2007年11月28日

大月俊倫先生 特別講義「プロデューサーの仕事」

1128-4「プロデューサーの仕事」
11月28日、「プロデューサーの仕事」と題されたキャラクター造形学科の特別講義が行われました。講師は大月俊倫先生(客員教授)です。

先生がこの1年間に手掛けられた映画やアニメーションのオープニングムービーなどの作品をまず見せていただき、その後、次のような課題に取り組みました。

     「あなたがプロデューサーを務め、何かの次回作を作るとしたら、それはどの作品ですか?」タイトルを教えてください。
(※実写・アニメ等のジャンルは問わないが、実在する劇場映画作品に限る)

その後先生が課題をチェックして気になったものや、面白かったものについて業界のエピソードや裏事情など普段私たちが知ることのできないお話を交えながら解説していただきました。

学生の回答には…
     日本(もう一回)沈没
     アンパンマン(実写版)
     大日本人
     セーラームーン
     ポケットモンスター
     うる星やつら
などなどさまざまな作品のリメイクの企画が発表されました。

その度に「あの作品がDVD化されないのは、作者の逆鱗に触れたからなんですよ」とか「あの曲を作ったのは私なんです、自慢です」とか。それぞれのお話の最後に補足される「・・・自慢したかっただけです(笑)」というフレーズ、その度に教室が沸きました。

「『21世紀少年』、もうすぐキャスティングが発表されますよ。」とか「河童のクー見て泣いちゃいました。ぬいぐるみがほしくてどこにも売ってないので電通の局長にお願いしたら、わざわざ持ってきてくれたんです。」など、本当にたくさんのエピソードに受講生は興味津々とばかり、食い入るように聞いていました。

以下は本日見せていただいた先生作品リスト(一部)です。

TVシリーズ(1)
    ネギま!?
    がくえんゆーとぴあ まなびストレート!
    ヒロイック・エイジ
    ながされて藍蘭島
    さよなら絶望先生
    D.C.?
    みなみけ

劇場アニメ(1)
    鉄人28号 白昼の残月
    ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
    ピンチクリフ・グランプリ

実写ドラマ(1)

    ライオン丸G
    MAGISTER NEGI MAGI魔法先生ネギま!

TVシリーズ(2)(旧作)
    BLUE SEED
    爆れつハンター
    新世紀エヴァンゲリオン
    起動戦艦ナデシコ
    少女革命ウテナ
    アベノ橋魔法☆商店街
    朝霧の巫女
    宇宙のステルヴィア
    蒼穹のファスナー
    鉄人28
    彼氏彼女の事情
    ラブひな
    フルーツバスケット
    シャーマンキング
    プリンセスチュチュ
    魔法先生ネギま!
    BECK
    ぱにぽにだっしゅ!

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2007年11月28日

サンタクロースっているんでしょうか?

1128-1絵本の表現 立原先生 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1128-2絵本の表現 駒原先生の絵本朗読 

1128-3絵本の表現

今日はキャラクター造形学科の「絵本の表現」という授業を少し聴講させていただきました。
今日の講義は「クリスマス講義」として企画され、立原えりか先生から世界のクリスマスのお話やサンタクロースはいつの時代から登場したのかなど、このシーズンにピッタリなお話が聴けた講義でした。

サンタクロースの存在を信じていた子供が、ある日友人から「サンタなんて本当はいないんだよ。あれはお父さんが変装してるんだ。」と言われたとき、子供は自分の心の中でどのように折り合いをつけて自分を納得させるのか、そんなことを考えながら授業を受けると今日の授業は一層深みが増しました。

初めてサンタクロース登場したのは1920年。その頃はトナカイではなく2頭の豚が引っぱるソリに乗った小人のサンタだったそうです。

日本に初めてクリスマスツリーが立ったのは1860年。ちょうちんを使って装飾していた時代もあるそうです。また、日本で初めてサンタクロースが登場したとき、日本にはそれまでサンタ容姿に関する資料が全くなかったため、ちょんまげのカツラで羽織袴姿だったとか・・・。そんな格好で「サンタクロースじゃー!」って登場したんだそうです。

講義の後半では、「サンタクロースっているんでしょうか?」という絵本が紹介され、駒原みのり先生による朗読を聴かせていただきました。
この時期になるとさまざまなところで繰り返し紹介される絵本だそうです。

サン新聞社というところに、ある日、幼い文字で「サンタクロースっているんでしょうか?」というお手紙が届きます。その大切な質問に対して記者が社説としてそのお返事をする、という内容です。興味のある方は是非読んでみて下さい。

仏教の国でも、ヒンドゥーの国でも、宗教に関係なく全世界で愛されている「サンタクロース」というキャラクター。この機会に「このキャラクターが愛される理由」を研究してみるのもよいのではないでしょうか?

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2007年11月26日

「愛しのファミーユ」、皆さんご覧になっていますか?

 

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愛しのファミーユ

KBS京都  毎週日曜22:00→22:30
サンテレビ  毎週火曜20:55→21:24
テレビ神奈川(tvk)  毎週木曜21:00→21:30
三重テレビ  毎週月曜22:50→23:30
千葉テレビ  毎週火曜19:00→19:30
奈良テレビ  毎週日曜22:00→22:30
テレビ和歌山  毎週金曜22:30→23:00

 

 

 

 

 

 

 

 

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愛しのファミーユ」、皆さんご覧になっていますか?早いもので既に8話が放映されました。
今から録画した分をまとめて観る人がいたら、ネタバレしちゃいますのでお話しませんが、お話はいよいよ終盤へ。かなり佳境に入っています。

公式ホームページでこれまでのストーリーをチェックしてから今からでも是非ご覧になってください。(全13話ですからあと5話あります)
http://www.kbs-kyoto.co.jp/tv/itoshi/


このホームページでは「メッセージ」というコーナーがあり、ドラマを視聴した方からの感想が掲載されています。
「家族」のことをあらためて考えてみたコメントや芸大のOBの方からのコメントもありました。こちらも一部ネタバレが予想されますのでこのぐらいにして・・・。

ドラマの舞台(ロケ地)の話。
芸大生や大阪芸術大学に見学に来られた方でしたら、見たことのある場所がたくさん登場しています。「あっ、あの場所をこんな風に使うのか」とか「この場所どっかで見たことあるけど・・・」とか。日頃、見ていない角度からその場所を見てみるとまた違った大阪芸術大学を発見できますね。
(余談ですが萩原朔太郎の「猫町」という作品に書かれてある様な感覚になります。)

そういう目でみると、私は特にお父さん役の阿部裕さんが働く会社のシーンにそんな感覚を多く覚えます。ひとつの会社なのにシーンに使われている場所は実にたくさんの場所を使いながら撮影されています。場所を知っている私たちから見ても初めて見た場所のような、そうでないような、面白い錯覚に陥ります。

芸大には約30棟の建物があります。(キャンパスの広さは阪神甲子園球場の約6個分。)学舎と学舎が植栽とペイブメント、階段などで有機的に繋がっていて、数多くの絵になる場所があります。

知っているようで知らなかった芸大の絵になるシーンをカメラもって探してみる・・・あっ!これブログの新しいカテゴリーになるかも・・・。

さぁ映画監督になったつもりでロケハンしに行きましょう!

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2007年11月23日

本格的なツリーハウス 建設中

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唐沢寿明さんが出演しているネスカフェのCM「違いを楽しむ人」シリーズでも「いいなー」と思った人がいるかもしれませんが、ツリーハウスって憧れますよねー。

以前、天の川通りにキャンパス見学会ごとに増えていったツリーハウスは中まで入ってみましたが、それ以外には入ったことも見たこともありません。
ちょっと違うかも知れませんが、阪急宝塚線岡町駅東の商店街にある昆布屋さんには入ったことがあります(私の高校の通学路でした)。
店舗の真ん中に大木があり、そのまま天井を貫くそのお店はとよなか百景にもなっています。「ツリーハウス」の定義ってあるんでしょうかね?

ツリーハウスはその「独特の狭さ」が心地好かったり、「自由奔放なハックルベリーフィンのような生活」に憧れていたり、「隠れ家的な雰囲気が人気の秘密なんでしょうね。

今、7号館と8号館の中庭に本格的なツリーハウスが建設中です。このあたりを通る時ついつい進捗状況が気になります。これを建設している現場で施主の方とお会いしたいと思っていますが、いつもタイミングが悪くて・・・。

気になって気になって仕方がないので学生課やら研究室に聞いて回ってこれが何のプロジェクトなのかわかりました。
制作しているのは建築学科と環境デザイン学科の4回生。卒業制作なのだそうです。

建築学科の松田敦朗さんと電話でお話することができました。卒業制作なので完成するまで計画の全貌はシークレットにしておきたいそうなので、完成してからあらためて取材させていただきます。

卒制の提出期限が迫っています。これからは工事が急ピッチで進むのでしょうか?
みんなで完成を見守りましょう。

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2007年11月21日

「GOODS DESIGN PROJECT×文芸学科」

Tシャツデザイン募集_1

Tシャツデザイン募集_2

Tシャツデザイン募集_3

Tシャツデザイン募集_4

募集要項ダウンロード
↑応募要項はここからダウンロードできます。

次年度用のオリジナルTシャツのデザイン募集を11月13日(火)から開始しています。
 1週間が過ぎましたが、応募要項の増刷がなかなか追いつかず申し訳ありません。配布した既に500部を超えました。要項はホームページからもダウンロードできますので是非ご利用ください。(ちなみに応募は在校生のみです。あしからず。)

作品の締切りは来年1月11日です。どんなデザインの応募があるか楽しみです。
たくさん応募をお待ちしております。

 今回はその募集告知として11号館1階ロビーにてTシャツ募集のためのキャッチコピーを展示しています。
「GOODS DESIGN WORD」略して「G.D.W.」と名付けられた企画です。
 キャンパス見学会のディスプレイデザインなどをプロデュースしてくれている「展」のメンバーに今回もお手伝い頂きました。毎回よくこんな楽しいアイデアが出るものだと感心します。

 文芸学科の在校生が考えてくれたキャッチコピー。たくさんの中から選びに選んだ5つです。
あなたなどれが好きですか?
是非、でっかい原稿用紙を見に来て下さい。原稿用紙も近くで見るととても凝った造りになっているんですよ。(見てのお楽しみです。)

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