2018年2月11日

卒展DEオープンキャンパス 明日も開催します!

卒展DEオープンキャンパス」の1日目が終了しました!


本日のメイン会場(総合体育館第2アリーナ)の様子です。

 

アートサイエンス学科の学生が、何やらカメラに写りたそうにしていたので、撮らせていただきました!
お手伝いありがとう!

 

相談ブースも、体験コーナーも、大盛況となりました!!

 

 

株式会社海洋堂の豪華フィギュアが当たる「芸大ガチャ」も、楽しんでいただけた様子。


 

そして、メイン会場以外でも制作体験や特別講義が行われました!

 

その様子をピックアップしてご紹介しますね★
 
こちらは、工芸学科テキスタイル・染織コースの「金彩フィルム加工によるミニバッグつくり」。

 

金彩フィルムとは、簡単に加工できるようにフィルム状になった箔のこと。
カッターで好きなデザインにくり貫いた型を布バッグに当てて、専用の糊を塗っていきます。


糊を乾かしたら、そこへフィルムを乗せ、ドライアイロンで接着すると…

 

 

オリジナルのミニバッグが完成!
写真は、本日参加してくれた高校生の作品です♪(撮影ご協力ありがとうございました!)

 
 

さらにこちらは写真学科の「ドローンを体験してみよう」というプログラム!
まずは、一般社団法人 ドローン撮影クリエイターズ協会の方々による、ドローンについての簡単な講義を実施。


そして講義の後には、実際にドローンの操縦も体験できます!!


操縦体験していた高校生たち、大興奮の模様でした!


来年度から、写真学科ではドローンを取り入れた授業を展開します。


興味のある方は、この機会に一足早くドローンに触れてみませんか?
 

「卒展DEオープンキャンパス」は、明日 2月12日(月祝)にも実施!!
ぜひ、お越しください★
 

そして、本日オープニングセレモニーが行われた「平成29年度 大阪芸術大学卒業制作展」!


こちらの模様は、また改めてご紹介します。

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2018年2月9日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

いよいよ明日から卒業制作展がスタート!
そして、2月11日(日)と12日(月祝)には「卒展DEオープンキャンパス」を開催します。
総合体育館3階の第2アリーナのメイン会場には、各学科の相談ブースが集結!
卒展にお越しになったついでに、気になる大学のことを、ぜひご相談ください。
制作体験コーナーや、芸大オリジナルグッズのプレゼントなども用意していますよ♪
>卒展DEオープンキャンパス詳細はコチラ

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」の告知です!
まずはじめは、昨年末に開催した「朝日・大学シンポジウム 声優学概論」の話題からお伝えします。
このシンポジウムは、大阪芸術大学と朝日新聞大阪本社が共同で開催しているもので、今回で7回目となります。
開催日がクリスマスイブだったということもあり、クリスマスにちなんだプログラムも多数!
ぜひ、番組でご覧ください★

 

続いて、特集コーナーです!
2月24日(土)、大阪芸術大学短期大学部 メディア・芸術学科 舞台芸術コース 卒業公演を開催します!
今年の演目は、本学客員教授の高円宮妃久子殿下原作の絵本「夢の国のちびっこバク」。
そこで今回の放送では、舞台上演に先駆けて、一昨年行った公演の模様をダイジェストでお送りします♪
これを見たら、もう卒業公演に行かずにはいられないかも!?

 

「大阪芸大テレビ」は奈良テレビ放送、テレビ和歌山、サンテレビジョンで放送中!
みなさんぜひご覧ください!!

<<オンエア情報>>
2月10日(土)
奈良テレビ放送 18:15から
テレビ和歌山 22:30から
2月11日(日)
サンテレビジョン 22:30から


2018年2月8日

卒展準備中です。

今日は、芸術情報センター展示ホールが朝から賑やかです。
明後日から始まる「平成29年度 大阪芸術大学卒業制作展」ですが、こちらの展示ホールでは「優秀作品展」を開催します。
今年は、美術・デザイン・工芸・写真・建築・キャラクター造形・文芸・音楽学科の優秀作品が展示されます。


展示作業の邪魔にならないように慎重に動きながら、カメラ片手に作業風景を撮影させていただきました。


展覧会は、ただ作品を並べればいいというわけではありません。
展示方法の基礎をしっかり押さえて、自分の作品の魅力を最大限に伝える工夫をするのも大切なこと!

こちらは、「レーザー墨出し器」を使っての展示。
壁面などにレーザー光を当てて、適切な高さで水平に作品を展示することができます。

 

大型の作品は天井からワイヤーで吊るし、「気泡管水平器」という道具を使って調整していました。


今年はどんな卒業制作展になるのか、とても楽しみです!!


大阪芸術大学のキャンパスがアート一色で染まる、卒業制作展!!
みなさんもぜひお越しください★
 

平成29年度 大阪芸術大学卒業制作展
期間:平成30年2月10日(土)〜18日(日) 11:00〜17:00
場所:大阪芸術大学

卒展DEオープンキャンパス
期間:平成30年2月11日(日)〜12日(月祝) 11:00〜16:00
場所:大阪芸術大学

平成29年度 大阪芸術大学大学院修了制作展
期間:平成30年2月6日(火)〜16日(金) 11:00〜19:00(最終入場18:30)    
    (※2月13日(火)は休館日です)
場所:大阪芸術大学 スカイキャンパス(あべのハルカス24F)

平成29年度 大阪芸術大学グループ卒業制作選抜展
期間:平成30年2月23日(金)〜3月4日(日) 11:00〜19:00(最終入場18:30)
    (※2月26日(月)は休館日です)
場所:大阪芸術大学 スカイキャンパス(あべのハルカス24F)

>その他の詳細はコチラから
 

今年も、卒展の模様をブログでもご紹介する予定なので、お楽しみに~♪

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2018年2月7日

春休みも撮影中!

春休み中も、大阪芸術大学では、キャンパスのいたるところで学生たちが制作活動に取り組んでいます。

昨日は、放送学科の学生たちがドラマ撮影を行っているということで、少し覗かせていただくことに!
最初にお邪魔したのは、総合体育館

この総合体育館はこれまでの学生の映像作品にも数多く登場し、病院のロビーや空港のターミナルなどに見事変身している、ドラマの撮影スポットとして汎用性の高い施設なんです!
今回は、体育館内にある保健室を病室に見立てての撮影に挑戦。
カメラの画角をしっかり決めて、余計なものが見切れていないかしっかりチェックします。

 

撮影しているのは、放送学科3年生の学生たち。
大阪府警察本部との官学連携で、自転車乗用時ヘルメット着用の啓発DVDを制作しているとのことです!!
「これは、授業の一環なの?」と聞いてみると、「いいえ、有志です」との返答が。
みんな春休みの時間を削って、撮影にあてているのだそうです。
大変そうですが、カメラや音声、脚本など、それぞれ得意分野を担当して制作に臨んでいました!


そして、主人公を演じるのは、放送学科4年生の吉川奈央さん!


吉川さんと言えば、「大阪芸大テレビ」で新入生歓迎祭のリポーターを務めていた姿が思い出されます。
もうすぐ卒業ということで、「きっと大学最後の思い出になりますね!」と笑顔を見せてくれました。

マスコミ系の学科に通う大学4年生の女の子が、自転車の交通事故でおばあちゃんを亡くしてしまうところからスタートする物語。
自転車乗用時のヘルメットの重要性が語られます。
撮影はこの後、大学の外でも行うそうです!完成が楽しみです!!

 

投稿:島田(企画広報部事務室)


2018年2月6日

義足のダンサー 大前光市さん

みなさんは、大前光市さんをご存知でしょうか?
交通事故で左足を失いながらも、長短さまざまな義足を使って工夫することで、世界に2つとないダンススタイルを築き上げて来られたダンサーです。
リオパラリンピック閉会式でのパフォーマンスや、昨年の紅白歌合戦で平井堅さんの歌に合わせてダンスを披露されたことでも注目を集めました。

そんな大前さんは、本学舞台芸術学科の卒業生でもいらっしゃいます。
先日、人権教育特別講演会「義足のダンサー 大前光市 人生を語り、踊ると題し、本学で講演を行ってくださいました。


最初にスライドで流されたのは、アンデルセンの童話「すずの兵隊」。
ある男の子の誕生日祝いに、錫(すず)でできた25人の兵隊の人形が贈られるのですが、最後に作られた1人の兵隊は、材料が足りなくて1本足という設定のお話です。
兵隊姿で学生たちの前に現れた大前さんは、まず自身が使われている義足を紹介してくださいました。


左右で同じ靴が履けるように、先が足の形をしているのは、普段の生活で使うもの。
つま先から甲の部分の足の形を取り除いたものは、遠くから見ると義足だとわからない程自然に踊ることができる、ダンス用のもの。
さらにはピエロのような役にぴったりの長ーい義足に、今度はわざと短い義足。
そして「これはクリスマス用(笑)」と言ってイルミネーションが仕掛けられた義足も紹介してくださいました。

 

大前さんは、自分のダンス表現に合わせて、義足の形についてもさまざまに考案されているのです。

 

また、自身の人生についても振り返られました。
大前さんは中学の学芸会がきっかけで演劇に興味を持ち、高校では演劇部に所属。
ミュージカルに興味を持って、大阪芸術大学に入学されました。
そして在学中は、現在も舞台芸術学科で教鞭をふるわれている堀内充先生のもとで舞踊を学び、振付創作にも熱心だったと話されました。

しかし、卒業後に憧れの劇団への入団をめざしていた矢先、皮肉にもオーディションの2日前に交通事故に巻き込まれてしまいました。
左足を切断しなければ命が危ないと宣告され、自分の足を見て「なんで俺が」と叫んだという大前さん。
義足ではレッスンにも全然ついていけず、ダンス技術は大学に入学した頃に逆戻り…。
義足でダンスに初めて臨んだその日、一番泣いたそうです。


同期の活躍を聞く度に悔しい思いをされ、身体も心もボロボロに。
それでもダンサーの夢を諦め切れず、片足を活かしたダンスを志します。
義足を使ったダンス、義足を使わずに片足だけで踊るダンスと、試行錯誤。
大前さんは、自身の運命を受け入れて、前に進まれました。


「両足山という山を登っていたら、突然立ち入り禁止になってしまった。でも、隣に片足山というのを見つけた。
両足山を登ることを諦めて片足山を登ってみたら、なんだかどんどん登っていける。
そして実はどちらの山からも、同じ景色が見れたりすることにも気づいた。両足山を登ってる奴を見つけて、オーイ!って声も掛け合えたりする。
前のようにできなくなったとしても、形を変えて別のものになればいい。みなさんも、変化を恐れずに進んでほしい。」
そんな風に語られる大前さんの目は、希望に満ち満ちていました。


また、講演の最後には、堀内先生も壇上に上がられ、
「人間は完璧なものが良いのではない。どこか欠けていたり、到達していないところがある。そこが好き、それが芸術。」とコメント。
大前さんとがっしりと抱き合いました。

 

講演の後は、舞台芸術学科舞踊コースの学生たちが、大前さんと交流する場面も。
「ダンスの道へ戻ったきっかけは?」「よくやるトレーニングは?」など、多くの質問が飛び出し、最後まで大人気の大前さん!!


素敵なお話を、ありがとうございました。

 

投稿:島田(企画広報部事務室)