2007年10月27日

2007大阪芸術大学学園祭                    『HeartfulでArtfull?アナタの壁を崩壊する?』

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学園祭が始まりました。アートの祭典です。
大阪芸大生のエネルギーが各会場で炸裂
しています。

音楽ライブ、ダンス、ファッションショー、ライ
ブパフォーマンス、造形作品展、フリーマー
ケットなどなど8万坪のキャンパスがお祭り
会場と化しています。

各会場は朝からの雨にもかかわらずお客さ
んでひしめき合っています。また、すべての
会場には必ず芸術(アート)の匂いあります。
ライブ会場から焼き鳥屋の屋台まで一つ一
つがアートメッセージを発しています。

全体の中のほんの一部ですがイベントの紹
介をします。

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芸術劇場
ダンスパフォーマンス『空に』
今年初めて芸術劇場での実施です。会場は
超満員で立ち見が出ました。舞台はカンチ街
!?FRIEND、繰り返す、OFFICE-秘密の
仕返し-など8つの物語で構成されており、そ
れぞれの作品にストーリーの繋がりはありま
せんが見終わると何か共通のメッセージが
含まれていました。ジャズダンス、モダンバレ
エ、HIPHOP系ダンスなどさまざまなダンス
で構成されており、悩み、悲しみ、笑い、怒り
など様々な心の葛藤をあるときには激しく、ま
たあるときにはエレガントにダンスパフォーマ
ンスで表現しています。
出演者総勢で踊るエンディングのカーテンコ
ールは圧巻でした。

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号館スタジオ 語り朗読サークル
「ものがたりんぐ」による朗読公演です。
平野啓子先生の導きにより朗読会が始まり
、手作りの舞台上のマイクの前に学生が登
場します。那須与一(平家物語より)など歴史
物語を扱ったもの、ダーリンは演技派(三浦
しをん)などラジオドラマ仕立てのものなどジ
ャンルは多彩です。最後の注文の多い料理
店(宮沢賢治)の作品では思わず背筋が凍り
つくようなお話でした。

総合体育館2階ロビー
産学連携デザインコンペ
本学と積水ハウスによる「産学連携」デザイ
ンコンペです。2005年より毎年開催していま
すが今回は学園祭期間中に一般公開です。
次世代の住生活デザイン」をテーマとしたも
ので、学生の手作りの作品と模型制作会社
がリアルな模型を制作展示、優秀賞3作品を
含む10作品が展示されています。
学園祭期間に優秀賞の作品から審査員と来
場者に投票をしてもらい最優秀賞が決まりま
す。心がいやされる空間や斬新なデザイン、
木材を中心にした作品など見応えがあります。

そのほか様々なイベントが実施されています。

台風?、「そんなの関係ねー」とばかり、あい
にくのお天気にも関わらずどこも盛り上がっ
てます。

大阪芸術大学の学園祭は、明日もやってま
す。低気圧を右から左へ受け流し、28日の
空は、きっといいお天気になるハズです。
是非是非、お越しください。

 


2007年10月26日

アラハイリゲン ココロもグレードアップ↑↑

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本日、学生20名がウィーンに向け出発しました。
今年度の大阪芸術大学ヨーロッパ音楽セミナーは本学の姉妹校でもあるウィーン音楽・表現芸術大学でのレッスンを中心としてウィーン市内やザルツブルグ観光オペラ鑑賞など有意義なプログラムが用意されています。

予定されているレッスンは朝8:00からスタートする日もあり、のんびりした旅行ではなく演奏の技術を磨く修行でもあります。
旅程の後半にはセミナー参加者を対象としたオーディションも予定されているとのこと。というのも、現地のカトリック教会の音楽イベントに参加するためで、大阪芸術大学の学生には声楽専攻のソプラノ1名、アルト1名の枠が与えられています。そのイベントが行われる111日はAllerheiligen〔アラハイリゲン〕と言われ、カトリックの万聖節(諸聖人を記念するための祝日)なのだそうです。花を飾り、お祈りなどが行われるなど、いつもの雰囲気とはまた違った街並みを楽しむことができるそうです。

ヨーロッパの音楽と文化に触れ、現地の学生とも交流することができる素敵な旅になると思います。
8日間の異文化体験です。演奏の技術だけでなく、心もグレードアップ↑↑して帰ってきてください。

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2007年10月25日

学内をあるけば

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学内の展示スペースといえば、芸術情報センター1Fの展示ホールや体育館ギャラリーと思い込んでいた私。本当に無知でした・・・。
その他にもあるんです。

21号館5階、東側廊下の壁面部分を利用した『Gallery 5F』。約1年前に美術学科の学生の作品発表の場としてできたそうです。美術学科在校生なら誰でも利用できて、1回につき最大2週間まで展示可能。もちろん展示するのも、見るのも無料。
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16()から展示をしているのは、美術学科油画コース4回生、羽藤雅敏さん。
展示されていたのはサイズがF6からF10のアクリル画の作品。日々、実験的に創作しているので、少しずつ作品がかけかえられているとか。今回は「矩形」を意識した上で、湿っぽくならないように色のバランスを考えながら作品制作をしたとの事。話を聞けば聞くほど、美術の世界ってやっぱ奥が深い。

今回、取材にあたって、作品の写真はOKといってくれた彼。じゃぁ、何かNGな事ってある?と尋ねると…、「自身の写真」との答えが。
(という訳で、残念ながら作者の写真はありません。)

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2007年10月24日

芸術作品の写真とはこういうものだ!

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 現在、写真学科教員及び副手の作品を展示する写真学科研究室展が行われています。

 挨拶文の中に、「私たちは日々、責任とやりがいを感じながら写真教育に携わる一方、嬉々として各自のテーマに従って作品を制作しています。」と言う文章があり、先生方の教育者たる思い入れと写真家としての熱意を感じました。作品は本当にすばらしい作品ばかりで、本当に良い展覧会で見た後に心地よさが残りました。

 永坂先生の「空海の歩いた道」というタイトルの作品がありましたが、その説明に「空海の事は文章ではたくさん残されているが、写真で残されていなかった。私がやるべきであると感じていた。撮影を思い立ち、始めてから10年以上の長い歳月がすぎてしまった日本国内と中国を含めて、何度もその地の撮影をするうちに、15万キロ踏破した。」と書かれていましたが先生の空海に対する熱い思いが作品からひしひしと伝わる気がしました。

 今写真は携帯電話のカメラで簡単に撮影できごく身近なものになって楽しさは誰でも感じていますが、芸術作品の写真とはこういうものだということを見せ付けられたような気がしました。 芸術ってすごく奥が深いですね。皆さんも芸術の秋にふさわしく、芸術を意識した写真を撮ってみてはどうでしょうか?

大阪芸術大学写真学科研究室展

期間: 1025日(木)まで

10:00→1730(最終日は1500まで)

場所: 芸術情報センター・展示ホール

 

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2007年10月23日

次の世代への「パス」

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本日、4年生を対象とした奨学金返還の説明会が行われました。今日はおもに第一種奨学金を受けている学生を対象とした説明会で約150名の参加がありました。

東京から日本学生支援機構の職員の方にお越し頂き、返還の重要性のお話とビデオによる返還誓約書の記入方法の説明がありました。

 ビデオの中ではFIFAワールドカップサッカーに日本代表として出場したジュビロ磐田中山雅史選手からのメッセージがありました。中山選手ご自身も学生時代、奨学生であったそうです。「きちんと返還し、次の世代へ『パス』を繋いでいくように」。

 中山選手が考えた言葉かどうかは別にしても、うまくまとまった良いメッセージでした。もちろんもう既に返還を終えられている中山選手からのメッセージは説得力がありました。

 「借りたものは返す」というただそれだけではなく自分の返すお金が次の世代の奨学金にあてられる、というすばらしいシステム。自分が借りることができたのも、前の世代のきちんとした返還があってのこと。

明日(24日)は第二種奨学金を受けている方の説明会があります。あいにく会場の都合上、ビデオの上映はありません。大切な説明会ですので必ず参加して、次の世代へ「ナイスアシスト」してください。

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