皆さんこんにちは!
今回は放送学科の卒業生で、今はラジオ大阪で放送されている「大阪芸大メディアキャンパス–開け!アートの扉–」でアシスタントパーソナリティーをしている、加藤万梨子さんから投稿ブログです!
こんにちは!ラジオ大阪OBC1314にて毎週木曜日に絶賛放送中の大阪芸大メディアキャンパス–開け!アートの扉–にてアシスタントを務めている加藤万梨子です!
立冬をむかえてこのところガクンと気温がさがりましたね。先週までは、いつになったら衣替えができるのだろうかとぼやきながら、毎朝洋服選びに時間がかかってしまいましたが、せっかく買い物をした秋服を着る間もなく冬がやって来てしまったような寒さですね。みなさん、風邪などひいていませんか?受験シーズンも到来しましたし、体調を崩されないように気をつけてくださいね!
さあ、今週もメディキャンの聴き所をたっぷりご紹介します!
メディキャンと言えばまずはこのコーナー!毎回大阪芸大にゆかりのある豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティの塚本先生とのトークを繰り広げるこのコーナー「ゲストの扉」からご紹介します!
今日のゲストは、先週に引き続き大阪芸術大学「舞台芸術学科」ご出身の女優、『羽野晶紀』さんです!
先週の放送では、羽野さんの幼少時代のお話から、演劇との出会い、そして劇団☆新感線で活躍された時代のお話をしてくださいました!
今週は、羽野さんが女子大生タレントとして学生時代にTV番組に出演されるようになった頃のお話から始まります!学生業と舞台のお仕事、そしてテレビでのお仕事と大変なことも沢山あったのではないかとお聞きすると、羽野さんがその頃に一番辛かった出来事を語って下さいました。その予想外の出来事に笑い事では無いのかもしれませんが、笑わずにはいられずにスタジオでは心配の声と笑い声が入り混じっていました!その出来事の詳細はぜひオンエアで確認してください!
そして、羽野さんがプロとして多忙を極められた頃のお話しや、大阪と東京の現場の雰囲気の違いのお話し。更には、これから舞台の世界で活躍したいと思っているリスナーのみなさんへのメッセージなど、盛り沢山な内容でお届けします!
今日の放送は、将来タレントや、女優、俳優になりたい!と思っている方にぜひぜひ聞いていただきたいです!お楽しみに!
さあ続いては、関西一円のアートシーンをご紹介する「アートシーンウォッチング」のコーナをご紹介します!
今回は、10月9日の日曜日にシアターBRAVA!にて開催された、大阪芸術大学グループ主催のシンポジウム「声優学概論 ドラマは『声』が連れて来る。」を振り返ります!
当日は満員御礼だったこのシンポジウム。見にいらした方も来られなかった方も、今日は実際に足を運ばれた塚本先生が詳しくお話しして下さいますので、当日の雰囲気をぜひ味わってくださいね!
さあそして、今日のプレゼント!
今日も、豪華にプレゼントは二本立てです!
まずひとつめは、11月30日の水曜日に開催いたします「大阪芸術大学 特別演奏会」の入場券をペア10組合計20名様にさしあげます!
そしてふたつめは、なんと!先週今週と2週続けてご出演していただきましたゲストの羽野晶紀さんのサイン色紙を3名様にさしあげます!
プレゼントの応募方法は、今日の放送でチェックしてぜひゲットしてくださいね!
さあ、今日の放送はラジオ大阪(OBC1314)にて深夜24時から1時間アート情報満載でお送りします!
もちろん、ラジオドラマ劇場「テアトル山田」のコーナーもありますので、今日の放送もぜひ聴いてくださいね!
それではまた来週お会いしましょう!

みなさん、こんにちは!大阪芸術大学弓道部です。
大学の弓道にはリーグ戦という大事な試合が9月頃から始まります。
弓道のことを知らない人がたくさんいますが弓道は素晴らしい武道です!
皆さんこんにちは!
さて、日中暖かいと外でのんびりするのもいいですよね!
集まってるネコ達を見ていて思ったのですが、みんな決まったところに集合しているということ。
その会合のなかに、見覚えのあるネコが。
ギャラリー内は鮮やかな色彩に溢れた作品により、エネルギッシュな雰囲気に包まれていました。多彩な色彩と抽象形態、丸、三角、四角や曲線直線の構成により有機的生命体のようなものにも、現代建築あるいは未来都市にも見える不思議なイメージが描かれていました。
作品に視線を向けると画面から不思議な深みを感ずる事ができ、イメージが浮き上がって見えているのです。そのように見える要素は作品の表面の作り方にあると思います。ほとんどの作品の表面は3層以上の構成によって成り立っています。3層以上の構成ということは「地と図」の関係が観者の見方により入れ替わるように作られているということです。
この作品は、あさい黄の基底層に淡い赤や青の絵具でブラッシングのような痕跡を作り、その上に多彩な色による抽象形態そしてその上にまたイメージが被さるという構成になっています。これは「消失点」を伴う遠近法(透視図法)ではなく、原初的な空間構成である「重ね合わせ」の遠近法により生み出されている空間です。しかし「重ね合わせ」の遠近法だけでは重なり合ったイメージ同士の距離に深みは感じることはできません。
その深みはイメージの色彩のトーン差異により知覚することが出来ると思います。この深みは現実の距離ではなく、絵画空間により独自に生み出される奇妙な空間である事が、これらの作品を体験することにより理解できます。
細部のイメージを見てみます。抽象形態で構成されたイメージが何らかの生きもの、例えばクリオネのような微細な可愛らしい生物に見えてしまうのも、イメージの魅力的な見え方であると感じました。
9月26日から10月1日まで和田幸さん(大学院博士前期課程08修了)の展覧会が行われました。
壮大なイメージに覆い尽くされた巨大な絵画。中央下に大きく手を広げた人物の背後には、空とも海ともつかない不思議な空間が植物の文様や羽ばたく鳥、有機的な色面などに覆い尽くされています。両脇には上から下に垂れ下がり風で大きくたなびく幕のようなものが見えます。幕らしきものの表面にも多様な文様で埋め尽くされており画面横に広がるよう構成されています。物語の始まりを壮大なパノラマで見ているようです。
背景は五角形の花柄で敷き詰められ、イメージである大きなトンボも同じように花柄で表されています。しかし、鮮やかさの違いで背景からイメージを分け、輪郭線を明るい黄で縁取ることで地と図の関係を明確にしています。
トンボの頭部に目を移すと女性の横顔にも見ることが出来ます。この見え方は偶然ではなく、抽象に近づきながらも具象絵画として成立しているこの作品のなかに何人かの人の姿を見つけることができます。和田さんの作品は、自然のイメージ、動物のイメージ、人間のイメージが重ね合うように描かれているのが分かります。それによりトンボの頭部に女性の横顔が隠されていても不思議ではありません。
このような作品から、和田さんの世界観が理解出来るような気がします。すべての存在が共有し合う幸せな世界「至福な絵画」であると思いました。