2008年6月23日

スマイルデザイン研究会がんばっています!

以前このブログでもご紹介しましたが、デザインのパワーで世界を変えるために日々活動を続けるスマイルデザイン研究会。社会問題・環境問題をデザインの力で解決していることが世界に認められるかもしれないチャンスがやってきました。SIFE Japan 国内大会2008に出場するのです。
SIFE とはStudents In Free Enterpriseの略で大学生のビジネス教育プログラムを提供するNPO団体のことです。このビジネス教育とは大学生による地域密着・社会貢献事業の企画・実施を通して行われます。世界中の47カ国1926校を超える大学/キャンパスの大学生が参加しています。この団体が毎年1回プロジェクトの成果を国内大会と世界大会で競う大会を主催します。
この日本大会にスマイルデザイン研究会が出場することとなったのです。そして日本大会に勝ち抜けば世界大会で世界の人にスマイルデザイン研究会の成果を知ってもらうことができるのです。
プレゼン風景
しかしその道は簡単ではありません。何と目標は大きく世界一ですから当然英語でプレゼンテーションしないといけません。日本語でプレゼンテーションするのも慣れていないのに、
まして英語とは、 只今猛特訓中でその成果を見て欲しいということで予行演習を見せてもらいました。その予行演習は、まずは英語で次は日本語で行われました。最初の英語はやはり英語のわかる人が良いということで本学の留学生にも聞いて頂きアドバイスをもらいました。私は英語が解りませんので英語バージョンはさっぱりでした。ああ-情けない...

やはり、留学生から発音のチェックが入りました。例えば“ECO”は「エコ」と発音するのではなく「イコ」と発音するということや、英語を同じ調子で棒読みするのではなく、強弱をつけること等がアドバイスされました。
留学生による発音チェック
日本語バージョンは私にも解りました。スマイルデザイン研究会の歴史、環境を考えた様々な商品の紹介、「OKURIN」という循環型包装資材は実際すでに東急ハンズで販売されていること等々内容としてはすばらしいものだと感心しました。

でも私にはプレゼンすることにアップアップのような感じがしました。でもそこが素直というか純粋というか良い所かもしれないのですが、やはり目標は世界です。昨年の参加大学を見ると東大や一橋大といった名門大学が参加しているのですからそれに勝つためには、甘えは禁物だと思いますので私が感じたことをあえて言わせてもらいました。
プレゼン風景
しかし本当に一生懸命がんばっている姿には心打たれます。何かに向かってがんばっているという姿は美しいものですね。結果を恐れず、自分自身がやって来たことに自身を持ち堂々とプレゼンテーションして下さい。応援しています。がんばって世界をつかもう!

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2008年6月22日

狭間の旅人

 昨日行われた「熊本県美術系進路対策研究会」に参加するため、熊本県に行っていました。
 この研究会は熊本県内の22の高等学校の美術科をご担当の先生方の手によって運営される芸術系進学説明会です。全国の芸術系学部を有する大学に参加を呼びかけ、会場の手配から後片付けまでを先生方自らが行われています。生徒達のことを思いこんな研究会を開催されているのは全国でも類を見ることはなく、熊本県の芸術教育の熱心さに感服いたします。この研究会は今年で18回を数えるそうで、ますます先生方には頭が下がります。
 先生方、本当に2日間お世話になりました。ありがとうございました。お疲れ様でした。この研究会へのご尽力感謝いたします。

 たくさんの方にご来場いただきましたが、先週木曜日から熊本県では大雨に見舞われており、時に激しく、時にしとしとと、結局雨は3日間降り続きました。警報や注意報も出ていたようで、熊本県南部では床上浸水した地域もあるとか。その雨せいか外出を控えた方が多かったようで、例年よりかなり少ない動員だったようです。
 今回会場にお越しいただけなかった皆様、6月28日に博多駅前・福岡朝日ビルで大阪芸術大学グループの進学説明会&相談会がありますので少し足を伸ばして是非お越しください。本年度は美術学科・デザイン学科・工芸学科などの造形系の学科も博多で受験していただける「推薦入試(II期)」を実施しますので、特に3年生の方々はこの機会に進学説明を聞きにきてください。
熊本空港 阿蘇くまもと空港 阿蘇熊本空港 阿蘇 熊本
 今朝も少し雨がぱらついていました。霧に包まれた阿蘇熊本空港を発ち、大阪へ。飛行機の機内には日差しがあったので大阪は良いお天気かと思いきや曇天。湿度、満点。「あの晴れ間は・・・?」と、よく考えてみると飛行機は雨雲の上を飛んでいたのでした。
さて、市内到着後、「graf media gm」に行ってきました。
graf media  gm graf bld. 津田直
 現在、開催されているのは「狭間の旅人」というものでした。写真家・津田直さん(本学出身)と華道家・片桐功敦による展示でした。津田さんが奥琵琶湖を旅しながら撮影された写真をまとめた作品集「漕」(こぎ)に収録されている作品の内、数点が展示されています。

 会場には小屋があり、そしてその周りを包むように琵琶湖から運んできたたくさんの葦。会場全体が葦の草の香りいっぱいになっていて、津田さんが感じた琵琶湖のほとりを再現するかのようです。流木なども琵琶湖にあったものを運んできたそうです。他に津田さん自身が「細く繊細な感じが気に入っている」ということで使われていると網も琵琶湖の漁師さんが実際に使っていたものなのだそうです。会場は単に「展示」とは呼ばず『室礼』(しつらい)として、全体が作品となっています。津田直さんと片桐功敦さんのお二人のこだわりが感じられました。

 伺ったのがお昼すぎでしたので、叙情的な雰囲気に浸るには外がまだまだ明るすぎました。中之島という都会の中で奥琵琶湖の自然を感じるために、是非、夕暮れか暗くなってから行かれるといいと思います。
津田直 狭間の旅人 graf media gm 片桐功敦 グラフメディア ジーエム
 ところで、この展覧会のDMに使われている右側の写真の木の作品。「何だろう?」ってずっと気になっていたので会場におられたスタッフの方に伺ってみました。実は津田さんのお爺様の持ち物だったそうです。お爺様は世界中を旅されていたことがあったそうで、どこかの国でみやげ物として買ってこられた木製のお守りなのだそうです。津田さんがお爺様の持ち物を整理している最中に見付けたお気に入りの逸品。女性が腰のところに当てて使うもので「子宝に恵まれますように」と願うお守りなのだそうです。実物は会場のカウンター横の壁に展示されています。

●「狭間の旅人」
津田 直  作品集 「漕」 より 
会期:2008530日(金)→629日(日) (休廊・月曜日)
場所:graf media gm ( graf bld.5F大阪市北区中之島4-1-18 )
開廊時間:12002000 入場無料
お問合せ:グラフメディア・ジーエム(tel: 06-6459-2121/e-mail: gm@graf-d3.com


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2008年6月20日

DAIGEI FILM AWARD 2008 in TOKYO

大阪芸術大学映像学科が東京上陸!!
DAIGEI FILM AWARDが東京でも開催されることになりました!
開催日:2008年7月5日(土)・6日(日)
会場:東京国際フォーラム(ホールD1)
入場無料なので、皆さんぜひぜひお越し下さい。
大阪芸術大学映像学科
と言っても「DAIGEI FILM AWARDって何?」と思う方いらっしゃいますよね?
DAIGEI FILM AWARDを一言で言うと、「大阪芸術大学映像学科の卒業制作展」です。
今年3月に大阪で行ったイベントの東京バージョンが上京するというのです。
本年度卒業生たちの26作品のほか、OBたちによるトークショーなど、イベント盛りだくさん!!
トークショーには2008年に公開作を控えるOB監督、柴田剛さん、石井裕也さん、本田隆一さん、元木隆史さんの4人が来てくださいます。
映画・映像に興味がある方、大阪芸術大学に興味がある方、近くにお住まいの方などなど、是非お立ち寄り下さい。お待ちしております。
下記のDAIGEI FILM AWARD公式サイトにプログラムなど詳しい情報を載せておりますので、そちらも是非御覧下さい。
www.daigei-eizou.com/award-2008/tokyo/

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2008年6月19日

編入学試験説明会

6月18日 編入学試験の説明会が大阪芸術大学短期大学部(伊丹学舎)で開かれました。
伊丹学舎は、中山寺や荒牧バラ公園が近くにあり、とても静かな環境に位置しています。
学内にはたくさんの木々や芝生もあり、まるで公園のなかに学舎があるようでした。
お天気がいまいちだったので、ちょっと写真は暗いですが・・・。

学生と教員、職員の雰囲気も良く、学内全体がアットホームな感じに思われました。
話は戻りますが、この説明会は大阪芸術大学短期大学部生対象で行われ、午前は
デザイン美術学科の学生、午後は広報学科の学生の方々が参加されました。

参加学生は、2回生だけでなく、1回生もいました。なかでも、デザイン美術学科の2回生は、
19日に合評があるにもかかわらず、制作時間を削っての参加でした。2回生の皆さん、合評だいじょうぶでしたか?お疲れ様でした。
志望学科を決めている人、迷っている人、何を質問していいのかさえわからない!と
悩んでいた人などさまざまでしたが、皆さん最後まで一生懸命聞いてくれました。

説明会の冒頭で「芸大に来られたことありますか?」の質問に際して、残念ながらほとんど
手があがりませんでした。
みなさん、是非、7月のキャンパス見学会に来てくださいね。お待ちしています!
 
    
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2008年6月18日

声優を指導するとは 「映像翻訳の世界」特別授業

本学の大学案内パンフレットのOB&OG訪問のページでも紹介されている業界最大手の総合映像プロダクション「東北新社」から、今回、ベテラン演出家である伊達康将さんをお招きしての特別授業が開催されます。
 声優 指導 映像翻訳 特別講義 文芸学科 東北新社 冬ソナ
伊達康将さんは、アメリカ映画『ティファニーで朝食を』、韓国ドラマ『冬のソナタ』、アニメーション『恐竜キング』など数々の作品で“声の演出”を担当された演出家です。“吹き替え”とは何か、声優に求められる条件、演出のポイントなど日本語版制作の現場でのエピソードを交えながら、本学講師の宜野座菜央見先生がトーク形式でお話を伺います。

この授業は文芸学科の授業科目で専門関連科目でもある「映像翻訳の理解」(担当教員・宜野座菜央見先生)の特別授業として開講されますが、履修学生に限らず、どなたでも参加を歓迎しますとのこと。 終了後、質疑応答の時間もあるそうです。関心のある方は是非受講してください。

「声優を指導するとは」—–文芸学科 「映像翻訳の理解」 特別授業
ゲスト: 伊達康将氏(日本語吹き替えJ番組のディレクター)
6月28日(土) 午後3時→4時半  於:9号館005教室

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