2009年12月14日

町田夏生展 -MURMUR-

     

大阪芸術大学の卒業生・山中俊広さんがディレクターを務める大阪西天満にあるYOD Galleryで、12月19日(土)まで同じく大阪芸術大学の卒業生・町田夏生さん(2005年本学大学院芸術制作研究科修了)の「町田夏生展-MURMUR‐」が開催されています!

町田夏生展-MURMUR-

前回の町田夏生展-《乙女》の衝動-では、個性溢れる乙女たちのパワーに圧倒されるかのような魅力的な
空間になっていましたが、今回の展覧会では、MURMUR(マーマー)のタイトル通り、ささやきやつぶやきを
感じさせる少し落ち着いた空間になっています。多弁な乙女が少し影を潜めて、ささやくようにつぶやくように
語り始めました。町田夏生さんは「究極の引き篭もりです」と話していましたが、私には、乙女から大人の女性
へと向かう一つの過程なのではないかと思えました。

色彩豊かな作品が並んでいます。

乙女の顔は、描いても消し、上からまた別のパーツを書き足すなど、極力登場しませんが、その代わりに今まで
脇役だった花たちが、進化し、バリエーションを増やしています。乙女が自ら語るのではなく、サポート役だった
花たちに代弁させているように感じました。花たちは、勢いを増し、鮮やかにそして、時には洗練された色使いで
私たちに語りかけます。

作品を見ると気持ちも温かくなりますね。

前回の展覧会では、紙にアクリル絵の具で描かれていた町田夏生さんですが、その後は、キャンバスに色々なアクリル
絵の具で描く手法に移行しています。乾燥の遅いゴールデンオープンアクリリックスやフラットにマットに塗れる
ゴールデンフルイドなどの新製品を使ってみるなど、画材にも色々な試行錯誤を重ねています。先々では油絵の具も
試してみたいという声も聞こえていました。

まるで白い壁に描かれたような作品の数々

町田夏生さんは、当初からオブジェの制作もされていて、いつも展覧会に花を添えていますが、今回もバージョンアップ
された美しい乙女のオブジェがいます。そして、今回初めて、ビーズやボタンなどがコラージュされた作品が登場し、
乙女のオブジェにもとてもきれいにコラージュされています。実は、このビーズやボタンは、町田夏生さんのお祖母様が
コレクションされていたという、とても大切な記念の品です。町田夏生さんのルーツとも言うべきビーズ等を使った
とても可憐で魅力的な作品は、また新しい展開を予感させてくれました。

卒業後も更なる成長を遂げる町田さん

学生の間は創作活動に集中できますが、卒業後も創作活動を続けて行くことは、本当に簡単なことではなく、とても難しい
ことです。そんな中で、ずっとモチベーションを保ち続け、成長を続ける町田夏生さんの素晴らしい作品たちをより多くの
皆さんにご覧いただきたいと思います。卒業して社会に出てから、学生の間にもっとこうしておけば良かった、ああして
おけば良かったと思いがちなものです。そんな後悔のないように学生の間からギャラリーにも足を運び、貪欲に色々な
見聞を広めて欲しいと思います。

-MURMUR-の世界を体感してください!!

是非、皆さん、YOD Gallery町田夏生さんの生み出す感性豊かな-MURMUR-の世界を体感してください!
19日(土)までです。お見逃しなく!!

町田夏生展-MURMUR-
2009年11月14日(土)~12月19日(土)
11:00~19:00 閉廊日:毎週日・月曜

YOD Gallery
大阪市北区西天満4-9-15  
http://www.yodgallery.com/

町田夏生HP
http://www.natsuki-machida.net/


2009年12月4日

今週末はどこへお出掛けですか?

全国書店にて販売しています!!
 1995年に文芸学科を卒業された西村健太郎さんがアルファポリス旅行記大賞を受賞され、2009年7月に『週末鉄道紀行』という著書を出版されました。

 西村さんは大阪府門真市出身。1995年に大阪芸術大学卒業後、法政大学大学院を修了、旅行専門誌編集者などを経て、現在IT専門紙の記者として活躍されています。

 2008年4月、西村さん個人のホームページが、アルファポリス社による第一回旅行記大賞で大賞を受賞したことをきっかけに、著書『週末鉄道紀行』を全編書き下ろしで出版されました。 

 会社員である西村さんが仕事の合間をぬって、週末に大好きな鉄道旅を満喫する自身の紀行エッセイです。小さい頃に時刻表を読んでは、人々の旅や移動、まだ見たことも行ったこともない土地を思い描き、大きくなったら鉄道を日本の隅から隅まで乗りつくして、小さくて狭い世界から抜け出したいと夢見ていた日々?。

 鉄道の旅もこんな楽しみ方があるんだなぁと改めて実感しました。この本を読むと普段の通勤・通学の電車から見える車窓の景色が、いつもと違う風景に見えるかもしれませんね。

 「私にとって月曜日は新しい旅の誕生日である。」月曜日の朝、満員電車の中で時刻表を開き、巻頭路線地図をパラパラめくることから週末の旅思案をスタートさせるという西村さん。
 今週末はどこへ旅するのでしょうか?

 発売元は星雲社で定価は1470円。全国書店にて販売しています。

 私も毎日、2時間かけて芸大へ来ていますが、この本のおかげで、満員の通勤電車が楽しくなりました!
 季節と共に変わっていく車窓や乗客の様子、車掌のアナウンスなど、毎日違う光景に出会っているんだと考えると、見逃してはもったいないと思うようになりました。

 みなさんも是非一度読んでみてはいかがでしょうか??


2009年11月26日

コンプレックスと向き合って・安井源太 個展

     

西宮 苦楽園口にある 「galerie6c」で、10月20日(火)~11月1日(日)に『安井源太 個展 GENTA YASUI EXHIBITION』
が開催されました。安井源太さん(本学 美術学科2005年卒業)は、2008年6月24日のブログでご紹介した「絵描き
二人展」では、キャンバスにアクリル絵の具で描かれていましたが、2009年7月2日のブログ「fleur Vanilla」展
‐器と花のコラボレーション+絵画‐を契機に、アルシュ紙(フランス製)に水彩やボールペンで描き、葉や花びら
をコラージュするという手法が登場しました。アルシュ紙を選んだのは、水彩が使いやすい上に、何より鉛筆やペン、
パステルなどといった画材を幅広く使うことができるからだそうです。
「Panx sss」 紙に水彩、油彩、インク、植物
「Panx sss」   紙に水彩、油彩、インク、植物 403×403mm 

シクラメンの葉をコラージュし、蘭系の花が描かれていますが、どれがコラージュで、どれが絵なのかわからない、
コラージュかと思ったら描かれた葉っぱだったりして、まるでオー・ヘンリーの「最後の一葉」のようだなと思い
ました。シクラメンの葉は水を含んでいる等、葉や花の種類や特性を熟知している安井源太さんならではの作品です。
「無題」 紙に水彩、インク、植物 530×530
「無題」 紙に水彩、インク、植物 530×530mm

ボールペンで描かれた部分を見ても描写力のすごさに感心しますが、安井源太さんは、子どもの頃から水木しげるの
妖怪が大好きで、ずっと描いていたそうです。もしかして・・・、やっぱり、「妖怪事典」も持っているそうです。
(ちなみに芸大図書館も所蔵しています)。少し不気味な要素と絵から伝わる湿り気や子供の頃から培われた描写力
等、今回の作品のルーツがそこにあるのかもしれません。
「無題」 紙に水彩、アクリル、インク、植物 530×530
「無題」  紙に水彩、アクリル、インク、植物 530×530mm

クロトンの葉は裏側が使われています。できるだけコラージュとはわからないように工夫されています。
押し花にして使うのではなくて、生のままの葉や花を使うことで生命力がより表現されているように思います。
画面の中には、色々な円が描かれていますが、これもコラージュなのか、描かれているのか・・・どういう手法なのか
と気になり聞いてみました。これは、キャンパスの上に絵の具を丸く置き、アクリル板を真上から下ろすと円になり、
少しずらすと動きのある楕円形や長方形が生まれるとのことです。
「Isofonizkloom」 紙に水彩、アクリル、インク、植物 970×1939
「Isofonizkloom」  紙に水彩、アクリル、インク、植物  970×1939mm

安井源太さんは、個展のタイトルを敢えて付けないようにしているとのことです。タイトルに固定されたイメージ
で見られたくない。それぞれ自由に感じて欲しいとのことです。作品のタイトルも同様で便宜的に付けているだけ
で、あまり意味はないとのことでした。
「作品は、作品そのものが旅人のような存在であってほしいと思うので、意味やモチーフが描かれた理由などはあまり
明確にしないようにしています。羊は僕の頭からこぼれるようにしてキャンバスに現れたので、僕の記憶であったり、
人間であったり、生物全てでもあると思います。」
「Voldkanithkcoparaberga」 紙に水彩、アクリル、インク、植物 970×1621
「Voldkanithkcoparaberga」 紙に水彩、アクリル、インク、植物  970×1621mm

そして、今回の展覧会は、自分のコンプレックスのようなもの(苦手な線)と向き合うような制作になったとのこと
です。今までは、描きたいものがあれば、直接的に例えば宇宙そのものを美しく描かれていたように思いますが、今回
は、間接的に、宇宙の美しさだけではない恐怖感等も描かれているように思いました。自分が嫌いだった線を用いたり、
色を重ねていったりと不完全な中から見つかるものがあったり、くずすことでまとまるということがわかったとのこと
です。以前にキュレーターの方からの「殻を破らなければ・・・」とのアドバイスの声が聞こえていましたが、まさに
今回は、自分自身からの脱却を図ることができた第一歩になったのではないかと思います。
展覧会も好評だったとのことです。自分から開放される為に自分の原点に立ち戻り、自分が自由になれる手法を見出し
安井源太さんは、次の展覧会の話もされていました。これからも独自の世界観を極めるべく、意欲的な制作活動に
期待したいと思います。
GENTA YASUI EXHIBITION
安井源太さんは、フラワー・アレンジメントの仕事をされていますので、卓上には、鹿の角と一緒に、日によって
トケイソウやフランネルフラワーが生けられていました。

galerie6c は、もともとは、カリスマ的な花屋さんだったそうです。オーナーが外国に行かれることになり、
デザイナーのご友人が、ギャラリーとして引き継がれました。そのため、壁も真っ白な平面ではなかったりと
独特の雰囲気がありますが、とても気持ちの良い空間になっています。ベランダには、鳥越隆志さん(本学・建築学科
2003年卒業)の展覧会「GARDEN PLAN」の作品が常設展示され、とても素敵な雰囲気をより一層演出しています。
皆さんも是非一度お出掛けください。

投稿者:図書館

GENTA YASUI EXHIBITION
安井源太 個展          
会期:2009/10/20(火)~11/1(日)*展覧会は終了しています。
   11:00~18:00 月曜定休
会場:galerie6c
   0798-61-6131
http://blog.galerie6c.net/
 


2009年10月23日

Logic Circuit 赤土浩介 展

     

西天満のGallery wks.で、9月28日(月)~10月10日(土)『Logic Circuit赤土浩介 展』が開催されました。
2008年3月14日のブログでもご紹介した赤土浩介さん(本学大学院芸術制作研究科2000年修了)の前回の展覧会
『OVER OVER』は、どこまでも自由に制作されていましたが、今回の『Logic Circuit ロジック サーキット 論理回路』
では、悩みながら、考えながら・・・がテーマとなっています。
「はじめからイメージを固めて描く必要はない。曖昧なゴールを目指すのは、そこでしか起こらないたくさんの選択肢に
未知の可能性があるからだ。・・・」

『Logic Circuit 赤土浩介 展』

悩みながら、考えながら・・・と言うと色々な受け止め方をする方がおられるとは思いますが、
心理的にも技法的にも悩んだり、考えたりしながら、描き進めておられるのだろうなと感じました。
確かに前回は、有機的な丸みを帯びたフォルムで描かれていたように思いますが、今回は、直線で描かれていたり、
マスキングテープが張られていたりなど、無機的な部分が混在しています。

「Root」 acrylic color on canvas F100 / 1620×1303m
「Root」 acrylic on canvas F100 / 1620 × 1303

ちょうど、現代美術家で本学短期大学部デザイン美術学科(立体造形)講師の中西學先生(本学美術学科1982年卒業)が
見に来られて、赤土浩介さんと素材や技法についての談義が始まったので、隣で興味深く拝聴することができました。
赤土浩介さんの作品は、キャンバスに麻布を自分で張っておられるとのことです。ガッシュやアクリル絵の具で彩色した後に、
スプレーやパステルで表情を付けておられますが、それらを引き立たせる為には、アクリル絵の具が良いし、自分の目指す質感
を出すには麻が良いとのことでした。

左「 Trip art 」acrylic color on canvas S50 / 1167 x 1167 mm   右「 フォルミズム(A)」acrylic color on canvas F80 / 1455 x 1120 mm
左「Trip art」 acrylic color on canvas S50 / 1167 × 1167 mm
右「フォルミズム(A)」 acrylic color on canvas F80 / 1455 × 1120 mm

中西學先生も麻の質感がうまく出ているとおっしゃっていました。かなり塗り重ねていることにも触れられると
赤土浩介さんも普通はキャンバス地に絵の具が通らないように目止めや地塗りなどの前処理を施すけれども、あえて麻布のまま、
アクリル絵の具をかなり塗り重ねていますと言われていました。そして、色にもかなりこだわっていますとのことでした。

左「 かくれんぼ ロジック 」acrylic color on canvas F80 / 1455 x 1120 mm
左「かくれんぼ ロジック」 acrylic color on canvas F80 / 1145 × 1120 mm

いつも新しい試みに挑んでおられる中西學先生と赤土浩介さんならではのお話をお伺いして、日頃、完成された作品を鑑賞する中で、
そこまで目が行っていなかった素材や技法について、作家さんたちは色々研究を重ね、試行錯誤を繰り返しながら自分の作品が
一番生きる素材や技法を探し出し、自分独自の色や形を見出していかれるのだなと改めて思いました。

左「 GO 」acrylic color on canvas F60 / 970 x 1303 mm   中「 puzzle 」acrylic color on canvas F15 / 652 x 530 mm
左「GO」 acrylic color on canvas F60 / 970 × 1303 mm
中「puzzle」 acrylic color on canvas F15 / 652 × 530 mm

芸術家はよく『作品と対話する』と言われますが、赤土浩介さんも『作品と対話する』そうです。
「二転三転と変化する色や形、七転八倒するイメージや行き先。対話は欠かせない。」
今回の『Logic Circuit』で、悩みながら、考えながら・・・美しい色彩やユニークな画面を魅せてくれた赤土浩介さんが、
これからも作品との対話を重ねながら、どんなイメージに到達していかれるのか・・・、
また次を楽しみにしたいと思います。

『Logic Circuit』 赤土浩介展
SHAKUDO kosuke exhibition
 9月28日(月)~10月10日(土)*展覧会は終了しています。
 11:00~19:00
 日曜休廊/土曜・最終日は17:00まで

Gallery wks.
http://www.sky.sannet.ne.jp/works/


2009年10月22日

ZAnPonは宇宙である。

京都・イムラアートギャラリーで今月10日からスタートしたZAnPonの個展に行ってきました。
アートフェアなどを除くと4年ぶりの新作個展。前々から楽しみにしていました。

ZAnPon個展 イムラアートギャラリー

今年度、大学の手提げ袋のデザインが一新され、
大学案内の表紙デザイン同様ZAnPonの作品が起用されました。
キャンパス見学会などで手にされたどの人もが
その華やかさに気持ちがワクワクするような感覚を覚えたのではないでしょうか?

2008年の作品『光りある人』以降、
幸福感が前面に満ちる作品を多く発表してきたZAnPon
今回の個展ではこれから先の「次のZAnPon」の姿を垣間見ることができる作品を含め
9点が展示されていました。

『Chat beans』(手前の作品)

見に来てくれる方々に最高のコンディションで見てもらえるようにと、
会期直前に自らギャラリーの壁を白くペイントし直すなど
搬入までは作品の仕上げと並行してあれこれ結構忙しかったようです。
「ちょっと休憩」するようにギャラリーに立ち寄ってもらえるようにと
ZAnPonが見立てたポップなデザインのベンチが置かれているこだわりの設えでした。
DMのデザインとギャラリーの窓に描かれた個展のタイトルは、
デザイン学科4年生の田原拓真さんのお仕事なのだそうです。

田原拓真さんがデザインしたタイトルとDM

ギャラリーの正面に展示された『Revolution』。
大きさもさることながら、展開する色彩は迫力満点です。
今回の新作の数々にはZAnPonのコアな部分の中でも
「やさしさ」にフォーカスして制作されたものが多く、
見る人がHAPPYになるようにという思いが随所に感じられます。

『Revolution』
*写真左はギャラリースタッフの三宅亜木さん

それぞれの作品には自由で美しい流線と色面が
心地よい絶妙のバランスで展開しています。
さまざまな生き物が見え隠れして、動きがあって、発見がある。
それらは単に「バランスで構成された線や面」というわけではないんです。
単に「作品」というだけでなく、これはZAnPonそのものなんだって感じます。
どれも命を与えられたZAnPonの分身なんだろうって。

ZAnPonは言います。
「見る人が見たいように見てもらえればその方が作家としてうれしい」と。
どんな形がそこに浮かんでくるのかという答えは必要でないのです。
作品と対話するように自由に遊べる。それもZAnPonの魅力です。

『Revolution』にズームイン

無数の星が浮かぶ夜空を見ながら
「あの星とあの星を結んで、あの星ともこう線で繋いで...」と、
夜空に白鳥が飛ぶ姿、魚やクマ、サソリまでも描くことができる。
人間の想像力は豊かです。
自分だけの新しい星座を描いていくようにZAnPonの作品を楽しむもよし。
天体の観測と物理法則に基づいて宇宙のナゾを解明しようとする人のように、
想像力を働かせてZAnPonの色彩感覚、バランス感覚を探ってみるのもよし。

実際、彼自身作品を制作するときは
キャンバスをクルクルと自在に回転させながらペンを走らせるのだそうです。
それはZAnPon的宇宙の天球を回すようなものです。

この個展、芸大生は必須です。
ZAnPonは「自分がしっかりしなきゃ」ってよく言うのだそうです。
「自分がアーティストとしてちゃんとやっていけていないと、
アートを志す若い人たちが夢をもてなくなるから」って。

アーティストとして生きるZAnPon
後輩となる皆さんに伝えようとすることを
言葉ではなく彼の今の作品から感じとってほしいって思います。

これからもワクワクするような未知なる宇宙を描き続けてくださいね。
来年は大阪芸大のスクールバスのラッピングなんていかがでしょう?
ねっ、ZAnPonさん?
うわぁぁ、乗ってみてーっ!

ZAnPon Exhibition  -Re born-
2009年10月10日(土)~10月31日(土)
11:00~19:00(日曜、祝日 休廊)

imura art gallery
(京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31)
http://www/imuraart.com
投稿者:教務課