2010年1月6日

視点を変えると・・・

 

小さな美術館みたいではないですか?

 冬にもなると5時ぐらいにはもう辺りは真っ暗。さすがにコートなしでは外に出るのが厳しいくらいの寒さになってきました。

 先日、OUA-TVで一仕事を終えて飲み物を買いに行こうと外へ出ると、いつもお世話になっている先生がワタシに話しかけてくれました。
「あそこのポスター・・・貼った人のセンスが光ってるよ~」

モナリザも嬉しそうに微笑んでいます!!
 そういわれて見てみると・・・なるほど!!
 確かに、間接照明をうまく利用してポスターがまるで博物館に飾られているかのように見えます!!
 
 ポスターもデザインや構成ももちろんのこと、掲示するにも工夫を加えるとこんなに違って見えるんですね。

 総合体育館を建築する際にポスターを貼ることを考えてデザインされたんでしょうか?

 それにしてもこの掲示方法を思いついた人は美的センスがあると思います。

 さすが!!芸大!!

 芸大では明日から授業開始です!!
 皆さんも去年とは少し違った視点でモノを見るのもいいかもしれませんよ。
 


2010年1月1日

新年、明けましておめでとうございます!!

   

去年OUA-TVで活躍した学生たちが出演するCMも放送されます!!
 新年、明けましておめでとうございます!!2010年になりました!みなさん今年の目標は立てましたか?

ワタシの今年の目標は
  『芸大ブログの訪問者数を更に大幅UPさせる!!』です!!
 
 ブログ担当に任命されて半年、多くの皆さんに観ていただき、本当にありがとうございます!これからも、もっともっと愛されるブログにしていきたいと思っていますので、皆さんも是非『芸大ブログ』を観てくださいね!!

朝から天の川通りで撮影していたのを見た!!という人も多いはず!!

 さて、新年早々OUA-TVから重大発表があります!!

 12月15日更新のOUA-TV NEWSをご覧になった方はご存知だと思いますが、なんと奈良テレビをはじめとするテレビ局でOUA-TVの番組が放送されることが決まりました!!

 番組名はその名も「大阪芸大テレビ」!!

CMには数パターンありますのでお楽しみに!! これまでに大阪芸術大学グループのアート情報をインターネットを通じて学内外に発信し続けてきましたが、とうとう地上波に登場です!!
 地上波初放送は2010年1月9日(土)22:30から放送です!! 皆さん、是非ご覧下さいね!!

 えっ、奈良県在住じゃないから見れないよ!!って?
 ご心配なく!!奈良テレビだけでなく、テレビ和歌山千葉テレビ京都放送サンテレビびわ湖放送でも放送されます!!近畿圏だけでなく、なんと関東地方でもご覧頂けます!!その他の地域の方はごめんなさい!!

キャンパス内のあらゆるところで撮影したCMも必見です!!

<各放送局での放送日>
奈良テレビ   :2010年1月9日(土)22:30~22:45
テレビ和歌山 :2010年1月9日(土)23:40~23:55
千葉テレビ   :2010年1月9日(土)24:15~24:30
京都放送    :2010年1月10日(日)25:00~25:15
サンテレビ    :2010年1月12日(火)26:10~26:25
びわ湖放送   :2010年1月14日(木)25:20~25:35

テレビ雑誌でも「大阪芸大」とラテ欄に載っていますよ!!
 番組宣伝のCMも12月上旬に撮影しました☆☆

 CMには、これまでOUA-TVでキャスターやレポーターとして出演してくれた放送学科・アナウンスコースの学生たちに協力してもらいました!!朝早くから寒い中、本当にありがとうございました!!

 番組のCMも各放送局で随時放送されていますので、要チェックですよ!!

 さて、番組の内容はというと、学生の皆さんの活躍の様子や、大学のイベント、大学からのお知らせはもちろん!!新企画もスタートします!!これまで以上に盛りだくさんの内容ででお伝えしていきますのでお楽しみに!!
 毎週放送なのでOUA-TVも撮影に編集にと大忙しですが頑張ります!!

 芸大を卒業された卒業生の皆さんには懐かしいキャンパスの様子が、 受験生の皆さんにはキャンパス見学会では見ることのできなかった芸大の様子を知ることができます!!そして、現役の芸大生はひょっとしたら知ってる人がテレビに出るかも!?
 様々な楽しみ方ができる番組になっています!!夜遅い時間ではありますが、是非チャンネルを合わせてご覧下さい!!

 芸大ブログでは、この『大阪芸大テレビ』の撮影の裏側もご紹介しようと思っていますので、こちらもお楽しみに!!
 新年も、『芸大ブログ』並びに『大阪芸大テレビ』を宜しくお願いします!!


2009年12月31日

今年も芸大ブログをご愛読頂き、ありがとうございました!!

芸猫ちゃんも一年間ご苦労様でした!! 
 2009年もあと24時間となりました…。今日のブログが年内最後のブログです!!

 さて、2009年を振り返って、皆さんはどんな1年でしたか?芸ネコちゃん聞いてみましたが、良い年だったニャン!!と答えてくれました☆★

 ワタシは6月からブログ担当になって、とにかく訪問者数を減らすまいと毎日ネタ探しをしていました!おかげ様で多くの方々に見てもらえて本当に嬉しく思います!!

 現役の芸大生だけでなく、芸大を卒業された先輩方も、芸大を目指す受験生も、その周りにいる人たちにも、もっと大阪芸大の“いま”を知ってもらえたらと思いいます!!

 今年一年、芸大ブログをご愛読頂き、ありがとうございました!!
 授業開始日2010年1月7日(木)からです!!

 あと、2010年最初のブログではOUA-TVから重大発表がありますのでお見逃しなく!!
 それでは、よいお年を!!


2009年12月30日

天王寺動物園ビデオポッドキャスト完成発表会

   

apple store shinsaibashiにて行いました!!
 12月15日(日)大阪市心斎橋にあるapple store shinsaibashiで天王寺動物園ビデオポッドキャスト完成発表会が行われました。
 この発表会は天王寺動物園のアフリカサバンナゾーンアジアの熱帯雨林ゾーンの映像をビデオポッドキャストとして配信するもので、大阪芸術大学のサークルTV-CM研究会The10%のメンバーが映像制作を担当。今回のプロジェクトが実現しました。
 

TEN ZOOで調べるとこの画面が出てきます!!
 天王寺動物園には30円を入れると動物の説明が聞けるガイドマシーンという機器が各動物舎の前に設置されています。しかし、新しい動物がやってきてもすぐに内容を変更するとなると、一から録り直さなければならず、なかなか最新の情報を提供することができませんでした。時代の変化と共に、サービスとしてもっと手軽に、そして最新の情報を映像と共に提供できないかと思案していたところ、今回のプロジェクトが考案されたそうです。

撮影はいろいろと大変だったそうですよ!!
 映像制作はThe10%のメンバーが映像を、そして南野佳美さんが代表を務めるNANNO&COMPANYが英語のナレーションの翻訳を担当。このビデオポッドキャストでは日本語版だけでなく、英語版でも配信されています。

 授業や学園祭で忙しい合間を縫っての取材。天王寺動物園では野生展示を取り入れているため、「動物たちが思った通りに動いてくれない」と悪戦苦闘したようです。

可愛らしいキャラクターも登場します!!
 22時間寝ているコアラがいつ見に行けば起きているのか?なぜアシカはメスが複数いるのにオスが一頭しかいないのか??などなど、天王寺動物園で飼育されている動物たちの秘密も教えてくれます!!

 このビデオポッドキャストはインターネットでTEN ZOOと検索すると映像をご覧頂けます。早速ダウンロードして、映像を見ながら天王寺動物園を楽しんでみてはいかがですか?
 
天王寺動物園のホームページはこちら!!
天王寺動物園ビデオポッドキャストTEN ZOOはこちら!!


2009年12月29日

未来記憶圏からの目覚め

         

万博公演アートプロジェクト「未来記憶圏からの目覚め<冬>」に行ってきました。
このアートプロジェクトは夏と冬の二つの季節をつないで展開されるビッグプロジェクト。
<夏>の様子は以前ブログでお伝えしました。

夏の様子は以前のブログでチェック!!

クリスマスムードのこのシーズンに行われた今回の「冬」は、
この季節にあわせたロマンティックな演出と子どもたちも楽しめる企画が盛り込まれていました。

ロマンティックな演出が一層ムードと高めます!!

凍える空からは小雨もちらつくほどの生憎の天候。
それにもかかわらずどんどん集まってくる人、人、人。
このアートプロジェクトにかかわった大阪芸術大学のスタッフは約200人。
来場者の方にとっても、スタッフにとってもまさにお祭りです。

大阪芸術大学のスタッフは総勢200名!!

この200名からなるアートプロジェクト・コミッティを率いるのは芸術計画学科の谷悟先生。
今回のアートプロジェクトには大阪芸術大学のたくさんの学生、先生方が参加しています。

学科の枠を越えて実現した今回のプログラム!!

工芸学科の全面協力によって実現した光のプロムナードや
演奏学科のパーカッショニストたちによる打楽器アンサンブル、
アストロ温泉ワークスとして太陽の塔の子機やおなじみ「シンドウさん」も登場していました。
さらに通信教育部の建築学科生による「ななめ箱」の体験。

映像学科が映像パフォーマンスを担当!!

太陽の塔に投影する映像パフォーマンスはクリエイティブディレクターのアサオヨシノリ先生の監修で、
映像学科の方々の制作です。会場に流れる全ての音楽とサウンドスケープは大学院・音楽制作専攻生が担当しました。

学科の枠を超えて実現したアートプロジェクト!!

質の高いアートプロジェクトを完成させるために手抜きなしの制作をモットーとするツワモノが集結しました。
学科の枠を超え横断的なつながりの中で生まれるアートプロジェクト。
大阪芸術大学だからこそココまでできる、って感じがしました。

かつて大阪万博でたくさんの人々が夢を描いた場所。
1970年以降の世界のどの国も真似することすらできないでいる太陽の塔がある場所。
そんな千里万博公園に触発され、その場所にふさわしい特別な表現が生まれ、そこに人が集う。
送り手はアートのチカラをシンジ、受けては能動的な姿勢で時間を共有する。
プロジェクトを構成する要素の一つ一つが「寄せ集め」ではなく、五感を刺激するための巧みな計算の下、
やさしく来場者を囲い込みます。
単なる「イベント」としては語れない企て。
芸術計画学科で学ぶアートプロジェクトの手法が様々な形で垣間見ることができました。

『出会った瞬間には度肝を抜かれるけど、気がつくと親しみを感じている。
愛想がいいわけではないのに憎めない。そのうちにアドレナリンが分泌されてくる。
そしていつか誇らしい気分になっている。「太陽の塔体験」を一言でいえばそんな感じだろうと思う。
そもそもなにを表しているのかもわからないし、なんのために立っているのかさえわからないのだ。
意味もわからないのに身体が反応している。
太陽の塔がいまを生きるぼくたちを惹きつけるのは、きっと日本人の血の中にあるなにかと交信しているからだ。
太陽の塔はいまでも生きて、僕たちを挑発している。そう考えるしかない。』
平野暁臣 著「岡本太郎」(PHP新書)より抜粋

誤解されていることが多いようですが、太陽の塔は大阪万博のシンボルタワーではありませんでした。
EXPO70にはれっきとした「エキスポタワー」なるシンボルタワーがありました。
今、万博跡地には太陽の塔だけが残っています。古代からずっとそこに立っているように。
そして永久保存することが決まっているそうです。

大阪万博の総合プロデューサーだった岡本太郎が考えたEXPO70のキーワードは
「ベラボー」と「祭」だったそうです。当時この万博を壮大な「祭」の空間にしようとしていたのだとか。

太陽の塔にメッセージを送る「交信」が始まりました。
この企画の冬テーマは「新しい夢を見る」。
来場者の方々が携帯電話を通じて、それぞれが思い描く夢を言葉にして太陽の塔に語りかけます。

「10年後もまた来ようね★☆」

「10年後もまた来ようね」そんな文字が投影されました。

万博から40年。このような形で今でも多くの人々が太陽の塔の下に集う。
2009年版の「祭」をこのアートプロジェクトによって提示することができたのではないだろうか、
そんな思いが浮かんできました。そしてこの「祭」の形が提示されたことによって、
参加者の心には未来への道が描かれたような気がしています。

このアートプロジェクトに参加された学生の皆さん、先生方、各分野のスタッフの皆様、
関係者の皆様、長期にわたり本当にお疲れ様でした。
ベラボーに素敵なプロジェクトでしたよ。

●万博公演アートプロジェクト
「未来記憶圏からの目覚め<冬>」
2009年12月20日(日)~24日(木)

投稿者:教務課