2017年9月27日

テキスタイル・染織コース作品展「染め染゛め」

現在、大阪芸術大学芸術情報センター1階展示ホールで、工芸学科テキスタイル・染織コースの作品展「染め染゛め(そめぞめ)」を開催中!
大阪芸術大学の15学科の中でも、工芸学科は盛んに展覧会を行っています!!
今回の展示は、テキスタイル・染織コースで学ぶ3年生と4年生が、授業の一環として合同で行っているものです。


テキスタイル・染織コースでは、”布”の芸術に新しい創作をめざして、染色、織物、繊維の造形(ファイバー・アート)、創作的なファッション(アートウェア)などについて学びます。

展示されている作品も、その技法や表現がとても多彩です。

織物だけで見ても、平織りや綴織り、絣織り、ロートン織りなど、作品によって技法はさまざま。
織り方によって、布の表情が全く違うんです!


平面作品は、ロウ染めの色鮮やかな作品や、インクジェットプリントで表現されたもの、素描のイラストも展示されていました。


浴衣もたくさん並んでおり、どれも絶妙な色遣い。
着用したところも見てみたくなります。


展示は、明日28日(木)まで!(最終日のため、13時まで!)
間もなく終了となりますので、みなさんお早めに足を運んでみてくださいね!!

 

 
大阪芸術大学工芸学科テキスタイル・染織コース作品展
「染め染゛め」
9月25日(月)~28日(木) 10:00~18:00(最終日は13:00)
芸術情報センター1階展示ホール

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年9月26日

写真学科でドローン特別授業!

最近「ドローン」という単語を耳にしたり、ドローンで撮影した映像に触れる機会が格段に増えましたよね。
元々は軍事用で利用されていましたが、近年はモバイル技術の進歩やバッテリーの小型化によって、革新的に広がりました。
映像表現においても、ドローンによる空撮は、いま身につけておくべきスキルとして注目されています!
しかし、みなさんはこのドローンについて、どれくらい知っていますか?
「資格や免許がないと飛ばせないのか?」「無許可に飛ばしたら罪になるのか?」
上記のような質問に、なかなか明確に答えられる人は少ないのでは…?

今日のブログは、ドローンについて講義された特別授業の模様をご紹介します。


9月14日(木)、写真学科で「ドローンの利活用と今後の展望について」と題した特別授業が行われました!
担当してくださったのは、一般社団法人 ドローン撮影クリエイターズ協会 代表理事の坂口博紀さんです。
(ドローン撮影クリエイターズ協会とは、ドローンを用いた撮影や操縦技術の向上、安全運営管理者の育成などを目的に2015年に発足した協会です。)

授業では、ドローンって一体何なのか、その活用方法や、改正航空法について学生たちに伝えていただきました。


ドローンとは、無人航空機(※改正航空法で定義されているものは200g未満の重量のものを除く)のこと。
飛行機・回転翼航空機・滑走機・飛行船などで構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作または自動操縦により飛行させることができるものを指します。
私たちが普段ドローンと呼んでいるのは、そのうちの回転翼機で、マルチコプターと呼ばれるもの。
マルチコプターはホバリングが安定しており、その活用方法は、農薬散布や土木工事、測量、撮影、配達・輸送、防災など多岐に亘ります!
人間が入れない危険な場所での作業が可能になったり、今まで足場を組んでやっていたことをドローンで行うことでコストダウンに繋がったりと、さまざまなことを実現しているんです。


そんな未来の可能性を広げるドローンですが、その普及に伴い、安全を確保するため、航空法が見直されました。
それが、2015年12月10日に施行した改正航空法です。

世界でもトップレベルで厳しい法律だそうで、人口密集地空港周辺地上から150m以上の高さなど、国土交通省の飛行許可が必要な空域というのが定められています。
ちなみにこの条件では、大阪芸術大学のキャンパスは飛行可能な空域ではあるみたいですが…定められているのは空域だけでなく飛行方法にもたくさんのルールがあります。
例えば、日中の飛行でなければいけなかったり、第三者や建物から30mの距離を確保しなければならなかったり、またイベント会場の上空を飛ばすことも禁止されています。
でも、イベントでこそドローンを飛ばしたいだとか、夜景を撮りたいとか、そういう場面って多いですよね。
つまり、ドローンを飛ばすためには、許可申請が必要なケースが非常に多いということになります。
無許可で大丈夫だと思ってドローンを飛ばしたら罪になってしまった…なんて洒落になりませんから、ドローンを扱う場合は許可申請を行いましょう。

さらに、重要施設の周辺においては2016年4月7日に施行された小型無人機等飛行禁止法という法律で取り締まられていますし、他にも電波法や道路交通法など、ドローン飛行においてはさまざまな法令を考慮しなければいけません。


そんな話を受けて難しい顔をする学生たちに、坂口さんは、
「僕の話を聞いて、ドローン飛ばすの怖いな、面倒だなと思う人もいるかも知れない。
でも、これらの法律は知っておいてほしい。こういうルールがあるんだなと頭に置いた上で、ドローンを扱ってほしい。」と話されました。
決して気軽に飛ばすものではありませんが、法律を守れば誰でも扱うことができる機材だということを、学生たちに伝えてくださいました。
 

講義のあとは、学内のグラウンドで実演も行ってくださいました!!
今回紹介されたのは、2種類。

 

こちらは、DJIのInspire 2

そして、こちらが同じくDJIのMatrice 600

プロフェッショナル空撮や産業用途向けに開発されたドローンで、多様なカメラが搭載可能です。
今回は、フルサイズの一眼レフデジタルカメラとして人気の高い、Canonの5DMark4がセットされていました!

坂口さんたちのサポートのもと、学生たちもドローンのカメラワークに挑戦!!
先ほどの講義では難しそうな表情をしていたのに、実際に機材に触れられる場面では生き生きとした様子です!笑
写真学科の学生たちは、やっぱり撮影が好きなんですね。

 

実演中も、「ドローンにはあまりズームレンズは使わない。重さの関係もあるけれど、ドローン自体が被写体に自由に近づけるので、単焦点レンズが多いです。」
「カメラマンは自分の目線で捉えられるもので作品づくりを考えるけど、ドローンがあればその視野を広げることができる。」など、さまざまな話を聞くことができました。
かく言う私も、実はドローンに興味津々。
この日のお話を、メモ帳にびっしり書き留めさせていただきました。


授業の最後には、「カメラを担ぐのと同じ感覚で、ドローンが撮影のツールの一つになったらなと思います。」と語られた坂口さん。
静止画はもちろん、映像表現にも果敢に挑戦する写真学科の学びにおいて、ドローンでの空撮はどんな表現に繋がっていくのか?
期待膨らむ大変素敵な授業でした!
坂口さん、ドローン撮影クリエイターズ協会のみなさん、ありがとうございました!

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年9月25日

女子駅伝結果+ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

9月23日(土祝)、神戸しあわせの村で開催された「第27回関西学生対校女子駅伝競走大会」に、大阪芸術大学女子駅伝部が出場しました!!
この大会は、10月に仙台で行われる「第35回全日本大学女子駅伝対校選手権大会関西地区予選を兼ねて行われています。
関西予選では、シード校3校を除いた上位3校が全国大会への切符を手にできることになっており、
大阪芸術大学は見事、総合5位(関西2位)でゴール!
2年連続5回目の全国大会出場が決定しました!

1位 京都産業大学(1:39:12)(シード)
2位 大阪学院大学A(1:40:10)(シード)
3位 関西大学(1:40:56)(関西1位)
4位 立命館大学(1:41:05)(シード)
5位 大阪芸術大学(1:42:02)(関西2位)
6位 関西外国語大学(1:43:17)(関西3位)

おめでとうございます!!

女子駅伝の活動は、「大阪芸術大学女子駅伝部のブログ」で随時更新されていますので、こちらもチェックしてみてください!
>>大阪芸術大学女子駅伝部のブログ
 

さて、今日は、大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長・舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています!

今日の放送は、先週に引き続きスペシャルバージョンでお届けします。
いつも番組を収録している、あべのハルカス24階の「大阪芸術大学スカイキャンパス」を飛び出して、京都・太秦にある「東映京都撮影所」から番組をお送りします!
ゲストは、大阪芸術大学映像学科2年生のみなさんです!

 

この東映京都撮影所に隣接する「東映太秦映画村」では、田中光敏先生が担当されている授業の一環で、ショートフィルム制作の実習が行われました。
番組に出演するのは、その実習を受けている学生たち!
今回は、田中先生から学生に向けてさまざまな質問が飛び出します!
「どういう思いで映像学科に入学したの?」「目標や夢は?」「大学生活において楽しいことって何?」など、”現役学生の生の声”がたっぷり聴ける内容になっていますよ!!
お聴き逃しなく★
 

「大阪芸大スカイキャンパス」
9月25日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年9月22日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

突然ですが、いつもご覧いただいている「大阪芸大テレビ」、実は今週の放送で第400回になります!
2010年1月から地上波放送をスタートしたこの番組は、現在で約7年9ヶ月続いています。
次は500回放送をめざして、ますますパワーアップしてまいります!
今後ともよろしくお願いいたします(*^^*)

 

という訳で、記念すべき400回目の放送内容は…
大阪芸大テレビ音楽祭 Jazz&Pops」です!!
もうすっかりお馴染みとなった音楽祭。
今回は、昨年7月にサンケイホールブリーゼで行った演奏学科ポピュラー音楽コースの演奏会「Jazz&Pops」の中から、学生バンドのオリジナル曲をお届けします!

 

1曲目は、Santa Mattaのインストゥルメンタル「R」♪
そしてもう1曲は、2代目ジェニファーバンドの「summer dream」をお送りいたします♪♪
どちらも素敵な楽曲ですので、ぜひお聴きくださいね!

 

★今年も、「Jazz&Pops」を開催します!★
10月24日(木)、サンケイホールブリーゼにて行います!!
>>詳しくはコチラ

 

「大阪芸大テレビ」は奈良テレビ放送、テレビ和歌山、サンテレビジョンで放送中!
みなさんぜひご覧ください!!

<<オンエア情報>>
9月23日(土)
奈良テレビ放送 18:15から
テレビ和歌山 23:00から ※放送時間変更
9月24日(日)
サンテレビジョン 22:30から


2017年9月20日

すごキャン結果発表!!

9月10日(日)、「すごいよ!キャンパスター ヴォーカルコンテストvol.2」の決勝大会が行われました。


■すごいよ!キャンパスターとは?
大阪芸術大学株式会社ギザGIZA studio)がタッグを組んで、高校生の中からアーティストとして可能性を感じる人材を発掘し、
大阪芸大在学中にメジャーデビューをめざして育成、まさにキャンパスから出るスター”キャンパスター“を生み出そう!という新人発掘プロジェクトです。
大阪芸大オープンキャンパスでのエントリーを中心に、たくさんの方からご応募いただきました。
>>詳細はコチラ

GIZA studioは1998年に設立。
倉木麻衣愛内里菜GARNET CROW小松未歩など、関西出身・在住アーティストを多数輩出してきたメジャーレコード会社です。

決勝大会の舞台となったのは、心斎橋にありますGIZAのライブハウス「hills パン工場」。
数々のアーティストたちがライブを行った場所だと思うと、ステージを見るだけで感動もひとしおです。

今回の決勝大会には、予選を通過したファイナリストの高校生10名が参加しました。

審査員として出席されたのは、1983年ヤマハのヴォーカルオーディション“ザ・デビュー”にてグランプリを獲得しデビューし、音楽活動以外にも、舞台やテレビ番組に出演など幅広く活躍されている演奏学科ポピュラー音楽コース准教授の森川美穂先生。
また、GIZAからはレーベルマネジメント 曲手秀昭さん、制作チーフディレクター 寺尾広先生、アーティストデベロッパー・音楽評論家 斉田才先生。(寺尾先生と斉田先生はポピュラー音楽コースでも講師として教鞭を取られています)
そしてZARDライブでのマニピュレーター、数々のアーティストサポートもされる、GIZAのレコーディングチーフエンジニア大藪拓さんです。

まずは、プロフィール写真の撮影をしてリハーサル。
ライティングもPAも本番同様の環境で念入りにチェックします。

  

少し休憩を挟んだら、さぁ歌唱審査!!
先ほどまでは緊張した表情だった高校生の皆さんですが、ここでヴォーカリストとしてのスイッチが入ります!!

   

有名なポップチューンでフロアを沸かす人もいれば、バラードの名曲でオーディエンスの涙を誘う人、リリック全てが英語の洋楽を歌い上げる人など、それぞれの得意分野で戦いました!

  

審査員からは、「普段からステージに立たれていますか?」「楽曲チョイスの意図は?」「将来やりたいことは?」などさまざまな質問も飛び出しました。

さぁ、気になる審査の結果は…!?

 

グランプリ 高校3年生 溝俣七海さん

準グランプリ 高校1年生 高山侑里香さん

奨励賞 高校3年生 松下幸之助さん

おめでとうございます!!
見事グランプリに輝いた溝俣さんは、大阪芸大の入学手続納入金免除の他に、GIZA育成契約が結ばれます!
「まさか呼ばれると思わなかった」と驚いた表情を見せた溝俣さん。
これから、大学での授業とGIZAのレッスンを受けながら、プロのヴォーカリストをめざしてがんばってください。

出場されましたファイナリストのみなさん、お疲れさまでした!
全員、本当に素晴らしい歌声でした。

またコンテストの模様は後日「大阪芸大テレビ」番組内でオンエア予定です。
放送日程が決まりましたら、改めてこちらのブログでも告知させていただきます。

 

投稿:藤中(藝術研究所)