2009年12月3日

OUA‐TVから中継でお伝えします!!

 

OUA-TVスタジオからお伝えします!! またまた、先日の話ですが…。OUA-TVで放送学科3年生の中継実習が行われました。
 ディレクターさんとは中継実習当日まで、綿密な打ち合わせを繰り返してきました。

 いざリハーサルでカメラワークのチェックをすると、うまく打ち合わせ通りにいかないこともしばしば…。
 先生やTD(テクニカルディレクター)とどうすればうまく撮れるのか、あれこれ相談。

 実際に中継車を使って、中継番組を実習授業で制作できるなんて、改めて貴重な授業だなと思いました。
 ワタシも学生の頃に履修していたので、学生時代にタイムスリップしたかのようにブログ写真を撮っていました。
キャスター席に座っての原稿読み。緊張したそうです!!
 今回、中継リポーターとして出演した中谷香織さん(放送学科アナウンスコース4年)はビデオ制作会社でもアルバイトをしていて、司会のほかにカメラマンとしても活躍!「1000人くらいの前で喋るのは大丈夫なんですが、カメラで撮られるのは…カメラで撮る方がいい!!」と弱気な発言をしていましたが…。

 いざ本番が始まるとピシッとしてしっかりとリポートしてくれました!!
 本番を終えて「リハは緊張したけど、本番までには慣れてきて楽しくできました!!」

 中谷さんはレポーターだけでなくカメラもできるテレビマンです!!そんな中谷さんに芸大での4年間を振り返ってもらいました。
「芸大はおもちゃ箱をひっくり返したような楽しいところで、そこから自分自身が進んで勉強していけばいろんなことが身に付くことを実感しました!!芸大に入学したら是非、いろんな刺激を受けてもらいたいです!!」

 中継スタッフの皆さんも、寒い中お疲れ様でした!!


2009年12月2日

大阪芸術大学ミュージカル ついに開演!!

ポスター案も多くの候補の中から選びました!!
 いよいよ開演しました!!大阪芸術大学ミュージカル『龍の子ケンとリン』!!
芸大生だけでなく芸短生や附属幼稚園の園児たちも観に来てくれました!!
 
 もちろん、OUA-TVも撮影に行きました!!

 大阪芸術大学は、毎年様々なミュージカルを作り上げてきました。
 2007年の『氷山ルリの大航海』では、北極の氷床で生まれた氷山「ルリ」が、南極までの旅の中で動物たちとの出会いや大自然の美しさを通して、自然環境の大切さ、友情の尊さを伝えるものでした。

 2008年に上演した『御時幻影~そして物語は光になった~』は、千年前の物語が時空を超えて現代に息づき、更に西暦3000年へと語り継がれるというテーマでした。

 今回のミュージカルは、地球が生まれた時から地球を守り続けてきた龍たちが、地球環境を壊す生き物"人間"が現れたことによって、「龍の子」を人間の子として世の中に送り、地球を救うという物語です。

 照明、舞台衣装、大道具、音楽、振付に至るまで、演出が加わることで、台本を読んでイメージしていた世界観が更に大きくなりました!!

 それにしても、本当によくあんなに長いセリフを覚えられますよね。動きも合わせて覚えることを考えると、本当に尊敬します!!物忘れのヒドいワタシには…。

 閉演後には訪れた学生や園児たちから大きな拍手が送られました!!
 明日もまた上演が予定されています!!舞台芸術学科の皆さん、頑張って下さいね!!

 このミュージカルの模様は12月15日更新のOUA-TV NEWSでお伝えしますので、是非ご覧下さい!! 


2009年12月1日

大阪芸術大学ミュージカル、明日開演!!

  

学内の録音スタジオでいざ録音!!
 12月2日(水)、12月3日(木)に大阪芸術大学芸術劇場にて大阪芸術大学ミュージカル『龍の子ケンとリン』が上演されます。
 高円宮妃久子殿下原案・監修の絵本『龍の子 ケンとリン』(小峰書店刊)を大阪芸術大学グループがミュージカル化したものです。

 地球が生まれたその日から地球を守り続けてきた龍たちは、環境を保つためすべての命を守るために金の珠に色々な物を封じ込めて持っている。

真鍋先生の指導にも熱が入ります!!

 ある時、地球環境を壊す生き物“人間”が現れたことによって、龍たちは「龍の子」を人間の子として世界に送り出し、地球を救おうというスペクタクルファンタジーです!

 先日、ミュージカルで使用する音楽の録音が8号館スタジオで行われました。
 録音には演奏学科・舞台芸術学科の学生たちが参加。ワタシもスタジオブースに入って写真撮影してきました☆★

細かい指導に対応する学生たちもさすがです!!

 録音が始まるとヘッドホンから流れる音楽にあわせてチカラ強く、時には楽しく…。これだけ多くの人数が目の前で歌うと迫力があります!!

歌の指導は、舞台芸術学科真鍋みよ子先生。 
 音符の長さや声の大きさ、タイミングなど細かい注意はもちろん、その場でメロディーを変えたりと、めまぐるしく動くスタジオには張りつめた緊張感が漂っていました。
 

学科の枠を越えて学生・先生が一つになってミュージカルも完成間近です!!
 
 OUA-TV NEWSブログなどの取材で見覚えのある学生たちも、取材の時以上に真剣な表情で先生が求めるイメージを考えながら歌っていました。

 録音終了後、すぐに衣裳合わせに向かった学生たち…。

 ミュージカル本番は明日!!
 本番が楽しみです!!


2009年11月30日

朗読と音訳との違いとは?

  

なんと説明をして下さった久保田さんも芸大の卒業生!! 先日、社会福祉法人・日本ライトハウスの方々が大阪芸術大学に来校されました。

 社会福祉法人・日本ライトハウスとは、視覚障害者の方々の福祉サポートを行っている団体で、視覚障害リハビリテーション事業や盲導犬を訓練したりと様々なサービスを提供しています。

 今回来られた日本ライトハウスの久保田さん、梅原さんは、目の見えない方にも様々な情報を得られるように、録音図書や拡大写本の製作・提供サービスを通して、目の見えない方・見えにくい方の生活をもっと楽しく、豊かにしようという活動をされています。
ノートパソコンで簡単に音声を取り込むことが出来ます!!
 そこで、その視覚障害者の方々の為の録音図書の製作に放送学科アナウンスコースの学生たちが協力し、『録音ボランティア』としてに参加することになりました。

 視覚障害の方なら点字を理解できると思う人も多いと思いますが、実態はかなり違うようです。糖尿病や緑内障などで、人生の途中で視覚障害を発症された中途視覚障害者の方が視覚障害者の方の8割を占めていて、年齢的に触圧が弱まることで、なかなか点字を習得するのは難しく、点字識字率はまだまだ低い傾向にあるそうです。

小学生の教科書なんて何年ぶりだろう!?エヘッ!!
 今回録音ボランティアをするに当たって重要なのが『朗読音訳の違い』。皆さんわかりますか?
 簡単にいうと、『朗読』は読む人の解釈を入れて、気持ちを込めて読むこと。『音訳』は読む人の解釈がなるべく入らずに、活字を音声に置き換えて読むことだそうです。

 学生に細かく説明して下さった久保田さんも、実は大阪芸術大学の卒業生!!しかも放送学科アナウンスメントコース(当時)に在籍されていたそうです!!どおりでわかりやすい説明だなぁと思いました!!

日頃の実習の成果を発揮してくださいね!! 音訳を録音するパソコン操作の説明を理解するのにみんな四苦八苦…。
 それでも、OUA-TVでニュースキャスターも務めた渋江美和さん(放送学科3年)は「最初から最後まで教科書を読むこともそう多くはないので、是非チカラになれるように頑張ります!!」と、意気込み十分のコメントを頂きました!!

 初めは小学生の社会・理科・算数の教科書を音訳するそうですが…。いかに聞く人にわかりやすく伝えられるか、その表現力が重要になってきます。

 それにしても、算数なんてどうやって音訳するんでしょう?

 こうして普段勉強していることが社会で実践できる環境を大切にして、頑張ってほしいです!!


2009年11月26日

電子音楽音楽フェスティバルAudio Art Circus2009

    

 音楽学科からブログ投稿を頂きました!
 
 多数のスピーカで空間を多層化し、ライブで音響空間を表現する「アクースモニウム」と呼ばれる装置。フランスで産声をあげたその古典的かつ斬新なシステムは、作曲家が創り上げた“想像空間”と、そこから聴取者までの“物理空間”を繋ぐ、理想的な聴取環境の一つとして発展し続けています。

芸術情報センターに実験ドームがあるって知ってました? また、アジア最大の規模を誇る大阪芸術大学のアクースモニウムは、40年の歴史を経て収集された新旧の機器と、創意工夫に満ちた器用仕事によるハイブリッド・サウンドを特徴とし、国内外から注目を集めています。

 このたび5回目を迎えるAudio Art Circus 2009には、学生クリエータたちの新しい感性から高等教育に携わる匠らによる威風堂々とした作品まで、およそ3世代に渡る幅広い世代と、国内8大学/大学院、海外より仏・伊・韓の三カ国の高等教育機関が集結しました。

グローカリティな電子音響芸術の祭典です!!特別講演や演奏レッスンなども予定されています。 さらに作曲家の視点から映像表現を試みる中村滋延氏の特別講義と、檜垣智也氏によるアクースモニウムの演奏レッスンなどを加え、多彩なプログラムをご用意しております。
 また国内で初めて、性格の異なる大小二つのアクースモニウムを同一会場に設置し、作品毎に異なった空間体験ができる点も見どころです。
 大阪芸術大学から発信するグローカリティな電子音響芸術の祭典に是非ご来場ください。

電子音響音楽…電子テクノロジーを用いた音楽(ミュジーク・コンクレート/アクースマティック、電子音楽、映像付電子音響作品、コンピュータ音楽など)

■日時:2009年11月26日(木)、11月27日(金)、11月28日(土) 入場無料
■場所:大阪芸術大学 芸術情報センター地下2階 実験ドーム
AAC2009のHPのURL
http://audioartcircus.iinaa.net/