2017年2月13日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

2月11日(土祝)と12日(日)の「卒業制作展×キャンパス見学会+進学相談会」にお越しくださいましたみなさん、ありがとうございました!

 

総合体育館第2アリーナでは、いつものオープンキャンパスをぎゅっと凝縮して、相談コーナーや体験コーナーを設置。
各学科のブースでは、進路相談だけでなく、普段描いている作品をプロの先生方に添削してもらっている参加者の姿も。
私も高校生の時、自分の作品を持って大学に行ったことを思い出しました。
高校や画塾では気づけなかった視点を知ることができたり、自分のめざすものと大学の学びが一致しているかどうか確認することもでき、大変参考になったことを覚えています!

   

また、体験コーナーも大人気!!
みなさんとっても楽しそうに参加してくださっていました。
ご来場いただき、誠にありがとうございました!!

「キャンパス見学会+進学相談会」は終わってしまいましたが、卒業制作展」は今月19日(日)まで開催しています!!>>卒展詳細はコチラ
卒展の詳しい模様は、後日改めてブログでご紹介します★

 
 

さて、今日は、大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長・舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています!

今日のゲストは、先週に引き続き、映像学科卒業生でカメラマンの橋本清明さんです!

 

今回は、大阪芸術大学時代の話についてお話しいただきます!
話題になったのは、橋本さんが手がけられた卒業制作の映像作品について。
みなさん、「鬼畜大宴会」という作品をご存知ではないでしょうか?
同・映像学科卒業生の熊切和嘉さんが監督し、「第20回ぴあフィルムフェスティバル」で準グランプリを受賞。
学生の作品ながら異例の劇場公開、ロングランヒット作になったという、大阪芸大では伝説の卒業制作とも言える作品なのですが…
実はこの作品を撮影されたのは、橋本さんなんです!!
その制作のウラ話についても話されますので、お聴き逃しなく♪

「大阪芸大スカイキャンパス」
2月13日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

   

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年2月10日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

このブログでも散々告知をしてきましたが…
明日2月11日(土祝)から、「卒業制作展」がスタートしますよ!!
私、毎年この卒展がとっても楽しみなんです♪
普段からキャンパス内にはさまざまなアート作品が展示されている大阪芸術大学ですが、やっぱり卒業制作は、ひと味違います!!
今年はどんな作品が展示されているのか…今からワクワクしています★
もちろん、ブログでも展示の様子をどんどんご紹介します!
また、11日(土祝)と12日(日)の2日間、総合体育館第2アリーナで開催する「キャンパス見学会+進学相談会」にも、ぜひお越しください!

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、「第8回 高円宮殿記念根付コンペティション記念展」の話題からお伝えします!
本学客員教授の高円宮妃久子殿下と、高円宮憲仁親王殿下の両殿下を記念して、2009年から開催されているこのコンペティション。
今回は、大阪芸術大学グループ各校から158点の根付作品の応募があり、さらに高円宮家の根付コレクションや、妃殿下ご自身が撮影された「旅する根付」の写真パネルも展示されました。
今年の高円宮賞受賞作品は、どんな作品なのでしょう!?

 

続いて、堂島リバーフォーラムで行われた「ミュージックフェスティバル チームラボジャングル」の模様をご紹介!
このイベントは、さまざまな映像作品やデジタルアートで世界中から注目されているアーティスト集団「チームラボ」が主催するもの。
大阪芸術大学も、今年4月開設のアートサイエンス学科の取り組みの1つとして、このイベントに協賛しました。
開催先日には、大阪芸大関係者やアートサイエンス学科入学予定者を招き、特別内覧会を開催し、本学客員教授でチームラボ代表取締役の猪子寿之先生によるレクチャーも行われました!

 

3つ目のニュースは、「We are Sneaker Ages」グランプリ大会の話題です!!
軽音楽系クラブに所属する高校生・中学生を対象に、産経新聞社と三木楽器グループ主催で行われているイベントで、昨年の開催で37回目を迎えます。
昨年も、大阪芸大グループが特別協賛し、キャンパスでの参加校説明会や、演奏学科の先生方によるサウンドクリニックなど、さまざまな形で大会を応援してきました。
栄えあるグランプリ校賞を受賞した高校は…?番組でその演奏をお聴きください♪

 

そして、最後にもう1つ!
毎年、1月9日から11日に行われる祭礼「十日戎」。
この祭礼を行っている今宮戎神社の玄関に、大阪芸術大学附属松ヶ鼻幼稚園の園児たちが制作した作品が飾られました!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時45分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
2月10日(金)
サンテレビジョン 24:45から
2月11日(土)
奈良テレビ放送 18:15から
テレビ和歌山 22:30から


2017年2月9日

映像学科学生が監督したドキュメンタリー作品上映中!

現在、大阪市西区にある映画館「シネ・ヌーヴォ」で、映像学科の田中健太さんが監督したドキュメンタリー映画「ぼくと駄菓子のいえ」が上映されています!!


舞台は、大阪府富田林市にある駄菓子屋「風和里(ふわり)」。
この店を営むのは、松本明美さんと娘よしえさんです。
「風和里」に通う子どもたちの中には、親の離婚や育児放棄、学校のいじめなどに悩み、居場所を求めてやってくる子が少なくありません。
子どもたちを時に厳しく叱り、またある時には母親のように優しく接する明美さんとよしえさん。
そんな子どもたちとの交流と成長を描いた作品になっています。

 

2月4日(土)から10日(金)にかけては、上映後に日替わりのトークイベントを開催!
私が会場にお邪魔した日は、映像学科長の大森一樹先生がいらっしゃっていました!

 

大森先生
「大阪芸術大学映像学科では近年、ドキュメンタリー作品が強い。
私の分野である劇映画(フィクション映画)は、シナリオがあって、それを映像化していく。
しかし、役者がどんなに上手く演じても、やはり本物には敵わないと思う。
また、田中くんの作品は、ドキュメンタリーではあるけれど、撮ったものをそのまま紹介している訳ではない。
きちんと自分の考えに沿って編集している。
そういう点では、劇映画と通じる部分もあり、大変良いと思う。」


大森先生がおっしゃるように、田中さんの作品は、そのシーンで見てもらいたい部分がはっきりと分かるような映像の繋ぎ方をしていると感じました。
例えば、明美さんが厳しく叱っているシーンでは、子どもたちが明美さんをじっと見つめる表情のカットが効果的に入れられていたりします。


 
監督の田中さんにお話を聞いてきました!!
 

◆なぜこの駄菓子屋さんを題材にしようと思ったのですか?
1年生の時に原一男先生の授業で「魅力的なおばあちゃんを探す」というレポートの授業があり、そこで出会ったのが「風和里」の明美さん。
レポートしていく中で、「風和里」が子どもたちにとっての居場所になっているという側面を知って非常に驚きました。
私は、中学時代不登校だったので、子どもたちの姿が自分自身とも重なって、なんとか映画にできないかと思ったのがきっかけで、3年かけて撮影を行いました。

◆苦労したことは何ですか?
ドキュメンタリーは、生身の人間を題材にする訳ですが、カメラの前で自分が苦しい部分を話すのはあまりしたくないことだと思います。
こちらが強引に聞き出すとかではなく、素直にカメラの前でしゃべってもらえる関係を作っていくのには、時間がかかりました。

◆実際に映画館で上映されることになって感じたことは?
自分が撮ったものに対して、何か感じてもらえる部分があるというのを、お客さんから生で聞けるのが嬉しいです。

◆本日のトークショーに出演された大森先生には、どんなことを教わりましたか?
「キスをしている男女」と「歯を磨いている女性」の2つのカットがあったとして、どちらを先に見せるかで、意味が変わってくる…
そんな話を授業で聞いて、編集というものが持っている力を感じました。
同時に、編集次第で事実を捻じ曲げられるという重さも知り、ずっと心の中に留めながらこの映画を作りました。

 
インタビューさせていただいた中で、田中さんのコメントの節々から、ドキュメンタリー作品を制作する難しさや奥深さを感じました。
田中さん、ありがとうございました!!

 
「ぼくと駄菓子のいえ」は、3月3日(金)まで、シネ・ヌーヴォにて上映中!!
また、全国順次公開予定です。
ぜひ、映画館で作品をご覧ください★

 
 
投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年2月7日

山本修司作品展(F8)ギャラリー白 10/ 3-8

以前、山本氏の作品は紹介した。今回はインクジェットプリントを基底に制作した絵画作品ではなく、立体作品をみる。ちいさな石粒を接着し光源を内に包み込む。内の光は石粒を透過し外に奇妙な光と空間を伝える。一見すると照明器具に見える。山本氏は「照明器具ではありません」と記す。

まずは光を内から照らし物質を透過させることに、何をみせているのを考える。「内なるものを内から体験する」と「内なるものを外から体験する」は何が違うのか。それは表層と物体世界の違いだろう。物体を通過する光はその物体の性質に影響を受け、物体光として私たちが体験する。三次元物体が光の透過により不可解な深みの映像として体験する。ここに触ることとは異なる触覚的映像を感じることができる。山本氏のインクジェットプリント風景を融解し、絵具で構築した世界と類似する光体験があった。

 

山本氏のコメント

学生時代この大学で絵を学ぶ事に疑問を持ち2回生からヨーロッパ留学計画を企み、3ヶ月ほど旅行に出かけました。フランスを中心に動いてみたのですが、まず気付かされたのがその頃私が目標にしていた作品がもう嫌ほどあった事です。私の旅は、絵を描く理由を失う事から始まりました。アカデミックな美術館は一通り巡り、打ちのめされていた頃、ポンピドゥ・センターなどのファインアートに巡り会い、過去の憧れから、今やるべき事が見つかった気がしました。
表現することを一からやり直す為に3回生の履修をするぎりぎりに帰国し泉茂ゼミを選択しました。師には教えられると言うよりも自由にやりたいことが出来る環境を貰っていたと思います。
作品は、自分なりに縦横斜めからできる面を理解することから始めています。作品は斜めの定義を角度変化させることにより曲線化し、ベースになるキャンバスも曲面化しました。
今続けている作品は、複雑な形態を持ちながらも日常見る光景(素材)をモティーフにし、精神の痕跡を残す事に努めています。

 

 

※ 1980年代学生の頃 版画とその後の絵画作品

報告 教養課程講師 加藤隆明  協力 芸術計画学科合同研究室


2017年2月6日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

いよいよ今週末、2月11日(土祝)から、「卒業制作展×キャンパス見学会+進学相談会」を開催します!!
「卒業制作展」では、学生たちが学生生活の集大成として制作した卒業制作作品を一堂に展示!
絵画や彫刻などの造形作品が展示されるだけでなく、映像作品の上映会や演奏会、卒業論文発表会など、各学科の特色あふれた内容になっています♪
そして、「キャンパス見学会+進学相談会」は、総合体育館第2アリーナをメイン会場に、各学科の施設でもさまざまな企画をご用意しています!
学生たちの卒業制作を楽しみながら、大阪芸大の学びを体感しませんか?

>>「平成28年度大阪芸術大学卒業制作展」詳細
>>「キャンパス見学会+進学相談会」詳細

さて、今日は、大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長・舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています!

今日のゲストは、映像学科卒業生でカメラマンの橋本清明さんです!

P1070161 P1070196

橋本さんは、同学科卒業生の熊切和嘉さん監督作品「ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-」をはじめ、数多くの映画やCM、映像作品の撮影をされてきました。
今回は、橋本さんの幼少期時代から大阪芸術大学に入学するまでのお話を伺います。
外で遊ぶより、図書館で本を読んだり絵を描いたりするのが好きな少年だったそうですが、映画の道に進もうと思ったきっかけは何だったんでしょうか?
今夜の放送、お聴き逃しなく!!

「大阪芸大スカイキャンパス」
2月6日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

投稿:島田(企画広報部事務室)