2017年2月16日

梅崎瞳 展(DS14-001)大学院修了制作作品展 1/10 大阪芸術大学体育館ギャラリー

細長いギャラリーに、約縦2m30㎝ 横10mの染め作品が6点展示されている。テーマは鯨、 日本近海に近づく鯨6体を個別に型染めし、 黒をグランドに虹色を形として制作されている。 鯨をイメージした作品は数多くあり、歌川国芳の「宮本武蔵の鯨退治」などが有名である。


展覧会場は細長く、巨大な作品を鑑賞するための距離がない。 よって移動しながら頭の中でイメージを再構成する。 彫刻作品を鑑賞するように。

 

作品を体験するが、鯨の姿を見出すことができず、 虹色の波や魚の群れに目が留まる。藤城清治氏のような影絵的感触に心がときめき、 揺れる色彩には目は喜ぶ。しかしまだ鯨の姿が見えてこない。 ここに作者の仕掛けがあることに気が付く。 グランドとして見える黒はイメージを支えるものであるが、 そのイメージは虹色としてありそこに鯨はいない。
鯨はグランドと同色であり、鯨の眼球は白(素材色) として作られている。グランドと形だけでなく、 無彩色と有彩色の分けによっても構成されている。 鑑賞者が眼球を発見したとたん、 黒のグランドと虹色の形から巨大な鯨が浮かび上がりそして沈み込むことを体験する。

 

鯨は姿を現したと感じた瞬間、 茫洋とした黒のグランドに身を沈める。 その動きを鑑賞者は脳裏で体験することになる。

制作過程

型紙を彫る

糊置き

染色

作品のタイトルとサイズ
座頭鯨 231㎝×100㎝
背美鯨 231㎝×960㎝
長須鯨 231㎝×1360㎝
鰯鯨  231㎝×1300㎝
兒鯨  231㎝×1070㎝
抹香鯨 231㎝×1360㎝

報告 教養課程講師 加藤隆明


2017年2月14日

「卒業制作展」開催中!

2月11日(土祝)、華々しくスタートした「卒業制作展」!!

みなさんはもう、ご覧になりましたか?

   

卒展は毎年、学生や大学関係者だけでなく、近隣にお住まいの方や、芸術に関心のある方、大阪芸大に興味のある中高生など、さまざまな方にお越しいただいています!
少しでも気になられた方は、ぜひ見に来てください!!

今日は、卒展の見どころをご紹介しますね♪

 

まず、必ず足を運んでいただきたいのが、芸術情報センター1階展示ホールの「」!

こちらには、美術、デザイン、工芸、写真、建築、キャラクター造形、文芸、音楽学科の<学長賞>、美術学科初代学科長を記念して贈られる<鍋井賞>、大阪芸大グループと提携を結んでいる<ミネアポリス美術デザイン大学学長賞>、そして造形系学科の<学科賞>の受賞作品が展示されています。

 

各学科の力作が揃っているだけに、見ごたえ抜群です!
漫画や小説、実際に手に取って楽しめる作品もたくさんありますので、じっくり見ていたら、あっという間に何時間も過ぎてしまうかも。

 

 

美術や工芸作品などに興味のある方は、総合体育館第1アリーナにお越しください!
こちらでは、美術学科工芸学科の作品が展示されています。

 

また、体育館ギャラリーには写真学科の作品が並んでいますよ。

各学科の校舎でも展示が行われています。
造形作品の展示だけでなく、卒業論文や、映像作品上映など、学科の特色が表れています♪

   
 

さらに、演奏会などのステージイベントも見逃せません!
明日・15日(水)には、芸術劇場放送学科声優コースの卒業公演の開催を予定しています。
その他、イベントスケジュールの詳細は、「卒業制作展」公式サイトをチェックしてください!

 

週末限定で「」も開店しています。(残りの開店日は、18日・19日)
場所は、芸術情報センター地下1階のカフェTree
限定メニューは…「ウィンナーとスパイシーチリドッグ」と「チーズとチキンのパニーニ」、「ワッフルセット」だそうです。
実物は残念ながら写真に撮ることができなかったので、ぜひ注文して実際にご賞味ください★

 

   

「平成28年度 大阪芸術大学卒業制作展」
期間:2017年2月11日(土祝)~19日(日) 11:00~17:00
場所:大阪芸術大学
>>詳細は公式ホームページにて!

 投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年2月13日

ラジオ「大阪芸大スカイキャンパス」

2月11日(土祝)と12日(日)の「卒業制作展×キャンパス見学会+進学相談会」にお越しくださいましたみなさん、ありがとうございました!

 

総合体育館第2アリーナでは、いつものオープンキャンパスをぎゅっと凝縮して、相談コーナーや体験コーナーを設置。
各学科のブースでは、進路相談だけでなく、普段描いている作品をプロの先生方に添削してもらっている参加者の姿も。
私も高校生の時、自分の作品を持って大学に行ったことを思い出しました。
高校や画塾では気づけなかった視点を知ることができたり、自分のめざすものと大学の学びが一致しているかどうか確認することもでき、大変参考になったことを覚えています!

   

また、体験コーナーも大人気!!
みなさんとっても楽しそうに参加してくださっていました。
ご来場いただき、誠にありがとうございました!!

「キャンパス見学会+進学相談会」は終わってしまいましたが、卒業制作展」は今月19日(日)まで開催しています!!>>卒展詳細はコチラ
卒展の詳しい模様は、後日改めてブログでご紹介します★

 
 

さて、今日は、大阪芸術大学グループのラジオ番組「大阪芸大スカイキャンパス」の放送日です!

パーソナリティは大阪芸術大学副学長の塚本英邦先生。
さらに、本学映像計画学科(現・映像学科)出身の人気映画監督で映像学科教授の田中光敏先生と、舞台芸術学科出身の演出家で劇団「南河内万歳一座」座長・舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生が、交替で出演されます。
そして、毎回さまざまなジャンルで活躍する大阪芸大グループ出身の著名な卒業生たちを月替りでゲストに招き、楽しいトークを繰り広げます!!
第一線に名を馳せるクリエイターたちのリアルな声を聴くことができる番組内容となっています!

今日のゲストは、先週に引き続き、映像学科卒業生でカメラマンの橋本清明さんです!

 

今回は、大阪芸術大学時代の話についてお話しいただきます!
話題になったのは、橋本さんが手がけられた卒業制作の映像作品について。
みなさん、「鬼畜大宴会」という作品をご存知ではないでしょうか?
同・映像学科卒業生の熊切和嘉さんが監督し、「第20回ぴあフィルムフェスティバル」で準グランプリを受賞。
学生の作品ながら異例の劇場公開、ロングランヒット作になったという、大阪芸大では伝説の卒業制作とも言える作品なのですが…
実はこの作品を撮影されたのは、橋本さんなんです!!
その制作のウラ話についても話されますので、お聴き逃しなく♪

「大阪芸大スカイキャンパス」
2月13日(月)20:30~21:00 オンエア
ラジオ大阪(OBC)1314

   

投稿:島田(企画広報部事務室)


2017年2月10日

さて、今週の大阪芸大テレビは?

このブログでも散々告知をしてきましたが…
明日2月11日(土祝)から、「卒業制作展」がスタートしますよ!!
私、毎年この卒展がとっても楽しみなんです♪
普段からキャンパス内にはさまざまなアート作品が展示されている大阪芸術大学ですが、やっぱり卒業制作は、ひと味違います!!
今年はどんな作品が展示されているのか…今からワクワクしています★
もちろん、ブログでも展示の様子をどんどんご紹介します!
また、11日(土祝)と12日(日)の2日間、総合体育館第2アリーナで開催する「キャンパス見学会+進学相談会」にも、ぜひお越しください!

 

さて、今週の「大阪芸大テレビ」は、「第8回 高円宮殿記念根付コンペティション記念展」の話題からお伝えします!
本学客員教授の高円宮妃久子殿下と、高円宮憲仁親王殿下の両殿下を記念して、2009年から開催されているこのコンペティション。
今回は、大阪芸術大学グループ各校から158点の根付作品の応募があり、さらに高円宮家の根付コレクションや、妃殿下ご自身が撮影された「旅する根付」の写真パネルも展示されました。
今年の高円宮賞受賞作品は、どんな作品なのでしょう!?

 

続いて、堂島リバーフォーラムで行われた「ミュージックフェスティバル チームラボジャングル」の模様をご紹介!
このイベントは、さまざまな映像作品やデジタルアートで世界中から注目されているアーティスト集団「チームラボ」が主催するもの。
大阪芸術大学も、今年4月開設のアートサイエンス学科の取り組みの1つとして、このイベントに協賛しました。
開催先日には、大阪芸大関係者やアートサイエンス学科入学予定者を招き、特別内覧会を開催し、本学客員教授でチームラボ代表取締役の猪子寿之先生によるレクチャーも行われました!

 

3つ目のニュースは、「We are Sneaker Ages」グランプリ大会の話題です!!
軽音楽系クラブに所属する高校生・中学生を対象に、産経新聞社と三木楽器グループ主催で行われているイベントで、昨年の開催で37回目を迎えます。
昨年も、大阪芸大グループが特別協賛し、キャンパスでの参加校説明会や、演奏学科の先生方によるサウンドクリニックなど、さまざまな形で大会を応援してきました。
栄えあるグランプリ校賞を受賞した高校は…?番組でその演奏をお聴きください♪

 

そして、最後にもう1つ!
毎年、1月9日から11日に行われる祭礼「十日戎」。
この祭礼を行っている今宮戎神社の玄関に、大阪芸術大学附属松ヶ鼻幼稚園の園児たちが制作した作品が飾られました!

 

「大阪芸大テレビ」は毎週金曜、深夜24時45分からサンテレビで放送中!また、奈良テレビ放送、テレビ和歌山でも好評放送中です!
みなさん是非ご覧ください!!

<<オンエア情報>>
2月10日(金)
サンテレビジョン 24:45から
2月11日(土)
奈良テレビ放送 18:15から
テレビ和歌山 22:30から


2017年2月9日

映像学科学生が監督したドキュメンタリー作品上映中!

現在、大阪市西区にある映画館「シネ・ヌーヴォ」で、映像学科の田中健太さんが監督したドキュメンタリー映画「ぼくと駄菓子のいえ」が上映されています!!


舞台は、大阪府富田林市にある駄菓子屋「風和里(ふわり)」。
この店を営むのは、松本明美さんと娘よしえさんです。
「風和里」に通う子どもたちの中には、親の離婚や育児放棄、学校のいじめなどに悩み、居場所を求めてやってくる子が少なくありません。
子どもたちを時に厳しく叱り、またある時には母親のように優しく接する明美さんとよしえさん。
そんな子どもたちとの交流と成長を描いた作品になっています。

 

2月4日(土)から10日(金)にかけては、上映後に日替わりのトークイベントを開催!
私が会場にお邪魔した日は、映像学科長の大森一樹先生がいらっしゃっていました!

 

大森先生
「大阪芸術大学映像学科では近年、ドキュメンタリー作品が強い。
私の分野である劇映画(フィクション映画)は、シナリオがあって、それを映像化していく。
しかし、役者がどんなに上手く演じても、やはり本物には敵わないと思う。
また、田中くんの作品は、ドキュメンタリーではあるけれど、撮ったものをそのまま紹介している訳ではない。
きちんと自分の考えに沿って編集している。
そういう点では、劇映画と通じる部分もあり、大変良いと思う。」


大森先生がおっしゃるように、田中さんの作品は、そのシーンで見てもらいたい部分がはっきりと分かるような映像の繋ぎ方をしていると感じました。
例えば、明美さんが厳しく叱っているシーンでは、子どもたちが明美さんをじっと見つめる表情のカットが効果的に入れられていたりします。


 
監督の田中さんにお話を聞いてきました!!
 

◆なぜこの駄菓子屋さんを題材にしようと思ったのですか?
1年生の時に原一男先生の授業で「魅力的なおばあちゃんを探す」というレポートの授業があり、そこで出会ったのが「風和里」の明美さん。
レポートしていく中で、「風和里」が子どもたちにとっての居場所になっているという側面を知って非常に驚きました。
私は、中学時代不登校だったので、子どもたちの姿が自分自身とも重なって、なんとか映画にできないかと思ったのがきっかけで、3年かけて撮影を行いました。

◆苦労したことは何ですか?
ドキュメンタリーは、生身の人間を題材にする訳ですが、カメラの前で自分が苦しい部分を話すのはあまりしたくないことだと思います。
こちらが強引に聞き出すとかではなく、素直にカメラの前でしゃべってもらえる関係を作っていくのには、時間がかかりました。

◆実際に映画館で上映されることになって感じたことは?
自分が撮ったものに対して、何か感じてもらえる部分があるというのを、お客さんから生で聞けるのが嬉しいです。

◆本日のトークショーに出演された大森先生には、どんなことを教わりましたか?
「キスをしている男女」と「歯を磨いている女性」の2つのカットがあったとして、どちらを先に見せるかで、意味が変わってくる…
そんな話を授業で聞いて、編集というものが持っている力を感じました。
同時に、編集次第で事実を捻じ曲げられるという重さも知り、ずっと心の中に留めながらこの映画を作りました。

 
インタビューさせていただいた中で、田中さんのコメントの節々から、ドキュメンタリー作品を制作する難しさや奥深さを感じました。
田中さん、ありがとうございました!!

 
「ぼくと駄菓子のいえ」は、3月3日(金)まで、シネ・ヌーヴォにて上映中!!
また、全国順次公開予定です。
ぜひ、映画館で作品をご覧ください★

 
 
投稿:島田(企画広報部事務室)