♪ジングルベール、ジングルベール、鈴が鳴るー・・・。クリスマス・イヴです。街もクリスマスムードです。今日はリンリンと鳴るベルではなく、木の鈴の音を聞いてきました。 現在、ドットアートコスモで開催中なのが「尾崎実哉展 『カタリ伝ってアル』」。古事記をテーマとして日本の古代の記憶を木の立体造形で語ろうというコンセプトの作品展です。 欅、楠、楓、楢、桜、バッコウ楊、馬酔木、梨、鬼胡桃、ブビンガ・・・などなど様々な種類の木が使われています。釘を一本も使わずにくみ上げた作品はすごい存在感です。2つの台形を一番短い辺同士を引っ付けたような木片をつかった「蟻継」といわれる方法で接合されています。木材の加工は、チェンソーのほか槍鉋などの大工道具も使って行われているのだとか。 尾崎さんの作品のキーワードになっている「こをろこをろ」という語感はこの音にも由来しているのかなと感じました。(本当は古事記の中に出てくる音が由来だそうです。詳しくは坂上義太郎氏(前伊丹市立美術館館長)のお言葉を参照。) ●尾崎実哉展 『カタリ伝ってアル』 余談ですが・・・ |