作品展のテーマ『Link』には、齊藤さん(写真右)が昨年12月に図書館で開催した「展-TEN-FINAL in図書館」や、先月、ほたるまちキャンパスで開催した「御時幻影舞台創作展」をご覧になって、「ひとつの目的に向かって、他学科の学生や院生、教職員が協力して展覧会を創りあげたことは、素晴らしいことだと思います。そして図書館が交流や創造の場として、芸術を志す人たちをつないでいるのがいい。自分の作品もLinkすることで、新しい出会いとつながりができれば…」という願いが込められています。 その願いは、本学大学院芸術研究科博士課程(後期)芸術制作 写真領域神尾康孝さん(写真中央より左)がこの作品展のチラシの写真を、デザイン学科4年生汐見友里さん(写真中央)がデザインを担当し、全体のサポートに、図書館も加わって実現されました。更には、作品と作品を観てくれた方のつながりもできていくと思います。 作品展は今月末で終了しますが、つながりがこれからも続いていくように、終わらせない終わり方で終了します。 まだ作品を観ておられない方、是非、木のぬくもりを体感してみてください。 このベンチの、民話に出てくる鳥や動物たちを象って彫った作品、トーテンポールの傍で腰掛けてみられませんか?子どもの頃の眼差しで見た風景が蘇るかも知れません。図書館で、新しい発見をしてもらえれば嬉しいです。
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誰もがわかりやすく、快適に利用できるように、更にはインスピレーションが沸き起こる 「展-TEN- FINAL in図書館」で行ったアンケートを参考に、まずは、図書館3階の 新コーナー<おすすめ図書> 膨大な情報の中から本質を見抜く目と、正確な情報を必要な時にすばやくゲットするテク レファレンス・コーナーでは、皆さんからのご相談をお待ちしています。
投稿: 図書館事務室 |
4月。新学期がスタートし、キャンパスは学生たちの活気に満ちて、眩しいくらい、エネルギーを感じさせます。春だから、何か始めたい、チャレンジしてみたい、きっと、そんな風に思っている人も多いはず。 新入生の皆さんも、大学生活に希望と不安を抱えながら、一歩一歩、踏み出されていることでしょう。
自分のペースがつかめるまで、時に、もどかしく感じることがあるかも知れませんが、図書館はいつも学生の皆さんを応援しています。
慌しく過ぎる毎日でも、ちょっと時間をつくって、図書館でアートにふれてみるのはいかがですか?図書館は芸大生に知性や感性を磨く<素>を見つけてもらえるよう、常に資料の収集や提供の仕方を考え、新しい取り組みにもチャレンジしています。
その第1弾が、昨年12月に図書館応援企画展「展-TEN- FINAL in図書館」と題して、開催した展覧会でした。
本学の院生や、助手、副手さんの作品をジャンルに囚われることなく展示し、図書館はさながらアートライブラリーにイメージチェンジ!本学学生や教職員をはじめ、学外からも卒業生や美術や図書館関係の方々など、多数のご来館とご好評を頂きました。
これにより、来館者数も、大幅にアップし、インターネットで手軽に情報を得る若者たちの図書館離れの現象に、一石を投じたと言っても過言ではないと思っています。図書館界でも話題になり、研究会での発表を依頼されたことは、嬉しい限りですが、図書館員として何より嬉しく思ったのは、1度も図書館に来たことがない学生が来てくれたことです。 展覧会は終了しましたが、新入生の皆さんに、また、観られなかった方に、是非、展覧会の雰囲気を少しでも味わってもらおうと、12人の作家の作品を写真に撮り、額に入れて、CDを聴くブースの壁面(3階閲覧室)に12枚、連なるように掛けています。
作品と一緒に写っている女性は、本学デザイン学科学生の小松有佳さん。「展-TEN-FINAL in図書館」のポスターのモデルを務めてくれました。 撮影は本学大学院修了生、長谷川朋也さん。
作品と、作品を見つめる彼女の写真を見るという二重構造は、視線の双方向性を生み、漠然と写真を見る人を写真の中の彼女もまた、こちらを見ているような錯覚に囚われる、不思議な感覚を覚えます。音楽を聴きながら、実際に体験してみませんか?
同じフロアーの隅には、鈍色のオブジェ。本学大学院陶芸助手、金理有さんの作品『OOPARTS』です。あえて、説明はしません。作品を間近に観る時、彼のテーマである、「自らの内においてREMIXされたHighからLow、国籍を越えた様々なカルチャーを造形に落とし込み、1200度を超える灼熱で焼成することにより時代性、地域性が曖昧な物体を現在という点に生成する。」がどう伝わるのか。鑑賞者とオブジェの距離感も面白いかもしれません。
本を探す時って、見つかるまで無意識に肩に力が入っていませんか?
調べている時の表情もつい、硬くなっていたり…。でも、ふっと、和める瞬間があります。2階閲覧室で本を探したことのある利用者は、もうご存知ですね。書架に掛けているクマの絵は、本学デザイン学科副手永田明日香さんの作品『BEAR』です。
写真はビリヤードをしているクマですが、他にも、背広を着て電車通勤するクマ、リビングでくつろぐクマ、友達とお茶するクマなど、木製の書架に何気ない風に掛けてあります。ありふれた日常を擬人化したクマでユーモラスに再現した作品。それだけでない、温かさの向こうに永田さんのリアルを切り取る視線が仄見えます。今ではすっかり閲覧室に溶け込んでいて、利用者と永田さんのつながりを感じさせます。 いつもの図書館で、肩の凝らないアート鑑賞。大阪芸術大学で学ぶ未来の芸術家たちに、図書館で多くの芸術作品にふれて頂き、様々な驚きや発見、新しい可能性や未来を拓いてもらえればと願います。
図書館は今後も利用者のニーズを考えながら、いろいろなスタイルを試みていきますので、応援、ヨロシクお願いします。
投稿 : 図書館事務室
4月19日日曜日、この春いちばんの晴天に恵まれ、2009年大阪芸術大学新入生歓迎祭 そしてクラブ・サークルによる体験コーナーや勧誘活動が活発に行われていました。今年は初の日曜日開催となりましたが、新入生の方々も在校生も一緒になって一日中楽しんでいました。 |