2018年11月19日

学園祭振り返り特集2「アトリエからの脱出」

これまでの記事(1/2/3/4)に引き続き、本日も学園祭でのイベントを振り返り、お伝えしたいと思います♪
 

みなさんは、「アトリエからの脱出」には挑戦されましたか?

 

このイベントを企画したのは、自主企画グループ「Makers」!
2014年に芸術計画学科の学生たちで発足した団体で、これまでにも学内外でオリジナルのイベントを多数企画しています!
 

今回は、お化け屋敷のようなホラー要素、鬼から逃げるかくれんぼ要素、そして謎解き要素もあるという、なんとも胸の高鳴るアトラクションを企画しました!!
 

人と関わることが苦手で創ることが大好きな、大阪芸術大学2年生の
慧は大学で呼春という恋人ができ、2人は幸せな時間を積み重ねていきます。
ところが、慧の呼春に対する依存が次第に過剰なものになっていき、ついに別れを告げられてしまうことに。
最愛の呼春を失い、人のぬくもりに飢えた慧は、化け物へと化して…!?


慧のアトリエに足を踏み入れてしまった参加者たちは、化け物になった慧に見つからないよう、制限時間内に脱出を試みます。
脱出するためには、会場に散りばめられた謎を全て解き、鍵を手に入れなければいけません。
慧に見つかるとベルを鳴らされ、3回ベルが鳴ると取り返しのつかないことに!?

 

企画・運営には、芸術計画学科だけでなく、建築学科や映像学科、舞台芸術学科などの学生も参加しました。
脚本、役者、撮影、編集の全てを学生で担って制作した映像を上映するなど、総合芸術大学の強みを生かした演出も!

 

両日とも13時頃には予約でいっぱいになる人気ぶりで、合計150名の方が脱出に挑戦されました。
子ども連れや謎解きファンなど、学外からのお客様も多くいらっしゃったそうです!

そして気になる脱出率は…なんと0パーセント
運営した学生は「(難し過ぎるのは)改善点として反省すべきかも」とも漏らしていましたが…
あと一歩のところで脱出に失敗した悔しさから、リピーターになる方もいらっしゃったそうです。
何度も挑戦したくなる絶妙な難易度だったのではないかと思います♪


MakersのTwitterでは、謎の答えと脱出方法が発表されています!
参加された方は答え合わせを、参加できなかった方はどんなイベントだったのか、ぜひチェックしてみてください。
>>コチラ(@geikei_t14)
 

Makersの今後の企画にも期待です♪
次回は私も参加者として、会場に入ってみたいです!

 

投稿:島田(学生課)


2018年11月14日

学園祭振り返り特集1「.zip」

何度かブログ(記事1/2/3)でも紹介して参りました、大阪芸術大学学園祭

学園祭が終了して10日経ちましたが、まだまだその余韻が冷めやらぬ今日この頃です。
そこで、特に人気だったイベントをいくつかピックアップし、改めて学園祭を振り返りたいと思います!!

本日紹介するのは、アート&ミュージッククラブ「.zip」


アートサイエンス学科の学生を中心にした有志団体による企画です。
集客率が減少傾向にある学園祭を再び盛り上げようという趣旨のもと、今までにない新しいイベントに挑戦しました!

例年より開催時間を延長して、遅めの17時よりスタート。

会場となった芸術情報センターの実験ドームは、音楽や映像による先進的な表現の場としてつくられた直径16メートルものドーム型施設です。
この特徴を最大限に生かし、全天周投影した映像空間での幻想的な音楽ライブが実現しました。


出演されたのは、DJ A-donさん、sankaraのお2人、STUTSさんの3組。
学園祭のラストを飾るに相応しい豪華なラインナップで、会場を盛り上げてくださいました♪


そんな華やかなステージの陰には、学生たちの苦労がたくさん見え隠れしていました。
機材の手配や警備体制などの前例がない中、学生中心でゼロからイベントをつくり上げるのは、簡単なことではありません。
企画に携わった学生全員が、それぞれの担当を全うできたからこそ、形になったイベントだと思います!


当日は、200名以上の方にお越しいただくことができました。
本当にお疲れさまでした!


今回の企画が、次年度以降の学園祭の可能性を広げるものになればと思います!!

 

投稿:島田(学生課)


2018年11月8日

学園祭にお笑いコンビ「見取り図」がゲスト出演!

先日、ブログでもご紹介しました大阪芸術大学学園祭(ブログ記事その1/その2)。

12号館下ピロティでは、ニューフォーククラブの音楽ステージが行われました。

この会場で、学園祭2日目の11月4日(日)、特別企画を実施!
FM OH!とのコラボ企画で『よしもとラジオ高校~らじこー 秋の課外授業「お出かけらじこーin大阪芸大」』が開催されました。
>>「よしもとラジオ高校~らじこー」ページ


出演されたのは、「見取り図」の盛山晋太郎さんとリリーさん、番組DJのみぃさん!
見取り図は2007年結成、M-1グランプリでは準決勝に進出された経験もあり、人気の高いお笑いコンビです!

今回のイベントでも、まずは見取り図のお2人に漫才を披露していただきました!!

 

息ぴったりの掛け合いはさすが!
会場からは絶えず笑いが巻き起こりました。


会場が温まったところで、ニューフォーククラブをはじめ8つのクラブ・サークルから学生たちが登場。
盛山さんやリリーさんにいじられながら、それぞれの団体の特長をアピールしました。

 

イベント前は緊張していた学生たちでしたが…
見取り図のお2人が上手く話題を引き出してくださり、どんどん自分を出していましたよ!

 

学園祭を盛り上げていただき、ありがとうございました!!

 

投稿:島田(学生課)


2018年11月6日

盲導犬の仕事って、どんなこと?

現在、日本には「白杖」を使われている方が、約30万人いらっしゃるそうです。
(白杖…視覚障害者の方が、歩行の際に前方の路面を触擦して使用する杖)
この白杖ですが、道路交通法でその使用が定められていることを、みなさんはご存知でしたか?
そして、この法律で白杖と同じ位置づけとして記されているのが、「盲導犬」です。
第14条には、「目が見えない者(目が見えない者に準ずる者を含む。以下同じ。)は、道路を通行するときは、政令で定めるつえを携え、又は政令で定める盲導犬を連れていなければならない。」と書かれています。

現在、日本には950頭の盲導犬が活躍しているそうです!
 

10月26日(金)、人権教育特別講演会「盲導犬の仕事って、どんなこと?が開かれました。

講師は、日本ライトハウス盲導犬訓練所指導員の赤川芳子さん。
そして、盲導犬のジョア(ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーのミックスだそうです)も来てくれました。

日本ライトハウスは、視覚障害者の行く手を照らす「陸の灯台」として、1922年(大正11年)に点字図書の製作を開始したことに始まります。
1970年に盲導犬育成事業を開始し、1973年には第1号の盲導犬 リンダが誕生しました。

 

講演会では、まず「目が見えないってどういう状態?」という話から始まりました。
目が見えないのは、必ずしも「真っ暗」という訳ではありません。
「真っ白」「ぼやける」「眩しい」「一部が見えない」「一部しか見えない」など、様々な症状があるのです。
中にはスマートフォンを操作できるという方もいらっしゃいます。
白杖を持っているからと言って何も見えていないという訳ではないし、何か見えているからと言って全てが見えている訳ではないということを、理解してほしいと赤川さんは話されました。

 
特殊なメガネをかけての体験
 

そして後半は、いよいよジョアくんの出番です。

盲導犬は、角や段差、障害物があると止まって教えてくれ、安全に歩く手伝いをしてくれます。
しかし、どちらに曲がれば良いのかまではわかりませんので、人間が指示しなければいけません。
1つ目の交差点はそのまま直進、2つ目が右…という風に、盲導犬が止まってくれた場所を頭の中の地図と照らし合わせながら、共に歩いていくのだそうです。


では、信号はどうやって認識するのか、みなさんはご存知でしょうか。
犬は人間ほど色が識別できませんので、私も今まで不思議に思っていたのですが…
その真相は、犬ではなく人が音を聞き分けているとのこと!
車のエンジン音などから、今どちらの信号が青なのかを知り、犬に指示するそうです。
すごいですね!

盲導犬に向いているのはどんな子なのか、というお話もされました。
意外だったのは、寝るのが好きな子は盲導犬向きだということ。
主人が他のことをしている間は寝ていてくれるので、お互いにストレスにならないのだとか。
 

また、視覚障害者の生活を支える存在として、白杖と盲導犬以外にも、もう1つ方法があります。
それは、私たちが一緒に歩いて導く「手引き」という方法です。

「白杖を持って困っている人を見かけたら、声をかけてほしい。
 中には、断る方もいらっしゃると思いますが、次に別の人を見かけたらまた声をかけてみてください。
 特に駅は、目の見えない人にとってとても怖い場所です。
 今日の話したことで、”手引き”のことだけでも頭に入れてくれたら嬉しいです」

大変勉強になった90分でした。
赤川さん、ありがとうございました!

 

投稿:島田(学生課)


2018年11月5日

学園祭にご来場いただきありがとうございました!

大阪芸術大学学園祭、無事に終了いたしました!
ご来場いただきましたみなさま、誠にありがとうございました。

 

いつも授業を行っている教室も、この日は音楽ステージや展示空間に早変わり。

 

 

みなさん、自分の趣味に合ったブースを見つけて寛いでいらっしゃいました。

 
 

今回初の試みとしては、2日目の夜、アート&ミュージッククラブ「.zip」を開催しました。


イベントの運営は、アートサイエンス学科を中心とした有志たち。
3組のゲストアーティストをお迎えして、実施されました。

 

初めてということで、上手くいくのかドキドキして見守っていましたが…
会場の実験ドームはほぼ満員になり、音楽に身を任せて楽しむお客さんたちの姿が♪
全天周のプロジェクションマッピングで、視覚的にも楽しいイベントとなりました。

 
 

そして、今回の学園祭の目玉となったイベントが、もう1つ!
2日目に、ニューフォーククラブのステージにて特別企画が実施されました。
こちらの模様は、後日改めてご紹介させていただきます!
 

イベントを企画された学生のみなさん、本当にお疲れさまでした!

 

投稿:島田(学生課)