先週の昼休み、芸大のメインストリート・天の川通りで多くの人だかりが出来ていました。 何が始まったのかというと…そう!『映画館の内覧会』です!! そうなんです!!皆さん!!なんと、大阪芸術大学に『映画館』ができました!! まさか学内に『映画館』ができるなんて、想像もつきませんでした!! ![]() 35mm、16mmフィルム映写機、DLPプロジェクターによる大画面での映写、ドルビーサラウンド6.1chEXの圧倒的な臨場感溢れる音響再生によって、一般の映画館と同等のクオリティを持つ客席数119席のシアターです。 また、ダビングルームのデジタルミキサーはベースマネジメント/ダウンミキシングのモニタリングがサポートでき、最新のサラウンド6.1chにも対応。また音楽スタジオやポストプロダクション&ブロードキャストなどで最も多く使われているデジタル・オーディオ・ワークステーション、Pro Tools HDを導入。
内覧会では試写も行われ、ワタシも実際にその迫力を体感してきました!!もうそれは音の響きが座席や地面からズドドドドッッ!!と伝わってきて、まるで自分自身がスクリーンの世界の中に入り込んだかのような錯覚を覚えるほど、その迫力は凄かったです!!
新グラウンドにクラブハウスの改築と、芸大は来春に向けてさらに成長し続けています!!ワタシももう一度学生に戻ろうかな?と思ってしまいました! |
Logic Circuit 赤土浩介 展
西天満のGallery wks.で、9月28日(月)~10月10日(土)『Logic Circuit赤土浩介 展』が開催されました。 悩みながら、考えながら・・・と言うと色々な受け止め方をする方がおられるとは思いますが、
ちょうど、現代美術家で本学短期大学部デザイン美術学科(立体造形)講師の中西學先生(本学美術学科1982年卒業)が
中西學先生も麻の質感がうまく出ているとおっしゃっていました。かなり塗り重ねていることにも触れられると
いつも新しい試みに挑んでおられる中西學先生と赤土浩介さんならではのお話をお伺いして、日頃、完成された作品を鑑賞する中で、
芸術家はよく『作品と対話する』と言われますが、赤土浩介さんも『作品と対話する』そうです。 『Logic Circuit』 赤土浩介展 Gallery wks. |
ZAnPonは宇宙である。
京都・イムラアートギャラリーで今月10日からスタートしたZAnPonの個展に行ってきました。
アートフェアなどを除くと4年ぶりの新作個展。前々から楽しみにしていました。
今年度、大学の手提げ袋のデザインが一新され、
大学案内の表紙デザイン同様ZAnPonの作品が起用されました。
キャンパス見学会などで手にされたどの人もが
その華やかさに気持ちがワクワクするような感覚を覚えたのではないでしょうか?
2008年の作品『光りある人』以降、
幸福感が前面に満ちる作品を多く発表してきたZAnPon。
今回の個展ではこれから先の「次のZAnPon」の姿を垣間見ることができる作品を含め
9点が展示されていました。
見に来てくれる方々に最高のコンディションで見てもらえるようにと、
会期直前に自らギャラリーの壁を白くペイントし直すなど
搬入までは作品の仕上げと並行してあれこれ結構忙しかったようです。
「ちょっと休憩」するようにギャラリーに立ち寄ってもらえるようにと
ZAnPonが見立てたポップなデザインのベンチが置かれているこだわりの設えでした。
DMのデザインとギャラリーの窓に描かれた個展のタイトルは、
デザイン学科4年生の田原拓真さんのお仕事なのだそうです。
ギャラリーの正面に展示された『Revolution』。
大きさもさることながら、展開する色彩は迫力満点です。
今回の新作の数々にはZAnPonのコアな部分の中でも
「やさしさ」にフォーカスして制作されたものが多く、
見る人がHAPPYになるようにという思いが随所に感じられます。
*写真左はギャラリースタッフの三宅亜木さん
それぞれの作品には自由で美しい流線と色面が
心地よい絶妙のバランスで展開しています。
さまざまな生き物が見え隠れして、動きがあって、発見がある。
それらは単に「バランスで構成された線や面」というわけではないんです。
単に「作品」というだけでなく、これはZAnPonそのものなんだって感じます。
どれも命を与えられたZAnPonの分身なんだろうって。
ZAnPonは言います。
「見る人が見たいように見てもらえればその方が作家としてうれしい」と。
どんな形がそこに浮かんでくるのかという答えは必要でないのです。
作品と対話するように自由に遊べる。それもZAnPonの魅力です。
無数の星が浮かぶ夜空を見ながら
「あの星とあの星を結んで、あの星ともこう線で繋いで...」と、
夜空に白鳥が飛ぶ姿、魚やクマ、サソリまでも描くことができる。
人間の想像力は豊かです。
自分だけの新しい星座を描いていくようにZAnPonの作品を楽しむもよし。
天体の観測と物理法則に基づいて宇宙のナゾを解明しようとする人のように、
想像力を働かせてZAnPonの色彩感覚、バランス感覚を探ってみるのもよし。
実際、彼自身作品を制作するときは
キャンバスをクルクルと自在に回転させながらペンを走らせるのだそうです。
それはZAnPon的宇宙の天球を回すようなものです。
この個展、芸大生は必須です。
ZAnPonは「自分がしっかりしなきゃ」ってよく言うのだそうです。
「自分がアーティストとしてちゃんとやっていけていないと、
アートを志す若い人たちが夢をもてなくなるから」って。
アーティストとして生きるZAnPonが
後輩となる皆さんに伝えようとすることを
言葉ではなく彼の今の作品から感じとってほしいって思います。
これからもワクワクするような未知なる宇宙を描き続けてくださいね。
来年は大阪芸大のスクールバスのラッピングなんていかがでしょう?
ねっ、ZAnPonさん?
うわぁぁ、乗ってみてーっ!
ZAnPon Exhibition -Re born-
2009年10月10日(土)~10月31日(土)
11:00~19:00(日曜、祝日 休廊)
imura art gallery
(京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31)
http://www/imuraart.com
投稿者:教務課
家を交換して住む!?
大阪芸術大学芸術計画学科2年生の相宮康人さんが、ブログ記事を投稿してくれました!
なにやら、ちょっと変わった、でもとっても面白そうなアート企画の話題です!
芸術計画学科では、毎年、「アートプロデュースコンペティション」という学生たちが企画したアートプロジェクトのコンペが行われています。今年もそのコンペティションが行われ、芸術計画賞受賞企画に「家を交換して住む」が選ばれました!
この企画は、一人暮らしをしている私、相宮康人の家と、同じく一人暮らしで、大阪芸術大学映像学科2年生の鬼頭 遊(きとう ゆう)さんの家を、一週間(2009年10月19~25日)まるごと交換して生活をするというものです!
交換期間中は、服はその家にあるものを着て、食べるものはその家にあるものを食べることが条件。その様子は映像・写真などで記録し、後日ギャラリーで発表します。
また、毎日の生活の模様はブログでも紹介します。
(相宮康人×鬼頭遊 http://ameblo.jp/iewokoukan-aimiyakitou/)
誰でも、他人のプライベートには何かしら興味があるはず。同世代の人間が何を考え、どのような生活をしているのか、実際に侵入して観察してみたいという欲求からこの企画を発案しました。 皆さんも是非、ブログをチェックしてみてください!
(写真は実際に交換生活している部屋です)
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大阪芸術大学付属幼稚園の運動会!!
実は1964年の東京オリンピックの開会式が行われたのが10月10日ということで、1966年に国民の祝日となりました。
それが今となっては、お父さんお母さんたちが成長した子どもの姿を見て涙するほどに…。 この中からオリンピックに出場するようなアスリートが誕生するかもしれませんね! |