2010年3月29日

なんばdeアート 明日最終日!!

      

会場はここ大阪タカシマヤ!!
 昨日、大阪芸術大学とタカシマヤなんばパークスなんばCITYの3施設共同企画「なんばdeアート」に行ってきました!!
 『なんば』から新しい時代のエネルギーを発信し、心のコミュニケーションとしての広がり・輝くアートの世界ををテーマに開催されているこのイベント。

 大阪タカシマヤ会場では「大阪芸術大学リレーミニライブ」と題して、毎日日替わりでクラシックやポップス、ジャズなど、音楽を学ぶ芸大生たちが春の訪れを感じさせる演奏を披露しています。

織作峰子先生の写真展も開催中です!!
 この日は、音楽学科ポピュラー音楽コースの先輩と後輩コンビ、田中和音さん(Pf)と小山直人さん(Ba)の「和音&直人」によるピアノとベースによるジャズの名曲の演奏が行われました。この日は3ステージに出演するということで、毎回曲目を変えて演奏。ジャズはその場の雰囲気で曲調を変える言わば『アドリブ曲』。相手がどんな演奏をするのか耳で聞きながら合わせていくので、かなり集中力がいるそうです。

 ステージが正面入り口のすぐのところにあるので、家族連れからカップルに年配の方まで、多くのお客さんが2人が奏でるメロディーに思わず足を止めて聞き入っていました。

こんなにも多くの方が足を止めて聞いていました!!
 演奏終わりのお二人ににお話を聞きました。
>>いろいろな舞台に立っておられると思いますが、こういうところだと雰囲気は変わりますか?
「ホールとは確かに環境も違うし聞こえ方も違いますが、お客さんとの距離が近くて最高でした!」

>>これだけお客さんとの距離が近いと集中できないのでは?
「逆に余裕がないと演奏できませんよ(笑)ジャズはその場の即興ですから同じ演奏が二度とできないので、その場のお客さんの空気で変わりますね」

楽器ができる人って・・・カッコいいですよね!!

>>音楽学科ポピュラー音楽コースってどんなところですか?
4年制の大学に行きながら本気で音楽の勉強ができるのは芸大ぐらいじゃないかと思います。他ではお金を払っても使えないような機材が揃っているスタジオが学校にもあるなんて考えられないですね。大きなステージで演奏できることもそうですが、先生方も本当に憧れていた方々に教えてもらえて、生演奏も聞けて・・・(笑)」

出演者も司会者も芸大生です!!

>>最後にポピュラー音楽コースに入学を考えている高校生にメッセージをお願いします!!
「芸大はとにかく環境が充実していますが、それに甘えてしまってはいけないと思います。もし入学する気持ちがあるなら、『ミュージシャンになるぞ!!』と本気になって、そのモチベーションを入学してからも持ち続けてほしいです!」

 お疲れ様でした!!帰り際にウッドベースをカートに乗せて帰る直人さんの姿がとても印象に残っています。『今日も電車で来ました』とおっしゃっていましたが、無事に帰ることができたのでしょうか・・・。お二人の次なる演奏を楽しみにしています!!

司会も気を使って進めているんでですね!!

 実はこのステージの司会は大阪芸術大学の卒業生なんです。大阪芸術大学放送学科卒業生の岡本真理子さんにもお話を聞きました。

>>司会をする上で何か気をつけていることはありますか?
「1日3ステージしていますが、何度も来て下さるお客さんもいらっしゃるので、演奏者のプチ情報を入れたりと話す内容を多少変えるようにしています。あと、タカシマヤのイメージフラワーが『赤いバラ』なので、アクセサリーや小物にバラを入れるようにしたり、演奏会なのでコサージュに音符のものを入れたりもしています。」

 

最終日も目が離せませんよ!!
>>毎日やっていると違いを見せるのは大変ですよね!?

「そうですね。実は3日連続で来てくれている方がいて、『よかったわ~』と声をかけてもらったのは、また頑張ろうという気持ちになりましたね!!」


>>最後にアナウンサーやイベント司会者を目指そうとしている高校生にメッセージをお願いします!!
原稿を『読む』のではなくて『話す』ことが大切です!!言語表現だけでなく、非言語表現も気をつける、周りの環境に合わせるようにすることも大切だと思います。普段の生活から注意しているといいですよ。」

 なんばdeアートは明日30日(火)が最終日!!最終日は「くつろぎコンサート♪」と題して、O.U.A.Claronet Quartetが春の訪れを感じさせる心地よいナンバーを聞かせてくれます。

 また、なんばパークス7階『パークスホール』なんばCITY本館地下2階『時の広場』では、大阪芸術大学卒業制作作品展が開催しています。作品を目の前にすると『どうやって造ったんや!?』と思わず声が出てしまうほど。明日の最終日、是非足をお運び下さい。

タカシマヤなんばパークスなんばCITY × 大阪芸術大学 共同企画
 なんばdeアート
開催期間:3月17日(水)~30日(火)
 


2010年3月26日

音楽の花束 vol.7 開催告知!!

  

写真は昨年開催された『音楽の花束』出演者一同

 演奏分野の大学院1年次生によって毎年行われている、様々な楽器をお楽しみいただけるアンサンブルの演奏会です!!

 今回はピアノフルートランペットファゴットの在学生によるもので、気軽にお聞きいただける作品を沢山取り上げました(^^

                写真は昨年度の『音楽の花束』→

整理券のお求めはこちらまで!!
 羽曳野市や沢山の方々のお力添えのおかげで、今年で第7回目の開催となり、地域の方々も含め、毎年多くの方々にご来場いただいております。

 整理券は大学院演奏研究室演奏学科合同研究室LICはびきのにて配布しておりますので、
是非ご来場ください!

是非お越しください!!
<プログラム>
第一部  
J.ブラームス     :ハイドンの主題による変奏曲
G.ドニゼッティ    :三重奏 
G.B.ペルゴレーシ :スターバト・マーテル(二重唱)
L.v.ベートーヴェン  :「20のアイルランドの歌」より
H.パーセル          :歌劇「妖精の女王」より
A.スカルラッティ    :「トランペット独奏付きの7つのアリア集」より

第二部
W.A.モーツァルト  :歌劇「魔笛」より「愛を知る男は」
              :歌劇「魔笛」より「パ・パ・パ」
M.ラヴェル           :ラ・ヴァルス
G.ロッシーニ      :猫の二重唱
J.オッフェンバック   :歌劇「ホフマン物語」より「舟歌」
G.ガーシュイン    :アイ・ゴット・リズム変奏曲
F.レハール       :歌劇「メリーウィドウ」より「ワルツ」

音楽の花束 vol.7
日時:3月30日(火)
開場:18:00  開演:18:30
場所:LICはびきの ホールM
入場無料(要整理券)

投稿者:大学院器楽・声楽専攻生一同


2010年3月25日

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!!

     

当日はあいにくの雨模様・・・。
 3月23日・火曜日、大阪芸術大学の卒業証書・学位記授与式が総合体育館で挙行されました。

 朝から袴の着付けに、髪型のセットに…と、てんてこまいだった卒業生も多いのでは?その甲斐あって今日の芸大は、いつもに増して華やか!!袴がよく似合ってますね!スーツ姿もキマってますよ!でも天気はグズついて、雨がしとしと・・・。せっかくの晴れ着なのに・・・歩きにくいみたいです。

厳かな雅楽の演奏と舞で始まった卒業式
 しかし、多くの卒業生が保護者らと一緒に芸坂を上って最後の登校。毎日上るのがあんなにキツかった芸坂も今日で最後だと思うと、自然と一歩一歩踏みしめながらゆっくりと上ってしまうものですね。

 卒業式は学生たちによる雅楽の演奏と舞でスタート。厳かな雰囲気の中、卒業証書の授与や表彰などが行われました。

これだけ大勢の人の前で壇上に上がるのは勇気が要りますね。
 塚本邦彦学長からは、「日夜美しいものを求め続けてきたマインドやソウルはこの先どんな時代でも通用する。絶望を感じた時こそチャンスだと思って頑張ってほしい。そしてこれからも自らの潜在能力を遺憾なく発揮してほしい。」とお言葉を頂き、最後は大阪芸術大学管弦楽団の演奏で、芸大生にはおなじみの「大阪芸大の歌」、芸大応援歌「今君は美しい」、「蛍の光」が歌われました。

卒業生の袴姿は華やかで綺麗でした!!

 私たちはもう当たり前のように思っているけれどよくよく考えてみると、雅楽の舞を披露したり、本格的な生演奏での合唱だったり・・・なかなか普通の大学の卒業式では見られないことばかりですよね。本当に最初から最後まで芸大らしい卒業式でした!!

 
 

入学式も中継しますのでお楽しみに!!

 また、実は卒業式を陰で支えてくれた学生たちもいるんです。放送学科の3年生たちが芸術劇場と第2アリーナに生中継をしてくれていました。みんなお疲れ様でした!!!

 今日のこのよき日を卒業生たちはどんな気持ちで迎えたのでしょうか?待ちに待ったというか、できればいつまでも訪れないでほしかったというか・・・。

こうして一緒にいられるのも今日が最後・・・。

 卒業って卒業できて嬉しいいう半面、慣れ親しんだ学校や先生、そして何より友達との別れがたまらなく辛いですよね。今日の卒業式でもたくさんの笑顔と一緒に、別れの涙がキャンパスのあちらこちらで見られました。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!!

 芸大で学んだことは知識や技術だけではありません。4年間、一緒に困難を乗り越えてきた仲間や支えてくれた先生、両親・・・。お父さんお母さんありがとう、先生ありがとう、後輩達ありがとう、仲間たちありがとう、そして芸大ありがとう!!!


2010年3月21日

卒業式に向けて着々と・・・。

      

 皆さん花粉症対策は怠っていませんか?3月と言えば花粉症もそうですが、別れのシーズン。大阪芸術大学の卒業式は3月23日・火曜日に行われます。

アスファルトからタイル張りに変わりました!!

 芸大は卒業式に向けて着々と準備が進んでいます。まずは天の川通り・・・この写真を見て何か変化に気づきませんか?

 そうなんです!!9号館前の自動販売機から7号館にかけて、コンクリート舗装だったのがタイル舗装に変わったんです!!ちょっとお洒落になったと思いませんか?
映画館前の坂もタイルに切り込みが入っているので、雨が降ってもそれほど滑る心配もありません。

 

なんとOUA-TVモニターが設置されました!!

 そして、一番の目玉は食堂にあります!!右の写真を見て何か気づきになりませんか?

 そうなんです!!
 OUA-TV配信用ディスプレイが第一食堂の教職員食堂、第一食堂、第二食堂に登場しました。

 

会場に入れなかったご父兄も臨場感たっぷりにお伝えします!!
 さて、肝心の卒業式の準備はというと、今年もOUA-TVは放送学科の学生たちと総合体育館第2アリーナ芸術劇場9号館教室などへ卒業式の模様を生中継します!!

 放送学科の学生たちにとっては実践の場でもあります。毎年恒例となっているこの卒業式中継には放送学科の3年生を主体にスタッフを構成し、皆さんに卒業生の晴れ姿をお伝えしています!!

これだけの芸大生が卒業するんですね・・・。

 卒業生の皆さん、芸大での日々もあとわずかです・・・。卒業式の前に一度、想い出に浸りながらゆっくりとキャンパスを歩いてみてはいかがですか?

2009年度
大阪芸術大学 卒業式

3月23日・火曜日 挙行


2010年3月20日

なんばdeアート 開催中!!

    

菰樽造りなんてそう見る機会はありませんよ!!

 大阪タカシマヤで3月30日(火)まで、「なんばdeアート」が開催されています。

 タカシマヤなんばパークスなんばシティの3施設がが共同で行っているアートイベントなんですが、今年は大阪芸術大学とのコラボレーション企画としての開催が実現しました!!

出来上がった菰樽は早速鏡割りしました!!
 今日のオープニングセレモニーでは菰樽造りと鏡開きが行われました。司会は放送学科教授の石川豊子先生。創業340年余の歴史を持つ酒造会社「白鹿」から、横田亮一さんと南昌伸さんをお迎えして、菰樽造りの実演が行われました。菰樽、と聞いてなかなか実物を想像できる人は少ないと思いますが、パーティやセレモニーのオープニングの時に木づちでえいっと酒樽をたたき割りますよね☆★あの酒樽の側面に、菰と呼ばれる簡素な敷物を巻いたものを菰樽といって、祝いの席では鏡開きに使われるんです。

理事長らによる鏡割りが行われました!!
 初めは裸のただの酒樽だったんですが、あっという間にこのとおり!祝いの席にもぴったりの菰樽が完成です。南さんくらいのベテランになれば、15分程で出来上がるそうです。菰を巻くのは、酒樽を装飾する意味合いの他にも、樽を衝撃から守る意味合いがあるんだそうですよ。

 実演の後は、大阪芸術大学学長の塚本邦彦理先生らによる鏡開き。

作品展も実施中です!!
 石川先生の「えいっ!えいっ!えいっ!」の掛け声に合わせて、木づちが振り下ろされます。綺麗に割れた酒樽、幸先のいいスタートですね!!

 また、午後からは、音楽学科の学生グループms(ミス)による声楽アンサンブルが披露されました。今の季節にぴったりの滝廉太郎作曲「春」などが演奏され、その美しい歌声に高島屋のお客様たちも足を止めていました。

 
 

 これからの文化、芸術を創り出そうとする学生たちの熱いハートを、皆さんもなんばで体感してみてくださいね!明日からも大阪タカシマヤ特設ステージでは、様々な趣向をこらしたイベントが盛りだくさんです!豪華教授陣によるトークショー特別講義学生たちによるジャズやポップスなどのコンサート・・・ぜひお楽しみください!

 また、なんばパークス7階のパークスホール、なんばCITY地下2階の時の広場では大阪芸術大学卒業制作作品展も行われています。今年の卒業作品の最後の展示なので、まだご覧になってない方はぜひ見に来くださいね!

タカシマヤなんばパークスなんばCITY × 大阪芸術大学 共同企画
 なんばdeアート
開催期間:3月17日(水)~30日(火)

詳しい情報は大阪タカシマヤホームページをご覧下さい。