2009年6月25日

君が明日になる 君が夢になる

 今日も相変わらず暑いですね。週間天気予報では今週は雨続きだったんですが・・・。四国を中心に深刻な水不足になっているところもあるそうです。皆さんも水の無駄遣いはしないようにしましょうね♪

 
 さて、先週の話ですが、第30回記念大会 近畿地区 軽音楽系クラブコンテスト We are Sneaker Agesの特別番組の収録を行いました。
 皆さんはそもそも、"We are Sneaker Ages"って御存じですか?
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 このコンテストは中学校・高校で軽音楽系クラブに所属する生徒たちのために、公の場で発表する機会を設けようと、産経新聞社・三木楽器株式会社主催で始まったもので、今年から大阪芸術大学も特別協賛として参加しています。

 
今年は、高校136校、中学17校の計153校が出場!!先日、6月15日分のOUA-TV NEWSではその抽選会の模様をお伝えしました。
 今年大会に出場する高校生に向けて、応援メッセージVTRを撮影しようとOUA-TVスタッフ総動員でインタビュー番組を企画!!ロケ撮影を敢行しました!!
 
今回インタビューしたのは、影山しずかさん(エレキギター)、別所由加さん(ドラムス)、松浦はすみさん(キーボード)。
 
 それぞれ高校在学中にWe are Sneaker Ages に出場し、現在はポピュラー音楽コースで勉強をしています♪
sunika3.jpg 大勢の観客の前での演奏には慣れているものの、カメラを向けられてインタビューとなるといつもと勝手が違って、3人ともかなり緊張した様子・・・。
 ディレクターの「はい、カット!!」を聞くと同時に、安堵感にあふれた三人の笑顔がその緊張感を物語っていました。
 
 確かに、カメラを向けられてコメントを求められることなんて、街中でもそうそう出くわすことはないですから、緊張するなと言う方が難しいですよね・・・。
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 レポーターを務めて下さったのは、We are Sneaker Agesのメイン司会者で、三木楽器株式会社のイッシィこと石田裕子さん!! 石田さんはWe are Sneaker Agesの出場者には大人気なんですよ★
 イッシィさん、暑い中、本当にお疲れ様でした!!
 また大会会場でお会いできることを楽しみにしています!!

 We are Sneaker Agesに出場する中高生の皆さん!!グランプリを目指して練習頑張ってくださいね!!
 そして是非、大阪芸術大学へも遊びに来てくださいね!
 


2009年6月24日

僕が”キミ”(黄身)を全力で受け止めるから!!

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 みなさん、エッグドロップコンテスト(Egg drop competition)ってご存知ですか?

 エッグドロップコンテストとは、アメリカの科学教育の一環として考えられた競争です。
 
 

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 本家の大会では、10メートルの高さから卵を3つ入れた装置を落下させて、3つの卵を守るようにします。
 
 また、重量制限はありますが、材料の制限は特に決められていないようです。

 
 そんな一見ゲームみたいなイベントが、6月20日(土)、デザイン学科の実習(デジタル&3D2)の授業の一環として開催されました。

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 この授業では、普段CADという図面を描くソフトを使って勉強していて、今回はエッグドロップコンテストに向けて、1ヶ月半かけて衝撃を軽減する模型を作って競い合いました。
 
  今回のコンテストのルールとしては・・・
1、装置の中に入れる卵は1つとする。
 2、装置に使用できる材料はケント紙(A3)2枚のみ
 3、装置の投下は、9号館4階の渡り廊下から行う。
 4装置投下場所から、1階の的へ向けて投下する。
以上の4点が主なルールとして行われました。
 
 

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この日は、天候にも恵まれ絶好のコンテスト日和となりました。

 しかし、会場が渡り廊下ということもあり、風が強く4階の装置投下場所へついた学生は強風に困惑する場面が多々見受けられました。

 
 
一人ずつ4階へ行き、装置を投下。

 投下した学生は、そのまま1階へ…。

 装置から卵の状況を確認し、見守るクラスメイトへ報告。

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 そのような手順が繰り返される中、見守る学生たちはクラスメイトの結果に一喜一憂。

 今回の実験は20人が行い、成功者が10名
 最も的から近かったものが44cmという見事な結果となりました。
 
 

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 実験終了後、余った卵は『卵かけごはん』として、美味しく頂きました!
 

 
 投稿者:デザイン学科


2009年6月23日

ギャラリー探訪

tennjikai0.JPG 皆さん、暑さに負けていませんか?ワタシは芸大に来るまでのキンキンに冷房が効いた電車で体がおかしくなってしまいそうです!(涙)

 皆さんもクーラーを入れっぱなしで寝て風邪を引いた・・・なんてことにならないように気を付けてくださいね☆★今日は、明日まで開催されている3つのギャラリー展示会をご紹介します。

 
 まず、初めにお邪魔したのが『童話横丁』
 『童話』をコンセプトにそれぞれが自由に童話の世界を表現♪♪デザイン、キャラクター造形、環境デザイン学科の7名の学生が、物語の不思議な世界へと導いてくれます♪
 
 作品を出品している学生にお話を伺いました☆★tennjikai4.JPG
 
 
  松尾典子さん(デザイン学科4年)
 雪の標本/マツオノリコ
 
 「アンデルセンが描いた『雪の女王』がテーマ。宮殿にはどんな雪が降っているのかな?と考えながらいろいろな形や色を組み合わせて、雪の結晶を作りました」
 

 

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上原悠さん(環境デザイン学科4年)
Picture-story show?/ルカ
 

「普通の紙芝居だと面白くないので、引出しの形にしました。コマ数も限られて紙芝居みたいに言葉で説明せずに絵で見せないといけないところがとにかく大変でした」
 

 

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 将野勇也さん(キャラクター造形学科4年)
 fanC/エルク

 「カワイイものが好きなので、理想に走ってみました。ぬいぐるみも手作りして、好きな物を詰め込んで作りました」
 

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原友里恵さん(環境デザイン学科4年) 
昔々あるところに 昔々のちょっと昔、あるところに
                         /ハラユリエ

 「様々な童話の登場キャラクターを描いて、そこにまた新たなストーリーが始まり出すような絵を描きました。前回が好評だったので、今回もまた新たなストーリーが広がっています」
 

 

昨年の4月に引き続き、今回で2回目の開催。4年生が中心で、就職活動の合間を見ての作品制作で、「時間がない!時間がない!!」と、とにかく必死だったそうです。 就職活動も大変ですが、卒業制作も待っていますよ!皆さん頑張ってくださいね!!
  

tennjikai7.JPGtennjikai6.JPGtennjikai5.JPG さて続いては、『0円本屋』
 文芸、デザイン、芸術計画学科の学生7名による、五感で本を楽しむことのできる展覧会です♪♪
 
 岡田真由子さんと安田恵梨さん(文芸学科2年)にお話を伺いました。
 「とにかく身内でやるのを変えたいと思って、いろんな人に協力をお願いしました。」
 「0円本屋としては今回で2回目。前回は本を配ることがメインだったので、展示方法について全く分からなくて形にするまでにかなり苦労しました」
 
 文芸学科の学生が本を制作して、そのイメージからデザイン学科の学生が空間デザインをする。

  本を読むのが苦手・・・と言う人でも、本から想像したイメージが目の前に広がっていると、すぅっと頭の中に自然とストーリーを思い描くことができます。

 
 ゆっくり読みたいという人にはソファーも設置されています。本に囲まれてゆったりとした午後を過ごすのはいかがですか?
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 第一食道前にて毎月文芸誌「白地図」を発刊しています!詩や小説、コラムにエッセイなど、掲載されている作品はそれほど長編ではないので、手軽に読むことができます!
 
 今月は創作考房とのコラボ企画を実施しています。第一食道前にまだ若干残っていますので、皆さん是非手にとってご覧になってはいかがでしょうか?
 
 また無所属サークルとして活動している白地図では、メンバーも募集しています!!興味のある方は文芸学科の合同研究室まで!!
 
 

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 最後にお邪魔したのは『TIMER-時間人-』
 
 デザイン学科の学生6名が『タイムスリップ』をテーマに、好きな時代をモチーフに作品を制作。
 
 幕末に恐竜時代と幅広い時代背景を描いた作品が数多く並んでいます。幕末志士に恋い焦がれる女の子や、カップのお風呂でくつろぐ恐竜など、見る人や描かれたキャラクターがあらゆる時代にタイムスリップした感覚を覚えました。

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 黒川泳子さん、大石綾音さん、熊谷唯さん(デザイン学科2年)にお話を伺いました。
「展覧会をやりたかったけど、どうすれば開催できるのかがわからなくて・・・。半年ぐらい前から活動を始めたけど、とにかく企画書と許可取りが大変で、いろいろ難しいことでいっぱいでした」
 
「でも、充実して楽しかったです!アンケートも好評で、第二弾を・・・という声もありました。次はもっと作品数を増やして、趣味だけでなく他人に訴えかけられる絵を描けれたらと思っています。」
 
 熊谷さんは学外でも芸術運動をやろうと企画中だそうです。芸大生の中で芸術をより広めたいという人がいたら是非声をかけてみて下さいね!!
 
 学生の間にいろんな事に熱中することも大切!その経験が何物にも代えられない宝ものになるはずです!!ワタシも一度でいいから展覧会したかったなぁ
 
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『童話横丁』
総合体育館ガーデンギャラリーにて
24日(水)まで(夕方頃終了予定)
 
『0円本屋』  『TIMER-時間人-』
総合体育館ギャラリーにて
24日(水)まで(夕方頃終了予定)

 


2009年6月22日

大阪芸術大学公開セミナー in ほたるまち part2

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 先週から始まった大阪芸術大学公開セミナーの6月16日・17日の模様を報告します!

 
 ところで、この芸大セミナーは1986年から始まり、今年でなんと24回目と結構長い歴史があるんですよ★☆
 
 1つの学科が5回講演したり、トーク形式などもありました!

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 さて、6月16日の第3回目は文芸学科の有吉玉青先生のセミナー。
 
 芸大では文芸学科で演劇に関する授業をされている有吉先生ですが、この日はオランダの画家フェルメールについてのお話。 2007年に『恋するフェルメール』という本を出版されるくらい、有吉先生はフェルメールの作品がお好きだそうです!

 スクリーンに映し出されるフェルメールの作品を観ながら、作品の特徴を説明されたり、先生が世界中のフェルメールの作品に出会う旅のエピソードなども聞かせて頂きました。フェルメールの作品を観る時、先生の心にはエリック・サティの曲が流れるそうです。(実際に会場内でもCDをかけていただき、うっとりと聴き入りました)

 
 私の今までの旅行は、"行きたい場所(国)"→"その場所(国)にある美術館"でしたが、"見たい絵画(作家)"→"行きたい場所(国)"という旅行もしてみたいなぁと思いました!
 

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 そして、6月17日の第4回目は写真学科の織作峰子先生のセミナー。
 
 織作先生の50点以上の作品(モノクロ風景・人物写真)を観ながら、写真を撮影する時の注意点やテクニック、著名な方々を撮影した際の苦労話など・・・写真に詳しい方でも、そうでない方でも十分に楽しめるお話でした。
 いつも姿勢よく、終始穏やかな雰囲気の織作先生。先生は写真家の大竹省二先生に入門し、とても厳しい指導の下、写真の勉強をされたそうです。美しいものをより美しくとらえる視線、どんな撮影条件でも瞬時にシャッターチャンスを見極める判断力。先生の中の優しさと力強さを感じられた気がしました。
 
 とうとう公開セミナーも今週で最終回!!
 フィナーレを飾ってくれるのは、皆さんも駆らず目にしているあの製品をデザインされたデザイン学科教授の喜多俊之先生です。


2009年6月18日

文芸学科からのお知らせ&Screen 苅谷昌江展

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 今週から急に暑くなりましたね!連日30℃近くまで気温も上がって、冷房の効いた部屋が恋しくなってきました☆
 日曜日から雨が続くそうです。洗濯物の取り込みをお忘れなく!!
 
 さて、今日のブログは2本立てです!まず・・・

 文芸学科非常勤講師、鵜飼哲夫先生の「若者文化の世界」の授業内で特別講義を行います。今年創業100年を迎える講談社より、文芸X出版部長をされている蓬田勝さんに来て頂きます。
 蓬田さんは、今年5月より「講談社Birth」という新レーベルを始められ、対象を10代から29歳という若き才能を発掘するという目的で公募を行われています。同時にイラストレーターも公募しているというのも特徴です。
 今回の講義で、今若い人たちに何が求められているのかなど、出版社サイドの生の声を聞くことができます。
 日時は6月22日(月)、10時20分より約2時間、9-003教室にて行います。
「若者文化の世界」を履修していない学生でも受講可能ですので、みなさんどうぞ受講して下さい☆★


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話は変わりまして・・・
  
西長堀にあるstudio Jで、318日(水)-425日(土)「Screen 苅谷昌江展」が開催されました。

 大阪芸術大学美術学科卒業生(2001年度)の苅谷昌江さんは2008年4月6日のブログでも紹介させて頂きましたが、2007年12月に京都文化博物館で行われたAMUSE ARTJAM 2007 In Kyotoでのグランプリ受賞後、2008年には高知市文化プラザかるぽーとで行われたJeans factory art awardでの準グランプリ受賞を皮切りに、精力的な活動を続けておられます。8月Gallery Yamaguchi Kunst-Bau(大阪)でのART CAMP 2008では、招待作家として参加されました。

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 また
2009年にはVOCA2009 現代美術の展望―新しい平面の作家たち(上野の森美術館)の出品作家に選出される等、さらに今後の活躍も期待されます。
 VOCA展の図録は、図書館でも近々所蔵する予定ですので、是非、ご高覧ください!!
 
 VOCA(ヴォーカ)展は1994年に始まり、全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者などに40才以下の若手作家の推薦を依頼し、その作家が平面作品の新作を出品するという方式により、毎回、全国各地から未知の優れた才能を紹介されています。
 
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 今回の展覧会は
Screenです。不思議な雰囲気をかもし出した映画館(?)です。
 
 京都芸術センターでのnow here, nowhere(関西を中心に活動する6名の美術作家による展覧会 200934日→22日)に出展されていたScreenとの連作のように感じました。
 
 その作品は、
苅谷さHPSlide showを見ることができます。
(左)「After a movie」 (右)「Space Oddity red chairs」
 
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 色々な種類のmonkeysが映画を楽しんでいます。その描写力にはますます磨きが掛かっていました。

 
 映画を楽しむ
monkeysをじっと眺めていると、時に自分もこの映画館の中に入り込んでmonkeysたちと一緒に映画を観ている、そんな気分にもなったりします。

「the monkeys on red chairs」

090422studioJ_003[1].jpg monkeysの中には、銀幕のスターもいます。青い透き通ったきれいな瞳をして、凛としたスターの品格を漂わせています。

 (左)monkeys star of screen 1
 (右)monkeys star of screen 2

 

 Acrylic & Oil colorの作品が主ですが、中には水彩の作品もありました。これもまた味わい深いmonkeysです。
 
 
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 床には鳥が飛び、不思議空間をより一層演出していました。

 
 苅谷さんは、
2008年にはArt OSAKA 2008グループ展を含めて、合計7回の展覧会に参加されました。

 展覧会を重ねることにより、技術的にも、そして構成や内容も洗練されていました。


 苅谷昌江ワールド、
Space Oddityより深く感じることができました。

090422studioJ_020[1].jpg 大阪芸大のキャンパスにも久しぶりに訪れてみたい、先生方にもお会いしたいと話されていましたが、この4月からは、高校や大学の非常勤講師をされているとのことで、展覧会と併せて、また多忙な一年となりそうです。

 
 
苅谷さんは、これからも注目して行きたい卒業生のお一人です!
 
Screen
 苅谷昌江展     
-Masae Kariya exhibition-
31日(土)-22日(土) *展覧会は終了しています。
13
00-1900 日・月・火曜日休廊

studio J

http://studio-j.ciao.jp/

苅谷昌江 HP
http://yellowvalleys.net/

  
投稿者:図書館