2009年12月16日

マイケル・ムーア監督来校密着ルポ!!

     

皆さんこんにちは。映像学科です。
去る12月4日(金)、アメリカから超VIPなお客様が電撃来校しました。
 「ボーリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」などの衝撃作で知られる、皆さんご存知、ドキュメンタリー映画監督マイケル・ムーア氏!!
 ムーア監督は、12月5日(土)より公開の最新作「キャピタリズム~マネーは踊る~」(配給:ショウゲート)のキャンペーンのため現在来日中。今回プライベートタイムにお忍び!?で、ドキュメンタリーの鬼才、本学教授の原一男先生の授業見学のため、遥々大阪芸術大学までお越し下さいました。

 ムーア監督は、いわゆる“突撃取材、アポなし取材”で有名ですが、その元祖は何を隠そう原一男先生(監督)なんです!!
 ムーア監督は“尊敬する映画監督”に原先生の名前を挙げ、アメリカの映画祭では先生との対談のため、わざわざチャーターヘリで駆けつけるほど、原一男作品の熱烈なファン。今回、是非原先生の授業を見学されたいとのことで、予定を急遽キャンセルして駆けつけられたという訳です。映像学科のスタッフも前日の昼過ぎに聞き、ムーア監督の“突撃”の洗礼を受けました!世界的VIPに、研究室は混乱!?しつつ、当日を迎えました。

 4日(金)は、12時に喜志(芸大の最寄り駅)周辺でムーア監督ご夫妻と原先生、小林佐智子先生、大森一樹学科長でまずはランチ。メニューはもちろん日本の映画人定番メニュー!?“お好み焼き”!
 ムーア監督ご夫妻の到着の連絡が入り、店の外へ原先生がお出迎え。そこには、Tシャツにキャップ姿の、映画と変わらぬビックなVIPのお姿が!!

英訳で本を出版されていることも凄いです!!
 原先生と硬い握手を交わし、ここでムーア監督からサプライズ!!原先生の著書英訳版、「CAMERA OBTRUSA-THE ACTION DOCUMENTARISE OF HARA KAZUO-」にメッセージをつけてプレゼント!! 思わぬ出来事に原先生は「まさか自分の本をプレゼントされるとは・・・。今度は、原本にメッセージをつけて僕がムーアにプレゼントするよ!」と微笑んでいらっしゃいました。ムーア監督は小林先生、大森学科長にもお土産を用意!!
 小林先生には、映画祭のデコなTシャツ。海外の映画祭はTシャツまでスゴく可愛いんです!!原先生、大森学科長には、ムーア監督のトレードマークのキャップをプレゼント!

 ムーア監督ご夫妻は今回が初来日。初のお好み焼きの感想は…!?「何が入ってるか分からないけど、これ(お好み焼き)美味しいね」とムーア監督。お好み焼きに舌鼓をうちつつ、原先生とムーア監督の話は絶えません。おふたりは今回で3度目のご対面とのこと。「3回目だけど、昔から友人みたいだよ」という原先生は、英語がペラペラというわけではありませんが、言語を超えた特別な関係という雰囲気がこちらにまで伝わってきました。
 ムーア監督の奥様で、彼の作品のプロデューサーを務めるキャサリンさんも、「日本は初めてだけど、凄く気に入りました。また是非来たいです」とにこやかに答え、とても優しい方でした。ユーモア溢れるムーア監督のジョークの数々に、笑いの絶えぬ楽しいランチタイムを終え、いよいよ大学へ…。

 VIPの来校に、入り切らないほどの学生で熱気を帯びた教室。ムーア監督を一目見ようと集まった学生たち、その数170名あまり。
 いよいよ、ムーア監督ご夫妻の登場です!!

専攻外の学生も来たようです!!
 まずはおふたりのご紹介後、映像学科1年生の通常授業を見学。その後、せっかくムーア監督がいらしているということで、急遽質問タイムを設け、学生たちからはたくさんの手が挙がりました!!
「反社会的なテーマでのドキュメンタリー映画づくりは、怖くないですか?」
「自分の作品が国を変えると思いますか?」など。一つ一つの質問に丁寧にお答え下さいました!!

ムーア監督ご夫妻も熱心に授業を見学されていました!! 最後に、ムーア監督は「私は日本映画がすごく好きです。ハリウッド映画の真似をするのではなく、自分にしかできない映画をつくって、日本映画を皆さんで守って下さい」と学生たちに熱いメッセージを頂きました。
 ムーア監督ご夫妻の滞在は約3時間程でしたが、監督のお人柄を垣間見ることができました。豪快さと丁寧さ、そしてとても謙虚で、ユーモア溢れる素敵な人でした。
 また、奥様であり、プロデューサーのキャサリンさんも周りに凄く気を使ってらっしゃる、思いやり溢れるとっても素敵な女性でした。

ムーア監督と奥様でプロデューサーのキャサリンさん

 マイケル・ムーア監督の気になる最新作はこちら!!

キャピタリズム~マネーは踊る~公式サイト:www.capitalism.jp

監督・脚本・製作:マイケル・ムーア
2009年/アメリカ/カラー/ヴィスタ1:1.85/ドルビーデジタル/127分/原題:CAPITALISM:ALOVE STORY
提供:ショウゲート、デイライト 配給:ショウゲート
(C)2009 Paramount Vantage, a division of Paramount PicturesCorporation and Overture Films, LLC

12月5日(土) TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズ シャンテにて限定公


2009年9月7日

「世界一短い展覧会」〜夏の博物館実習

 夏休み中のキャンパスで「世界一短い展覧会」が開かれました。その正体とは・・・?
 5月11日のブログでご紹介した、学芸員課程「博物館実習」、そのなかの「実務実習」が夏休み中に行われました。これは学内外の博物館・美術館の現場で学芸員業務を体験するというものです。本学博物館で4日間×3クールの日程で80名程の学生が実習を受けました(なお20名程は学外の館で受けます)。
今回の「実務実習」の目的は、実際の展示ホール・器材を使い、自分たちで本格的な展覧会を企画・立ち上げまでを体験します。
日程はこんな感じです。
1日目:博物館の運営についての講義、施設見学
2日目:作品・資料の取り扱いについて
3日目:展示実習用具の取り扱いと展示計画の立案
4日目:展示実習実際に展示を行う
 
展示計画を作り、また作品の選定、額装、キャプションの制作の指導を受けた上で、最終日にいよいよ展示ホールの現場へ落とし込んでいきます。
 
初めに担当教員、学芸員から基本的な注意事項、展示方法の説明があります。ただ「展示に正解なし」、自分たちで一番いいと思う方法を考えてやってください、とのこと。

実務実習の様子

その後「平面班」、「立体班」、「拓本班」に分かれ、リーダーの元、グループ内そしてグループ間で調整しながら展示していきます。
 
展示作業の一コマ
こちらは「平面班」の作業。観覧者の視線に沿った基準線を引き、作品を仮置きしているところ。位置が決まった後は実際に、ワイヤーで吊っていきます。
 作品を傷つけないように慎重に・・・
立体班」は立体作品の転倒防止の固定作業中。作品を傷つけず、緩まないようテグスを結んでいくところ。
 作品をどう魅せるか・・・腕の見せ所です!
実際に作品を仮置きし、「どう見せるか、どう見えるのか」意見が飛び交います。意見のレベルが上がるにつれて展示の質もぐっと上がってきます。
大事な要素の一つが照明。照明を入れると「展覧会感」がグッと高まります。
 こんな感じでどうでしょうか?
展覧会の裏側を体験できました!!出来上がった「展覧会」で、全員で感想・講評を交換。特に「展覧会の裏側を体験できてよかった」、「所属の違う学科の人たちの意見や考え方に触れて、新鮮だった」という感想が多かったようです。
 
お疲れ様でした、といきたいところですが、これで終わりというわけにはいきません。最後に大事な作業が。
 もう撤収ですか!?世界一短いですね!!
撤収。作品の撤去・梱包、展示台の移動からやパーテーション・照明の現状復帰に至るまで、細心の注意を払って行います。
 
世界一短い展覧会」閉展。つかの間の時間でしたが、ここで得た「作品の扱い方・見せ方」、そして意見をまとめ、現場で立ち上げた経験を今後の作品制作や研究に長く生かして頂きたいと思います。内容・ボリュームともに濃い4日間。今度は本当に「お疲れ様でした!」
 
※今回は8月2427日に実施された第3期実習の模様をお届けしました。

投稿者:教務課


2009年7月28日

アナウンサーを支えたメイクさん

 スタジオの様子
 
 先週、放送学科の実習授業『アナウンス実習2』に行ってきました。最近、放送学科ばかり芸大ブログで取り上げていますが、特別扱いしているわけではありませんよ!
 
この日の授業内容はニュース番組の収録。3人一組に分かれて、2人がスタジオでキャスターを、1人が中継先でリポートするという内容。受講している学生の中には、このVTRを持って就職活動をするという学生もいるので、大変重要な授業です☆★
 

副調整室の様子

 収録中にも関わらず写真が掲載してありますが、これは放送学科の副手さんや学生に代打で撮影してもらいました♪♪ワタシよりも上手ですよね…。ちょっと自信無くしちゃいました…。

 
 3年生が専攻している授業とあって、2年間みっちりとアナウンスのいろはを学んでいて、しっかりとした声で原稿を読んでいました☆★

ディレクターの指示をADがアナウンサーに説明 

 普段、テレビで何気なく見るニュース番組も、アナウンサーの立場に立って番組を見ると勉強になりますね。同じ授業を受けている友達も、いいライバル!いいところをお互いどんどん吸収して自分のものにして下さいね!!
 
 これをきっかけにOUA-TV NEWSのキャスター、更にはテレビ局のアナウンサーになる学生が誕生することを期待しています!!
中継先のレポーターとカメラマン
  さて、今回の実習には、放送学科4年生の学生が多くサポートに来ていました。皆さん、お疲れ様でした!その中からアナウンサーのテレビ映りを気にして綺麗にセットしてくれたメイクを担当した学生さんたちをご紹介します♪♪
 
実は彼女たちは、プロ仕様のメイク道具を使いこなすメイクさん!関西で一番古いメイクの専門学校の修了証書も持っています!!本来、彼女たちにメイクをお願いするとお金がかかるそうですが、後輩のために何かできないかということで、このようなお手伝いもしているそうです☆★
 
アナウンサーにメイクを施す長岡さん
 
そんな彼女たちは、現在『ビューティ喫茶』として芸大生7名が所属する有志サークルを立ち上げ、毎月様々なメイクに関するイベントを催しています。

 代表の田中久美子さん(放送学科4年)と副代表の長岡沙也加さん(放送学科4年)にお話を伺いました。

アナウンサーのメイクを直す長岡さん
>>『ビューティ喫茶』を設立するきっかけはあったんですか?

「芸大生って凄くセンスがいいのに、どうしても作品や他人にベクトルが向いていることが多くて、もっとそのセンスを自分自身に向けると更に輝くのではと思ったんです。美容関係って敷居が高く、高いお金時間がかかるというイメージがあるものの、隠れ家的な喫茶店に入るような感じで、気軽に綺麗になろうということで、ビューティ喫茶を立ち上げました。」

 

アナウンサーにメイクを施す長岡さん>>自分をメイクするのと他人をメイクするのでは、どちらがメイクしやすいんですか?
「やっぱり他人の方がやりやすいです。すべて見えるので…。他人でできると自分でするのもうまくなりますよ。」
 
>>メイクするにあたって注意することってありますか?
 「特に就職活動中の女性はメイクをどうしたらいいのか悩んでいる人も多いと思います。一つ言えることは薄ければいいというものではないということ。ただ薄いだけでは顔色が悪く見えます!ファンデーション、眉毛、チーク、リップには注意して、元気そうで明るい印象を与えられるメイクをして下さい!!」
 
ビューティ喫茶のイベントの様子

>>そう言えば、最近では男性にも化粧する人がいるぐらい美意識が高くなっていますよね。

 「これは男性にも言えることですが、やっぱりスキンケアが大事になってきます。洗顔をしっかりとして、バランスのとれた食生活も心がけて下さい!」
 
  あと、直接肌に触れるものにも気を配らないといけないそうです!!特に『まくらカバー』!!汚れているとお肌にも良くないそうです。お家に帰ったら皆さんチェックしてくださいね!!
 
 
 9月には芸大生を対象にしたメイクのイベントを開催する予定だそうです♪♪
 また、一緒に活動をしてくれるメンバーも募集中です!!男性も『美しくなりたければ…』という条件付きでオッケーだそうです!!メイクに興味を持った方は、是非一度ホームページをご覧下さい。

>>ビューティ喫茶のホームページはこちら


2009年7月22日

テレビ中継車、いざ出動!!

07222-2.jpg
 
とうとうこの日がやってきました!46年ぶりの皆既日食!!予想通り、やっぱり曇ってしまいましたね。ワタシも朝からハラハラドキドキしていました…。

 いろいろ調べてみたところ、皆既日食の瞬間、鳥たちが暗くなることで目が見えにくくなって騒ぎ出すそうです。人間の眼は、どんどん慣れていくのであまり暗くなった気がしませんが、周辺風景の連続写真を撮っておくと、その明るさの変化に驚くそうです!

入念な下調べをして、いざ本番!OUA-TVが全精力(?)を尽くして撮影しました!天気が良ければもう少しうまく撮れていたんですが・・・。

 090722-3.jpg
 

 さて、今日は、放送学科の中継実習1の授業の模様をお伝えします。

 中継実習とは『動くスタジオ』といわれる『テレビ中継車』を活用して、学内外のあらゆる場所で、番組制作の技術と、マナーを学ぶ授業です。

 ワタシも学生の頃にこの授業を受けていました。

 
 

0722-5.JPG

 この日の番組タイトルは『キャンパス×キャンパス』、
                      略して『キャンキャン』!!

 大学内をいろいろ探検する番組で、今回は就職課にて中継収録を行いました。

 0722-6.JPG
 

 入念な打ち合わせをして、撮影に向けて仕込み作業。リハーサルでは制作スタッフは番組進行、技術スタッフはカメラワークやスイッチングを確認して、いざ本番!!
 

 本番中に写真を撮りまくってしまいました…。お邪魔してすみません!!

 収録後にディレクターを務めた田渕将平くん(放送学科2年)にお話をお聞きしました。

 0722-4.JPG
 
>>お疲れ様でした!!本番を振り返ってどうでしたか?
 「企画書は通ったけど、中継先の様々な条件を考慮すると、なかなか企画書通りにならなくて中継の難しさをより実感しました。頭の中では理解していても、企画をまとめて台本にして、スタッフに説明するのが大変で…。でも、スタッフのみんながそれぞれのチカラを発揮してくれたので、思っていた以上の番組に仕上がりました。僕はアナウンスコース専攻なので、今後リポーターをする時にディレクターの意見を汲み取れるのではないかと思います。番組制作をするには、チームワークが大切なんだということが痛いほどわかりました」
 0722-7.JPG
 

 
 ここからプロの世界で活躍する敏腕ディレクターやカメラマンが誕生するのか、今から楽しみです!!

 みなさん頑張ってくださいね!!

 


2009年6月16日

授業見学ツアー!芸術計画学科編

geikei1.JPG 先日の放送学科の授業見学リポートが好評でしたので、シリーズ化してお伝えしようと思います!!
 
 今回は、芸術計画学科の授業にお邪魔しました。芸術計画学科とは、情報処理のチカラを核にして、言葉・音・物・映像の4つのメディアをトータルに学習、アートへの認識を深めて感性を磨く、そんな生活とアートをつなぐ芸術・文化の『仕掛け人』となる人材養成を目指しています。(学校案内パンフレットより―)
  お邪魔したのは石川豊子先生が教鞭を執っておられる『話し方研究』。
 
geikei2.JPG 世の中はまさにメール時代になって、今まで言葉で伝えてきたこともすべてメールで済ませてしまう、そんな社会―。電話をすることも減っていませんか?本来、コミュニケーションとは『自分の想いを、自分の言葉で、相手に伝える』が原点。そんなコミュニケーションの取り方や社会人としてのマナー、挨拶の仕方、立ち居振る舞いなど、美しいことば・正しい話し方を身につけていこうという授業です。
 
 石川先生はテレビ局のアナウンサー出身で、現在に至るまで、ニュース、CMはもちろんワイドショー番組やラジオ番組にも多く出演され、現在は大阪芸術大学短期大学部でも教えておられます。
 
geikei3.JPG
 先生と一緒に教室に入って、起立、礼、着席!さぁ、授業を始めようとスクリーンを上げると…
 
『石川先生 6/2 Happy Birthday★☆みんなより』
 
 受講している学生たちが「Happy Birthday To You♪」で祝福!!
 授業の雰囲気がここから伝わってきます!!先生もとっても嬉しそうでした♪
 ワタシが学生の頃にはこんなこと考えもしなかったなぁ・・・。さすが『アートの仕掛け人の卵たち』!!
  geikei4.JPG
 さて、授業開始です!授業内容は実技と講義で構成されていて、まず発声から。
 「あ・い・う・え・お・あ・お・・・」
 「あめんぼあかいなあいうえお・・・」昼休み明けの眠気なんて何のその!お腹からしっかりと声を出します!! 
 
 発声練習に続いては、『石川コラム』。石川先生が周りの出来事や自然、四季の移り変わりなど、体験談も交えながらお話して下さいます。
 この日のテーマは『6月10日は何の日?』学生からはなかなか手が挙がりません。ワタシはもちろん・・・わかりません!先生!!何の日ですか!?
 
geikei6.JPG 「実は、6月10日は『時の記念日』なんです。時間はすべての人に平等に与えられています。
 『光陰矢のごとし』時間は駆け足で過ぎ去って、今日という日は戻ってきません。今日何をすべきなのかを計画を立てて進めていきなさい」
 皆さんも今という時間を大切にして、勉強に取り組んでくださいね!!
 
 最後は、感情を込めて文章を読む練習。
 話し方には『言語と非言語』が大切。挨拶、目線の使い方、動作、所作…全てがないと伝わりません。言葉に温度をつけて話すことで、より感情が込められて相手の気持ちに伝わります。
 
geikei5.JPG

 これからの日常生活に役立つ内容が盛りだくさんの授業でした!

 
 授業終わって受講していた青木孝浩さん、大崎友愛さん、矢野円香さん(芸術計画学科2年)にお話を聞くと・・・

>>大きな声を出すって抵抗はなかった?
 「初めは緊張したけど、『ここで恥をかけ!!』という気持ちになって、自分の想いを伝えようと話すように心掛けてからは楽しいです!!」
 「一年勉強すれば話がうまくなるって聞いて受講したけど、もう自分でも変わった気がします!!」

 
earth7.JPG

 すると・・・ 「いま展覧会を主催して開いているんです!是非来て下さい!!」

 
 展覧会!?是非行きます!!ということで、お邪魔しました!!
彼らが開催していた展示会は『ぐーぐる・あーす展』
 
 Google Earthを皆さんはご存じですか?世界中の衛星写真をまるで地球儀を回しているかのように閲覧することができるソフトです。
 46億年という長い地球の歴史の中で作り出された自然、200万年前に誕生したといわれる人間が作り出した造形物。
 
earth8.JPG
 日本全国、ありとあらゆるところにアートが!?地上にいるとあまり感じませんが、上空から撮られた衛星写真を見ると世界はアート作品で溢れていました。
 
 ちょっと視点を変えるだけで見えてくるモノもあるんですね。 学園祭の模擬店での付き合いから、他学科の学生同士が協力して、今回の展覧会を開催したそうで、3人に話を聞くと・・・

 「大変だったけど、病みつきになるくらい楽しかったです!」
 「アンケートで感想もいっぱい聞くことが出来て、とても参考になりました!」
 「次は、『世界編』を開催したい!!」 earth9.JPG

 

 授業で発声練習をして、展覧会も企画する。 先生の誕生日を祝うことも企画の一つ。
 生活の中に彼らの活動のフィールドは溢れているんですね★☆