2016年5月23日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

5月22日(日)の大阪芸術大学オープンキャンパスにお越しくださったみなさん、ありがとうございました!!
いかがでしたか?大阪芸大の魅力を感じていただけましたでしょうか?
私も高校生の中に混じって、オープンキャンパスを満喫してきました!
オープンキャンパスの模様は、改めてブログでご紹介いたします。

さて、今日は大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長・舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています!

今日のゲストは、先週に引き続き、デザイン学科卒業生でデザイナーの坪田幸之さんです!

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大学卒業後、関西テレビのデザイナーとして活躍された坪田さんですが、2002年、フジテレビの美術を中心に製作するフジアールという会社に転職されます。
フジアールでは、どんなことを経験されたのでしょうか?
そして、坪田さんが大阪芸術大学に入学して良かったことや、いま夢を追っている若者たちへのメッセージなどもお聞きしました!
今夜の放送も、お楽しみに♪

「大阪芸大スカイキャンパス」
5月23日(月)20:30~21:00 オンエア
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投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年5月20日

学長表彰&さて、今週の大阪芸大テレビは?

突然ですがみなさん、「大阪芸術大学学長表彰」という制度をご存知ですか?
この制度は、昨年度スタートした新しい試みで、本学学生の学術、文化、芸術、スポーツ活動などにおいて優れた業績をあげた個人または団体に対し、学長が表彰し奨励金を支給するというもの。

今回は、大学院芸術研究科2年生の吉田昇平さん、同じく2年生の竹内茉利さん、今年3月に大学院を卒業した開藤菜々子さんと、アメリカンフットボール部弓道部男子軟式野球部が対象となりました!

受賞されたみなさん、おめでとうございます!
今回の表彰を励みに、これからもがんばってくださいね!!

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Still0519_00001さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、季節を少し戻して…フレッシュマンキャンプの模様をご紹介します!
フレッシュマンキャンプとは1泊2日の研修合宿で、新入生同士の親睦を深めたり、教員や在校生と交流することで、これから始まる大学生活をより良いものにしてもらおうと企画されているものです。
行き先は学科によって異なるのですが、今回の放送では、デザイン学科と放送学科の様子をピックアップしました!
1年生のみなさんは、いま一度入学時のことを振り返りながらご覧くださいね♪

 

Still0519_00002続いて、大阪芸術大学グループの学生や卒業生が制作した映像作品をお届けする「OUAシアター」のコーナーです。
今回は、映像学科3年生の授業で制作した「愛の有機栽培」という作品をご紹介します!
スタジオに、この作品を監督した映像学科4年生の安食衣莉さんをお呼びして、どんな作品なのかもインタビューしちゃいました♪
お見逃しなく!!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時45分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

 

<<オンエア情報>>
5月20日(金)
サンテレビジョン 24:45から
5月21日(土)
奈良テレビ放送 18:15から
テレビ和歌山 22:30から


2016年5月19日

OSAKA DESIGN FORUM 開催!!

5月も後半になり、日中は汗ばむ日が増えてきましたね。

明日・5月20日は二十四節気(1年を24等分して表したもので、現在でも季節の節目を表す言葉として使われているもの)の「小満(しょうまん)」です。
陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから、小満といわれています。
梅の実がなり、西日本では「走り梅雨」が見られる頃。
走り梅雨とは、本格的な梅雨に入る前のぐずつく天候のことです。
そういえば、少し前に結構強く雨が降りましたね。
これからまた雨の日が多くなるんでしょうか…?
次の日曜日にはオープンキャンパスもあるので、心配になって天気予報をチェックしてみましたが、しばらく大阪は晴れの日が続くみたい♪

さて、今日のブログは…

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5月15日(日)、大阪市中央公会堂で開催された「OSAKA DESIGN FORUM」の模様をご紹介します。

このイベントは、毎年デザイン学科の学生が主体となって企画しており、今年で10回目!
著名なデザイナーを招いての講演会やトークセッションを行っています。

正午、大阪市中央公会堂前での様子です。

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会場の外では、デザイン学科と舞台芸術学科卒業生のパフォーマンスグループ「透明回線」によるライブペイントが行われていました!!
透明回線は関西を中心に活躍しているグループで、”新世代アート集団”として多くの人の注目を集めています!

道行く人も思わず足を止め、彼らの華麗なライブペイントに釘付けになっていました!

13時、いよいよフォーラムの開演です。

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オープニングを飾ったのは、浪曲師の春野恵子さん。

私、初めて浪曲というものを拝見したのですが、
「節」と呼ばれる歌の部分と、「啖呵」と呼ばれる語りの部分、そして三味線の音が絶妙なバランスで構成されており、春野さんが演じる物語の世界に引き込まれてしまいました!

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続いて、株式会社KIGIを設立したアートディレクターの植原亮輔さんと渡邉良重さんによる講演が行われました。
プロダクトブランド D-BROSのディレクターを務めるほか、プロダクトブランド KIKOF・糸井重里氏主宰のほぼ日と洋服ブランド CACUMAの立ち上げ、プライベート作品を制作して展覧会を行うなど、自由な発想と表現力でクリエイションの新しいあり方を探し、生み出し続けられているKIGIのお二人。
講演会では、ブランディング、グラフィック、プロダクトなど、幅広いデザイン活動についてお話いただきました!

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休憩を挟んだあとは、シンガポールで活躍されているプロダクトデザイナーのエドウィン・ローさんが登場!

ローさんは「SUPERMAMA」というギャラリーショップを立ち上げ、シンガポールで最も名誉あるデザイン賞「シンガポール大統領デザイン賞」を受賞されたリードデザイナー。
日本の工芸施設と深く関わって伝統工芸に熱を注がれ、シンガポールのデザイナーと日本の有田焼職人のコラボレーションによる食器なども手がけられています。

ローさんは10年前まで、「デザイナーは【オブジェクト】を理解することが大切なんだと思っていた」と話されました。
ファッションデザイナーなら【ファッション】というオブジェクトを、インテリアデザイナーなら【家具】というオブジェクトを理解することで、良いデザインを生むことができるということです。
しかし、10年前に初めて日本へ来られたローさんは、そこで本学デザイン学科の喜多俊之先生に会い、考え方が変わったと言います。
デザインにおいて理解しなければいけないのは、ファッションや家具といった目に見えていたり手で触れられるオブジェクトではなく、見えない・触れられないもの…【人】あるいは【文化】など、【オブジェクトを越えたもの】を理解しなければいけないのだそうです。

「私たちがつくったデザインが、人や社会にどのような影響を与えるのか考えながらデザインしています」と話されたローさん。
これからもシンガポールの文化を象徴するものや、日本独特のものをデザインしていきたいとおっしゃっていました。

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そして後半は、デザイン学科卒業生の細川剛さん(博報堂アートディレクター)と三村章太さん(CITIZENチーフデザイナー)による600秒プレゼンテーションや、

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喜多先生とゲスト、学生を交えてのトークセッションも行われました。

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また、中央公会堂の3階では、デザイン学科の作品も展示されており、こちらにもたくさんの人が足を運んでいました。

ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。
講演会の内容はもとより、イベントの隅々まで企画し取り組んだ学生たちの成果をご覧いただけたなら幸いです!

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年5月18日

「宇宙兄弟」ラッピングバス運行スタート!&オープンキャンパス無料送迎バス運行!

昨日から、「宇宙兄弟」のイラストを施したラッピングバスの運行がスタートしています!

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「宇宙兄弟」は、漫画家 小山宙哉先生の作品で、2008年に漫画雑誌「モーニング」にて連載をスタート。
アニメ化や実写映画化もされている人気漫画です!

今年度の大学案内の表紙やオープンキャンパスのポスターなどにも、この「宇宙兄弟」のイラストが使われているんですよ!

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真っ白な背景がとても爽やかですが、実は白いバスって意外に少ないのだそうです。
遠くからでも、ぱっと目を引きますよね!!

昨日さっそく大阪芸術大学 企画広報部Twitter(@KouhouOua)でこのラッピングを紹介したところ、たくさんの方から反響をいただきました!
ご覧いただき、本当にありがとうございます。

この「宇宙兄弟」バスは、大阪芸術大学と大学の最寄り駅である近鉄喜志駅前を繋ぐスクールバスとして運行しています。
学生のみなさんはもちろん、オープンキャンパスなどで大学にお越しになる方も、ぜひ探して見つけてくださいね。

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さて、大阪芸術大学のオープンキャンパスでは、芸大⇔喜志間のスクールバスだけでなく、各地方からも無料送迎バスを運行します!
発着場所は、広島岡山高松徳島姫路三ノ宮金沢福井名古屋彦根京都和歌山岸和田堺東の14ヶ所!!
事前に予約が必要ですので、オープンキャンパス開催日の2日前までに申し込んでくださいね。

>>詳しくはこちら

5月22日(日)開催の大阪芸術大学オープンキャンパスまで、あと4日!!
みなさんのお越しを、お待ちしております♪

投稿:島田(企画広報部事務室)


2016年5月17日

村上敬造先生「芸術計画特論Ⅰ」

先週は、今年4月から芸術計画学科教授に就任された村上敬造先生の授業にお邪魔してきました!

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村上先生は、映像計画学科(現:映像学科)の卒業生で、大学卒業後はプロデューサー・プロジェクトコーディネーター・イベント業務管理士として活躍。
これまで、上海万博やJリーグをはじめ、博覧会や大型イベント、スポーツイベント、町興しイベントなどに携わられています。
昨年は、ラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」にもゲストとして出演され、先生が手がけたイベントのエピソードがたくさん話されました!

大阪芸大では、「イベント企画論」「芸術計画特論Ⅰ・Ⅱ」「芸術計画特殊演習Ⅱ」「芸術計画学概論」「卒業研究」「卒業計画」と多彩な科目を担当されているのですが、
今回私が伺ったのは、その中でも少人数制の「芸術計画特論Ⅰ」という授業!

この授業では、イベント検定公式テキストを基本教材としながら、先生が手がけられたイベントの計画書や運営マニュアルなどの資料を実例に、”イベント”について学びます。
少人数ということで、先生と学生の距離が近く、ゼミのような雰囲気の中で講義が行われました。

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「イベントを運営するにあたって、マニュアルを細かく定めておくことが大事」だと話された村上先生。
授業で見せていただいたマニュアル本もとても分厚かったのですが、なぜこんなに細かく決める必要があるのでしょうか?

それは、万が一の事故に備えてのものだそうです。

どれだけ計画を練って、多くの人を楽しませても…事故が起きたら、全てが駄目になります。
ましてや、人の命を奪うようなイベントがあってはいけないのです!
まずは事故を起こさないために、それでも事故が起きた時には対処ができるように、マニュアルはきっちりと揃えておくことが大切なんですね。

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興味深い話もたくさん聞くことができました!!

例えば、みなさんは映画館の最後座席の後ろに手すりがあるのをご存知でしょうか?
あの手すりは法律で決められていて、立ち見を想定しているためのものなのだそうです。

また、普段当たり前のように目にしている自動販売機ですが、
最近は災害支援型自販機が数多く設置されていて、有事の際には無料で飲料を提供してくれる仕組みになっていたり、
GPSが搭載されていて子どもを見守るシステムが取り入れられていたりと、
ただ商品を購入するための機械ではなくなっており、その存在意義が変化しているのだそうです!

そんな風にイベントに限らず、私たちの普段の生活の中でもさまざまなアイディアが溢れていますよね。

村上先生が話された言葉の中で、特に印象的だったものを紹介させていただきます。

「芸術はなんでも、真似をするところからしか始まらない。でも、単にコピー&ペーストをしてはいけない!
 ”なぜこういうことなのか?”理解して初めて真似をしていい。
 すでにあるものを真似ていくうち、自分の表現になっていく」

自分の表現を見つけるためにはまず、今の世の中にあるものをしっかり分析することが大切なんですね。
ですので、学生のみなさん!!
村上先生の授業を通じて、今ある”イベント”の役割をしっかり考えながら学習してくださいね!!

投稿:島田(企画広報部事務室)