2018年1月9日

きゅんくん特別講義「クリエイターひとり立ち」

みなさん、突然ですが「きゅんくん」をご存知ですか?
きゅんくんは、ロボティクス・ファッション・クリエイター兼メカ・エンジニアで、”ロボット+ファッション“をテーマにした作品を発表されており、今大注目の新鋭クリエイターなんです!

昨年は、そんなきゅんくんが大阪芸術大学にお越しになり、アートサイエンス学科の学生たちに向けた特別講義を行っていただきました!!


きゅんくんは現在23歳で、学生たちとほぼ同世代!
子どもの頃から「鉄腕アトム」などのロボットが好きで、中学生の頃に電子工作を始めたそうです。
(ちなみに「きゅんくん」は中学時代に付いたあだ名らしいです!)
高校生の時には被服部に所属し、すでにこの時からテクノロジーを使った服をつくっていたのだとか。


そして、2014年に「PARADISE LOST」というロボット服を発表しました。
着用すると、ロボットアームが2本背中から生えたようなデザインの作品です。
しかし、ハーネスが重さに耐えられずに身体からズレたり、強度もなくて、反省点も多かったと話されました。

続いて同年に「THE 2nd PROCESS to UNION」を発表。
ここでは前回の失敗を改善し、「まだ腕を2本も制御できない」と考えて腕は1本になったそう。

2015年には、きゅんくんの代表作とも言える「METCALF(メカフ)」を制作されました!
“メカ+服=メカフ”なのだそうです!
この時には、腕も2本制御できるようになったそうです。


きゅんくんは、
「人型ロボットだと人間のような振る舞いを期待させてしまうけれど、今のロボット技術はまだその域ではない。
だから、そういう期待をさせない姿のロボットをつくっています。
また、機械を身につけることが自然な世の中になればと思い、あえてメカ的なロボットをファッションにしてアプローチしようと思いました。」
と話されました。

さらに講義の後半には、学生たちが実際にメカフを着用し、操作もさせてもらえることに!

 

想像以上に自然な着用感に、感動する学生たち!!
「意外と軽いです!」と口にし、きゅんくんの作品に魅了されている様子でした!!

 

「納得がいかなくても、まずは作品を発表することが大事」だと学生たちに伝えられたきゅんくん。
彼女のターニングポイントも、大学2年生の時に、アメリカのテキサス州で行われたイベント「サウス・バイ・サウスウエスト」で作品を発表したことだったそうです。

いつもの授業では、歳の離れた大先輩から話を聞くことが多い学生たちですが、同世代の方からの話は親近感を持ちやすく、吸収できることも多かったのではないかと思います!
きゅんくん、ありがとうございました!!

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2018年1月8日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

例年であれば、冬休みも明ける頃ですが…今日は「成人の日」で、お休み。
学生のみなさんの中にも、今年成人式を迎える方がたくさんいると思います!!
新成人のみなさん、おめでとうございます!!

そして、大阪芸術大学の冬休みは今日まで!
明日から、後期授業を再開します。
まだまだお正月気分の学生さんは、気を引き締めていきましょう!!
 

さて、今日は、大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長・舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています!

今日のゲストは、一般社団法人 ドローン撮影クリエイターズ協会 代表理事の坂口博紀さんです!

 

2018年4月より、写真学科ではドローンの操縦技能と空撮技術が習得できる授業を展開予定です!!
それに先駆けて、今週の放送から、坂口さんにドローンのことを色々とお聞きします!
そもそも、ドローンってどうやって操縦するものなのか?撮影する時の体制は?
大きさや重さに決まりはあるのか?
…など、今気になるドローンについて、たっぷりお伺いします!!
お聴き逃しなく!!
 

「大阪芸大スカイキャンパス」
1月8日(月祝)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2018年1月5日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

三が日も過ぎ、次にやってくるのは1月7日の七草粥で有名な「人日の節句」ですね!
古来中国の習慣が日本に伝わったもので、平安時代から始められ、江戸時代には一般化したそうです。
春の七草は、(セリ)・(ナズナ)・御形(ゴギョウ)・繁縷(ハコベラ)・仏の座(ホトケノザ)・(スズナ)・蘿蔔(スズシロ)の7つで、語感の良い順番で覚えるとすぐに言えますよ!
しかし、実は私、七草粥って食べたことないんです。
七草粥は邪気を払う=無病息災の意味があるそうですが、ただのおまじないではなく、身体に良い成分がたくさん含まれていて胃にとても優しいのだそうです♪
お正月に食べすぎてしまって胃の調子が悪い…という方は、ぜひお試しくださいね!

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、新年1回目の放送!!
まずはじめは、昨年12月にフェスティバルホールで行われた「大阪芸術大学特別演奏会」の模様からお伝えします♪
指揮は、世界の名立たる交響楽団に携わってきた、演奏学科の大友直人先生が担当!
大阪芸術大学管弦楽団と、大阪芸術大学混声合唱団による演奏と合唱が会場に響き渡りました♪

 

続いて、これまでにお送りした映像の中から特に人気のあったものをもう一度お送りする「OUA-TVアーカイブ」のコーナー!!
今回は、「キラリ☆芸大生」より、舞台芸術学科特別公演「ハムレット」の出演学生を紹介した時の映像をお届けします!
先週の放送では、ダイジェスト版をお送りした「ハムレット」!
この物語の中でも重要なポジションである「国王」を演じた、舞台芸術学科の小宮山稜介さんをご紹介します♪

 

「大阪芸大テレビ」は奈良テレビ放送、テレビ和歌山、サンテレビジョンで放送中!
みなさんぜひご覧ください!!

<<オンエア情報>>
1月6日(土)
奈良テレビ放送 20:40から ※放送時間変更
テレビ和歌山 22:30から
1月7日(日)
サンテレビジョン 22:30から


2018年1月1日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」


いよいよ始まりました2018年
今年の干支は(いぬ)…ですが、正確に言うと「戊戌(つちのえいぬ)」。
「戌」は十二支の11番目で、これはみなさん順番に言える方が多いと思いますが、「戊」は十干の5番目です。
十干とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類。
干支と言うと十二支の方だけ思い浮かべるかも知れませんが、正しくは十干と十二支を合わせたものなんです。
干支は月日を表すカレンダーの役目として、中国・殷の時代(紀元前1400年頃)から使われていたと言われていて、実はとても古い歴史を持っています!
ちなみに十二支のネズミ、ウシ、トラ、ウサギ…という動物は、後付らしいです!
 

さて、今日は、大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長・舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています!

今日のゲストは、先週に引き続き、映像学科卒業生でアニメーターの足立慎吾さんです!

 

足立さんと言えば、去年公開された「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール」のキャラクターデザイン、総作画監督を務められたことが記憶に新しいですよね!!
この他にも、「機動戦艦ナデシコ」で動画を担当し、「ロックマン エグゼ」では作画監督、「WORKING!!」でキャラクターデザインなどを担当されるなど、これまで数々のアニメ作品に携わっていらっしゃいます。
今回は、足立さんの近況や、今後の展望についてなどをお伺いします!
また、大阪芸大に入学してよかったことも、お話しいただけると思います♪
 

今年も、「大阪芸術大学ブログ」とラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」をよろしくお願い申し上げます!!
 

「大阪芸大スカイキャンパス」
1月1日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年12月29日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

今年も残すところ、今日を含めてあと3日となりました。
みなさんにご覧いただいているこの「大阪芸術大学ブログ」も、年内の更新は今日が最後になります!
今年は、卒業生の方に「卒業後もブログで大学の様子を見ています!」と言われたり、学内でも「いつも読んでます」と何人も声をかけてくださったりと、嬉しい言葉をいただくことが多い1年でした。
いつもご覧いただいているみなさん、そして取材に協力してくださったみなさん、今年も大変お世話になりました!!
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

 

さて、金曜日の記事と言えば「大阪芸大テレビ」の告知です!
2017年最後の「大阪芸大テレビ」は、今年7月に行われた舞台芸術学科 特別公演「ハムレット」特集!!
南河内万歳一座の座長でもある、舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生の演出で、役者から音楽、照明、美術に至るまで、学生たちが加わって上演されたこの特別公演。
今回は、その公演の模様をダイジェストでお送りします!!

 

「ハムレット」と言えば、シェークスピアが描いたデンマークが舞台の悲劇。
セットには、デンマークさながらの風景…ではなく、パジャマに布団に押入れと、なんとも和風な雰囲気が漂っています!
なんだか、私たちが知っている「ハムレット」とはちょっと違うよう…!?

 

物語は、六畳一間で眠れないノイローゼの男が「ハムレット」という愛憎劇の本を眠くなるまで読もうというところから始まります。
父の死と母の再婚で憂鬱になった王子ハムレットは、父が国王に毒殺されたことを知り、復讐を誓います。
狂気に満ちたハムレット…一体どんな展開が待ち受けているのか?

 

「大阪芸大テレビ」は奈良テレビ放送、テレビ和歌山、サンテレビジョンで放送中!
みなさんぜひご覧ください!!

<<オンエア情報>>
12月30日(土)
奈良テレビ放送 18:15から
テレビ和歌山 23:00から ※放送時間変更
サンテレビジョン 23:30から ※放送時間変更