2011年12月14日

うわさの美術セット

buyou001.jpg皆さんこんにちは!

先日、舞台芸術学科の先生から、面白い美術セットがあるとの情報を頂いたので早速取材に行ってきました!
伺ったのは、舞台芸術学科舞踊コース3年生の学内公演の練習
この日は、場当たりをする日でした。この「場当たり」とは、立ち位置や暗転中の動きなど稽古場では出来ないチェックをする大切なものなんです。
それが終わると音を付けての通し稽古が行われ、みんな確認した立ち位置にスムーズに移動していました。
舞台の稽古を見ていていつも思うのですが、場当たりなどで確認した位置をすぐ覚えて、実践できるってすごいですよね!

 

buyou000.jpgこの日は4曲の場当たりだったのですが、最後の曲に噂に聞いていた美術セットが登場!
設置段階ではどんな風になるのか分かりませんでしたが、照明が付くとすごい迫力で光の色が変わるたび、セットの雰囲気も変わって舞台全体のイメージが大きく変わっていました。

 

batonn.jpgこのセットのどこがおもしろいのかというと、通常の舞台では美術などのセットを使う場合、バトンと呼ばれる装置1本1本にセットを吊るしていきます。
しかし今回は、真ん中のセットを吊るのに2本、両サイドは4本を使っているそうです!
この方法は、複数本使うことで美術セットが照明と重なって舞台上に影が出来たりするので、プロでもあまりしない方法だそうです。
プロでもなかなかチャレンジしない難しい美術セットに挑戦!実際に照明がついても影はなく、とても綺麗でした。
美術スタッフだけでなく照明スタッフとの信頼関係があるからこそ素晴らしいセットが完成したんですね。
 

皆さんも、舞踊コースの学生の演技はもちろん、舞台美術から音響、照明スタッフの学生達が活躍する姿を是非見に行ってはどうでしょうか!?感動すること間違いなしですよ!

・舞台芸術学科舞踊コース3年生の学内公演・
          「Ballet&Dance3」

           日時:12月15日
        開演:15時30分から
    会場:大阪芸術大学 芸術劇場

 



2011年12月12日

広告コース実習発表会!

皆さんこんにちは!
寒さも厳しくなり、いよいよ本格的な冬がやってきました。
もしかして芸大に初雪が降るのも近いかも?!

koukokujisshuu000.jpgさて、今日は放送学科3年生の「広告実習2」の授業にお邪魔しました!!
6号館スタジオは何やら慌ただしい雰囲気……。

実は今週行われる実習発表会のリハーサルだったのです!!
1年間実習で学んできたことの集大成、しかも本番1週間前ということもあって学生の表情も真剣です。

広告コースとは、制作、アナウンス、声優、そして広告と放送学科にある4つあるコースのうちの1つ。
テレビやラジオCM、新聞、雑誌、さらにウェブなどの広告の企画や制作を行い、広告制作のノウハウを学ぶコースです!

 

koukokujisshuu001.jpg今年のテーマは『6ちゃんねる CM制作するんだがいい案が浮かばない件について』
主人公がインターネットの掲示板を通じて様々な登場人物たちとのやり取りを繰り広げるというストーリーの中、学生が制作したラジオCMやテレビCMが随所に盛り込まれます!
さすがは広告コース、アイディアの詰まった作品がいっぱいです!!

 

koukokujisshuu002.jpg学生を代表して、発表会のディレクターを務めている河名紫苑さんにインタビュー!
Q.発表会の見所を教えてください♪
『頼りない主人公が、姿の見えないネットの住人達との交流を通じてどんな成長をとげられるか。それと、パソコンを通じてやり取りしている登場人物たちがまるでお互いがそばにいるかのようなやり取りが見所です!』

Q.本番に向けての意気込みをどうぞ♪
『見に来た人が笑顔で帰ってもらえるような発表会を作り上げたいですね!』
とのこと!
広告コースの皆さん、本番頑張ってくださいネ!!

 

広告コースの実習発表会は
12月16日(金)
第1回 13:30から
第2回 15:50から
場所は6号館スタジオで2回行われます!
広告コースだけでなく放送学科の各コースの発表会も行われますので、
詳しくは6号館前でチェックしてください!!

投稿:堀岡志乃(放送学科)


2011年12月11日

林十三 個展   番画廊

katou 1208002.jpg林十三さん(美術学科専攻科81修了)の個展が10月31日から11月5日まで行なわれました。

林さんの絵画制作の方法は、黄味がかった和紙を二枚重ねキャンパスとして使用し、それを寝かした状態で5つの色彩を順次塗りながら、時々水とブラシで画面を擦り、また色彩を置いていくということを繰り返しながら完成させていきます。

 

katou 1208005.jpgこれは1940年半ばからフランスから興ったアンフォルメル(非定型の芸術)やアメリカから発生したアクション・ペインティング(運動や身振りの抽象絵画)などを源流とする抽象絵画に思えます。しかし、これなの絵画と根本的に異なる事があります。アンフォルメルやアクション・ペインティングは第二次世界大戦後人間の不条理を感じた芸術家達が理性的でクールな作品に疑問を抱き、人間のイメージ像の破壊であったり、即興性を重視した制作方法で自らの存在の探求や触覚を中心に置いた身体感覚での絵画制作が行なわれていました。
そこに「行為や過程を重視した芸術」が生まれてきたのです。

 

katou 1208001.jpg林さんの作品はこのような制作方法を取りながらも、社会状況も時代も文化も異なるこの日本で制作を続けているのには別な内容があると思われます。
作品にタイトルはありませんでしたが、タイトルとして共通しているのが「表層の言葉」です。

 

katou 1208000.jpgこれは制作方法の過程が「深層の言葉」であり、5色の色を重ねながら破壊していく過程に、色彩同士が反応し新たな色彩が発生するのを捉えようとし、そしてそこに新たな絵画言語「表層の言葉」が表れた時、手を止めるということです。作業手順は類似していますが内容は異なると思います。ヨーロッパ、アメリカのそこに行き着く歴史を考えると林さんの作品はキャンバスや絵の具、素材の状態に制作姿勢を委ねながら、作り手と作品の関係を対等に捉えているように思います。
私には事の在り様を捉えようとし自然を支配しない世界観が、林さんの作品から見えてきました。

写真はギャラリートーク中の林さんです。

報告 加藤隆明教養課程講師 協力 芸術計画学科研究室

 

 


2011年12月9日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

皆さんこんにちは!

12月に入って寒くなってきました。今までが暖かかったので、やっと冬本番と言ったところでしょうか。
今週末は、寒波がやってくるそうなので少し厚着の方がいいかもしれません。
インフルエンザも流行ってくる季節なので体調管理には十分気をつけて下さいね!

 

tv100001.jpgさて、今週の大阪芸大テレビ。
今回の放送は、一味違います。
なんと放送100回目記念特集!!
いつもご覧頂いている皆さん、ありがとうございます!
今回の放送では、大阪芸術大学グループの情報はもちろん、100回記念にふさわしい特集コーナーがあります。
まず始めは、現在、奈良県・明日香村で開催中のイベント「飛鳥アートプロジェクト2011」の話題をお伝えします!

 

tv100002.jpgこのイベントは、飛鳥の石造物群などの古代アートと現代アートとがコラボレーションし、芸術の本質を時空を超えて実証するとともに、奈良・飛鳥を世界に向かって発信するというものです。
このイベントには、大阪芸術大学も協賛していてます。
オープニングセレモニーでは、大阪芸術大学演奏学科学科長でバリトン歌手の三原剛教授が「平城山」などの曲を披露しました。この模様は、是非番組でチェックして下さいね!

 

tv100000.jpg続いては、特集コーナーです!
昨年1月の放送スタートからこの番組も100回目!
そこで今回、この番組の記念すべき第1回放送でキャスターを務めてくれた卒業生、浦田未央さんのところへお邪魔してきました。大阪芸術大学を卒業して、現在はどんな仕事をしているのか気になりますよね!
番組では、浦田さんが仕事で活躍する姿はもちろん、仕事の魅力や学生時代の思い出なんかも話して貰いました。
卒業生が社会に出て頑張っている姿、是非ご覧下さい!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜12時35分からサンテレビで放送中!
その他の局でも好評放送中です!
今回も見どころ満載、皆さん是非チェックしてくださいね!!

<<オンエア情報>>

12月9日(金)
奈良テレビ放送 22:30から 
サンテレビジョン 24:35から
北陸朝日放送 25:40から

12月10日(土)
テレビ和歌山 22:45から


2011年12月8日

大阪芸大メディアキャンパス–開け!アートの扉–

こんにちは!ラジオ大阪(OBC1314)にて毎週木曜日に絶賛放送中の「大阪芸大メディアキャンパス–開け!アートの扉–」にてアシスタントパーソナリティを務めている加藤万梨子です!

 

さあ、12月も2週目に突入し街並みはどんどんクリスマスムード一色に染まって来ましたね!この大阪芸大ブログでも、芸大で行われるクリスマスイベントを紹介する記事が増えてきて自然とワクワクしてしまいます!私が学生だった頃にも、放送学科のある6号館を出ると目の前にある大きなクリスマスツリーとイルミネーションが見えて普段の芸大とは全く違った雰囲気に胸を踊らせていたことを思い出します。そして、今週はなんとメディキャンからもリスナーの皆さんへ、ちょっと早めのクリスマスプレゼントをご用意いたしました!ぜひぜひ応募してステキなクリスマスをすごしませんか?

 

さあ、今週もメディキャンの聴き所をたっぷりご紹介します!

メディキャンと言えばまずはこのコーナー!毎回大阪芸大にゆかりのある豪華なゲストをお迎えして、メインパーソナリティの塚本先生とのトークを繰り広げるこのコーナー「ゲストの扉」からご紹介します!

111208medikyan001.jpg今回のゲストは、先週に引き続き、大阪芸術大学「音楽学科」出身のシンガーソングライター、杉瀬陽子さんです。 杉瀬陽子さんは、大阪芸術大学「音楽学科」で作曲を学んだのち、バンドや弾き語りの形態を問わず、関西を中心に活躍されています。そして今年6月にHappiness Recordsよりファーストアルバム『音画(おんが)』をリリースされました!
先週は、楽器に触れたきっかけや、大阪芸術大学に進もうと思われたのは、いつだったのか?などをお話ししてくださいました!

 

 

medhikyan0001.jpg今日の放送では、杉瀬さんが昔からなぜか不思議と縁があるという『京都』でのファーストアルバムのジャケット撮影のお話から始まります!なんと何も知らずに選んだこの京都の撮影現場が、またまた杉瀬さんとちょっとしたご縁があったんだそうです。さていったいどんなご縁があったのでしょうか?そして、杉瀬さんの作詞作曲の裏話や、全国を周られたライブツアーのお話もたっぷりとしてくださいます!
さらに、今週も杉瀬さんの生ライブがありますよ!
杉瀬さんワールド全開のトークと生ライブ、必聴です!

 

 

さあ続いては、関西一円のアートシーンをご紹介する「アートシーンウォッチング」のコーナをご紹介します!

 

111208medikyan002.jpg大阪の冬の風物詩といえば、なんといっても、中之島がまばゆい光に包まれる「OSAKA光のルネサンス」ですよね。いつもは見慣れた大阪の街が、この日はおとぎの国に大変身!
リバーサイドがファンタジックな光に包まれ、川にはイルミネーション・クルーズが行き交い、夢のような世界が広がります!

今日は先週に引き続き、この光のアート作品展「四季彩 FOUR SEAZON」をプロデュースされた大阪芸術大学「環境デザイン学科」の教授で、造形作家の『壺井勘也先生』と、プロジェクトチームの学生さんたちにお越しいただきました。

今週はこのプロジェクトに掛ける学生さんの声や、教授の想いをお話して下いますので、お楽しみに!
 

 

111208medikyan000.jpgさあそして、今日のプレゼント!今回は豪華2本立てです!

まず1つ目のプレゼント。今週のゲストのシンガーソングライター『杉瀬陽子さん』のファーストアルバム「音画(おんが)」をサイン入りで、お一人様にプレゼントします!

そして、メディキャンからのクリスマスプレゼント!12月17日に開催される「大阪芸術大学クリスマス・ポップス・コンサート2011」のチケットをペア5組、計10名様に差し上げます。
プレゼントの応募方法は、今日の放送でチェックして是非ゲットしてくださいね!

 

 

 

さあ、今日の放送もラジオ大阪(OBC1314)にて深夜24時から1時間、アート情報満載でお送りします!

もちろん、ラジオドラマ劇場「テアトル山田」のコーナーもありますので、今日の放送もぜひ聴いてくださいね(*^_^*)