2011年6月11日

第5回山口県広告大賞 準グランプリ授賞

芸術計画学科の卒業生の大道孝之さんから、頼もしい情報を頂きましたので今回投稿させていただきました!

oomiti000.jpg第5回山口県広告大賞 準グランプリ授賞

大道孝之さん(芸術計画学科06卒)のデザインされたポスターが山口県広告大賞グラフィック部門で授賞されました。

oomiti001.jpg大道さんは芸術計画学科のカリキュラムを享受しながら卒業後故郷の山口県に戻られました。以後広告会社に勤められ、今回の広告大賞グラフィック部門準グランプリを授賞されました。
「おいでませ!山口国体・山口大会 公式ポスター」

山口国体・会期:2011年10月1日(土)から11日(火)

山口大会・会期:2011年10月22日(土)から24日(月)

国体HPアドレス:http://www.choruru.pref.yamaguchi.lg.jp/

主催:財団法人日本体育協会・文部科学省・山口県

報告 福間健太 芸術計画学科副手


2011年4月25日

三澤浩二個展 番画廊

misawa04.jpg 三澤浩二さん(美術学科87卒)の作品展が3月28日から4月2日まで行なわれていました。三澤さんの作品は抽象絵画です。ギャンバス内に規則正しく正方形が配置され、色彩は補色関係にある緑と赤により画面が構成されています。三澤さん作品から、パウル・クレーやモンドリアン、カラーフィールド・ペインティング等から作品を読み取れ感ずる事ができます。

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 しかしそれ以上にこの作品はある「深み」を持っています。「深み」とは三澤さんが制作する顔料の成分により作られています。

misawa01.jpg ヨーロッパ絵画は、絵画(平面)に私たちが見えている世界そっくりのものを描き出そうとし遠近法を開発しました。その当時の人々は大変驚いたに違いありません。今で云うなら3D映画の体験か、それ以上の事であったと思います。しかしその遠近法的具象絵画からの脱却で、抽象画が生まれてきました。そこには遠近法から「深み」という絵画独自の空間の一つが生まれてきたと思います。

misawa02.jpg 三澤さんの作品にはこの「深み」を探求している様子がうかがえます。残念ながらこの「深み」体験するには、実際作品の前にたち作品を経験するしかありません。

 

misawa03.jpg 作品の特徴とし、一般的にキャンバスにジェッソな下地を塗り重ね、基底を作るのですが、この作品は暗布を基底としています。それは作品に大きな影響を与え、効果を計算しての作業であるという事です。三澤さんは山口県在住です。

 

 

報告 加藤隆明 教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室
 


2011年4月20日

森本由貴子展 2kw58ギャラリー

どうも!ゲイブロです!今日は投稿ブログをご紹介します!

morimoto (2).jpg森本由貴子さん(美術学科08卒)の銅版画の個展が4月4日から16日まで行なわれました。

morimoto (3).jpg動物と人間の姿を合成したようなあるいは動物の被り物をした身体で表現されています。作家の言葉から作品の重要な要素は「かわいらしさ」であると話して頂きました。

morimoto (1).jpgこのキーワードは奈良美智氏の作品の要素「かわいい」という概念が、若手アーティストにも浸透してきたことだと思います。では彼女の描く「かわいらしさ」とは何なのでしょうか。作品の多くは擬人化された動物の姿や、人間が動物のお面やコスチュームをつけて登場しています。なぜ人間を動物化するのかの私の質問には、人間は身に着けた装飾品やヘアースタイルでその時代の特性や「かわいらしさ」の記号が成立してしまうのを避けるためと、動物にはファッションという概念がなく、より普遍的に「かわいらしさ」を求められるというような話に聞こえました。つまり、誰かにより作られた「かわいらしさ」には森本さんは拒否しています。

morimoto.jpg私は、この作品の中には「かわいらしさ」の中にイノセント(清潔、無垢など)が内包されているような気がしました。動物のようなイノセント的「かわいらしさ」が大きなテーマのような気がしています。

作品の多くは、登場人物が正面をしっかり見据えていたり、擬人化されたイメージが額縁の似姿と向かい合ったりしています。これは肖像画と考えられます。ヨーロッパ絵画には正面性の強い肖像画はあまりありませんが、私にはそう見えます。このイノセント的「かわいらしさ」は、肖像画(鏡)としての作品に観者自らの心身を投影することで森本さんの云う「かわいらしさ」が見いだされるのかもしれません。
 

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卒業後、銅版画のような作業工程があるものはなかなか自宅でできるものではありません。彼女も卒業後多くのアーティストと同じ工房で作業を続けているということです。学生の皆さんも卒業後制作を続けていくことを考えている人も多いと思います。できるだけ画廊廻りをしていろいろ相談できる先輩を見つけておくことも必要ではないでしょうか。

 

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室

 


2011年4月18日

野村ルイ子展 番画廊

みなさんこんにちは!久しぶりのゲイブロ君です!今日は投稿ブログをご紹介します!

nomura03.jpg野村ルイ子さん(美術学科07卒)の個展が4月4日から9日まで行なわれました。

nomura01.jpg野村さんの絵画は彩度の高いカラフルな色合いと動物などのモティーフで、ファンシーな画面構成をしています。また、アニメやマンガの表現記号を絵画に導入し、文化を共有している人たちには読み取れる作品となっていました。

nomura02.jpgこの作品を見た時、私は「なんと痛々しいイメージであるか」と感じました。その理由は森の木下に幼児が死体として横たわっていること。手で握ったままの食べかけのリンゴ、そして無数の食べきれないほどのリンゴが、幼児の周りを囲んでいることによって感じることでした。ヨーロッパ絵画では幼児はクピドー(キューピッド)でリンゴはその母アブロディーテ(ビーナス)を連想させます。私には近年母親が育児放棄を行なっている悲しい姿に見えたのです。野村さんはこの絵に関して、リンゴはアイザック・ニュートンの「リンゴが木から落ちるのを見て万有引力を思いついた」ことから発想し、リンゴを食べた子どもに引力が生まれ、その体めがけリンゴが勢いよく降りかかって来たという物語だそうです。この彼女のファンシーな物語は、現代においてむしろ私の作品の読み方よりリアルであるかもしれません。

nomura00.jpg 一見すると女の子らしいというステレオタイプの作品に思えるかもしれません。彼女の制作の発想の原点には、悲惨な近年の大きな出来事を抱え込んでいる事が理解できました。

nomura04.jpg軽やかでカラフルでかわいらしい動物達のイメージは、実は現実の人間世界の深い悲しみと表裏一体であり、鎮魂の絵画であると感じました。

 

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室
 


2011年4月13日

キャラクター造形学科一期生によるグループ展

kaikasengen2.jpg 3月20日(日)から25日(金)までの6日間、大阪市中央区上本町西2丁目のギャラリー風雅にて、キャラクター造形学科一期生によるグループ展『開花宣言』が開催されました。

kaikasengen3.jpg参加者はuekei、ellie、おまる、こばやん、ササツキ、chiko、名越チゴ、なつやまここみ、No.9、ブッキーの10人。

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漫画あり、4コマ漫画あり、イラストあり、絵本ありと、花をテーマにしたバラエティに富んだ作品ギャラリーを彩りました。
入口近くにはポストカードや雑貨など可愛い手作りグッズの販売コーナーもあり、展示だけでなくこちらの方も大人気でした。

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投稿:キャラクター造形学科 林日出夫先生