2017年12月6日

指揮者 三ツ橋敬子さんが「第九」合唱指導!

今年も残すところ、あと1ヶ月を切りました。
これから一気に年末ムードになるかと思いますが、年末と言えば、「第九」のコンサートが増える印象ですよね。
第九は正式には「交響曲第9番ニ短調作品125」と言い、ベートーヴェンが手がけた交響曲の9番目にして最後の作品。
世界中で愛されている楽曲ですが、実は年末に好んで演奏するのは日本だけなんだそうです。
戦後間もない頃の日本では、第九は”必ず客が入る曲”として人気を誇っていたそう。
楽団員たちが安心して新年を迎えるための臨時収入を目的に、年末に演奏することが多くなり、”年末=第九”が定着したと言われています。

明日 12月7日(木)に開催される「大阪芸術大学特別演奏会」でも、この曲が演奏される予定です!!
>>詳細はコチラ

そして、12月24日(日)には、貝塚市民文化会館 コスモスシアターにて、第九の演奏会が開催されます♪
指揮はヨーロッパを拠点に活躍されている三ツ橋敬子さん。
演奏は、関西フィルハーモニー管弦楽団のみなさんです!
この演奏会に、合唱として大阪芸術大学混声合唱団が参加!!
また、音楽教育学科卒業・大学院修了生の木佐麻友子さんがソプラノ、演奏学科声楽コース4年生の太島優希さんがメゾソプラノ、音楽学科卒業・大学院修了生の秋本靖仁さんがテノールの独唱をつとめます!


先日、三ツ橋さんが大阪芸術大学へお越しになり、学生たちの指導にあたってくださいました!!


三ツ橋さんは第10回アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで、史上最年少・女性指揮者として初となる優勝、聴衆賞、アントニオ・ペドロッティ協会賞をトリプル受賞されたほか、さまざまなコンクールにて受賞。
2009年には、征爾音楽塾及びサイトウ・キネン・フェスティバル松本にて小澤征爾さんのアシスタントを務められ、その後も数々の公演に参加されました。
2015年には群馬交響楽団創立70周年記念オペラ「蝶々夫人」を手掛けられ、昨年はタン・ドゥンさんと共にサントリーホール30周年記念 国際作曲委嘱作品再演シリーズで「武満徹:ジェモー(双子座)」を指揮され、成功に導かれています。
また、2009年Newsweek Japan誌では、「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれている方なんですよ!!

 

はじめに三ツ橋さんから学生たちに伝えられたのは、「言葉の意味を理解して歌うこと」「音楽がどこへ向かっているのか、目標を意識すること」「それぞれのパートをしっかり担い、コーラスとしての表現を考えること」の3つ。

第九は全体で約70分におよぶ演奏時間ですが、声楽パートがあるのは第4楽章(終わりの約20分)のみ。
有名な「歓喜の歌」と言われている楽章で、弦楽器の軽やかなメロディーや、管楽器による盛り上げ方など、ベートーヴェンの作風の集大成とクライマックスにふさわしい曲調ですよね。
ベートーヴェンが第九に込めたのは、”友人や愛する人のいる人生の素晴らしさ”なのだそうです!

 

三ツ橋さんは、「今歌った1フレーズの中で、どの言葉を一番に言いたいと思う?」と問いかけられました。
また、「フォルテがついている部分は、ただ強く歌うだけではなく、その歌が伝えたい部分だということを意識して」とも話されました。

さあ、本番ではどんな合唱が披露されるのでしょうか?
乞うご期待!!

 

ベートーベン「交響曲第9番」演奏会
開演 14:00~
貝塚市民文化会館 コスモスシアター
>>詳しくはコチラ

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年12月4日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

立冬が過ぎてもまだまだ秋…と思っていたら、12月に入って一段と冬らしい寒さになってきました。
コートはもちろんですが、手袋やマフラーなどの小物も手放せなくなる時期!
私も、今このブログを打ちながら、冷えた足元にヒーターの風を当てています(>_<)
みなさん、風邪など引かれないように注意してくださいね!
 

さて、今日は、大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長・舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています!

今日のゲストは、先週に引き続き、映像計画学科(現:映像学科)出身で映画監督や脚本家として活躍されている、株式会社ガイナックス代表取締役社長の山賀博之さんです!

 

今回は、山賀さんがプロデューサーを務められたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」について語られます!!
社会現象にまでなった「エヴァ」に携わることになったきっかけや、制作秘話など、聞き逃せないお話ばかり!
また、大阪芸術大学に入学して良かったことや、今夢を追う若者へのメッセージも、お聞きしました♪
みなさん、ぜひお聴きください!!
 

「大阪芸大スカイキャンパス」
12月4日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年12月1日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

12になりましたので、今月の大阪芸術大学イベント情報をお伝えします♪

「平成29年度 大阪芸術大学特別演奏会」
12月7日(木)/フェスティバルホール
「第9回 高円宮殿下記念 根付コンペティション記念展」
12月8日(金)~24日(日)/大阪芸術大学スカイキャンパス
「大阪芸術大学クリスマス・ポップスコンサート2017」
12月16日(土)/大阪市中央公会堂
「朝日・大学シンポジウム 声優学概論 聖夜の声優 声は未来だ!」
12月24日(日)/大阪国際交流センター

すでにほぼ満席になっているイベントもございますので、参加をご希望の方はお早めにご確認ください!(それぞれのイベントをクリックすると、詳細ページに飛びます)

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、こちらも満員御礼となった、大阪芸術大学 第39回オペラ公演「魔笛」の模様からお伝えします♪
毎年、学内の芸術劇場で開催してきたオペラ公演ですが、今年度はなんと学外に飛び出し、NHK大阪ホールで公演を行いました。
また例年と違ったさまざまな試みもあり、いつもとはひと味違ったオペラとなりました!
詳しくは、番組でご覧ください!!

 

続いて、特集コーナーです!
今回は、番組のマスコットキャラクターのダイちゃんが、短期大学部伊丹学舎で行われた学園祭・通称「芸短祭」に行ってきました★
ちなみに、ゲイちゃんはお留守番だったみたいです…。笑
模擬店を巡ったり、会場にいる学生やお客さんと交流するダイちゃん♪
どんなイベントを見つけたのかな?

   

 

「大阪芸大テレビ」は奈良テレビ放送、テレビ和歌山、サンテレビジョンで放送中!
みなさんぜひご覧ください!!

<<オンエア情報>>
12月2日(土)
テレビ和歌山 22:30から
12月3日(日)
奈良テレビ放送 19:15から ※放送時間変更
サンテレビジョン 22:30から


2017年11月30日

バドミントン部 OB戦 開催されました!!

毎年恒例となったバトミントン部のOB戦が、11月19日(日)に総合体育館第一アリーナで開催されました。当日は、バドミントン部の先輩方をお招きして、在校生とともに試合を行い、交流を深めました。


先輩方は、久しぶりに芸大に戻って来られて、在校生当時のことを思い出しながらプレーされていた様子です。また、家族連れで参加された方もあり、小さな子どもたちもラケットを持って、お父さんお母さんと一緒にバドミントンを楽しんでいる様子がほのぼのとしていました。

 

バドミントンの試合結果だけではなく、このような先輩と後輩が、人と人とが親睦を深めることも大切です。これからも、このようなOB戦を続け親睦を深めていきたいと思っています。

 

報告者:バドミントン部顧問 川村(就職課)


2017年11月28日

今年のダ・ヴィンチ大賞は…?

世紀のダ・ヴィンチを探せ!高校生アートコンペティション2017」の結果をご報告します!!

このコンペティションは、ルネッサンスの巨匠 レオナルド・ダ・ヴィンチに続く21世紀のダ・ヴィンチを探そうと、大阪芸術大学グループが2007年度から開催しているものです。
高校生を対象として開催され、11回目となる今年は、46都道府県より421校から2326点の作品が寄せられました。

11月26日(日)、その授賞式が行われました!


入選>77名から順に発表され、<特別賞>16名、<優秀賞>14名、<審査委員長賞>2名、

 

そして<銅賞>、<銀賞>、<金賞>…


最後に、<ダ・ヴィンチ大賞>が発表されました!!

 

受賞したのは、広島県立府中高等学校の瀬良勇太さんが制作した【放送分野】の作品「島は”毒ガス島”だった~大久野島の毒ガス製造~」です!


授賞式でなかなか名前が呼ばれず、大変な賞を受賞するのかも知れないとドキドキされていたという瀬良さん。
受賞した感想を伺うと、「純粋に嬉しく、自分の自信にも繋がりました。(大阪芸大に入学したら)プロの先生方にこれからもご教授いただきたいです。」と謙虚なコメントをいただきました。

瀬良さんが制作したのは、広島県にある大久野島という島を題材に取り上げた作品です。
この島は別名「ウサギ島」とも呼ばれる島で、島のあちこちにウサギが生息していて現在は多くの観光客で賑わっていますが、戦時中は島の中で大日本帝国陸軍によって秘密裏に毒ガスが製造されていました。
瀬良さんは、「広島県民の中でも、毒ガス製造のことを知らない人が多いです。広島に住んでいる身として、この事実を伝えなければいけないと思い制作しました。」と話されました。
撮影はもちろん、編集や、ナレーションも1人で行ったそうです。


 

芸術情報センター1階展示ホールでは、ダ・ヴィンチ大賞をはじめ、入賞作品が一堂に展示されています!!

 

どの作品も、10代の若い感性が光るものばかり!!

 

みなさんもぜひ、ご覧になってください♪

 
 

「世紀のダ・ヴィンチを探せ!高校生アートコンペティション2017」展覧会
日時:2017年11月27日(月)~12月9日(土)
開館時間:10:00~16:00(日・祝休館)
場所:大阪芸術大学芸術情報センター1階展示ホール
主催: 大阪芸術大学グループ

 

投稿:島田(企画広報部事務室)