以前このブログでもご紹介しましたが、デザインのパワーで世界を変えるために日々活動を続けるスマイルデザイン研究会。社会問題・環境問題をデザインの力で解決していることが世界に認められるかもしれないチャンスがやってきました。SIFE Japan 国内大会2008に出場するのです。 SIFE とはStudents In Free Enterpriseの略で大学生のビジネス教育プログラムを提供するNPO団体のことです。このビジネス教育とは大学生による地域密着・社会貢献事業の企画・実施を通して行われます。世界中の47カ国1926校を超える大学/キャンパスの大学生が参加しています。この団体が毎年1回プロジェクトの成果を国内大会と世界大会で競う大会を主催します。 この日本大会にスマイルデザイン研究会が出場することとなったのです。そして日本大会に勝ち抜けば世界大会で世界の人にスマイルデザイン研究会の成果を知ってもらうことができるのです。
しかしその道は簡単ではありません。何と目標は大きく世界一ですから当然英語でプレゼンテーションしないといけません。日本語でプレゼンテーションするのも慣れていないのに、 まして英語とは、 只今猛特訓中でその成果を見て欲しいということで予行演習を見せてもらいました。その予行演習は、まずは英語で次は日本語で行われました。最初の英語はやはり英語のわかる人が良いということで本学の留学生にも聞いて頂きアドバイスをもらいました。私は英語が解りませんので英語バージョンはさっぱりでした。ああ-情けない...
やはり、留学生から発音のチェックが入りました。例えば“ECO”は「エコ」と発音するのではなく「イコ」と発音するということや、英語を同じ調子で棒読みするのではなく、強弱をつけること等がアドバイスされました。
日本語バージョンは私にも解りました。スマイルデザイン研究会の歴史、環境を考えた様々な商品の紹介、「OKURIN」という循環型包装資材は実際すでに東急ハンズで販売されていること等々内容としてはすばらしいものだと感心しました。
でも私にはプレゼンすることにアップアップのような感じがしました。でもそこが素直というか純粋というか良い所かもしれないのですが、やはり目標は世界です。昨年の参加大学を見ると東大や一橋大といった名門大学が参加しているのですからそれに勝つためには、甘えは禁物だと思いますので私が感じたことをあえて言わせてもらいました。
しかし本当に一生懸命がんばっている姿には心打たれます。何かに向かってがんばっているという姿は美しいものですね。結果を恐れず、自分自身がやって来たことに自身を持ち堂々とプレゼンテーションして下さい。応援しています。がんばって世界をつかもう!
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