2011年10月20日

大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-

こんにちは!ラジオ大阪OBC1314にて毎週木曜日に絶賛放送中の大阪芸大メディアキャンパス-開け!アートの扉-にてアシスタントパーソナリティを務めている加藤万梨子です!
 
 だんだんと秋も深まってきましたね。最近、街中を歩いていると大きなカメラを首から下げている若い女性をよく見かけませんか?女性だけではなく、すれ違う沢山の方がカメラを構えて街並みをレンズに収めている風景をよく目にする気がします。今流行りの「カメラ女子」ですかね?紅葉のシーズンもそろそろやって来ますし、みなさんもカメラを片手に街に繰り出してみませんか?
 
今週のメディキャンは、カメラに興味をお持ちの方にはたまらない一時間になると思います!
 
 
 さあ、今週もメディキャンの聴き所をたっぷりご紹介します!
 
 メディキャンと言えばまずはこのコーナー!毎回大阪芸大にゆかりのある豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティの塚本先生とのトークを繰り広げるこのコーナー「ゲストの扉」からご紹介します!

rajio111020000.jpg  今回のゲストは、大阪芸術大学 写真学科ご出身のフォトグラファー、宮田昌彦さんです!
 
 宮田さんは、大阪芸大を卒業後に、印刷会社の撮影部門、フリーランスのカメラ助手を経て、「エムツーフォト」を設立されました。そして宮田さんが出版された写真集「グリコのおもちゃ」「刀匠 河内國平という生き方」は大いに話題となりました!現在は、経済雑誌を中心に幅広く活躍されています。
 
 実は宮田さんは、大阪芸術大学のデザイン学科で非常勤講師もされているんですよ!
 
 今週は、宮田さんとカメラとの出会いのお話しから始まります。そして、大阪芸術大学に進学されるまでの経緯や、プロのフォトグラファーになられるまでのお話しをして下さいます。

 
rajio111020004.jpg スタジオには、宮田さんが実際にお撮りになられたお写真をお持ちいただきました!元宮崎県知事の東国原さんのお写真や、阪神タイガースの金本選手のお写真など著名人を写した作品から、奈良の平城遷都1300年祭のポスター用に撮られた大自然と地元の方々を写された作品、そして大阪の熱い夏を彩るだんじり祭りのお写真など、様々な作品を見せていただきました。そのお写真を一枚一枚拝見させていただく毎に、宮田さんはその写真を撮影された時のお話しをとても楽しそうに話して下さいました!一枚のお写真から、一気にその当時の風景が脳裏に広がってこちらまで笑顔になりました。
 今日の放送は、フォトグラファーを目指している方からカメラを趣味にしてみたい!と思っていらっしゃる方にも楽しんでいただける1時間になっていると思います!ぜひ聴いて下さいね!
 
 
 続いては、関西一円のアートシーンをご紹介する「アートシーンウォッチング」のコーナをご紹介します!

 
rajio111020006.jpg 今年も大阪芸術大学グループ各校で、年に一度のお祭り『学園祭』のシーズンがやってまいりました!
 先週、先々週と、大阪芸術大学短期大学部の学園祭にスポットをあててきましたが、今週と来週の2週に渡っては「大阪芸術大学」の学園祭の特集です!「大阪芸術大学 学生自治会 学園祭実行委員会」の広報局局長「西谷紬さん」と、一般企画局OBの「白髪翔太」くんにお越しいただいて、学園祭の見どころをたっぷり紹介していただきます!
 
 学園祭は、一般の方や、将来大阪芸術大学に進学したいなと考えている方にキャンパスの雰囲気を知っていただける絶好の機会です!是非この放送を聴いて、大阪芸術大学の学園祭に足を運んでみてくださいね!

 

rajio111020005.jpg そして、今日のプレゼント!
 

 今回は、大阪芸術大学の推薦入学試験の願書受付開始を記念しまして、大阪芸術大学のエコバックを2名様に差し上げます!このエコバック、大阪芸術大学の卒業生であるデザイナー「ZAnPon」さんがデザインされているんですよ!スタイリッシュなデザインなので、お買い物にも普段使いにもバッチリです!
 
 プレゼントの応募方法は、今日の放送でチェックしてぜひゲットしてくださいね!

 
 
 今日の放送もラジオ大阪(OBC1314)にて深夜24時から1時間アート情報満載でお送りします!
 
 もちろん、ラジオドラマ劇場「テアトル山田」のコーナーもありますので、今日の放送もぜひ聴いてくださいね!

 


2011年10月19日

『はばたけ一寸法師』

ashukunn000.jpg 10月16日(日)午後1時から午後4時まで、安立小学校正門前の安立霰松原公園で『はばたけ一寸法師』(主催・一寸法師実行委員会)という催しが行われました。
 なぜ、安立で一寸法師? と思う人もいるかもしれません。
その理由は一寸法師に出てくる子宝祈願の神社が住吉大社で、その近くにある安立商店街には針を売る店がたくさんあったことから、刀の代わりに針を差していた一寸法師のゆかりの街ということになったそうです。

ashukun000.jpg安立商店街には一寸法師のゆかりの街というフラッグがたくさん飾られていますが、そのキャラクター“あんりゅーくん”を考案したのがキャラクター造形学科一期生の山瀬鷹衡さんです。
 今回『はばたけ一寸法師』の来場者の中から、抽選で50名の方に“あんりゅーくん”のストラップが当たる抽選会が開催されました。

 当日は12時45分からよさこいソーランパレードが始まり、会場の霰松原公園では紙芝居『翔け!一寸法師』や住吉大社宮司による安立町と一寸法師のお話などがありました。

 

ashukunn002.jpg※キャラクター造形学科からのお知らせ
21号館101教室の展示スペースでは10月17日から『アニメに見るキャラクター』展、10月24日から『近鉄バファローズに見るキャラクターグッズ』展が開催されます。

投稿:林日出夫先生(キャラクター造形学科)


2011年10月18日

心をこめて撮る    杉山寛高 写真展 「Works × Photo」

 金剛山の麓、豊かな自然に恵まれた富田林市に、生涯を懸けてものづくりに打ち込む人々がいます。江戸時代から良質の竹に恵まれたこの地で作られた竹細工や簾を、100年以上経った今も脈々とその伝統技術を受け継ぎ、作り続けている職人たち。
 その手仕事のひたむきさ、優しさ、繊細さを写真に焼き付けようと、半年以上もの時間をかけて追い続けた杉山寛高さん。
本学の写真学科で写真を学びながら、学外で様々なイベントや現代アートの作品を撮影したり、富田林市の広報でも写真を担当したりと、多方面で活動しています。その内容は芸大のブログ等で取り上げられ、デザインや美術の分野で作品を発表する学生たちにコラボを希望される、人気の学生カメラマンです。
また、東日本の大震災ではこの未曾有の被災状況を次代の若者に伝えるため、ひとり夜行バスで駆けつけ、しゃにむに記録写真を撮っていた仕事人でもあります

toshokann 004.jpg 今回、本学図書館がご紹介する写真展「Works×Photo」は、杉山さんが、半世紀にわたって簾作りひと筋に生きてきた職人の仕事を写真に撮り、作品にしたものです。

toshokan000.jpg本物にこだわる彼は、職人たちの生活や仕事にふれてみて、そのまっすぐな生き方をカメラにとらえました。シャッターを切るときは一瞬ですが、その前にたっぷりと時間をかけて被写体と向き合ったところに、杉山さんのカメラマン魂が窺えます。

toshokann 001.jpg簾作りの丹念な工程を目にして職人たちの矜持を感じ取った彼が、こころを込めて撮った渾身の作品。館内の書架に展示された一枚、一枚の写真から、プロを目指す杉山さんの強い意志が伝わるのでしょうか、作品はもとより、撮影した杉山さんに、見に来られた人たちの関心が集まっていました。

toshokann 002.jpg優れた伝統技術もさることながら、ものづくりに込められた職人のひたむきな情熱と、それをこころから撮りたいと思った杉山さんのストレートな気持ちが響きあって、4階の閲覧室のコーナーは時間が止まったような、ものを愛おしむ優しい空気が漂っています。

toshokann 003.jpg展示された11枚の写真は簾が出来上がっていく工程を写しています。写真を追ううちに、簾を通して差し込んでくる柔らかな陽の光がイメージされて、懐かしさがふっと込み上げてきました。

toshokann 000.jpg写真では伝えきれない。それでも、写真で伝えたい。
歴史や匂い、感情や宇宙との一体感などが写真でどこまで伝えられるのか、すべてを伝えることは限りなく難しいこと…。
それでも、写真を見てくれた人がこころの真っ芯で受け止めてくれるような写真を撮りたい、と志す杉山さんのメッセージです。

―「いいモノを作るには、まず「想う」事が重要です。モノと真摯に向き合い、理解し、ここに「技術」が合わさる事でモノは形づくられるのだと思います。この過程を、一言で語ることはできませんが、少しでも私の写真を通して伝えることが出来れば幸いです。」―
杉山寛高 写真学科3回生
(撮影:上田悠暉 写真学科3回生)

 
簾作りに懸ける職人と、こころに残る写真を追求する杉山さん。両者の仕事へのひたむきさが伝わる写真をぜひ一度ご覧ください。ゆったりとした時間とともに、自分の進む道が見えてくるかも知れません。

※ ここにご紹介した写真は、今年2月に富田林市寺内町で開催された「春ふわり寺内町 ― 歴史とアートであったまろ ―」
(大阪金剛簾プロジェクト)のすだれ製作体験の会場で、「大阪金剛簾」製作の風景写真として展示されたものです。

現在、大阪芸術大学図書館4階閲覧室で展示中
 


2011年10月17日

浅野綾花個展   番画廊

bangaro04.jpg 8月29日から9月3日まで行なわれました。浅野綾花さん(美術学科08卒)の作品は、版画で画面全体の下半分にイメージが刷られ、上半分は余白のままで、それ以外の作品も余白の印象が強い作品構成になっていました。
 

bangaro02.jpg 作品の画面中央を走る曲線は、六甲山など具体的な身近な山の稜線を表しているとのことです。また、稜線から下部には俯瞰した町並みのようなあるいは積み上げられた抽象模様のようなものが描かれています。

 

bangaro00.jpg 画面の一部に、自画像が描かれておりその周りが自身の生活環境にも見えることからプライベートな物語として読むことができます。観賞方法としては、観者が画面の中を、視線を動かして周辺を楽しむように散歩することが出来ます。散歩の途中には、抽象模様、具体的イメージ、英語表記、日本語表記等が混在とし、見る行為、読み行為を唐突に体験させられます。私たちが作品を見ることは多様な能力を発揮し作品と向き合っていることに気がつかされます。

 
bangaro01.jpg 抽象模様の中には、アーティストの年齢の同時代的女性性の模様を窺えるものがあり、また日本語では今流行のツイッターを思わせる内容の文章が書かれ、英語表記では、何らかの看板やコマーシャルをイメージさせるものとなっています。

 

 

 浅野さんの作品の説明(プレゼンテーション)はかなり訓練した様子が窺われました。その解説では、画面余白部分やイメージの表記の差(抽象/具象)/(日本語表記/英語表記)は、観者と共同でこの作品を作り上げる意思が働いていることに興味深いもの感じました。

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究
 


2011年10月17日

『観○光ART EXPO 2011』

kannkou1.jpg10月15日(土)から10月24日(月)まで、京都、清水寺・二条城・御寺 泉涌寺の3会場にて『観○光(かんひかり)ART EXPO 2011』が開催されています。このイベントに、藤原昌樹さん(工芸学科金属工芸91卒)が参加されます。

 

kannkou2.jpg国内外30名のアーティストがジャンルの垣根を超えて集結し、伝統的な日本画から現代美術まで様々な作品が一堂に会する「観○光(かんひかり)ART EXPO 2011」は、キュレーター、プロデューサーを設けず、参加作家自らが実行委員となって運営されるアート博覧会です。

 

kannkou4.jpg会場となるのは、清水寺(世界文化遺産)・二条城(世界文化遺産)・御寺 泉涌寺の3会場。通常の展示空間とは異なる、圧倒的に趣のある会場を舞台に、美の対立と調和を産み出します。

藤原さんは、主に鉄をシンプルに溶接した抽象彫刻の制作を続けており、観○光では二条城と御寺 泉涌寺の2会場にて展示されます。

 

kankou3.jpgまた今回は、参加アーティストである漫画家・しりあがり寿による「4コマ漫画スタンプラリー」も実施されます。
各会場に設置されるスタンプを集め、オチとなる4コマ目を参加者自身が描くことで4コマ漫画を完成させ、優秀賞「観○光賞」を目指していただきます。
スタンプラリーに参加して、作品鑑賞とともに京のまち巡りをご満喫ください。


『観○光 (かんひかり)ART EXPO 2011』
期間:2011年10月15日(土)-10月24日(月)
二条城 二の丸御殿台所 9:00-16:45
清水寺 経堂 9:00-16:30
御寺 泉涌寺 9:00-16:30

お問い合わせ先
観○光実行委員会  TEL:075-812-1078
「観○光ART EXPO 2011」公式サイト
http://p.tl/STPe

投稿:吉田希望(2006年度 芸術計画学科 卒業)