2008年12月11日

クリスマス週間です

今週月曜日8日から学内では「クリスマス週間」が始まっています。学内のあちこちにオーナメントの装飾が施され、一足お先にクリスマスムードを盛り上げる工夫がされています。
クリスマス週間
バス乗り場のイチョウの樹や、9号館前階段広場のハナミズキの樹にも飾りつけがされています。少しのことで微笑ましくなれることが実感できます。
クリスマス週間
食堂では窓ガラスやカウンターにまで飾りつけが行われています。そして130食限定のクリスマス限定メニューも販売されており結構な人気です。この機会、是非お早めに。
クリスマス週間
<第一食堂>
・からあげプレート 450
・チキンライスプレート 450

クリスマス週間

<第二食堂>
・シチューオムライス 450
・プレートセット 480
クリスマス週間

クリスマス週間
学内には何人ものサンタクロースが出没し、飴を配りながらクリスマス週間のPRをしていました。天の川通りの7号館ポール前では「メッセージボード企画」が行われています。
クリスマス週間
クリスマス週間
ボードに貼られたメッセージを読むのもよし、自分でメッセージ書いて貼ってもよし。そしてサンタクロースがあなたに代わってメッセージを届けてくれるサービスもありました。
クリスマス週間
お昼休みには銀河系広場で芸大アクションチームによる「ゲイダイガーショー」。9号館前ではアカペラサークル「VIVENTE」のライブが行われるなど、あちらこちらでお祭ムードです。VIVENTEは今日もクリスマスの曲を歌ってくれましたが、明日12日(金)12:30からもライブを行います(4曲だけだそうですが)。これはクリスマス週間の企画として行われるそうです。

 

そしてVIVENTEは学外でもクリスマスライブが予定されています。
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22日(月) 18:00スタート 天王寺・新宿ごちそうビル前 にて
VIVENTE クリスマス ライブ アカペラ

●クリスマス週間
 128日(月)→1213日(土)

※メッセージボード企画の「届けるメッセージ」の受付は本日で終了しています。

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2008年12月10日

卒制ムード

現在学内では、既に提出を終えた学科の卒業制作作品の一般公開が始まっています。
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号館・21号館では建築学科が、18号館・19号館では環境デザイン学科の展示が行われています。
建築学科卒業制作一般公開中
建築学科ではエントランスのところから所狭しと大きな模型作品が展示されていました。今年の卒業制作は少しプレゼンテーションが少し控えめな感じを受けましたが、皆さんこだわりの図面と模型で展示スペースをディスプレイしていました。
建築学科卒業制作一般公開中
建築学科の一般公開は本日まで。全体で80作品ある中から二次審査に残る作品は21作品だそうです。その作品は12日にあらためて搬入が行われ、13日には二次審査のためのプレゼンテーションが行われるそうです。このプレゼンは一般の方も聞いて構わないそうです。1年生も2年生も3年生もこの機会に先輩の勇姿を見に行きましょう!
建築学科卒業制作一般公開中
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号館ではちょうど環境デザイン学科の卒業制作の合評会が行われていました。
環境デザイン学科 卒業制作 プレゼンテーション中
伺ったときはちょうど「水都」をテーマにした作品のプレゼンが行われており、先生からは「橋下知事の意見に対してはどう思う?」のような質疑も行われていました。
環境デザイン学科 卒業制作 プレゼン中
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号館では展示されている先輩の卒業制作を見て、思うところや感想をまとめて短いレポートを作るという1年生の授業が行われていました。京都の木屋町に提案する小学校の設計計画の前では、環境デザインの1年生がじっと見入って感想を考える様子がありました。
環境デザイン学科 卒業制作 一般公開
環境デザイン学科 卒業制作 一般公開
18-38
19-4319-44など3教室に地域計画の提案や街づくり、建築の要素の強いもの、ランドスケープデザインなどたくさんの作品が展示されています。環境デザイン学科は明日までです。一般の方もご覧いただけます。
環境デザイン 卒業制作 一般公開中

今週12日金曜日に提出の締め切りを迎える学科もあります。工芸学科のテキスタイル・染織コースや陶芸コースの実習室の様子を見てきました。皆さん真剣に制作されていて緊張感が漂っています。
工芸学科 テキスタイル 染織コース 卒業制作 制作中
ふらふらと実習室をうろついていると邪魔になりそうなのであまり長居はしませんでした。自習室には完成間近の作品があちらにもこちらにも。少しだけでしたが一足早く見ることができました。次の卒業制作展も期待大です。
工芸学科 陶芸コース 4年生の実習室

ということで、今年度の卒業制作展の日程が決まっていますのでお知らせします。

●卒業制作2008展覧会・演奏会・研究論文発表<学内展>
 平成2126日(金)→15日(日)

2008年度大阪芸術大学グループ卒業・修了作品展<学外展>
 
場所:サントリーミュージアム[天保山]
 ・<卒業制作>芸術学部・短期大学部・大阪美術専門学校
  平成21220日(金)→226日(木)
 ・<修了制作>大阪芸術大学大学院
  平成21210日(火)→216日(月)

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2008年12月7日

「展-TEN- FINAL in図書館」、近況報告。

―アーティスト・トーク&図書館ツアーへのお誘い―

121日から始まりました「展-TEN- FINAL in図書館」も激動の一週目(笑)が終了し、明日からいよいよ二週目に突入です。初日から芸大のある河南町の武田町長や大阪芸術大学の塚本理事長・学長・学院長もお忙しい中お越しくださり、見応えのある展示にお褒めのお言葉と良いものを観せてもらってありがとうとお礼のお言葉までいただき、大変嬉しく思いました。学内の学生さんや先生方のご来場も日増しに増えていますが、学外からも卒業生や美術関係の方々を始め、図書館関係の先生方もお越しいただき、本やしおり、ブックエンドなどを利用した展示方法や案内にも感心してくださいました。

展 ten テン 図書館 FINAL
OUA-TV
の皆さんにも取材をしていただきましたが、放送学科2年生の学生さんたちが、授業の実習の中で、「展-TEN- FINAL in図書館」の取材に来てくださったのもとても嬉しいことでした。丁度「アーティスト・トーク&図書館ツアー」を終えて戻って来たところでしたので、もう一度、展の代表中谷吉英さんの展-TEN- FINALに懸ける思いや企画のコンセプトを語ってもらうところから取材が始まりました。

展 ten テン 図書館 FINAL
会期中のお昼休みの隔日に「アーティスト・トーク&図書館ツアー」を行っています。
この時間では、企画代表者の中谷さんの企画コンセプトや出品作家の作品に行き着くまでの話など、作家紹介に書かれていない話をたくさん聞くことができます。
まず、大学院陶芸助手の金理有さんの展示では、インパクトのある素晴らしい作品であることは一目見ただけでわかりますが、釉薬の使い方や制作意図・理念等、実際にお話を聞くことでより見えてくるものがたくさんあります。地底から掘り起こされたように演出されている砂も実際に作品と同じ釉薬で焼かれているとお聞きし、驚きました。取材の学生さんたちにもかなり響くものがあったようで、質問攻めでした。

展 ten テン 図書館 FINAL
うまく話せるか心配だと言われていた大学院生彫刻専攻の明石隼さんもツアー参加者の皆さんの質問に答えて、樹脂での制作過程や作品が生まれた経緯(「鱗」は夢から)等も熱く語ってくださいました。
今回の展覧会では、展示した作品を一方的に観てもらうだけではなく、アーティスト・トークでの質問や感想等の対話を通して、作家の側もまた新たな発見をすることができ、とても勉強になっていると感じます。まさに図書館が目指したい知的交流の場となっています。

展 ten テン 図書館 FINAL
大学院生絵画専攻の北村章さんの作品は、どうやって描いているのですかと図書館員に聞きに来られる方もおられた程ですが、木屑を使っている現在の制作形態がなぜ生まれたのか等の興味深いお話にツアー参加者だけでなく、閲覧席に座っていた人も読んでいた本を閉じて北村さんのお話に聞き入る姿も見受けられました。

アーティスト・トークに参加することで、作品や作家についてより深く知ることができ、本企画を2倍楽しむことが出来ます!
また、施設等の紹介もしていますので新しい図書館も知ることができるのでは?!「こんなところにプリントアウトもできて、個人研究のできる学習室があったなんて!?」という声も聞かれました。

「アーティスト・トーク&図書館ツアー」は、毎回参加アーティストが違いますので、毎回来るもよし、お目当ての作家の話を聞きに来るのもよしなので、是非ともお越しください。

「アーティスト・トーク&図書館ツアー」
9()
上野真希子/日置智也/長谷川朋也/岡村 基
11()
神尾康孝/金 理有竹下士敦日置智也
13()
明石 隼/永田明日香/長谷川朋也

参加希望の方は12:25に図書館2階のカウンター前に集合してください。

展 ten テン 図書館 FINAL
上記のポスターですが、学校の至るところで目にすると思います。実は、このポスター右下にQRコードがあるのです。このコードを携帯で読んでいただくと図書館の携帯サイトにつながります。図書館の携帯サイトでは、図書館の紹介やお知らせだけではなく、「展ダイアリー」と題して、アーティスト・トークの情報や報告などもアップしているので、是非ともアクセスしてください。
QR
コードはちらしにもあります。
図書館HPからもアクセスできます。http://lib.osaka-geidai.ac.jp/limedio/i/info-j.html

展示、アーティスト・トーク&図書館ツアー、展ダイアリーを制覇して、展マニアになってはいかがでしょうか?

「展-TEN- FINAL in図書館」
 2008121日(月)→13日(土) [休館日:127日(日)]
 開館時間:平日9:20-19:40(土曜日 9:20-15:40
 場所:大阪芸術大学・図書館(芸術情報センター234階)
 ※会期中も図書館は通常開館しています。

投稿者:展-TEN-スタッフ+図書館事務室


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2008年12月3日

「学生食堂」に関するアンケート

本日から3日間(3日、5日、9日)にわたって、“「学生食堂」に関するアンケート”が実施されます。初日の今日は総合体育館の第二学生食堂で行われました。このアンケートは大学が大阪府藤井寺保健所と連携し、“魅力ある学生食堂”さらには“学生食堂を通じた健康づくり”を推進しようという目的で行われるものだそうです。学生生活や生活習慣、学生食堂への意識などをまとめ、まず基礎資料のための集計・分析が行われるのだそうです。
食育SATシステム 栄養管理 魅力ある食堂 健康メニュー 学生食堂
アンケートには「健康に配慮したメニュー」についてなどの質問があります。例えば…
『学生食堂のヘルシーメニューとして食べたいものはどれですか?』
(1)エネルギー(カロリー)をひかえたメニュー
(2)塩分をひかえたメニュー
(3)脂質(あぶら)をひかえたメニュー
(4)野菜を多くしたメニュー
(5)乳製品(牛乳・ヨーグルトなど)をとりいれたメニュー
(6)大豆製品(豆腐・油揚げ・納豆など)をとりいれたメニュー
(7)食品数の多いメニュー
(8)アレルギー原因食品の表示をしたメニュー
(9)その他(                     )
こんな質問の他、ヘルシーな定食を食べるならいくらまで支払っても良いかなど食に対する意識についての質問もあります。
食育SATシステム 栄養管理 魅力ある食堂 健康メニュー 学生食堂
大学内の食堂ではどこでもメニューのカロリー表示を行っています。自分がいつもどのくらいのカロリーを摂取しているか数字で確認してもらうためです。これは以前、ブログでも紹介しましたよね。「お腹いっぱいになればそれでいい」ではなく、毎日のことですから自分が口にするものへの意識を高めたいですね。>>>以前のブログ(2008-9-20)
私も大学生の時代にできるだけ食事にお金をかけない生活をしていた時期がありました。実家の親から連絡があるときは開口一番「ちゃんと食べてますか?季節の旬のものは食べてますか?」と、毎回同じことを聞かれたことが思い出されます。「生きる基本は食事から」。これは間違いありません。みなさん、栄養バランスよくちゃんと食べてます?
食育SATシステム 栄養管理 魅力ある食堂 健康メニュー 学生食堂
アンケートの実施会場では「食育SAT(サッと)システム」というものが体験できます。たくさん用意された食品のおもちゃのようなものを選んでトレイに載せると、総脂質の量や塩分の量、ビタミンの量などが表示され、食事の「名人度」が★マークの数で表示されます。是非、やってみましょう!
>>>食育SATシステムver2.0
食育SATシステム 栄養管理 魅力ある食堂 健康メニュー 学生食堂

●「学生食堂」に関するアンケート
 123日(水) 第二学生食堂<総合体育館(2F)> アンケート+食生活アドバイス
 125日(金) 第一学生食堂<11号館(1F)>    アンケート+食生活アドバイス
 129日(火) 第一学生食堂及び第二学生食堂    アンケートのみ

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2008年12月2日

「展-TEN- FINAL in 図書館」、二日目。

昨日の「-TEN- FINAL in図書館」の初日、芸術情報センターの地下1階・喫茶ハマグチではオープニングレセプションが行われました。学外からお越しいただいた方も多く、学生・教職員を含めて70名を越える方々が会場に集まっていました。金管五重奏のファンファーレが演奏され司会の軽快な挨拶でスタートです。
「展-TEN- FINAL in 図書館」
図書館・吉田事務部長から「-TEN- FINAL in図書館」開催にあたっての挨拶があり、その後、展覧会場の各フロア(2階・3階・4階)ごとに作品を展示さている作家さんの紹介がありました。
「展-TEN- FINAL in 図書館」
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階の視聴室の前に陶芸作品を展示されている金理有さんのコメントではご自身の作品について、そして今後の制作への意気込みのお話の他、この展覧会に寄せる言葉があり印象的でした。「私は学外のギャラリーで個展をすることが多くて、そういった作品展を通じて知り合った人たちと話してみると短大部出身だったり、大阪美術専門学校出身だったりと、学内というよりは学外でグループ校の人たちと繋がることが多かった。でも中谷君が情報センターの展示ホールで展覧会をやった頃から学内が本当に活気付いて、学科間の交流が生まれ大学が面白くなってきたと思う。今回、この企画に参加させてもらうことができて本当に光栄です。中谷君ありがとう。」
「展-TEN- FINAL in 図書館」
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階に展示している長谷川朋也さんは、展覧会のディレクションをした中谷吉英さんやグラフィックデザインを担当した古島佑起さんと同じく「展-TEN-」の初期のメンバーで、「展」のすべてを見つめ続けてきたカメラマン。「いつも自分が制作している作品とは違ったものを展示しています。展-TEN-に関わるたくさんの記録的写真を展示しています。いい感じになったと思います。」
大きなカメラを持ったままの飾らない挨拶は、控えめな長谷川さんらしくほのぼのしていて場がとても和みました。展覧会で使われているポスターのモデルさんの写真や作家さんの紹介パネルの写真など全ての写真は長谷川さんの撮影です。一人一人のホントにいい表情を写しています。
「展-TEN- FINAL in 図書館」
作家さんの紹介の後は、スタッフの方々の紹介がありました。図書館の多賀谷課長からのご指名で「中谷君、古島君から一言挨拶してほしい」というリクエストがありました。一列に並んだスタッフの方々の両端にいた古島氏、中谷氏の両名が順番にコメントしました。
「展-TEN- FINAL in 図書館」
「突然のご指名で特に何も言葉を用意していないのですが、〆に中谷君がいい挨拶をしてくれるはずです」と古島氏のスルーパス。中谷氏は少し困りながらもこの展覧会に至るまでの経緯と狙いを紹介してくれました。単なる作品展ではなく、図書館応援企画であることをこの場でも強調されていました。そして今回で最後となる「展-TEN-」の企画については、3年前に行われた1回目の「展-TEN-」のエピソード、その時の思いを話してくれました。
「展-TEN-FINAL in 図書館」 オープニングレセプション
「大阪芸術大学にはスゴイ才能を持った人たちがたくさんいるのに、『埋もれている』ように思っていた。なので(それを何とかするために)「展-TEN-」という企画を立ち上げた」、そうコメントされていました。挨拶の後、作家として参加した方々、スタッフの皆さんなどこの場に集まったたくさんの人の一際大きな拍手が中谷さんを包みました。ホントに照れくさそうにしていた中谷さんが深々とお辞儀する姿が印象的でした。こういうのを本当に“温かい拍手”って言うんだなって感じました。

昨日から始まった「-TEN- FINAL in図書館」。一度ならずとも二度までも、三度、四度、五度、六度、・・・と、時間を見つけて足をお運びください。(司会者の言葉より)

ちなみに私のオススメは「4階・共同研究室」の“21人の21冊”という企画。作品を見た後に、作品を思い浮かべながら「へぇー、あの人はこういうの読むんだぁ」って、作家やスタッフの方々のパーソナリティーを知ることができます。本を読もうというキッカケって、こういうシーンからだと思います。自分ならどんな一冊を選ぶかなぁ、なんて考えました。私が大学生時代に読んで印象に残っているのは『邪推する、たのしみ –アートから風俗まで』(井上章一.著 福武書店)。実は最近またあらためて読み直しています。選ぶならきっとコレかな。

●「展-TEN- FINAL in図書館」
 2008121日(月)→13日(土) [休館日:127日(日)]
 開館時間:平日9:20-19:40(土曜日 
9:20-15:40)
 場所:大阪芸術大学・図書館(芸術情報センター234階)

 ※
会期中も図書館は通常開館しています。

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