2011年11月9日

大阪芸術大学弓道部

皆さんこんにちは!
今回は、大阪芸術大学弓道部の学生がブログを投稿してくれたので紹介します!!

 kyuudou000.jpgみなさん、こんにちは!大阪芸術大学弓道部です。
今回は弓道部を是非みなさんに知っていただきたくて芸大ブログを書かせていただきました。
私達弓道部は長年各学科の勉強もしながら弓道の稽古に励んできました。
練習は学科と両立できるように夕方やお昼の休憩時間にしています。
ただ練習するのではなく、その時期にある試合でどうしたら勝てるのかを意識しながら練習したり、射法八節という弓道の型を綺麗にできるように考えながら練習してきました。
試合や型だけでなく弓道にも剣道や空手と同じように段審査が年に数回あるので段をとるためにみんな頑張っています。

 

kyuudou002.jpg大学の弓道にはリーグ戦という大事な試合が9月頃から始まります。
関西では男子は1部から5部リーグ、女子は1部から6部リーグに分かれ各リーグで総当り戦をします。
各リーグ内で順位が決定したら優勝校は1つ上のリーグの最下位と入れ替え戦をし、勝利したら1つ上のリーグに上がることができます。
このリーグ戦に今年芸大弓道部女子は3部リーグで優勝。
また、入れ替え戦で勝利し2部リーグに昇格することができました!
昨年に引き続き、2年連続でリーグ昇格することができたのは様々な方に支えていただき、応援していただいたからです。
これからも感謝の気持ちを大切に練習に励んでいきたいと思います。

 

 

kyuudou001.jpg弓道のことを知らない人がたくさんいますが弓道は素晴らしい武道です!
礼儀作法を学べ、自己の精神を鍛えられる日本古来の武道です。
弓道は子供でもできますし高齢になってから始める人もいて幅広く楽しんでいただけます。
もちろん大学生の人でも学科と両立することができるので、是非興味がある人は気軽に弓道部に来てみてください!

 


2011年11月8日

今週の芸ネコ

geineko001.jpg皆さんこんにちは!

11月に入ったというのに暖かいですね!日中は服装によって暑いと感じることもあるほどです。
けれど、朝晩は寒いので服装に困ります。昼と夜で気温差が激しいので、体調の管理には注意して下さいね!

 

geineko002.jpgさて、日中暖かいと外でのんびりするのもいいですよね!
これは、動物たちも同じ。キャンパス内の芸ネコ達も仲間で集まって、ひなたぼっこをしていました。
いつも近づくと逃げるネコも、太陽のおかげか逃げずにいてくれました。
このネコにいたっては、木の陰でずっと寝ていました。
周りの物音を気にもせず、ちょっと目を開けるぐらいで微動だにしませんでした。
マイペースなネコ達って可愛いですよね!!

 

geineko000.jpg集まってるネコ達を見ていて思ったのですが、みんな決まったところに集合しているということ。
芸ネコ達は11号館横のスペースがお気に入りなようで、始めは2匹だったのがいつの間にか5匹に増えていたり、ビーナス像のところにいたはずのネコが、気がつくと集合していて、ネコの会合が行われていました。
ネコ達のなかで、世間話でもしているのでしょうか?一体どんな会合が行われているのか気になりますね!

geineko003.jpgその会合のなかに、見覚えのあるネコが。
茶色と白色のネコ、2年前に同じ場所で子ネコの写真を撮ったのですが、そのネコにそっくりなんです!
違うネコかもしれないけれど、本当にこのネコだとしたら、嬉しいです!
小さかったのに、とても大きくなっていました。これからも元気に育ってほしいですね!!!

 

 

大阪芸術大学のキャンパス内にはいろんな所にネコがいます。
皆さんも、ネコ探しをしてお気に入りの1匹を探してみるのも面白いかもしれませんよ!
 


2011年11月7日

守谷 史男 個展   ギャラリー勇斎

元美術学科教授 守谷史男先生の個展が10月4日から23日まで奈良で行なわれました。

1107katou004.jpgギャラリー内は鮮やかな色彩に溢れた作品により、エネルギッシュな雰囲気に包まれていました。多彩な色彩と抽象形態、丸、三角、四角や曲線直線の構成により有機的生命体のようなものにも、現代建築あるいは未来都市にも見える不思議なイメージが描かれていました。

 

 

1107katou003.jpg作品に視線を向けると画面から不思議な深みを感ずる事ができ、イメージが浮き上がって見えているのです。そのように見える要素は作品の表面の作り方にあると思います。ほとんどの作品の表面は3層以上の構成によって成り立っています。3層以上の構成ということは「地と図」の関係が観者の見方により入れ替わるように作られているということです。

 

1107katou002.jpgこの作品は、あさい黄の基底層に淡い赤や青の絵具でブラッシングのような痕跡を作り、その上に多彩な色による抽象形態そしてその上にまたイメージが被さるという構成になっています。これは「消失点」を伴う遠近法(透視図法)ではなく、原初的な空間構成である「重ね合わせ」の遠近法により生み出されている空間です。しかし「重ね合わせ」の遠近法だけでは重なり合ったイメージ同士の距離に深みは感じることはできません。

1107katou001.jpgその深みはイメージの色彩のトーン差異により知覚することが出来ると思います。この深みは現実の距離ではなく、絵画空間により独自に生み出される奇妙な空間である事が、これらの作品を体験することにより理解できます。

 

1107katou000.jpg細部のイメージを見てみます。抽象形態で構成されたイメージが何らかの生きもの、例えばクリオネのような微細な可愛らしい生物に見えてしまうのも、イメージの魅力的な見え方であると感じました。

絵画の歴史は、平坦であるはずの面に多様なイメージを描いてきただけでなく、絵画独自の空間を創る歴史でもあったと思います。現代アートは絵画からイリュージョンを排除しながらも新たな空間の距離や深みを研究制作されてきた歴史でもありました。

 ギャラリー勇斎 http://www.g-yusai.jp/exhibition/

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室
 


2011年11月6日

和田幸展 -揺曳- 番画廊 

wada004.jpg9月26日から10月1日まで和田幸さん(大学院博士前期課程08修了)の展覧会が行われました。
作品のほとんどに人物が登場し、その人物と世界の関わりを表象して来たのが和田さんの作品だと思います。

 

 

wada000.jpg壮大なイメージに覆い尽くされた巨大な絵画。中央下に大きく手を広げた人物の背後には、空とも海ともつかない不思議な空間が植物の文様や羽ばたく鳥、有機的な色面などに覆い尽くされています。両脇には上から下に垂れ下がり風で大きくたなびく幕のようなものが見えます。幕らしきものの表面にも多様な文様で埋め尽くされており画面横に広がるよう構成されています。物語の始まりを壮大なパノラマで見ているようです。

 

 

wada002.jpg背景は五角形の花柄で敷き詰められ、イメージである大きなトンボも同じように花柄で表されています。しかし、鮮やかさの違いで背景からイメージを分け、輪郭線を明るい黄で縁取ることで地と図の関係を明確にしています。

 

wada003.jpgトンボの頭部に目を移すと女性の横顔にも見ることが出来ます。この見え方は偶然ではなく、抽象に近づきながらも具象絵画として成立しているこの作品のなかに何人かの人の姿を見つけることができます。和田さんの作品は、自然のイメージ、動物のイメージ、人間のイメージが重ね合うように描かれているのが分かります。それによりトンボの頭部に女性の横顔が隠されていても不思議ではありません。

 

wada001.jpgこのような作品から、和田さんの世界観が理解出来るような気がします。すべての存在が共有し合う幸せな世界「至福な絵画」であると思いました。

 

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室
 


2011年11月5日

ひみつのおともだち展

みなさんこんにちは!

今回は、ギャラリー展に行ってきたので、その模様をお伝えします!

himitutomo003.jpg今回取材に行ったのは、体育館ギャラリー横のスペースで行われていた
「ひみつのおともだち展」です!このギャラリーを開催していたのは、デザイン学科ビジュアルアーツコースの3回生、大内嬉さんと小谷浩子さんです!

ということでさっそくインタビューしました!

himitutomo000.jpgQこの展覧会について教えて下さい。
A,「ひみつのおともだち展」というテーマで、空想のゴブリンや妖精を想像して描いています。キャラクターの表情やキノコなどの小物を見てほしいです!

Q今後の目標は?
A,今回初めて展覧会をやって、たくさんの人に作品を見てもらえたのでとてもうれしかったです。今後も展覧会をたくさん開催していきたいです!

とのことでした!!

 

himitutomo001.jpg展示されている作品には、2人の個性がとても良く出ていました。想像のキャラクターを描くのは難しいはずです。
その想像の世界から生み出されるキャラクターは、描く人の雰囲気が絵に表れるのかもしれません。

himitutomo002.jpg作品を見ると絵の雰囲気やタッチが全く違いますが、これにも二人のキャラクターが出ているのだと思います。
全く違うタッチの絵ですが、展示された空間では違和感がなく、むしろバランスのとれた展示になっていました。

大内さんと小谷さんが今度は、どんな展覧会を開くのか楽しみですね!!

大阪芸術大学では学生による展覧会がたくさん開かれています、大阪芸大テレビではお伝えできなかったギャラリー展などを今後もブログで紹介していきますのでお楽しみに!