突然ですが、学生のみなさんに問題です。
Q.大阪芸術大学内に「AED」が設置されている場所は何処でしょうか?
(答えは、ブログの後半で。)
目の前で突然、人が倒れてしまったら!?
あなたは、冷静に行動を取ることができますか。
平成29年度の総務省の資料によると、救急車の現場到着所要時間は全国平均で8.5分なのだそう。
救急車が到着するまでに、その場に居合わせた人がどんな対応を取るかによって、傷病者の命は大きく左右されるのです!
大阪芸術大学では、毎年夏、富田林市消防本部の方々にお越しいただき、救命講習を行っています。
今年も、体育会クラブに所属する学生や教職員合わせて約50名が講習に参加しました。
心肺停止をしている場合、まず必要なのは、人工呼吸と心臓マッサージによる心肺蘇生。
私が子どもの頃は、必ずこの2つをセットで行うよう指導されていましたが、最近では抵抗がある場合は人工呼吸を省略しても良いと言われています。
大切なのは、正しいやり方でしっかりと血液を送ること。
それに加えて、AED(自動体外式除細動器)による処置を行います。
AEDとは、心臓が痙攣して血液を流す機能を失ってしまった状態(心室細動)に対して、電気ショックを与えることで、正常なリズムに戻す医療機器です。
2004年から一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所だけでなく、駅や空港、学校、公共施設など、人が多く集まるところに設置されるようになりました。
冒頭の答えですが…
大阪芸術大学には現在、3台のAEDが設置されています。
まず11号館1階守衛室前、総合体育館1階守衛室前、そして昨年よりグラウンド・体育会クラブハウスにも増設されました!
講習では、正しいAEDの使い方についても伝えていただきました!
AEDには色んなタイプがありますが、使い方はどれも似ていて、音声ガイドに従えば誰でも扱うことができます。
一度講習で実践していれば、いざと言う時にも冷静に処置することができますね。
今日から8月。
海や山でのレジャー、花火大会など、夏のお出かけをする機会も多くなるかと思います。
もしもの時に備えて、みなさんもぜひ救命処置についての知識を身につけてください!
投稿:島田(学生課)