2014年5月28日

美術学科の卒業生が出展 「第2回 カロンズ大賞展」

今日は、美術学科の卒業生から「第2回 カロンズ大賞展」の展覧会風景が届きましたので、ご紹介します!

この展覧会は、会場であるギャラリー風(大阪市中央区)企画による若手作家支援プロジェクト「カロンズルーム」の参加者が出展しているもので、本学美術学科の卒業生8名の作品が展示されています。
カロンズの“カロン”は、古典ギリシャ語で“美”という意味。
この中から大賞に選ばれた作家は、7月に開かれる「ART OSAKA 2014」というアートフェアで、壁面一面展示をすることができます。

どの作品も個性派揃い…!
力強い印象を受ける抽象的な表現の作品もあれば、イラスト風で親しみやすい作品まで展示されていて、一体誰が大賞に選ばれるのか予想がつきませんね。

会期最終日である30日には、カロンズ大賞の結果発表およびクロージングパーティが開かれます。
誰でも参加可能とのことですので、興味のある方は覗いてみてはいかがでしょうか?

>>詳細(ギャラリー風HP)

このブログでは、こうした学生や卒業生たちの学外でのアーティスト活動もどんどんご紹介していきたいと思います!
展覧会やコンサート、舞台公演などを企画する際には、ぜひ芸大ブログもご活用ください。
みなさんからの投稿ブログもお待ちしています!

投稿:島田(OUA-TV)


2014年5月27日

濱名一哉先生 特別講義

5月も残すところ、あと数日となりました。
今の時期、4年生の学生たちと話をすると、やはり就職活動の話題が多く上がります。
時には上手くいかず、悩んだり落ち込んだり、自分の進路に迷いが出たりもしますよね。
でも、有名なアーティストとして活躍している先輩たちも、最初から成功した人ばかりではありません。
数々の苦労を乗り越えてきたからこそ、今の道を切り開くことができた方も沢山いらっしゃいます。
壁に当たった時は、そういった先輩方の話を聞いてみるのもいいかも知れませんね。

大阪芸術大学の教員陣の中には、本学を卒業された方もたくさんいらっしゃいます。
今回は、映像学科客員教授の濱名一哉先生の特別講義をご紹介します!

濱名先生は文芸学科の卒業生。
1991年にTBSへ入社され、「陰陽師Ⅱ」や「世界の中心で、愛をさけぶ」、「涙そうそう」など、数多くの映画作品をプロデュースしてきました。
現在は、TBSが製作している多くの映画にエグゼクティブ・プロデューサーとして参加されています。
(エグゼクティブ・プロデューサーとは…プロデューサーのさらに上の職で、管理職・幹部。製作総指揮などを行う。)
その代表作には「花より男子F」や「ROOKIES-卒業-」、「劇場版SPEC」シリーズ、最新の作品では「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」などが挙げられ、先生のプロデュース作品は合計でおよそ100本にもおよぶそうです!

今回の講義のテーマは、「地上波テレビ局の映画戦略」について。

近年ヒットした映画を観てみると、その多くがテレビ局主導で製作されています。
その戦略は、ある局はファミリー向けの映画(アニメや特撮)を主力にしていたり、テレビドラマの映画化に力を入れていたり、「ロードショー」番組との連携を図って企画していたりとさまざま。
これまでの戦略、そしてこれからの戦略について、実例を交えながら講義されました。

また、学生時代を含めた濱名先生の経験談も数多く話されました。
さらにそれぞれの作品のウラ話もあり。
テレビ、映画業界を目指す学生たちにとっては興味をそそられる話ばかりだったと思います。
先生のプロデュース作品の多くを観てきた私も、思わず夢中になって授業を受けてしまいました…!

濱名先生のプロデュース作品には、“常識をくつがえす”ヒット作が多数。
『当たらない』と言われた作品を大ヒットさせたり、公開から時間が経っても来場者が増えていくような長く愛される作品を生み出したり…。
映画制作に関わらず、常識に囚われない、自由な発想はものづくりにとって大切ですよね。

濱名先生の講義は、今年度あと3回を予定しています。
次回もきっと、映画好きにはたまらない話ばかりだと思いますよ…!!

投稿:島田(OUA-TV)


2014年5月26日

ラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」

みなさん、実は4月から大阪芸術大学グループの新しいラジオ番組が放送されているのをご存知でしょうか?

その名も、「大阪芸大スカイキャンパス」。
大阪市阿倍野区の日本一の超高層ビル「あべのハルカス」24階に新しくできた芸大グループのサテライトキャンパス・大阪芸術大学スカイキャンパスからお届けするラジオ番組です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で今年4月から教授として就任された田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」を率いる内藤裕敬さんが、交替で出演されます。

そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています!

今日からのゲストは、映像学科の卒業生で映画監督の熊切和嘉さん!!

初回は、熊切さんの最新作で6月14日公開予定の映画「私の男」についてのトークが繰り広げられます!
「私の男」は、桜庭一樹さん原作のベストセラー小説。
熊切さんがこの作品を映画化しようと思ったきっかけや、撮影するにあたって大変だったこと、撮影のこだわりなどを語って頂きました。
みなさん、ぜひお聴きくださいね!!

「大阪芸大スカイキャンパス」
5月26日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

投稿:島田(OUA-TV)


2014年5月23日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

今日は5月23日、「何の日?」か調べてみると、「キスの日」、「ラブレターの日」なんですって。
どちらも映画にちなんで制定されたものだそうです。
「何の日?」と言えば、今日の参院本会議でいよいよ「山の日」が祝日として成立しそうですね。
現在、年に15日ある国民の祝日に加えて、8月11日を16日目の祝日にしようというものです。
「山の日」が実施されることによって、私たちの夏の楽しみ方の幅が広がるかも知れませんね。

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、5月11日(日)に行われた大阪芸術大学オープンキャンパスの話題からお伝えします!!
各学科で行われている実習体験や展示・コンサートの様子、進学説明会の雰囲気などもご紹介。
次回のオープンキャンパスは6月8日(日)
参加をお考えのみなさんは、必見!!

 

続いて、大阪芸術大学グループの先生方にスポットを当てたコーナー「Teachers(ティーチャーズ)」をお送りします。
今回ご紹介するのは、短期大学部メディア・芸術学科の学科長、小野寺昭先生です!!
俳優としてテレビや舞台で活躍されている小野寺先生の、大学での「先生の顔」をご覧頂きます。
学生を指導する姿、とっても熱いです…!お見逃しなく!!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時40分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
5月23日(金)
奈良テレビ放送 21:30から
サンテレビジョン 24:40から
5月24日(土)
テレビ和歌山 22:45から


2014年5月22日

スクリーンサーカス2014

今日は、映像学科の学生たちが行っている「スクリーンサーカス2014」を覗いてきました!


「スクリーンサーカス」とは、映像学科2年生の授業「制作Ⅰ」で制作された10分間のフィルム作品の上映会です。
今回は、現・3年生が2年生の時に制作した7本の作品が上映されました。

作品は、「シナリオ創作論」という授業で書かれたシナリオを元に制作されています。
ですので、中には同じシナリオを原作にした作品もありました。
同じシナリオでも、制作班によって撮り方や見せ方がまったく違うので面白いです!
たった10分という時間に、学生たちが表現したい世界がぎゅっとつまっていました!

また、作品の上映だけでなく、監督を務めた学生へのインタビューも行われ、こだわりや見どころなどが話されました。


映像学科では、1年を通じてさまざまな上映会を行っています。
2年生の授業「制作Ⅰ」の作品上映会が「スクリーンサーカス」。
3年生の「制作Ⅱ」の作品は、「メッセージV」という上映会で公開されます。
そして4年生では、卒業制作作品の上映会「ダイゲイフィルムアワード」を開催します。
また、積極的に自主制作を行う学生もたくさんいて、とにかく映像づけの4年間を送ることができるのが、映像学科です!

次はどんな作品が上映されるのでしょうか?

投稿:島田(OUA-TV)