2021年9月10日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

後期授業が始まりました。
引き続き感染症対策を講じ、対面と遠隔のハイブリッドで授業を展開しています。
コロナ前のように一斉には集まりませんが、夏休みが明けて学生たちが登校してくると、キャンパスに活気が溢れます。
後期もがんばっていきましょう!
 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は…
 

<NEWS>芸術計画学科 FM802ライブイベント「HIGH!HIGH!HIGH!」のイベント運営に参加
<OUAシアター>「錯覚
 

お見逃しなく!
 

<<オンエア情報>>
2021年9月11日(土)
奈良テレビ    18:15~18:30
テレビ和歌山   22:40~22:55

2021年9月12日(日)
サンテレビジョン 22:30~22:45

>>【公式】大阪芸術大学テレビ YouTubeチャンネル

 

投稿:島田(学生課)


2021年9月6日

卒業生の活躍―神戸・和田神社の拝殿天井画制作 田岡亜依子

神戸市・和田岬に鎮座する「和田神社」では、本学美術学科卒業生(2005年3月卒業)の田岡亜依子さんと田岡和也さんが、2015年にご夫婦で80枚の植物を描いた天井画の制作をされました。
【大阪芸術大学ブログ 2015年12月9日 卒業生夫婦で「和田神社天井画」制作!完成!!】
http://geidai-blog.jp/2015/12/post-8367.html

和田神社は近年、地元神戸のJリーグチーム「ヴィッセル神戸」が毎年必勝祈願をしている神社としても有名です。
2015年の80枚の天井画設置からその後、和田岬の地域参画に積極的な和田神社の奥田宮司さんから「鳥を描いた天井画を追加で制作して欲しい。」との依頼があり、在学中から写実的な絵を描くのが得意だった田岡亜依子さんが、47枚の鳥の絵を完成させました。制作期間はなんと丸3年。2021年4月に和田神社の拝殿天井に設置されました。

 

歴史ある和田神社の拝殿の空間に、檜板に力強く描かれた植物の絵に、様々な種類の野鳥の絵画作品が追加され、合計127枚となった空間はとても華やかで優美です。

 

和田神社拝殿の天井画は、社務所職員までお声掛けをしていただければ見学可能との事です。
季節の行事等で見学が出来ない事もあるそうですので、どうぞ事前にお問い合わせください。

和田神社
神戸市兵庫区和田宮通3丁目-2-45
電話番号:078-652-1551
http://www.wadamiya.jp/


2021年9月3日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

9月になりました。
現在、総合型選抜入学試験1期のWEBエントリーを受け付けています。
エントリー期間は、2021年9月5日(日)まで。
詳しくは、本学WEBサイトの入試情報を必ずご確認ください。
 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は…
 

<NEWS>大阪芸術大学体験入学特集
<学科の魅力を教えて!15INTERVIEW>【工芸学科】
 

番組も、受験生必見の内容となっています。
お見逃しなく~!
 

<<オンエア情報>>
2021年9月4日(土)
奈良テレビ    18:15~18:30
テレビ和歌山   22:40~22:55

2021年9月5日(日)
サンテレビジョン 22:30~22:45

>>【公式】大阪芸術大学テレビ YouTubeチャンネル

 

投稿:島田(学生課)


2021年8月27日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

陽が落ちるのも少しずつ早くなり、夏の終わりを感じる今日この頃。
毎年晩夏に開催しているプロムナードコンサートですが、今年は無観客での開催となりました。
演奏会の模様は、後日「大阪芸大テレビ」でご紹介するほか、ダイジェストで特別番組を放送する予定です。
詳細はまたお知らせしますので、みなさんぜひチェックしてくださいね。
 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は…
 

大阪芸大グループのコンサートやライブの中から選りすぐりのステージ映像をお届け!
 

大阪芸大テレビ音楽祭

大阪芸術大学管弦楽団シンフォニック!『メリーポピンズ』
O.U.A.BIGBANDIn the Mood
 

今週の放送も、お見逃しなく♪
 

<<オンエア情報>>
2021年8月28日(土)
奈良テレビ    18:15~18:30
テレビ和歌山   22:40~22:55

2021年8月29日(日)
サンテレビジョン 22:30~22:45

>>【公式】大阪芸術大学テレビ YouTubeチャンネル

 

投稿:島田(学生課)


2021年8月23日

卒業生の活躍 ― 加藤巧 個展「Re-touch」

本学大学院芸術文化研究科修了生 山中俊広さんがオーナーのギャラリー the three konohana で、美術学科卒業生(2010年) 加藤巧さんの展覧会「Re-touch」が、6月24日(木)から7月18日(日)まで開催されました。

 

《P.D.F》2020
顔料、乾性油、Praloid B72、Jesmonite® AC100、蜜蝋、
寒冷紗、木材 各 47.0 x 33.0 cm [2枚組]

加藤巧さんは、学生時代から絵画を志向していましたが、芸術作品を物質的な側面から捉えることへの興味から、彫刻コースを選択されたそうです。
14~15 世紀の画家 チェンニーノ・チェンニーニの『絵画術の書』の研究を起点とし、現代につながる材料/メディウム史を紐解きながら絵画材料研究と絵画制作を並行しておられるとのことです。

 

これまで加藤さんは様々な絵画の技法を用いて作品を制作・発表してきましたが、今回はフレスコ画の技法を駆使しての作品が中心となっていました。絵の具はすべてご自分で調合して作っておられるそうですが、繊細で美しい色彩が体現されています。
ただ単にフレスコ画の技法を復刻させるというのではなく、伝統的な技法と新しい素材を融合させての制作と作品にはとても心引かれます。

 

本物のTシャツを土台にした作品、四角いキャンバスにとらわれない様々なフォルムの作品や立体作品からは、彫刻コースの足跡を感じます。
今回の展覧会「Re-touch」は、「ただ一度ではなく、何度も思索や行為を重ねることにより理解・体得への道標があること」を物語っていました。過去と未来を繋ぎ、新たな可能性を生み出す制作への姿勢や作品は、絵画の分野にとどまらず、コロナ禍を生き抜くための術を見出すための示唆を強く感じました。

 

加藤巧さんの近年の活動・活躍をご紹介します。
2018年には、英国・ロンドンのCity & Guilds of London Art Schoolにてアーティスト・イン・レジデンスに参加し、約6ヶ月間滞在制作されました(2018年度上期 公益財団法人 野村財団芸術文化助成 2018.4/18-10/2)。その記録集『Rebind 2018年 ロンドン滞在制作記録』ブックレットが、遊工房アートスペースから刊行されました(2019.3)。
ました。(2018年度上期 公益財団法人 野村財団芸術文化助成 2018.4/18-10/2)その記録集『Rebind 2018年 ロンドン滞在制作記録』ブックレットが、遊工房アートスペースから刊行されました(2019.3)。Rebind_Kato_2018.pdf  

2019年には、京都大学総合博物館での「タイムライン―時間に触れるためのいくつかの方法」に出展されました(2019.4/24-2019.6/23)。2016年から開始した同プロジェクトの実行委員、出展作家として参加されていますが、その記録集が2021年1月に出版されました。

『タイムライン―時間に触れるためのいくつかの方法』
「タイムライン―時間に触れるためのいくつかの方法」
プロジェクト アーカイヴ制作チーム編 this and that出版 2021.1 ISBN: 978-4-9910062-2-7
(書籍出版元リンク)
https://tat-pub.stores.jp/items/5efd7c074adba077a812f4e4

2020年には、上野の森美術館での「VOCA展2020 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」に、高橋綾子氏(名古屋造形大学)、福元崇志氏(国立国際美術館)の推薦で出品されました。

《Macaloni》2019 (「VOCA展2020」出品作品)
顔料、漆喰、樹脂プラスター、ジェスモナイト、アルミ材、木材 
240.0 × 170.0 × 2.0 cm[撮影:上野 則宏]

加藤巧さんは、制作材料の勉強会「Vehicle」を定期的に開催したり、アートフェア「artTNZ produced by AFT with APCA」TERRADA ART COMPLEX II(東京 2020.09/17-09/21)に出品したりと、まさに絵画の研究と制作の両輪で精力的に活動されています。これからもますますのご活躍を期待しています。
学生の皆さんも作品制作はもちろんのこと、制作材料や技法などにも注目していただければと思います。

加藤巧 Webサイト
https://takumikato.com/

the three konohana
〒554-0013
大阪市此花区梅香1-23-23-2F
TEL/FAX 06-7502-4115
info(at)thethree.net
開廊時間 12:00-19:00
休廊日 毎週月-水曜日
http://thethree.net/