11月30日(金)大阪芸術大学が誇る半球形状の実験ドームで行なわれた
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アクースモニウムとは、スピーカーのために作られた電子音響音楽をコンサートで発表する為の立体音響装置のことで、1974年にフランスの作曲家フランソワ・ベルによって発案されました。 |
現象的には、それぞれのスピーカーの音量が増減しただけなのですが、音自体がまるで飛行したかのように移動するのです。フェーダーの操作をすばやく行なうと、当然ながら音の移動速度も速くなります。演奏者は、このようなフェーダー操作に加え、スピーカーの種類や空間配置、音の強弱などをバランスよく調整する事で、さらに独創的な音空間を演出することが出来ます。音が左右のみならず上下・前後に移動する現象も、アクースモニウムの大きな特徴となっています。 講師は、作曲家・アクースモニウム演奏家の檜垣智也氏(画像3枚目)アクースモニウム演奏家として国内外で精力的に活躍されています。 |