2009年9月18日

芸大ブログに新カテゴリ、その名も『芸大レジェンド』!!

 新カテゴリを作りました!!その名も『芸大レジェンド』!!芸大が誕生して60年あまり。長い歴史の中で、現在では『伝説』となってしまったモノや人物があるはずです。そんな芸大の『伝説』を語り継ごうというカテゴリです!!
 複雑に入り組んだ大阪芸術大学に鋭いメスを入れ、芸大の伝説を徹底的に究明する、『芸大レジェンド』
1回の『芸大レジェンド』は…『芸ジャー』です!!
 
皆さん、『芸ジャー』ってご存知ですか?在校生は恐らく初めて耳にした言葉だと思います。『芸大ジャージ』略して『芸ジャー』。その昔、芸大ではスポーツ研究の授業が必須で、受講する際には必ずこの学校指定のジャージ、『芸大ジャージ』の着用が必須となっていたそうです。
ですが、ある時期を境に『芸ジャー』は必須ではなくなり、現在ではその姿を確認することができなくなってしまいました。
 
ワタシが『芸ジャー』の話を聞いたのは3か月ほど前。多くの芸大卒業生に『芸ジャー』について取材を重ねると、『まだどこかにあるなら是非欲しい!!』『無くなってしまったなら、なんとか復活はできないのか?』との声を多々耳にしました。
 
 『芸ジャー』に関して集めた情報は…
  • 芸ジャーは15年ほど前まで販売されていた。
  • 長袖Tシャツみたいな感じで、長袖上下と半袖上がある。
  • 緑色の生地で胸に白地で『大阪芸大』と書かれている。
  • 驚くほどの伸縮性を兼ね備えている。
 
という情報をキャッチ。また、とあるフリーマーケットでは高額な値段で売られていたとの情報も!!これは自分自身の目で確かめてみなければ…と思い、『芸ジャー所有者』を捜索していました。

 そしてついに、『芸ジャー所有者』を発見しました!!

染色工房・尚憲の佐伯さんと仙波さん 15年近くたった今もなお『芸ジャー』を所有していたのは工芸学科卒業の佐伯尚平さん。芸大のラジオ番組『大阪芸大メディアキャンパス~開け!アートの扉~』に出演して頂いた際に、「ひょっとするとまだ『芸ジャー』が家にあるかも…」ということで、探して頂いたところついに発見したとの連絡が!!お忙しいところお邪魔させて頂きました。
 佐伯さんは工芸学科を卒業後、同じく工芸学科の後輩の仙波憲知さんとともに大阪府八尾市で『尚憲』という染色工房を共同経営されています。

 詳しくはOUA-TVラジオ大阪チャンネルの第16・17回放送分を是非ご覧ください!!
 
 そしてついに…!!『芸ジャー』とのご対面です!!
 
ジャーン!!どうですか!!これが噂の『芸大ジャージ』、略して『芸ジャー』です!!
 これが噂の『芸ジャー』!!
 現在では当たり前になった「かぶる形のジャージ」というのが、15年以上前に取り入れるほどファッションの最先端を走るジャージだったことを物語っています!!
 
>>芸ジャーを捨てられなかったのは何か理由があったんですか?
「卒業して3~4年くらい寝間着で使ってただけで…。服を長く使う方だから残ってたんかな?」
 
>>体育の授業で着ていたんですよね?
「そうですね。2年間体育の授業があって、河南町の下宿生の中には一日中来ている人もいましたよ。あと芸大生で旅行行く時なんかも着てくる人が多かったかな?」
 
>>芸ジャーの着心地はどんな感じですか?
普通のジャージよりもとにかく伸縮性に優れていてピッチピチ。ちょうどいいサイズを買っても、ワンサイズ小さいくらいでビックリするぐらいフィットするよ。ただ、色はもう少し明るい緑の色だったような…。」
 
 『大』を『人』に変えて着ていた学生もいたそうです(笑)

 佐伯さんに芸ジャーの思い出をいろいろお聞きしていると、仙波さんが…。

「俺、たぶん捨てたわ~。何とか復活して欲しいなぁ~。何とかお願いします!!」
 
 お二人が染色工房を営んでいるということで、なんと、芸ジャー風Tシャツを復刻してくださいました!!
 

芸ジャー色を出すにはかなり時間を要するみたいです。

 佐伯さんの所有する『芸ジャー』の色と同じ色を作ります。思い通りの色になるまで、細かい調整が続きます。

 
 手染めというアナログな部分は、機械では出来ない迫力が増し、さらに人間同士のコミュニケーションが詰まっています。
 
 そして、乾かすこと1週間。ついにTシャツの完成です!!
 

 芸ジャー復活の日は近い!?

 どうですか?!本来の芸ジャーTシャツは白だそうですが、この緑Tシャツはワタシ…個人的に欲しいです!!

 佐伯さん、仙波さん、取材にご協力頂き、本当にありがとうございました!!

 
卒業生と話をしていると、まだまだ芸大には『伝説』がたくさんあります!!

 新カテゴリでは卒業生には懐かしい…、在校生には新鮮な…、受験生には興味深い話を紹介します!!
 今後も、まだまだ知られざる『伝説』を追いかけます!!


2009年9月17日

白浜研修センターに是非お越しください!!

徒歩5分のところに駐車場もありますよ!!
 先日、休暇を頂いて和歌山県南紀白浜へ行ってきました。夏も終わりを迎えつつあるということもあって、観光客はそれほど多くなく、また心地よい浜風が夏の暑さを和らげてくれます。

 パンダが可愛かったよ☆★なんて感想はさておき、今回芸大ブログにてご紹介するのは『白浜研修センター』!!サークルなどに所属している芸大生のみなさんはきっと利用したことがあると思いますが、「そんなの初めて聞いた!!」なんて人もいるかもしれません。

大部屋もあるのでサークルの合宿には最適!!
   『白浜研修センター』とは、学校法人塚本学院の学生や教職員及び校友会会員のための福利厚生施設として、和歌山県白浜温泉に設置されている施設です。全収容人数55名の和室の宿泊室は、部屋によっては窓から白良浜を臨むこともできる最高のロケーション!!また、大勢の友達と楽しめる娯楽室もあります!!
 研修センターから白良浜までは“走ると”1分もかかりません!!徒歩でも3分ぐらいです!!スーパーやコンビニも徒歩圏内!!さらには、千畳敷、三段壁、円月島、アドベンチャーワールドなどの有名観光スポットも近くて、四季折々、色々な楽しみ方のできるところです。
 

夕食3000円コースの料理!!他にも1500円、2000円コースがあります!!
 ワタシは2泊3日でお邪魔したんですが、とにかく料理が美味しくて美味しくて…。毎食3回はご飯をおかわりしていました!!おかげさまで…少しふくよかになりまして…(涙)

 この研修センターの目玉は何と言っても『大浴場』!!なんと、白浜の温泉が湧いているんです!!泳ぎ疲れても、パンダと遊び疲れても、全く心配いりません!!一日の疲れも温泉でスッキリします!!お風呂場の写真を撮り忘れましたが、これは宿泊した時のお楽しみということで…。

滞在した学生たちの寄書き!!まだまだあるそうです!! この『白浜研修センター』に訪れると管理人の方々が温かく迎えてくれます!!このセンターの管理をされている木村さんご夫妻は以前、企業の保養所の管理人をされて、このセンターには4年前から住み込みで管理人をされています。

>>2年ほど前、OUA-TVでもこの研修センターの紹介番組を制作させて頂きました。その節は大変お世話になりました。
「いえいえ。お蔭様で冬場の利用者が増えました。白浜って夏のイメージがあるけど、冬場もまた違う白浜を楽しめるので、是非冬もお越しください!

>>白良浜も驚くほど近いですし、夏場はやっぱり忙しいんじゃないですか?
「今年から附属幼稚園に通う園児のご家族も利用できるようになって、小さいお子さんを相手にするのは初めてやから大変でした!!お子様ランチもビックリするぐらい作りましたし。」

>>あの~住み込みってことは年中無休なんですか?
「夏場だけしか開いてないって思われがちですけど『年中無休』です。大晦日には年越しそばも出るし、お正月にはおせち料理なんかも作りますよ。」
 

頼りにしてる外国人向けの看板!!
>>料理はご主人が作られているんですか?
 「実は昔、板前をしたんでその経験が今に生かされています。とにかくメニューを考えるのが大変で、なるべく学生さんたちが好むモノをと思って、いろいろ試行錯誤しながら作っています。」

>>これまででハプニングとかありましたか?
 「外国の方がよく来られますね!!私たち英語なんて全くわからないから、芸短生にお願いして英語の看板を立てて、話しかけられたら看板を指さすようにしてます!!」
 
 

奥さんが「大切にしていますよ!!」とおっしゃってました!!


>>管理人をやっていて、一番嬉しいことは何ですか?

 「学生は4年で卒業してしまうけど、卒業後も毎年来てくれる子もいて、自分の子どもが里帰りしてくるみたいでウキウキします!!芸大生はとにかく面白い子が多いから、学生ともっと色々会話をして交流したいですね。昔は白浜に80軒くらいあった保養所も、この不景気で次々と撤退しているけど、芸大はこうして多くの人が利用してくれるので、本当に嬉しいです!!これからも多くの学生さんに利用してもらって、いい思い出を作ってほしいなと思います。」

 
是非、白浜研修センターにお越しください!!
 最後に、木村さんご夫妻に白浜の『一押しイベント』を教えて頂きました!!その名も『砂まつり』毎年5月下旬に白良浜で開催されているこのイベントは、砂で作る体験型芸術コンクール。

 「芸大なんやからアート作品作らせたら誰にも負けないでしょ!? 優勝すると賞金10万円!!ここで砂まつりに向けての合宿をして、是非大会に参加して欲しいです!!実は私、優勝したことがあるです★☆

 えっ!?本当ですか!?是非弟子入りをお願いします!!

 滞在した3日間、本当にお世話になりました。大満足の白浜の旅でした☆★ これから冬に向けて、白良浜のイルミネーションイベントや、カウ


2009年9月15日

芸大後期インフォメーション

 

パソコンを持っていなくても大丈夫!! とうとう今日から後期授業が開始しました!!「もう夏休み終わり?」なんて夏休み気分が抜けていないというみなさん!!授業に向けて早寝早起きをして、しっかりと体調を整えてちゃんと授業に出てくださいね!!
 
 今日は在学生に向けてのインフォメーションです。まず、一つ目は、総合体育館インターネットルームが新しくなりました!!
 というのもパソコンの台数が増え、Windows、Mac合わせて130台近くのパソコンが設置されました。またUSBによるウイルス感染を防ぐための工夫もされています。詳しくは受付でお聞きください。
利用するには講習会を受講してくださいね!! 
 
 最近は就職情報なども企業のホームページで入手することが多くなってきています。ITの波に乗り遅れていては大変ですよ!!パソコンは使えることに越したことはありません!!

 インターネットルームを使用する際には、利用講習会の受講が必須です。近日、利用講習会も予定しているそうなので、詳しくは総合体育館インターネットルームの掲示板をご覧下さい 

 2つ目は、ついに、大阪芸術大学女子駅伝部が初めて『関西学生対校女子駅伝競走大会』に出場します!!創部から1年、数々の試練を乗り越えて、ようやくこの日がやってきました★☆

ワタシも創部以来、数々の大会に同行して、女子駅伝部の成長を見てきました!!夏には長野県菅平で一か月にも及ぶ合宿にも取り組んで、見違えるように成長しました!!
10月に仙台で行われる『全日本大学女子駅伝対抗選手権大会』。その一年に一度しかない大会への切符をかけた今回のレース。これまでの練習の成果を遺憾なく発揮して、悔いのない走りをして欲しいです!!
 そんな女子駅伝部を一緒に応援しに行きませんか?皆さんの応援が、女子駅伝部のチカラになります!!是非、お誘い合わせの上、ご参加ください!!
 
開催日時
日時:9月26日(土)12:00スタート(雨天決行)
場所:神戸しあわせの村 神戸氏北区山田町下谷上字中一里山14?1
 
集合場所・時間
●公共交通機関利用の場合
 現地に午前11時00分集合
 
●大阪芸大応援バス利用の場合
1、午前8時45分(厳守)芸大坂上
2、午前9時00分(厳守)喜志スクールバス乗り場
3、午前9時15分(厳守)天王寺公園正面入り口(谷町筋に面しているところ)
 
参加希望の方
 9月19日(土)午後1時までに学生課まで(11号館2階)
(注)お弁当の都合上、必ずお申し込みください。

2009年9月11日

舞台芸術学科 第16回定期公演

 

大阪公演の様子 

 舞台芸術学科 第16回定期公演(大阪公演)が7月22日(水)・23日(木)に無事終了しました。

 
 昨年度の『日陰でも110度』に引き続き、本年度は、日本ではこれまで未上演であったブロードウェイ・ミュージカル『アレグロ』の上演となりました。
練習の成果を存分に発揮しました!!

 9月16日(水)には、東京公演を東京国際フォーラムにて行ないます。 

 
 今回は、舞台芸術学科定期公演について、これまで学生たちの指導をされてきた舞台芸術学科・浜畑学科長に伺いました。

 


裏方も学生が携わっています!!
 学外公演が始まってから16年目となりました。舞台芸術学科は大変忙しいところで、教師も学生も授業の他に常に何らかの発表や公演に追われています。
 
 最初は学内の教室での発表に始まり、小さいながら実験的な発表が出来る20号ホールでの公演、そして学科に付属する芸術劇場の舞台も使って腕を磨いて行きます。その他に「氷山ルリの大航海」「御時幻影」のような大阪芸術大学グループ(学校法人塚本学院)制作の舞台もあるのです。
 本番前ですがリラックスムード!!

 そして、2回生の後半からは学外公演に向かって準備が始まります。仲間の学生やご家族しか見られない学内公演と違って、プロが仕事をしている外部の劇場で、しかも一般のお客様にも見ていただく舞台を3回生全員で作るのです。
 

 舞台関係者と言うのは劇場に来られたお客様に育てられるもので、それは出演する側も裏で支えるスタッフ側も古今東西変らないことでしょう。学外公演も例外ではなく、稽古の始まりはまだまだ拙い水準なのに、実際に公演の舞台を踏んだ途端に急成長するのです。「良きチャンスに勝る教師はいない」と、私がいつも言っているのはこのことです。

東京公演に是非お越しください!!
 演出家の勝田安彦先生にお願いをして、昨年は「日陰でも110度」を上演。今年もロジャーズ・ハマースタイン作品「アレグロ」を上演。大学生が2年連続で本邦初演という嬉しい結果となりました。

 舞台照明、舞台音響効果、舞台美術、演技演出、ミュージカル、舞踊の6コース約150名が力を合わせての舞台創り。技術的には大学生の域を出てはおりませんが、全員が真剣勝負をする情熱こそ、舞台芸術学科の誇りとするものです。

 「アレグロ」を厳しさと共に温かい眼でご覧頂ければ幸いでございます。
                                               大阪芸術大学舞台芸術学科 学科長 浜畑 賢吉
 


日本では今回が初演となります!!
 舞台芸術学科 第16回定期公演 『Allegro』
  音楽/リチャード・ロジャーズ
  台本・詞/オスカー・ハマースタイン2世
  翻訳・訳詞・演出/勝田安彦
  芸術監督/浜畑賢吉

 一人の医師(ジョーゼフ・テイラー・ジュニア)の半生を描く。
 忘れてしまいがちな若き日の夢や理想、そして社会への責任。
 その大切さを、美しく楽しい音楽に乗せて訴えていきます。
 日本では今回の公演が初演となります。
 是非会場までお越しください。

150名の情熱が結集!!

 東京国際フォーラム(Cホール)
  2009年9月16日(水)18:30~
  入場料(全自由席) 前売/1,500円 当日/2,000円
  大阪コンサート協会 TEL:06-6762-2204

  投稿者:教務課


2009年9月10日

テキスタイルミーティング2009

 8月29日(土)~9月9日(水)まで、京都市中京区にある元・立誠小学校で「テキスタイルミーティング2009」が開催されました。
 関西のテキスタイルの作家が集結!!
(以下、チラシより)
 このたび関西のテキスタイルの作家を中心に「テキスタイルミーティング2009」を企画しました。
 中心となる実行委員会のメンバーがそれぞれ作家を推薦し、展覧会の企画・運営を行っており、そのために何回も会議を重ねてきました。こうした会議もミーティングの始まりと位置づけております。
 さらにこの企画は展覧会の開催だけでなく、今後、テキスタイル関係者のための、様々な情報や技術の公開の場にしていきたいと考えています。そして作家だけでなく、産業界やテキスタイルに興味ある若い人々の様々な出会いがうまれ、テキスタイルの世界が少しでも広がっていくことを目指していきます。
 この展示会に、大阪芸術大学の教員と、大学院の学生たちが参加しているということで、早速取材に行ってきました。
 元は小学校でも美術館みたいでした!!
 会場はここ、「元・立誠小学校」。教育施設としての役目を終えた後、会議やイベント等に活用されているそうです。
 
 今回は、この展示に作品を出品されている、大阪芸術大学大学院後期課程芸術制作研究科 工芸(染色)に在学中の前川多仁さんにお話を伺いました。
 作品の前での一枚
>>作品のテーマは何ですか?
 「いつも『キッチュ』をテーマに制作しています。
それは派手さであったり強さであったり、ルーズさであったり雑さであったりします。
工芸においてほとんど無視されてきたこのような『キッチュ』に光をあてることで、いっそう幅をもった工芸の解釈が可能ではないかと考えます。」
 
※ちなみに『キッチュ』とは・・・
キッチュ【(ドイツ)Kitsch】
1 俗悪なもの。まがいもの。
2 本来の目的とは違う使い方をされるもの。
大辞泉より
  
>>展示するに辺り工夫した点はありますか?
 「一緒に展示している李さんの作品は『粋(いき)』な作品なので、僕のコンセプトである『キッチュ』と相反する作品を出しているんです。
だから今回は、全く違う、正反対のようなコンセプトを持つ二人が、一つの空間を作るとどうなるんだろうと、同じような作品で固めるのではなく、作品同士がケンカし合うような、そのようなことを意識して、空間をつくってみました。」

前川さんの作品

 

立誠小学校防衛戦争
後期課程芸術制作研究科 工芸(染色)
前川多仁

 

>>実際に展示されてみていかがですか?
 「会場がかなり古い教室でして、建物の力がすごくあるんです。その建物の力を封鎖するのではなく、作品の中に引き込みたい。
そこで二人の作品と教室とが一つになれるように展示しました。僕的にはうまくいったと思います(笑)。」
 
李さんの作品

AROUSE

後期課程芸術制作研究科 工芸(染色) 
李庭林 
 

 

染織の世界の新たな一面が感じられます!

>>ズバリここを見てほしいってところを教えてください。

 「今回の展示に向けて、僕と李さんとはかなりの打ち合わせをやってきました。打ち合わせの時点から作品展というものはスタートしていて、様々なコミュニケーションのつながりがあり、このような作品同士のつながりもありと、そういったつながりを感じていただけたらうれしいなと思います。」
 
 
前川さんの作品は、「やわらかい」とか「おとなしい」とか、そういったイメージとは全く逆の、強くてきらびやかな作品でした。
染色の世界にもこんな一面があるんだなということを感じることができた展示会でした。
 
 
 
 

校舎の雰囲気が相まってより作品の世界に誘います太陽の光もどこか優しく感じます

 

テキスタイルミーティング2009
日時:2009年8月29日(土)~9月9日(水)12:00~19:00
場所:元・立誠小学校(京都市中京区)
会期中無休・入場無料