2014年9月17日

卒業生・辻川奈々実さんがメジャーデビュー!!

今日9月17日(水)、レディー・ガガを手がけたニコラ・フォルミケッティ氏がプロデュースしたガールズユニット「color-code」がCDデビューを果たしました!!
「color-code」というのは、webページ上で「色」を表現するために用いられるコンピュータ言語の文字列のこと。
「様々な色を表現するユニット」、「全世界共通ユニット」という意味が込められているそうです。

そのメンバーに、音楽学科ポピュラー音楽コース(現・演奏学科ポピュラー音楽コース)の卒業生、辻川奈々実さんが参加しています!
辻川さんは、学生時代から様々なコンテストやオーディションに積極的に参加し、音楽活動を続けてきました。
今年3月に行われた卒業演奏会では、マイケル・ジャクソンの「Beat it」を熱唱!
圧倒的な歌唱力と、真っ白な衣装を着こなし堂々とステージに立っていた姿が強く印象に残っています。


今回リリースした「I LIKE DAT」という曲、私も聴きました!!
斬新なクラブサウンドに、前向きで力強い歌詞が、聴く人の心を掴んで離さない仕上がりになっていました。
原色を大胆に使ったビジュアルも特徴的です!

辻川さんにインタビューさせて頂きましたので、ご紹介します!

 

1.大阪芸術大学で学ばれた4年間はいかがでしたか?
卒業するのがこんなにも寂しく感じるとは正直思ってもいませんでした。笑
私が在籍していたポピュラー音楽コースは、先輩後輩の繋がりがしっかりあって本当に皆仲が良いんです。
先生方もとても気さくな方ばかりで、改めて充実した四年間を送らせてもらったなと感じています。 

2.メジャーデビューシングル発売に至った感想は?
今回きっかけとなったオーディションは、あのレディガガのファッションも手掛けていたニコラフォルミケッティ氏が日本でガールズユニットをプロデュースするというオーディションでした。
昨年の9月頃からオーディションを受けていて、一次審査、二次審査、最終審査という流れで二次審査がWebでの一般投票だったんです。
毎日SNSで宣伝して、家族や友達や先輩後輩、先生方など色んな方に協力して頂きました。それも1ヶ月間。笑
今の私があるのは、その時応援して下さった皆さんのお陰でしかないと本当に思っています。
そして最終的に私を含めた3名がニコラさんに選んで頂き、この度color-codeとしてメジャーデビューする事になりました!
改めてとても嬉しく思います。

3.今回のシングルはどのような楽曲ですか?
今回のデビュー曲『ILIKE DAT』は、m-floのVERBAL氏とニコラ氏の共同プロデュース楽曲となっています。
『自分らしさを隠す事なんてない、ありのままさらけ出して好きなように世界を変えて』というストレートな歌詞が印象的で、これからスタートを切るcolor-codeと一緒に頑張ろうよ!っていうメッセージを同世代の皆さんにこの曲を通して伝えたいです。

4.今後どのような音楽活動をしていきますか?
今後はもちろん日本でもたくさんライブをしていきたいと思っています!
ですが、日本のみならず世界中でライブが出来るアーティストを目指しています。
先日も台湾でライブをさせて頂き、世界の人々の暖かさに触れることが出来ました。
また、ジャンル問わず枠にハマらない音楽活動をしていきたいです!

5.大阪芸術大学の後輩たちへ向けたメッセージ
この学校を選んだということは、自分は人と違う力を持ってる!こんな事が出来るんだよ!と思ったから入学したんだと思います。
少なくとも私はそうでした。笑
もし皆さんがそうだとしたら、その力を最後まで信じてみてください。
必ず進むべき道に進む事が出来るはずです。
私もまだまだこれからが勝負で、皆さんと一緒に頑張っていきたいと思っています!
大阪芸術大学卒業生として、胸を張ってこれからも私は突き進みます!
自分にはこんな先輩もいるんだよ!って応援してもらえると嬉しいです。

辻川さん…音楽パフォーマンスはもちろんのこと、音楽に対する姿勢や考え方がとてもカッコいいです!!!
今後、世界的な活躍が期待される辻川さんに注目です!!

>>「color-code」オフィシャルサイト

投稿:島田(OUA-TV)


2014年9月16日

100円朝定食スタート!!

早起きは三文の得(徳)」と言いますが、みなさんは早起きをして「得した」と感じたことはありますか?
三文は”わずかなお金”のことで、今でいうと100円にも満たないくらいの価値のお金です。
このことわざの由来には諸説あって、
1.「奈良説」江戸時代、奈良では鹿は神の使いとされていて、家の前で鹿が死んでいると罰金として三文を徴収されるという掟があったので、早起きして家の前を掃除して罰則を逃れたからという説。
2.「高知説」土佐半・山内家の家臣、野中兼山という人が、洪水対策として河川敷に堤防を作った際、土を固めるために『朝、早起きして堤防を歩いたものに、褒美として三文の金子(きんす)を与えるものとする』というお触れを出し、皆がこぞって早起きをしたという説。
などが有力だと言われています。
”わずかなお金”とは言っても、毎日早起きを続ければ、1年で結構な額になりますよね。

さて、私も今日はいつもより少しだけ早起きをして、大阪芸大のお情報をてきました!!


大阪芸術大学第一食堂では、本日から100円朝定食のサービスを開始!!
授業期間中の朝8時15分から9時まで、在校生を対象に1日200食限定で提供されます。
1限目が始まるのは9時10分からなので、いつもより30分くらい早く大学に来れば食べられますよ。

さっそく朝定食目当ての学生たちがたくさん登校してきました!

こちらが本日の朝定食


白ご飯にお味噌汁、サラダ、おかず2品がついて、たったの100円です!!
朝食には充分な量ですよね。

そして、朝カレー定食もあります!!


私も少し頂きましたが、程よい辛さに、食欲がそそられます。
朝は食べる気が起きない…という人にもオススメです。

朝食は、一日の生活リズムを作り出すためにとても大切なもの。
食事をとると身体が温まり、脳のウォームアップにも繋がります!
講義にもしっかり集中できるし、いつも以上に制作への意欲も沸いてくると思いますよ!!

ちなみに、学外の定食屋で朝定食を頼むと、安いところでも200円から300円くらいはします。
コンビニでパンとコーヒーを買っても200円オーバーです。
早起きして大阪芸大で朝食を摂れば、これは三文以上の得かも?!

投稿:島田(OUA-TV)


2014年9月15日

ラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」

今日は9月第3月曜日で、「敬老の日」。
多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日です。
今はとても若々しくはつらつとした元気なお年寄りの方が多いので、私もそんな風に歳を重ねていきたいなと感じます。

さて、今日は大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で今年4月から教授として就任された田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」を率いる内藤裕敬さんが、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています!

今日のゲストは、映像計画学科(現・映像学科)卒業生でフジテレビゼネラルディレクターの林徹さんです!
林さんと言えば、テレビドラマ「101回目のプロポーズ」や「ナースのお仕事」シリーズなどの演出・監督として有名ですよね!!
2006年には、「大奥」で映画監督デビューも果たされています!

今日は、そんな林さんの幼少期から高校時代について話されます!
数々のテレビドラマを生んで来られた林さんは、どんな子どもだったのでしょうか?


「大阪芸大スカイキャンパス」
9月15日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

投稿:島田(OUA-TV)


2014年9月12日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

いよいよ明後日14日(日)、大阪芸術大学オープンキャンパスが行われます!
今週のブログでいくつか注目プログラムを紹介しましたが、みなさんが気になるものはありましたか?
9月限定プログラムはもちろんですが、パフォーマンスグループ「透明回線」のライブペインティングやパイプオルガン演奏会など、これまでに開催して大好評だったイベントも沢山企画されています!
>>オープンキャンパス詳細

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、舞台芸術学科の学生たちが学外で行った定期公演の話題からお伝えします!
この公演は毎年、舞台芸術学科の3年生が行っているもので、今年のタイトルは、「あ、夏の夜の夢」。
シェイクスピアの喜劇の名作「夏の夜の夢」がアレンジされたもので、照明や舞台美術なども学生たちで行いました。

 

続いて、大阪芸術大学から生まれた音楽を紹介する「OUAミュージックライブラリー」のコーナーです!
今回は、今年3月にポピュラー音楽コースの卒業演奏会で演奏された曲を2曲ご紹介します!!
まずはギターを奏でる上川恵司さんの「One’s own tone」、続いてベース専攻の福重康二さんの「Réalta」。
どちらも素敵な曲ですので、お聴き逃しなく!!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時40分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
9月12日(金)
奈良テレビ放送 22:30から ※放送時間変更
サンテレビジョン 24:40から
9月13日(土)
テレビ和歌山 22:45から


2014年9月11日

光による幻覚的なイメージの認識= chromatism -岡本啓 個展-

本学美術学科卒業生の岡本啓さん(2004年卒業)の個展「Chromatism」が、大阪タカシマヤ・ギャラリーNEXT(難波)で9月3日(水)から9月16日(火)まで開催中です。「初心と展開を孕んだ新作を発表」とのことです。是非、会場に足をお運びください!

 

岡本啓さんに作品についてお聞きしました。「印画紙の上に、現像液と光を用いて複合的、直接的に色・形・模様を描く独自の手法で、絵画的な写真作品を制作しています。近年では、写真素材に留まらず表現媒体の越境と模索を通して、イメージと知覚の問題に取り組んでいます。」岡本啓さんのこの制作方法は、大学3年生の頃から取り組んでおられるとのことです。キャンバスに絵筆で彩色していく過程が、印画紙に光を当てて、印画紙から色を引き出していくという作業に移行したという感覚なのだと思います。

 

塗り残して白になるのではなく、白い部分は、敢えて脱色しているとのことでした。そして、時には、砂を混ぜたりと色々な工夫を凝らしておられるとのことです。実験段階では、偶然性も勿論あると思いますが、完成した作品を制作するまでには、色見本を制作するなど、緻密な計算によって、裏打ちされた確かな技術力も存在します。
今回、その色見本をイメージした新作が6点並んでいます。岡本啓さんは、現像から、展示の額や枠作りまで、細部にこだわって、ご自身で行っておられます。

 

この作品のアクリル枠には、余白が感じられますが、その辺りは、絵画的な要素としての余白にこだわっているということです。そして、透明なアクリルが作り出す余白は、展示場所の壁なり、柱なりを映し出しますが、それをも作品の面白さに包括してしまおうという意図があるそうです。今回、卒業した翌年(2005年)すぐにギャラリー椿(東京)で開催された個展から、YOSHIAKI INOUE GALLERY(大阪)での初個展(2006年)、そして昨年までの計10回の個展で使用した色見本を作品にしたオムニバス的な作品も展示されています。その作品もアクリルの枠の中をグリッドで区切ることによって、生じる隙間から垣間見える向こうの景色を楽しんでもらいたいということでした。

 

昨年11-12月には、本学大学院を修了された山中俊広さんが代表のギャラリー the three konohana で、岡本啓個展「Visible ≡ Invisible」(見えるもの≡見えざるもの)を開催されました。従来発表している表現スタイルと異なる、新しい側面を浮かび上がらせることを目的とした企画「Gallerist’s Eye」でしたので、いつもの色鮮やかなカラー作品ではなく、モノクロームの作品を発表されましたが、その時、新たに使った手法(35㎜のフィルムを顕微鏡を通して拡大再撮影する)で制作された作品が、今回もあります。しかし、今回は、写真の周りに色を配することで、また新たな境地を開いています。写真(フォトグラム)という同じ手法を用いながらも日々変化し続けている岡本啓さんに学生さんたちや後輩の皆さんに伝えたいことをお聞きしました。「在学中に趣味でも何でも良いので、何か、コレというものを見つけてもらいたいですね。そして、それをやり続けること、そこに自信が生まれると思います。」改めて、「継続は力なり」という言葉の深さを感じました。

 

会場にあるコンセプトボードの文章をご紹介します。

***
Chromatism : 「見る」とは、〈光による幻覚的なイメージの認識 = chromatism〉である。写真に撮った風景は、実際のそれには敵わない。けれど写真も被写体も、「見る」限りにおいては〈イメージの認識〉に過ぎない。世界は幻に過ぎないのである。知覚行為が悉く視覚化している。子供のころ読んだ本に、未来の人間の姿として、頭と目のでっかい生き物が描かれていたのを覚えている。ある部分ではすでにああなっているんじゃないか。ほんとうは、絵画は読むもの。音楽は見るもの。物語は嗅ぐもの。僕は写真そのものをみせる仕方を考えている。ものとイメージが相関して顕れる美しさを。
***

自分の作品の技法やコンセプトを語れるということは、とても重要なことだと思います。岡本啓さんの言葉には、作品を裏付ける独自の世界観や哲学を感じます。学生時代から後輩だけでなく、先輩からも憧れの存在だったと聞く岡本啓さんですが(ご本人は全然気付いていなかったそうです笑)、信念を持って制作に取り組む姿がきっと人を惹きつけたのだと思います。今回の作品群もきっと皆さんを魅了してくれることでしょう!このブログでは、敢えて作品の全貌をお見せしていません。是非、実際の作品をご自分の目で見極めてください!!

 

岡本啓さんにご寄贈いただいた作品集『Schema : Okamoto Akira』(2012年)は、本学図書館2階おすすめ図書コーナーに所蔵していますので、是非、ご高覧ください。

 

学科を超えた後輩たち[安井源太さん(美術学科2005年卒業)・小倉和さん(工芸学科染織コース2012年卒業)]と一緒に10月1日から7日まで、阪急百貨店梅田本店の、10階スークで、2回目となるクリエーターズオンリーワンストアの期間限定ショップを開催されるそうです。ちょうどそのお二人にも会場でお会いしました!無料の雑誌(小冊子)も配布されるそうですので、どうぞお楽しみに!!
(安井源太さんは、9月17日から23日まで、同じく阪急百貨店梅田本店の10階スークで、「悲恋」をテーマにした期間限定ショップを出店されるそうです。)
また、今回の展示とは、別の面を魅せてくれること間違いなしです!!是非、こちらもご高覧ください!!!

 

岡本 啓 個展 : Chromatism 
会期:2014年9月3日(水)~9月16日(火)
開廊時間:10:00~20:00(最終日は16時閉場)
会場:大阪タカシマヤ 6階・ギャラリーNEXT
(542-8510 大阪市中央区難波5丁目1番5号 TEL:06‐6631-1101)
http://www.takashimaya.co.jp/osaka/event3

タカシマヤブログ
http://blog-osaka.takashimaya.co.jp/art/201409/article_1.html

the three konohana HP
http://thethree.net/exhibitions/854

ギャラリー椿HP
http://www.gallery-tsubaki.jp/artist_new/akira_okamoto/01_j.html

YOSHIAKi INOUE GALLERY HP
http://www.gallery-inoue.com/y-artist10/

クリエーターズオンリーワンストア HP
http://www.creatorsonlyonestore.com/

投稿:大阪芸術大学図書館