2021年11月11日

ヤマハミュージック×大阪芸術大学 オータムコンサートVol.5

10月29日、金曜日。四ツ橋にあるヤマハミュージック大阪なんば店2Fサロンにて、大阪芸術大学、演奏学科の学生による「オータムコンサート」が開催されました。

 

このコンサートは今年で5回目を迎えます。毎年、学内オーディションが夏にあり、その難関を突破した学生のみが出演できるコンサートです。今年の出演者は10名。ベートーヴェンなど古典派のソナタ、ロマン派の作品、ヒナステラ、ラヴェル、ショスタコーヴィチなど近現代の作品まで、バラエティに富んだ楽曲の演奏が披露されました。

 

 

今回も、会場の席は普段の約半数、ゆとりのある贅沢な座席配置です。

 

会場入り口では、マスク着用、アルコールによる手指消毒のお願い、更に検温を実施いたします。チケットにはご連絡先をご記入いただいたり、と感染症対策にも細やかに気を配ります。ホール入り口では、美しいお花がお客様をお出迎えです。


こうして、一つ一つのプロセスを経て、いざ、ホールの中に入っていく時の気持ち。楽しみな気持ち、これから待っている時間への期待。長い自粛期間を経た後には、こうしたことがとても新鮮に感じられます。

ゆとりある座席配置ではありますが、客席はほぼ満席でした。こうした熱気ある空間の中で繰り広げられていく熱演。お客様と演奏者とが共に感じることとなった一体感。懐かしくもあり、嬉しくもあり、大きな喜びを感じる一時間半となりました。

 

出演者たちは、厳しいオーディションを突破して、個人レッスンにてさらに研鑽を積みました。本番2週間前には、大学内のホールを使っての「ドレスリハーサル」もあります。本番さながらに衣装をつけ、演奏し、ピアノ担当の先生たちによるアドバイスを受けます。こうして、念入りに準備した時間を経たからこそ、到達できる本番の境地。この経験が、学生たちにとって更なる一歩、より深い音楽の世界への入り口とつながっていきますように。

 

投稿:演奏学科合同研究室(文責:演奏学科教授 仲道 祐子)


2021年11月9日

全日本大学女子駅伝 歴代最高記録!

本日のブログは、10月31日(日)に開催されました「全日本大学女子駅伝対校選手権大会」の模様をご紹介します。
 

大阪芸術大学は、6年連続9回目の出場となりました!
 

1区は、舞台芸術学科2年生の北川星瑠さん。
全体的にスロースタートとなり、6.6kmのコースのうちラスト1kmで勝負をかける戦いとなりました。
そんななか、北川さんは先頭集団にしっかり続き、7位で襷をつなぎました。


最短距離の2区は、スピードランナーの放送学科4年生 城谷桜子さん。
城谷さんは、今年大きく成長し、中距離種目にて自己ベスト・好成績を残して、初めて仙台の街を走ることとなりました。

 

そんな城谷さんの走りを、3区のデザイン学科4年生 宮永光唯さんが引き継ぎます。
宮永さんは3回目の仙台です。
今年も安定した好走を見せ、後続としっかり差をつけました。
 

4区は、デザイン学科1年生 野中和佳菜さんです。
1年生にして全国大会に抜擢された野中さん、今後の活躍がとても楽しみです。
この地点で、大阪芸大は13位。


続く5区は、最長区間。
初等芸術教育学科3年生の古賀華実さんが順位をしっかりキープして、アンカーへ襷を託します。


6区 アンカーは工芸学科2年生の古原夏音さん。
なんと古原さんは、区間6位の好タイムで2校抜き、順位を押し上げました!


大阪芸術大学の記録は、2時間9分17秒 11位!


シード権(8位以内)は逃しましたが、2018年にシード権を獲得した時より18秒もタイムを縮め、歴代最高記録を更新しました。
また、12月に開催される「2021全日本大学女子選抜駅伝競走」…通称「富士山女子駅伝」の出場資格(12位以内)も得ることができました。
女子駅伝部のみなさん、お疲れさまでした!

「富士山女子駅伝」は、12月30日(木)10時スタートです。
フジテレビ系列で全国生中継されますので、こちらでも、みなさん応援よろしくお願いいたします!

 

投稿:島田(学生課)


2021年11月8日

大阪芸術大学学園祭「胡蝶の古時計」2日目

先日もご紹介しました、大阪芸術大学学園祭胡蝶の古時計
 

>>1日目の様子はコチラから
 

▼2日目の模様です!▼

 
メインストリート「天の川通り」/漫画道場鉄漫の自主制作漫画販売

 
特殊メイク研究会の傷メイク体験/探検部のランプワークショップ

 
メインステージの様子/重音テトをモチーフにした「カサナリテクスチャー」

 
自衛隊による装甲車の展示も/Caffein Zombieのゲーム体験

 
むつごろう雑技団のバルーンアート/Geidai Poker Clubのゲーム体験
 

今年は、後夜祭も行いました!
来場者のアンケートにより人気企画を決める「ミセ芸大」も復活。

イベント系企画の部
1位 芸大パフォーマンスドール

2位 写真工房


3位 小劇場劇団「群」

模擬店系企画の部
1位 写真工房


2位 むつごろう雑技団/特殊メイク研究会

 
 

学園祭実行委員会のみなさん。

 

Main Stage(メインステージ)を運営したのは、学生企画委員会のみなさん。

11号館前に設置されていた垂れ幕も、役目を終えました。

コロナ禍で企画数が絞られるなか、一つひとつのイベントの内容が大変濃いものに仕上がっていました。
学園祭に携わった全ての学生のみなさん、本当にお疲れさまでした!
感動的な、最高の学園祭を見せていただきました!


 

投稿:島田(学生課)


2021年11月5日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

先日開催されました「全日本大学女子駅伝」ですが、大阪芸術大学は11位でゴール!
シード権獲得には及びませんでしたが、自己最高記録 2時間9分17秒という快挙でした。
また、同日には学園祭2日目も行われ、こちらもとても感動的な幕引きとなりました。
女子駅伝と学園祭の模様は、改めて詳しくブログでご紹介したいと思います!
 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は…
 

<特集>大阪芸術大学オープンキャンパスリポート
 

お見逃しなく!!
 

<<オンエア情報>>
2021年11月6日(土)
奈良テレビ    18:15~18:30
テレビ和歌山   22:40~22:55

2021年11月7日(日)
サンテレビジョン 22:30~22:45

 
>>【公式】大阪芸術大学テレビ YouTubeチャンネル

投稿:島田(学生課)


2021年11月4日

卒業生の活躍―神戸市・新長田「大正筋商店街シャッターアート」

神戸市・新長田にある老舗商店街「大正筋商店街」は、1995年の阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた場所ですが、震災後、復興に力を注ぐ事で現在では多国籍の人々が混じりあう、多文化で活気のある商店街へと再生しました。そのような老舗の商店街を舞台にした「大正筋商店街シャッターアート」は店舗のシャッターに様々なアーティストが絵を描いていく企画です。2021年5月に参加アーティストが決定し、7月よりアートペイントが開始しました。今回の第一弾では、商店街に馴染みの深いアーティスト13名が参加しています。

大正筋商店街振興組合理事の(株)PLAST廣田恭佑さんは「この度は、素敵なシャッターアートが完成しました。大正筋では【成長する商店街】というテーマをしっかり持ち、アートと多様な地域住民とお店との新たな関係性が構築され、より地域に根ざした商店街として、馴染みのお客様や、若い方々にも愛され続ける事を目標としたい。」と語っておられます。

 

13名の全てのシャッターアートが完成した記念として10/9-10/10には、シャッター完成記念イベントが開催されました。完成記念イベントには、神戸のアイドル KOBerrieS♪ も駆けつけて曲を披露してくださいました。
大正筋商店街でのプロジェクトに関わる皆さんによる投票の結果...大正筋商店街賞:田岡和也さん(美術学科2005年卒業)、RCS賞:宮本明香さん(美術学科2010年卒業)、KOBerrieS♪賞:オカジマヨシコさんの3名の方々が受賞されました。おめでとうございます!副賞として大正筋商店街でお買い物が出来る商品券が授与されました。

 

田岡和也さんは「神戸には奄美群島出身の方が多く生活されています。今回、絵を描かせて頂いた【結いの島】さんは、奄美群島の特産品紹介や、奄美群島への旅行案内等をされているお店です。沖永良部島出身の店員さんと話をしていく中で、台風銀座という言葉がとても印象深く、人と自然とが共存する島と海との話をベースに絵を構成しました。奄美の海の荒々しさと優しさとが共存する、迫力ある作品が完成した実感があります。また、大正筋商店街は今の生活拠点からも近く、普段は自転車でぶらぶらと買い物をしている商店街です。地元でこのような素敵な賞を頂けた事をとても誇りに思います。」

 

宮本明香さんは「新長田で靴職人をしている夫と結婚しました。急逝してしまった義父は何十年も前からずっと、今回絵を描かせて頂いた【ホルス】のパンが大好きでいつも食べていたという話しを夫から聞き、運命的なものを感じています。義父のためにも、お世話になった長田の人々にも何か還元できるようにと、意気込んで描きました。全身を使って描くシャッターアートはスポーツにも似ていてとても気持ちがよかったです。まちに絵を残すという事は、誰かの日常に絵が溶け込むという事。私の絵が誰かの心に少しでもほっこりと温かい気持ちを芽生えさせてくれたら嬉しい。」と語っておられました。

 

他にも、中元俊介さん(デザイン学科2008年卒業)も2面のシャッターに繊細で素敵な作品を制作されています。13名が鮮やかに描いたシャッターアート作品は、商店街の通行人の多くを魅了していました。
今後も、「成長する商店街」をコンセプトに、アートの力で変化していく大正筋商店街から目が離せません。
そんな「大正筋商店街シャッターアート」に大阪芸術大学の3名の卒業生が参加アーティストとして選ばれ、それぞれの素敵な作品が大正筋商店街の活性化の一翼を担い、商店街を彩っていることをとても嬉しく思います。
皆さんもお近くにお出掛けの際には、是非、ご注目ください。
 

「大正筋商店街シャッターアート」
【ARTIST】CBA/田村秀和/田岡和也/松縄春香/首藤美幸/宮本明香/三名あたし/佐藤未瑛/オカジマヨシコ/みしまあきひろ/松本真之/中元俊介/松井コーヘー
公式ホームページ:https://taishousuji-artmuseum.com/
大正筋商店街フェイスブックページ:https://www.facebook.com/taishosuji/
後援:株式会社PLAST、神戸市 主催:大正筋商店街振興組合